修理:PHONIC XP1000アンプ
佐藤テックからの修理依頼。
でっかい+重いパワーアンプ。 PHONIC XP1000。
出力のスピーカ保護用のリレーが接触不良。
何度か電源の入り切りを繰り返していると直ることもある
という不安定な状態になってます。
今回の修理は仕事場じゃなく、自宅ガレージでの作業。
仕事場には大きな音を鳴らせるスピーカーを置いていないんで、
というのが理由です。
(抵抗負荷だと可能ですが、やっぱり音を出さないと)
アンプはステレオでして、シャーシの真ん中にトロイダル・トランス。
その両側、アンプ回路がヒートシンクに乗ってます。
これごと外さないと、基板上のパワーリレーにアクセスできません。
ヒートシンクは四角の筒状で、片端にはファンがくっついています。
この基板の取り外しに手間取りました。
電源回路からの電線を基板につないでいる9ピンのコネクタ、
これが、抜け+ゆるみ防止といいうことなんでしょう、
接着剤で固定されていたのです。
これの取り外しに気を使いました。
黄色いのがコネクタの爪周辺に流し込まれた接着剤。
ゴム系のG17ボンドのようです。
ホット・メルト・ボンドと違って、こいつはさすがの接着力。
その隣の黒いのがNGになったリレー。
松下のJC2aリレーです。
a接点が2回路。
この接点を並列にして使っています。
すでに廃番です。
互換品はオムロンのG4Wリレー、DC24V品です。
左右両チャンネルとも、これに交換。
現在エージング中。 3時間ほど鳴らしています。
悪くなった松下のリレー、仕事場に持ち込んで接点の
状態を確かめてみます。
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2016年3月27日 17時18分
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しっかり実用機として活躍してもらいたいです・・・
・接触不良だった松下のJC2aリレー
こりゃかなわんです。