修理:医療用ツールのフットスイッチ
制御する装置側の詳細は不明ですが、こんなマーク(操作説明)
の付いたフットスイッチの修理依頼です。
ブッシングが出た直後でのケーブル断線です。
電線の屈曲を保護してくれるはずブッシング、それが
何らかの理由で悪さをして断線。
なぜか、良くある話。
圧倒的品質(!)を誇るはずの「Made in Germany」で
もアウト…
ケーブルはちょいと短くなるけれど、スイッチの裏ブタを
外して、配線をやり直せば修理できるだろうと考えてました。
フタを外すと…
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その中は
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樹脂の海…
スイッチ接点が見えません。 困った…
そこでしかたなく、4cmほど残っていたスイッチ側の電線を
使って切れたケーブルをつなぐことにしました。
つないだあとは、熱収縮チューブ+網組チューブで保護します。
作業後、返送しましたら「無事に作動した」とのこと。
ちょっと綱渡りの修理でした。
※関連:ブッシングの話
・今日の修理:出戻りだぁ
・ケーブル・ブッシング
・信じるな!
・クリップ断線
・ミノムシ・クリップの話
ブッシングを貫通する電線、その根元がブッシングで固定
(固着)されてしまう構造の時にこういった断線がおきや
すいように思います。
ユルユルのほうが断線事故が少ないように思います。
どこかに実験データはないかしら…
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2015年4月11日 09時41分
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