東芝「THE IMPULSE」 TNH-3G JIS C8708試験その後
東芝の大容量単3ニッ水電池、ザ・インパルスに対する「JIS C8708」による
充放電サイクル試験を始めたのが11月6日。
その200サイクルが終わりました。
しかし、残念な結果になりました。
50サイクルごとの「0.2C」放電グラフ、こんな状態です。
(クリックで拡大↓)
200サイクルまで、持ちませんでした。
試験中はその様子を表示しているんですが、100サイクルを越え
たあたりから、「あらまぁ」な状態に・・・
途中で止めるわけにも行かないので、200サイクルは完了させました。
寒くなり、室温も下がってきたのでその影響もあるでしょう。
※JISの条件は電池温度が20℃±5℃
恒温槽は持ってませんので、温度管理はできていません。
それにしても、エネループ・プロより残念なデータになって
しまいました。
100サイクル目の最初は、このようにまだ大丈夫。
規定の「2時間20分」、放電できています。
ところが、115回目の放電で、2時間20分の前に電圧が1.00Vに
達してしまい、そこでこの放電サイクルが止まりました。
1日あたり4サイクルくらいで充放電が行われますんで、3週間ほど
前の話です。
12月に入り、気温は低くなっていますが、仕事中の室温は20℃
以上あります。
夜間や早朝も下がっても数度。
朝、仕事場に出てきたとき、低い時でも8℃です。
温度管理をしてどうだったかという興味はありますが、普通の
室内ではこんな状態になったということで、これで今回の実験は
終了です。
※追記
内部抵抗、360mΩになっていました。
(胸ポケットに15分ほど入れて暖めたら320mΩに低下)
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2014年12月22日 09時26分
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温度が下がると内部抵抗が上昇します。
≪温度制御≫して、その様子を観察してみたいんですよね〜。