エネループ・スタンダード、気温低下で内部抵抗上昇
充放電実験を続けているエネループ・スタンダード、今朝いちばんに
内部抵抗を計ってみましたら、「200mΩ」ほどに上昇。
室温14℃。
先週の金曜に充電して、土日を休んで月曜の朝に測定しました。
休みの間、仕事場には人がいないので冷え冷え状態になっています。
先日から充放電に加わった東芝の「THE IMPULSE」は「25mΩ」。
まだまだこれからです。
がんばってきたエネループ・スタンダード、寿命が近づいている
感じです。
※充電が完了した後、ほのかに暖かい感じでは「120mΩ」でした。
(室温23℃)
※エネループ・スタンダード 364回目の放電
(クリックで拡大↓)
赤:東芝 THE IMPULSE 350回目から参加
緑:エネループ・スタンダード 2013年夏から継続
当初は1800mAh以上の容量を記録していました。
※2014年11月19日追記
温度低下による内部抵抗上昇が放電特性にどんな影響を
与えるかの例です。
(緑線のエネループ・スタンダードに注目ね)
この2本を昨夕、充電状態にして帰宅しました。
そのまま今朝まで放置(勝手に充電が行われます)して、
仕事場に来てから放電開始。 366回目の放電です。
そのグラフです。(クリックで拡大↓)
364回目と比べて、放電持続時間は大きく変化していませんが、
放電開始直後の電圧が低くなっています。
その後、放電により電池が温まってくることで、内部抵抗が
低下して、それで極端な電圧低下が避けられている模様です。
これがもっと進むと、温度による内部抵抗変化が小さくなり
(温度が上がっても内部抵抗が大きいままになる)、電圧低下が
大きくなり、寿命を迎えるものと推測されます。
充電時も同じで、
内部抵抗大→充電時電圧上昇→充電異常判定
ということで、充電不能になってしまいます。
さて、それがいつになると…
たまたまこの時期が冬場になりましたので、条件はきびしい
かなぁ。
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2014年11月17日 14時53分
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