Caplio GX100のホワイトバランス#4
	
		
			| 先日来、ウダウダ言っておりますリコーCaplio GX100の自動ホワイトバランス。 撮影時のモニター画面がどのようになるか調べてみました。
 
 ※前記事
 ・Caplio GX100のホワイトバランス#1
 ・Caplio GX100のホワイトバランス#2
 ・Caplio GX100のホワイトバランス#3
 
 場所は前と同じようにガレージ。
 照明は蛍光灯。
 白色の台に乗ったビールサーバを撮影します。
 
 
  ↑ このように、
 GX100の液晶画面をDiMAGE7iで撮影。
 DiMAGE7iの条件が変わってはいけないので、WB:晴天、MF、M露光に設定しました。
 撮影した結果は条件ごと3枚の写真を1枚にまとめて保存。
 
 ※この上の写真は自動ホワイトバランスにしたDiMAGE7iで撮りました。
 台の白、きれいに出ているでしょう。
 液晶モニターに写ったままの色合いで撮影できます。
 
 
 3枚をまとめた写真、上から
 ・上:撮影直前、シャッターを押す前のGX100液晶表示(D7iで撮影)。
 ・中:撮影記録した写真をGX100で再生。その液晶表示(D7iで撮影)。
 ・下:撮影記録した写真をメモリから読み出してリサイズ。
 
 この3枚の絵が同じだったら良いわけです。
 しかし、なかなかうまいこといきません。
 
 <1>まず、最広角(24mm)でパチリ。
 
  上の写真が撮影直前の絵、それと同じ色合いの絵(中、下)が得られました。
 全部これなら問題ないのです。
 
 
 <2>ズームを触って標準レンズ50mmくらいにすると…
 
  撮影直前のモニター(上)ではホワイトバランスが取れているのに、撮影結果(中、下)の色が違います。
 黄色みがかっています。
 シャッターボタンを押した直後、画像確認期間中もこの(中)の色。
 自動ホワイトバランスの処理がモニター表示と撮影で異なるため、同じ色合いで撮影できないわけです。
 困ったことです。
 
 
 
 <3>自動ホワイトバランス処理のクセを見ようと「赤色」を追加。
 
  ズームしたため、色のバラエティが少なくなったのかと思い、
 赤色のプラスチック・ケースを台に置いてみました。
 すると、このようにモニター表示と撮影結果の色が一致。
 「ほ〜。こんなクセがあるんや」です。
 
 
 <4>さらにズームを望遠にしてみると…
 
  あきません。
 さっきの<2>と同じように、モニター色と撮影色に違いが出ました。
 「今度は何色が足りんねん!?黄色か?青か?」っと独り言…
 
 <1>〜<4>すべてで(上)のモニター表示しているときの色は安定しているでしょう。
 これと同じ色合いで記録してくれたらいいわけです。
 でもリコーに聞いたら「でけへん」との回答。
 
 う〜ん。
 「表示処理でできているんやから撮影処理でもできるやろ」っと言いたいわけです。
 それがでけへんねんやったら、
 「撮影直前のモニター表示色を撮影処理の色と同じにして」欲しいのですよ。
 うまくホワイトバランスできないんやったら、失敗している様子を撮影前のモニター
 に出してもらえると、「人」が判断できます。
 なまじっかうまいこと色を出してモニター表示しているから、これと同じ色で撮影できる
 んやっと思ってしまうわけです。
 生の絵をファインダーで見るデジタル一眼とは違うのですから。
 「モニター色=撮影色」、これは必須でしょう。
 
 
 ※比較のためDiMAGE7i(自動WBで)で撮ったのを出しておきます。
 
  画角を変えても安定して色が出ています。
 DiMAGE7iではあたりまえのように、モニター色=撮影色。
 自動WBが良くできているのか、今までWBでこんなふうに悩んだことはありません。
 DIMAGE7iを買ったのは2002年。もう5年も前です。
 最新のデジタルカメラでこんなことに悩むとは思いませんでした。
 
 ※この記事を示して、リコーへ再問い合わせ中。
 
 ※続き:Caplio GX100のホワイトバランス#5
 
 
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		2007年9月5日 07時51分
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