充電式エボルタとサイクルエナジー#2
※=前記事=
松下(なにせ二文字ですから)の充電式エボルタとソニーのサイクルエナジー、
買ってきてそのまま、未充電状態での放電特性です。
放電はこれ↓を使った「1Ω」の定抵抗放電。
PIC16F88を使ったバッテリー放電器
(現在も、組み立てキットを頒布中)
まずは充電式エボルタから。
放電を始めてしばらくして番号1の電池だけ、電圧が低いことに気
が付きました。
「接触不良か?」と思い、点検のためいったん放電を停止。
それで途中でグラフが切れています。
電池の電極と放電器の接点をアルコールで清掃して放電を再開。
下はその続きのグラフです。
清掃してもやはり電池1だけ電圧が低いままです。
上のグラフと不連続になってしまったのは、何度か放電を繰り返したためです。
電池電極に油膜でも付着していたのでしょうか?
電池ホルダーと電池電極のあいだに接触抵抗があると、電圧測定値が
ドロップしてしまいます。
でも、接触不良ではなくこういう特性だったような感じです。
放電維持時間は他の3本とかわりません。
「充電済み」をうたっていたら「アレレ?」となるところです。
※接触不良による測定誤差を回避するため、電圧測定の一瞬だけ放電を
停止するという方法が考えられます。
接触不良があっても、電流が流れないので接触抵抗による電圧低下
が生じません。
放電器にこんな測定モードを付けようかしら。
次がソニーのサイクルエナジー。
こちらは「充電済み」をうたっていますので、それなりの
特性が出て、4本ともよくそろっています。
「2008年5月」に製造のマークがありましたので、放置期間ざっと5カ月。
それで、この特性はすばらしいでしょう。
まさに「エネループ」かな。
※=続き=
※=続き= 充電式エボルタとサイクルエナジー#4 繰り返し充放電実験してま〜す
※=続き= 充電式エボルタとサイクルエナジー#5 1ヵ月放置後の放電特性
●充電式エボルタとサイクルエナジー まとめ
|
2008年10月2日 06時09分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・電池 /
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/1343/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません