ワンカップ切断:ニクロム線赤熱
※=前記事=
まだ太いニクロム線は買ってきていませんが、手持ちのニクロム線での様子です。
撮影はリコーCaplio GX100のインターバル撮影モード。
さみしく一人で作業。
左側の円筒形物体がスライダック。
この赤熱具合で、出力電圧設定70Vくらい。
ワンカップをクルクル回して加熱。
しばらくすると「ピシッ」と音がします。
そこでニクロム線の加熱を停止。
そして水を入れたボウルに浸けると、うまくいけば「ポロッ」と切断した部分が水中に落下。
くっついていても「コツッ」とたたけば外れてくれます。
ニクロム線接合部の拡大。
セラミック素材(半固定ボリュームをバラしたもの)を使って絶縁。
ACコードとは圧着端子で接続。ハンダ付けはできませんので。
前準備としてきちんとしたキズ付けが重要なようです。
エエ加減にしてると、きれいな切断面が得られません。
ニクロム線のコイル、加熱すると膨張して「Ω」状の円周が大きくなり、
ワンカップの全周を均一に加熱できなくなってしまいます。
コイルの外形を規制するような何かうまい絶縁物、瀬戸物のお碗とか皿、灰皿などを
探したらと思案中。
どなたか「趣味の焼き物」をしておられたら、専用品を焼いてもらえないかと…
※こんなの(アルコールを染み込ませたヒモでガラス瓶を切断)が見つかりました。
あまりきれいには切れていません。
ガラスを傷つける前作業はしていないようです。
※=続き=
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2007年12月27日 09時04分
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絶縁性はどうですかね。
短めにしていても、ワンカップにかぶせて加熱したら、その円周から伸び始めるのです。
ですので一回使ったら、コイル部分を押しつけて全長を縮めてやらなくてはなりません。
そこで、何か高熱に耐える絶縁物で外周を規制できればなぁ〜ということなのです。
「セメント」ではあかんやろな〜。
植木鉢?
なんかエエもんないかしら。
shirouさん紹介の「オーブンで焼ける粘土」、200℃も上げなくてよいようですね。
絶縁性と耐熱性がどうなんでしょうね。
いきなり割れるということはなさそうですが、リュータでカド取りしていると、ボロッっといくことがありました。
ということは、工程的には…
・ワンカップ洗浄 ラベルはがし
・切断面外周にキズ付け
・加熱、切断
・焼きなまし
・切断面のカド取り
てなことになるのでしょうね。
ニクロム線の外形を保持する良い方法、何かないでしょうかね。
ワンカップ持って、ホームセンターと百均屋をウロウロかな。
これは,傷をつけていませんが,切りたい線まで,ビンに水を入れておくというのがミソのようです。
使っている紐は,画像では見にくいですが,どうやら“アスベストヤーン”のようです。石綿でできています。
ここ数十年前から見かけなくなりましたが,アイロンや電熱のコードには,ゴム外皮のまわりに(特にプラグの部分に)巻いてあったものです。
仕事がら,種々の太さのアスベストヤーンは,電気炉内での CRT ガラスの表面温度やその付近の炉温を測るのに,熱電対の先を固定するために,頻繁に使いました。マスクも手袋もせずに触っていました。白い石綿だから安全な方だったのでしょうが,編んでベルト状にしたものや,アスベストでできた手袋さえもよく使っていました。アスベストの板を金鋸で切ったり,ドリルで孔を開けたりもしていました。有害物という認識は,まったくありませんでした。
具体的には、1周して赤熱するにはどれぐらいの電圧が必要か調べ、低電圧大電流の電源を用いる。例えば、あの壊れた電源のトランスを用い、2次側にニクロム線、1次側はスライダックで徐々に上げていく。もし、熱量が足りないのならニクロム線を何本かパラレルにして電流を増やす。ニクロム線が300Wだと、10本並列にしても30Aだからあのトランスで、なんとか使えると思う。