ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2015年04月11日(土)
修理:医療用ツールのフットスイッチ
制御する装置側の詳細は不明ですが、こんなマーク(操作説明)
の付いたフットスイッチの修理依頼です。



ブッシングが出た直後でのケーブル断線です。
電線の屈曲を保護してくれるはずブッシング、それが
何らかの理由で悪さをして断線。
なぜか、良くある話。



圧倒的品質(!)を誇るはずの「Made in Germany」で
もアウト…



ケーブルはちょいと短くなるけれど、スイッチの裏ブタを
外して、配線をやり直せば修理できるだろうと考えてました。

フタを外すと…
 :
 :
 :
その中は
 :
 :
 :
 :
樹脂の海…



スイッチ接点が見えません。 困った…


そこでしかたなく、4cmほど残っていたスイッチ側の電線を
使って切れたケーブルをつなぐことにしました。



つないだあとは、熱収縮チューブ+網組チューブで保護します。
作業後、返送しましたら「無事に作動した」とのこと。
ちょっと綱渡りの修理でした。

※関連:ブッシングの話
今日の修理:出戻りだぁ
ケーブル・ブッシング
信じるな!
クリップ断線
ミノムシ・クリップの話


ブッシングを貫通する電線、その根元がブッシングで固定
(固着)されてしまう構造の時にこういった断線がおきや
すいように思います。
ユルユルのほうが断線事故が少ないように思います。
どこかに実験データはないかしら…



2015年4月11日 09時41分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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