TPS61070飛ばす
とある工作で、電池2本から5V電源を作ろうとごそごそしておりました。
使ったICはTIのTPS61070というブーストコンバータ。
初めて使うICです。
5Vで最大100mAとれれば、せめて50mAまでは安定してほしいっと、試作。
結果…
あきませんでした。
まず、入力電圧0.9Vくらいで起動して出力が出るのですが、入力電圧を徐々に
上げると出力電圧も微妙に上がってくるのです。
入力3Vまで上げると5.6Vくらいまで上昇。
安定度が良くありません。
出力電流も50mA流したらドロップするし、どうもおもわくどうりに動いてくれません。
そして、スイッチング状態を見ていたオシロのプローブ、何気なくFB端子
(写真の抵抗2本が合流している部分)に触ったら…
…動作停止 …ICは死にました。
原因。
FB端子が高インピーダンスなので、ノイズが乗ったのでしょう。
なにかのせいで制御している出力電圧が上昇。
ICの最大スペックを越えて破壊。
どうやらこんな具合らしいのです。
その後ICを交換して再挑戦中、デジタルテスターのリード線を接触させても
飛びましたんでね〜。
結果、ICを2個昇天させちゃいました。
データシートどうりのスペックが出せるようもうちょっとゴソゴソすべきか、
いつも使っているLTC3400に変えるか… どうしたものか、悩んでいます。
形状は同じなのに、微妙にピン配置と設計要素が違うんですよ。
※LTC3400に変えたら、なんの問題もなくOK。
入力電圧変化させても出力変動許容内。
出力電流にも満足。
TPS61070はサヨウナラ。 …ちゃんと動かしてやりたいが
※この回路に使ったのです。
|
2010年8月27日 09時22分
|
記事へ |
コメント(1) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/2080/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
★2010年11月19日:乾電池1本から5Vを作る
★2010年11月22日:OSコンで異常かな
★2010年11月25日:直近のコンデンサで解決