ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2007年12月08日(土)
紫外線、まだ続く
=前記事=

これが仕事場で使っている自作のイレーサーです。

あと、似たような形状のをもう2台作ってあります。

中はこんな具合。

紫外線ランプは6W。
ちゃんとゼンマイ仕掛けタイマー仕組んであって、消しすぎを防止。
このタイマー、ひょっとしたら「拾ってきたオーブントースター」あたりから
取り外したものかもしれません。

市販のアルミケースを使って加工。
引き出し式になっています。
ランプとIC表面の距離はこんな感じです。



仕事場に置いてあるもっとも古いUV-EPROMは「2708」。
3種類見つかりました。

左から日立、三菱、TI。

同寸でチップ部分を拡大。 (左から順に)






紫外線消去タイプのチップ、中が見えるから面白いですよね。


=続き=
=続き2=

2007年12月8日 13時12分 | 記事へ | コメント(15) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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「2708」って1KBでしたかね?
窓は裏にあると思っていたら表にあるのですね。
使うときは銀紙でシールドしてあるような。

メモリー本体は全体の1/10であることがわかりますね。完全に消去したら、DUPでみたら”00”で
満たされているのでしょうか?

普通のEPROMは消すと「FF」になります。
一部のバイポーラROMでは「00」もあったと思います。
2007年12月09日(日) 07:04 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
プログラム済みのEPROMでも、データのビットが「1」なら追加書き込みで「0」にはできるのです。
ですので「8080」の命令「NOP:なにもしない」は「00」に割り当てられていたので、ある処理をすっ飛ばすのにROMライターで「00」を直接上書きする、なんてデバッグをやっておりました。
昔の開発環境だと、プログラムを訂正して再アセンブルするのに時間がかかったので、こんなことをしたのです。(紙テープだ!)
今だに、マイコンチップの「NOP」命令は「00」にしてよ!っと思います。
2007年12月09日(日) 07:10 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
そういやここ(Vector)に紹介している自作ROMライター、読んだデータバイトが「FF」なら書き込みをスキップするという処理をしていましたよ。
ちょっとでも書き込み速度を早く!っということです。



”00”=[0000][0000]になっているのかな?
”FF"=「1111」「1111」になっているのかな?

ROMって書き込みできないように思うが、
ROMライターで書き込みは自由にできるし

電源落としたときにデータが消えるようにしてやれば
RAMのできあがり。

>NOPでつぶす
昔、有る製品のマイコンがOTPだったとき、不具合対策でやったことがあります。
問題の箇所の手前にジャンプ命令を作れそうな所を探して、そこまでをNOPでつぶして空きエリアにジャンプさせ、パッチをした後、元の所に飛ばすって。
NOPが00だとこんなことが出来て助かりますが、某マイコンでは0x60だったので困りますね。
2007年12月11日(火) 09:29 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
「NOP」命令、8080は「00」なのに6800は「01」。
なんでやねん。
インテル製ワンチップ8048、8051でもNOPは「00」。
けど8086になったら「90」。
なんでやねん。

NOPが「60」のマイコンって何でした?


なんでって、「NOP」はれっきとしたコマンドなので
”00”と区別するためです。

もともと、「NOP」を”00”としたこと自体が
”幼稚だった”のです。

>NOPが「60」のマイコン
たしか、東芝のTLCS90だったと思います。
ニーモニックはザイログ系のくせに、バイナリは非互換で、結構ややこしかったですね。高速だけど。
同じソースを流用できる可能性は高いのですが、微妙に違うし、拡張命令が有るので、結局作り直しです。

バイナリ互換だと川鉄や東芝のチップが有りますけど、すでに時代は高機能なら16ビット〜32ビットマイコン、小規模ならPICやAVRになっていました。
2007年12月12日(水) 19:44 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
kazzさん、TLCS90、了解!
川鉄のチップも結局使わずじまい。未体験です。
最近はH8、H8S、それにM16、M32ですわ。
おもちゃはPICにAVRにR8Cにあれこれと。
同僚はSH3とかをごそごそしております。
川鉄は最高速は速いけど、外部メモリだとバスサイクルの関係で、waitを入れなきゃならないので、そんなに速くなりません。
一部を内部RAMにコピーするとか、高速SRAMを繋ぐとか、変な技を使わないと・・・。
PICが出始めたときにはすでにマイコンから離れていました。しかも、ちょっと戻ったときにはH8とか78K0とかでした。
Z80の開発環境は少し残っているのですが、いまさら応用システムを作る気力は無いので、そのうち廃棄ですね。
BUGTIZERも誰かにあげちゃったし、Quick-RUNはまだあったかな。
2007年12月12日(水) 22:36 by 通りすがり
4004も4040もNOPは"00"ですなぁ
2007年12月14日(金) 11:35 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
昔々「MC14500」という1ビットCPUがありました。
オペコードは4ビット。(オペランドは自由設計)
この「NOP」には「NOP0」と「NOPF」という2命令があって
それぞれコードは「0」と「F」。
そのNOPを実行すると「FLG0、FLGF」という出力ピンにパルス
が出るという仕掛け。
1ビットでもシーケンス制御用としてあれこれできました。
カウンタやタイマーはみんな外付けだけど。


2007年12月14日(金) 11:37 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
「BUGTIZER」はプロセッサに記事を書きました。
※投稿記事一覧
やはり、出ましたか。1bitマイコン。ビットスライスじゃなくて、ホントの1bitでしたね。店主様はほぼ同世代なので、話題がシンクロして調子に乗っちゃいます。(^^;
75Xにも1bitアキュムレータがあって、条件分岐とかいろいろ使えたのですが、そのときにこのCPUを思い出しました。
75Xスキだったんですよ。出始めから使って、開発環境のバグに悩まされたり、アセンブルに1日かかったり・・・。(笑

元々マイコンの仕事が多かったので、Z80とかは使い切れませんでした。作るのも大変だったし。簡単なジグは8748やピギーのマイコンで作ってました。今ならPICでしょうね。

BUGTIZER(個人所有)も使いましたけど、会社にはPROICEやZAXやPERTNER-ETも有って、それぞれに癖もあり、なれないといろいろ勘違いや失敗が。
PROICEが一番使いやすかった様な気がします。
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