ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2006年07月08日(土)
応急手当の手順
先日実施しました応急手当講習会。
その様子は、
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/451/
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/431/
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/144/
で、紹介しています。

この講習会のときにもらった「家庭の救急ノート」という冊子に
応急手当の手順が書いてあります。
その内容の変化を紹介します。

今回の冊子以前のものとして見つかったのが去年の講習会で
もらった冊子でした。

まず、手当の手順が書かれたページを見てみます。
AED装置が登場する前の去年の冊子です。



そして、今年のがコレ↓



「119」への通報が記されていたり、AED装置のことが書かれています。
出血についても細分化されているように見えますが、内容は去年の
ものと変わりません。
冊子全体のペ−ジ数も同じです。


そして、これが去年の冊子に載っていた「心肺蘇生法」の手順。
まだAED装置は登場しません。



今年のになるとAED装置が出てくるので、ちょっぴり手順がややこしくなっています。




この中に「循環のサインの確認」という手順が出てきてますが、昔は「脈の確認」をしていたのです。
(3年くらい前までかな)
それが無くなり、呼吸や咳、体動がないときは、人工呼吸に続いてともかく心臓マッサージを、っと変わったのです。
昔の冊子を発掘できれば、当時の手順を紹介してみます。

2006年7月8日 23時46分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2006年07月09日(日) 14:15 by 水魚堂 岡田
よく注意してみると、手順のフロー図の表現が変です。
たとえば、今年の「心肺蘇生法の手順」。
意識の確認で右に分岐した直後に「十分な呼吸をしているか」があります。
そこで「不十分」なら通報とAEDの手配をしています。
ところが、そこで「十分」と判断したあとで「呼吸が不十分なら人工呼吸5秒に1回」となります。
これは途中で状況が悪化したような場合を想定しているのかもしれませんが、その時点で通報とAEDの手配が必要ですね。
循環のサインのチェックと、心臓マッサージ人工呼吸もループと分岐で表現した方が良かったのでは、と思います。
このフロー図、きっとわかっていない人が書いたのでしょうね。
ループがないから不自然。
途中で容態が急変したらどうするの?
まっ、臨機応変ということなのでしょうけれど。
AED装置の在処が大問題です。
もっと普及してくれなければなりません。
我々の仲間で、心肺蘇生や人工呼吸を実体験した人は、まだおりません。
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