六文銭破魔矢
大阪城甲冑隊が手作りしている六文銭グッズの中に、
六文銭の焼き印を押した破魔矢があります。
実物は天王寺の「安居神社」に置いています。
四角の穴が開いた古銭「寛永通宝」、その穴に木片が貫通!
先端が穴より太いので抜けません。
「どうやって通したん?」です。
作業工程…木の枝が細い間に古銭を差し込んでおいて
木が太く生長した後に切って削り出す。
という手間のかかる仕事なのですよ〜
これを見たガレージ常連のHさん、
「鉄で作ってくるわ!」と言ってできてきたのがコレ。
「試しに作ってみただけやから軸は丸やけどな」
材質はSUS304。 磁石にくっつきません。
でも、どうやって古銭を通したん?!
「念力。気合いや」ということです。
確かにセムスネジも、抜けないワッシャが貫通しています。
▲▲▲ 下間家、大阪城甲冑隊をヤンペしました:2010年12月19日 ▲▲▲
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2009年1月23日 06時46分
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そのまま対角線で差し込めそうな。
金属は?(冷やしバメじゃ無理だし)
入れてからつぶして頭大きくした?
転造ねじは入れてから加工?
(EDMの六文銭がかっこいいです)
>> 木が太く生長した後に切って削り出す。
>> という手間のかかる仕事なのですよ〜
ちがいます。そんな作り方したら、木目が写真のようにはなりません。
こういうものが普通に売っています。
http://torito.jp/shopping/_kosen.shtml
作り方は言えませんが、上のコメントのようなものです。
これよか安居神社のほうが御利益ありそう。
「作業工程」のお話しはお遊びネ。
でも、ほんとに「木の枝」でやってみたいような気がします。
で、SUS304のん。 これすごいでしょう。
「釘みたいな軟鉄じゃないからたたいてもダメ」とのこと。
やはり、念力らしいです。
念力で先端だけ赤熱させて… ウソ。
・放電加工で作った六文銭の焼き印あれこれ
前回のローレットつまみもそうですが、こういう技術を持ったお友達がいらっしゃること、うらやましいです。真空管のプレートキャップなど、入手に苦労するものがいとも簡単にできそう。
「一升瓶と引き替えに秘密を教えまっせ」っと製作者が申しております。
六文銭部分は「EDM:放電加工」です。
「包丁」もローレット加工ツマミも焼き印もみんなガレージ常連HMDさんの作です。
やっぱりね。こんなの信じる人はいないでしょう。
>>で、SUS304のん。 これすごいでしょう。
>>「釘みたいな軟鉄じゃないからたたいてもダメ」とのこと。
すごいですね。
棒を通してから先端をつぶした訳ではないんですね。
ネジ部分を旋盤で削って丸棒に。
六文銭部分はフライスで平面に。
そして念力を加え先端加工っということらしいです。
旋盤で丸棒加工。
そのあと念力で先端の細工。そしてフライス。
それから放電加工で六文銭部分。