AC100Vのゼロクロス検出
AC入力フォトカプラ(発光ダイオードが向き合っている)を
使って交流のゼロクロス検出をしたんですが、ちょいと不具合
が発生。
まず、最初はこんな回路。
C12(リアクタンス)で電流を制限しています。
ところが…
・裸で点灯ショー
・LEDナツメ球の電源電流
の時に見た電流波形のように、仕事場の交流100Vはずいぶんキタナい
んです。
ひずみが多い、つまり高調波成分が大。
60Hzの倍、3倍の高調波がC12を突き抜けてくる。
で、何かの拍子にゼロクロス検出をミスしちゃうんです。
試しに、下図のようにちょいと回路を変えてみました。
段間に0.1uFのセラコンを入れて、高周波分を減衰させます。
でも、やっぱり誤検出します。
オシロで見るとこんな波形がたまに現れます。
※「たまに」出るというのが曲者
(クリックで拡大↓)
左から1.5divの部分。
上側がch1でAC100V側。 下がch2に2次側。
ゼロクロスを誤検出しています。
波形が汚い環境で、タイミングを取るためにこういった回路
を使うのは、ちょいとまずそうです。
発熱するけど、やっぱ、抵抗で電流制限かなぁ。
あるいは、ソフトで逃げるかなぁ。
※追加メモ
Arduinoのマイコン「ATmega328」のINT0入力、シュミット入力
になっていない。
なまったパルスを入れると、エッジを誤認識する。
ソフトで処理するか、入力にHC14などのシュミット入力IC
を付加するか。
・Arduino(ATmega328P)のINT0割り込み
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2015年4月28日 10時32分
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・電子回路工作 |
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