TPS61070飛ばす
とある工作で、電池2本から5V電源を作ろうとごそごそしておりました。
使ったICはTIのTPS61070というブーストコンバータ。
初めて使うICです。
5Vで最大100mAとれれば、せめて50mAまでは安定してほしいっと、試作。
![](../img/img_box/img20100827092232964.jpg)
結果…
あきませんでした。
まず、入力電圧0.9Vくらいで起動して出力が出るのですが、入力電圧を徐々に
上げると出力電圧も微妙に上がってくるのです。
入力3Vまで上げると5.6Vくらいまで上昇。
安定度が良くありません。
出力電流も50mA流したらドロップするし、どうもおもわくどうりに動いてくれません。
そして、スイッチング状態を見ていたオシロのプローブ、何気なくFB端子
(写真の抵抗2本が合流している部分)に触ったら…
…動作停止 …ICは死にました。
原因。
FB端子が高インピーダンスなので、ノイズが乗ったのでしょう。
なにかのせいで制御している出力電圧が上昇。
ICの最大スペックを越えて破壊。
どうやらこんな具合らしいのです。
その後ICを交換して再挑戦中、デジタルテスターのリード線を接触させても
飛びましたんでね〜。
結果、ICを2個昇天させちゃいました。
データシートどうりのスペックが出せるようもうちょっとゴソゴソすべきか、
いつも使っているLTC3400に変えるか… どうしたものか、悩んでいます。
形状は同じなのに、微妙にピン配置と設計要素が違うんですよ。
※LTC3400に変えたら、なんの問題もなくOK。
入力電圧変化させても出力変動許容内。
出力電流にも満足。
TPS61070はサヨウナラ。 …ちゃんと動かしてやりたいが
※この回路に使ったのです。
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2010年8月27日 09時22分
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