エネループ・ライト、BQ-390とBQ-CC21での充電
電池イジメで残っているのは低容量グループ の2本。
いつもはBQ-390で充電。
改造により充電時間が見えるので重宝しています。
で、もう一つの常備充電器がBQ-CC21。
ちょいと気になることがあったんで、充電の様子を比べてみました。
使ったのはすでに900回以上充放電しているエネループ・ライト。
充電器を変えた時、充電時の電圧と温度の変化を、
プリンタ・シールドを使ったチャートレコーダで記録してみました。
実験中の様子。
青い電池がエネループ・ライト。
黄色いのがNi-Cd。
エネルーフ・ライト外装に温度センサ(LM35)を貼り付けて
います。
※これらの充電器、BAT1の端子電圧を外部で測れるよう
電線出しのためのコネクタを設けています。
で、結果。 (クリックで拡大↓)
出てきたチャートにコメントを記していますが、気になるのは
BQ-CC21での温度上昇です。
充電時間も長いし(35分と40分)補充電時間も長いんで、
エネルギーがたっぷり入るんじゃないかと考えられるん
ですが、このあたりがよくわかりません。
2種類の充電器で充電した電池を放電した結果です。
1Ωで定抵抗放電 クリックで拡大↓
Bat1 エネループ・ライト BQ-390で充電
Bat2 エネループ・ライト BQ-CC21で充電
Bat3 Ni-Cd BQ-390で充電
Bat4 Ni-Cd BQ-CC21で充電
Ni-Cd電池ではBQ-CC21のほうが、放電時間が長くなり
推定容量も10%ほど大きくなっています。
ところが、エネループ・ライトはほとんど変わらず。
若干増えていますが、3%もいきません。
(電圧の変化、周囲温度の影響のほうがおおきいかも)
さて、ここでこの測定結果の考察です。
BQ-CC21での充電で、充電完了を検出してからの温度上昇、
この時間のエネルギーは電池に蓄えられず、単に電池を
温めているだけじゃないのか? (電解液を沸かしている?)
これを繰り返すと、電池を痛めるんじゃないか?
いかがでしょうか。
以前も、ひょっとしてこのカバーのせいで?なんて、
実験をしていました。
また、こんなことも。
・エネループ・プロのJIS耐久試験 ちょいと条件変更
・充電条件を変えたエネループ・プロのJIS耐久試験(800回目)
・ダメな子電池「エネループ・プロ」JISの耐久特性
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2016年3月30日 13時53分
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・電池 |
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