繰り返し充放電1000回目
2013年の9月にスタートした単3充電池の充放電繰り返し実験。
生き残っている「エネループ・ライト」と「Ni-Cd」の、1000回目の
充電が終わりました。
さっそく、充電直後の内部抵抗を測定。
この2本、現在も大きな内部抵抗の上昇は見られません。
(クリックで拡大↓)
現在、放電を行っています。
(結果が出たら放電グラフをまとめます)
あれこれ実験してきましたが、急速充電器での充電と
1Ωの抵抗での放電繰り返し1000回達成はこの2本が初
めて。
※JISC8708では1000回達成はある
この実験は手作業が必要。
・電池を充電器にセット。
・充電完了を待って放電器にセット。
・放電器の放電データをPCに吸い上げ。
この繰り返しです。
休みもあるし、外での仕事だと電池はかまってられません。
だもんで1日あたり1〜2回の充放電となってしまいます。
開始してもうちょいで3年です。
※C8708実験は自動でしてくれるんで、ほうって
おけば勝手に進みます。
「急速充電器で充電できなくなったら寿命」という
判断をしてます。
だもんで、まだ続けなければならないんですが、さて、
どうしましょ。
やっぱ、寿命をみたいですよね。
※追記
下のグラフの結果のように、放電維持時間が初期の
2/3ほどになっています。
JIS-C8708での寿命判定は0.2C放電の時間が3時間を
切った時。
つまり初期性能の「6割」。
充電の失敗だけじゃなく、これも目安にして、寿命
を見続けたいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★1000回充放電での放電特性の変化
■エネループ・ライト (クリックで拡大↓)
内部抵抗は低いままですが、放電維持電圧と持続時間
が落ちています。
■Ni-Cd (ROC) (クリックで拡大↓)
周囲温度や充電完了から放電までの待ち時間、
それに充放の状態により、放電状態が安定し
ない感じがします。
すでの初期の半分以下の放電維持時間になっています。
ま、せっかくですんでもうちょい様子を見ます。
▲参考:エネループ・スタンダードの結果
・2015年07月06日 エネループ・スタンダード、力尽きる
・2013年11月20日 ダメな子電池「エネループ・プロ」
・2013年12月24日 ダメな子電池「エネループ・プロ」JISの耐久特性
しばらくほったらかしですが、充電池と充電器:居酒屋ガレージに
過去データをまとめています。
(時間のある時に追記しますわ)
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2016年6月17日 11時55分
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