東芝のニッ水電池「THE IMPULSE」 TNH-3G
日本橋のシリコンハウスへ買い物に行ったとき、バラ売りしていたので
買ってきました。
・東芝の単3ニッ水電池「THE IMPULSE」 TNH-3G
★容量:2550mAh。
大容量ニッ水電池、エネループ・プロの例があるんであんまし期待はしていません(笑)。
だもんで、買ったのは実験用に2本だけ。
仕事場に持ち帰り、さっそく簡単なテスト。
電池に1と2と番号を書いて、まずは電圧チェックと内部抵抗測定から。
・買ってすぐ
無負荷 4.7Ω負荷 1Ω負荷 内部抵抗
電池1 0.99V 0.89V 0.69V 31mΩ
電池2 1.26V 1.24V 1.17V 19mΩ
ありゃま。 電池1のエネルギー、無くなっていました。
お店の電池コーナーには「充電済み」なんてPOPが貼ってあったんですが…
・2回目の充電後
無負荷 4.7Ω負荷 1Ω負荷 内部抵抗
電池1 1.46V 1.44V 1.38V 24mΩ
電池2 1.47V 1.45V 1.39V 21mΩ
※電圧チェックはこれで→PIC16F819を使った電池電圧チェッカー
充放電を繰り返すと落ち着いたようです。
さて、これから進める実験は2つ。
・急速充電器(パナソニックBQ-CC21)での充電と自作放電器(1Ω負荷)による、
繰り返し充放電。
真ん中のは現在実験継続中のパナソニック・エネループ。
350回目の充放電で内部抵抗98mΩまで上昇。
・JIS C8708による充放電サイクル試験。
ダイソーReVOLTES単3の実験を終えて遊んでいましたので、
さっそくインパルスに対する試験を開始しています。
さて、結果が出るのはいつ?
エネロープ・プロはC8708の試験でも400回まで行きませんでした。
※インパルスの放電特性
買ってきた2本のインパルス、その放電の様子です。
昨年の電池イジメで取得したエネループ・プロとエネループ・スタンダード
のデータを重ねています。
・1赤:インパルス1 3回目の放電
・2緑:インパルス2 3回目の放電
・3青:エネループ・プロ 6回目の放電 (2013年9月4日)
・4灰:エネループ・スタンダード 6回目の放電 (同)
放電維持電圧にエネループ・プロとの違いが出ています。
この時のエネループ・スタンダード、今も充放電実験を継続しています。
公称容量が大きいだけに放電持続時間が長くなっています。
ただ、定抵抗放電なので、放電維持電圧が高いと放電電流が大きくなり、
結果的に放電時間が短くなります。
グラフ右に表示している推定容量は、このあたりを考慮して計算し
ています。 (電圧から電流を推定して積算)
|
2014年11月6日 15時10分
|
記事へ |
コメント(1) |
トラックバック(0) |
|
・電池 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3932/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
「ダメなコ電池」だった・・・・・