ダイソーのLEDライト 寿命テスト
単3電池2本で使うLEDライト、ダイソーのが良さそうだと
記事にしました。
・2015年02月23日 LEDライト
・2015年03月02日 LEDライトのLED輝度
・2015年03月07日 LEDライトのLED輝度変化を調べる
このライトからLEDを取り出し、常時点灯してどのくらい
「劣化」するか調べてみました。
LED劣化実験:ダイソーのUSB LEDライトと同じ方法です。
1つが常時点灯。 もう一つが比較用に1日に2秒だけ点灯
して、変化をチェックできるようにします。
今回は電流を変えてどうなるか試してみました。
最初の実験は「100mA」定電流。
このグラフ↓で、およそ100mAで明るさが飽和しはじめているから。
もう一つが「50mA」。
100mAだと思いのほか早く劣化したので、やり直しました。
使ったLEDは3つ。
比較用に一つ。
これは100mA、50mAの実験で同じものを使いました。
あと2つが定常的に電流を流しました。
こんな具合になりました。
(クリックで拡大↓)
50mAのほうが明るくなっているのはLEDとフォトタランジスタの
距離の差です。
100mAと同じ距離だと、数値が小さくなったので近づけました(塩ビの筒を短くした)
明るさ(A/D値)は絶対値ではなく、変化を見るための相対値
として考えてください。
・100mA駆動:1カ月ほどで明るさが1/10に
・50mA駆動:100日で明るさ1/3に
100mA-2、50mA-2というのが比較用のLEDです。
フォトダイオードの特性でしょう、1週間周期で温度変化
による変動が出ています。
このLEDに対し、50mAや100mAでの常時点灯は過酷だったようです。
LED内部が焼けたように見えます。
左から、比較用、50mA、100mAの順
・比較用LED 異常なし
・50mA駆動
・100mA駆動
点灯した写真は、3つのLEDを直列にして10mA流して撮りました。
目で見てもあきらかに暗くなってます。
|
2015年12月21日 16時11分
|
記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4313/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
50mAでも劣化が進むとの事で、これでも過電流なのですね。
この様子だと、寿命を考えると30mA位が限度なのかも知れません。
結果、参考にさせていただきます。
やっぱ4か月ほどの実験期間は長いでっす。