お漏らしコンデンサ
とある計測装置。
動作異常で帰ってきた。
点検するとスイッチング電源が死にかけていた。
5V・3A出力のごく普通のもの。
それも、定格出力より高い電圧を出しながらの「死」。
そのため、これにつながっている回路も「死」。
装置の制御回路基板を作り直すことになってしまった。
電源のカバーを外すと…
コンデンサから液漏れ。
出力側のコンデンサ。
基板が電解液でベトベトになっている。
基板を外して裏面を観察…
部品の足を通してハンダ付けした部分まで電解液が侵入して
銅箔パターンを腐食している。
コンデンサを外してみると…
あぁ〜あぁ〜 という状態。
1000uF/10V。ニチコン製105℃仕様。
「PC(M)」と記されている。
常時通電するような装置ではないのだが、経年劣化で
こんな具合にコンデンサの電解液が漏れるとは…
いつごろからおかしくなっていたのかは不明。
※過去記事
・ルータが故障:原因はコンデンサ!
・死因追求…やはりコンデンサ
・旧PCのフタを開けてみると
・センサー修理
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2008年8月21日 10時10分
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・電子回路工作 |
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