ナショナル・ベビーアイロン
今夜(!)の修理。
ご近所さんからの頼まれものです。
「パッチワークでほぼ毎日使っているよ」という
値打ち物。
「もう50年になるかも」っと。
ものはコレ。
「ナショナル」(松下でもなくもちろんパナソニックじゃない)
の「ベビーアイロン」。 型番「N1-17」。
こんな木箱に入っています。
銘板↓
「100V 80W」。
「使ってると熱くならないことがある」という症状。
ヒーターは大丈夫だったんで、疑うのはコード。
プラグを解体したら、アイロンに差し込む側に接触不良痕
を発見。
電線の止めネジが緩くなっていました。
右側の端子、接触不良で火花が飛んだんでしょう、端子部が
黒くなっています。
この部分の電線の取り付け、まさに「平行コードの100Vプラグを外してみると…」
で、話題にした内容です。
コードの先端をカットして、ネジ止めせずに、端子に
直接ハンダするという方法で処置しました。
しばらく通電して動作確認して作業完了。
そうそう。
木箱の中にこんな「紙」が入っていました。
「VCI用紙」と記されています。
防錆用の紙だそうです。
こんなのがあるとは知りませんでした。
★さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:アクト電子
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2016年6月3日 22時54分
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防錆のシートは精密機器の梱包によく入っていますが、50年前にそれも家電商品に入っているのはビックリですね!
そして大事に入っているところがいいですね〜
昔々、刃物(カミソリ刃なんか)などは「油紙」に包まれていた
ように思うんですが、これの発展形なのかしら。
このアイロン、母親が現役で使ってるのとそっくりです。
形といい、木箱といい・・・
VCI用紙、私も始めて知りました。
現在、その効果が期待できるか疑問ですけど。
で、「keep」じゃなくて「keeq」なところが微笑ましいですね。