ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2016年06月17日(金)
繰り返し充放電1000回目
2013年の9月にスタートした単3充電池の充放電繰り返し実験。
生き残っている「エネループ・ライト」と「Ni-Cd」の、1000回目の
充電が終わりました。
さっそく、充電直後の内部抵抗を測定。

この2本、現在も大きな内部抵抗の上昇は見られません。
(クリックで拡大↓)


現在、放電を行っています。
   (結果が出たら放電グラフをまとめます)

あれこれ実験してきましたが、急速充電器での充電と
1Ωの抵抗での放電繰り返し1000回達成はこの2本が初
めて。
    ※JISC8708では1000回達成はある

この実験は手作業が必要。
  ・電池を充電器にセット。
  ・充電完了を待って放電器にセット。
  ・放電器の放電データをPCに吸い上げ。
この繰り返しです。

休みもあるし、外での仕事だと電池はかまってられません。
だもんで1日あたり1〜2回の充放電となってしまいます。
開始してもうちょいで3年です。
   ※C8708実験は自動でしてくれるんで、ほうって
    おけば勝手に進みます。


「急速充電器で充電できなくなったら寿命」という
判断をしてます。
だもんで、まだ続けなければならないんですが、さて、
どうしましょ。

やっぱ、寿命をみたいですよね。


※追記

下のグラフの結果のように、放電維持時間が初期の
2/3ほどになっています。
JIS-C8708での寿命判定は0.2C放電の時間が3時間を
切った時。
つまり初期性能の「6割」。
充電の失敗だけじゃなく、これも目安にして、寿命
を見続けたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★1000回充放電での放電特性の変化

■エネループ・ライト (クリックで拡大↓)


内部抵抗は低いままですが、放電維持電圧と持続時間
が落ちています。


■Ni-Cd (ROC)  (クリックで拡大↓)


周囲温度や充電完了から放電までの待ち時間、
それに充放の状態により、放電状態が安定し
ない感じがします。
すでの初期の半分以下の放電維持時間になっています。
ま、せっかくですんでもうちょい様子を見ます。


▲参考:エネループ・スタンダードの結果
2015年07月06日 エネループ・スタンダード、力尽きる


2013年11月20日 ダメな子電池「エネループ・プロ」
2013年12月24日 ダメな子電池「エネループ・プロ」JISの耐久特性



しばらくほったらかしですが、充電池と充電器:居酒屋ガレージ
過去データをまとめています。
  (時間のある時に追記しますわ)


2016年6月17日 11時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電池 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4464/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク