タンタルコンデンサの故障、ショートだけじゃない
タンタルコンデンサといえば、ショートモードでの故障が多い
(経験上も)のですが、今日の修理で出会ったのはちょいと違い
ました。
左側のには、実装後固定用のホットボンドが付着。
積分回路の積分用コンデンサに使われていまして、これがアウトに。
この壊れ方が、リーク電流の増大。
それも、印加電圧により微妙に変動しちゃうのです。
だから積分動作がはちゃめちゃ。
フィードバック制御回路だから余計にやっかい。
短絡モードなら、単純なテスターチェックですぐにわか
るんですが、リークの増大となると、回路を動作させた
上でのチェックでしかわかりません。
不良部品の発見に、えらい時間がかかりました。
※1994年製の回路でした。 私の設計じゃないよ。
※さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:(有)アクト電子
※フィードバック制御でのトラブル例
故障個所を見つけるまでがたいへん
・電源の修理依頼
・抵抗一本で
・逝くならきちんとどうぞ…
|
2016年3月8日 17時19分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・修理 /
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4378/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません