ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2016年03月28日(月)
接触不良だった松下のJC2aリレー
修理:PHONIC XP1000アンプで接触不良をおこして
いた松下のJC2aリレー。
まず、接点の接触抵抗を見てみました。
2回路ありますんで、独立して見ます。

使用ツールはこれ。
 ・トランジスタ技術2005年9月号:10mA定電流回路
接点に10mA流してそこでのドロップ電圧を四端子法で
測ります。
1mVのドロップなら0.1Ωという具合です。
全部で4つの接点。
何度かオン・オフして変化を見ます。

・1-1 10mΩ〜15mΩ
・1-2 20mΩ〜25mΩ
     このリレーは安定していました。

・2-1 40mΩ〜150mΩ  変動大
・2-2 0.3Ω〜4.0Ω     〃 (単位が違う)

こいつがアウト。
オンオフを繰り返すたびに、値が変わります。
アンプの回路、接点は並列になっていたわけなんですが、
接点の並列で電流容量を増やすという考え、根本的解決
にはなってないということなんでしょうね。



右側の黄色いのは、電源コネクタを固着させていた接着剤。
これから腑分けしてみます。


リレーのケースは接着されてませんでした。
カバー部をこじると外れて、コイル+接点が見えます。



ひどい汚れじゃ腐食じゃありません。
接点間を閉じて間に「紙」を滑らせると接触状態が
回復しました。 10mΩ未満で安定します。


※接点部の拡大






さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:アクト電子



2016年3月28日 08時54分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・修理 |
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へー???結局原因は、
ホコリとか不純物の話?
ビックリですね!!!
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