ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
« ・地域防災リーダー | トップ | ・カメラ »
2015年01月08日(木)
「自衛隊員が撮った東日本大震災」
またまた図書館で借りてきた本です。
  自衛隊員が撮った東日本大震災
サブタイトルが「内側からでしか分からない真実の記録」。



その34、35ページの見開き写真に気になる機材が写っていました。
黄色○のところ。



いわゆるユンボ。
バックホーですな。
この「バケット」の向きが気になったのです。

黄色の部分を拡大↓
左上の



これが見慣れた形。
運転者側にバケットの中が見えて、手前に持ち上げるという操作
になります。

ところが、右下の写真。



バケットを動かすシリンダーが下になっていて、バケットが
向こう側になっています。
瓦礫を排除して道を開くにはこのほうが便利なのかと・・・

しかし、バケットの向きを簡単に付け替えられるものなのかと
思い、写真を良く見ますと・・・



上に見えているアームの支持部が特殊な格好になっています。
きっとここで「回転」するのかなぁっと。
運転者の操作で自由な角度に回転できるのでしょうか?

メカの世界、その中でも建設機械は面白いぞ!!

2015年1月8日 14時51分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・地域防災リーダー / ・本 / ・HELP ME!(助けて〜) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3991/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年12月17日(水)
トリウム溶融塩原子炉を考える
またまた図書館で借りてきた本。
リチャード・マーティン著 野島佳子訳
  トリウム原子炉の道
  世界の現況と開発秘史



トリウム溶融塩原子炉について歴史的なあれこれと、各国の現状
について述べられています。
「ウラン」じゃなく、なぜ「トリウム」なのか。
そして燃料を「液体」にするメリット。
しかし、1960年頃、原子炉黎明期にアメリカで作られただけで
その後は発展せず。
それはなぜか・・・
よく言われているのが、兵器になるプルトニウムがこの炉では
作れない。
だから軍主体では開発されなかったと。
その真偽はともかく、こんな「炉」もあるということです。
フクシマ以降に記された本ですので、事故発生時の溶融塩炉
についての記述もあります。

溶融塩炉の開発が進まなかったのは、あのリッコーヴァー提督
が原因だったと言い切っています。

高速増殖炉もんじゅにお金をかけ続けるより、試しにこの
形式の炉を作ってみるほうが、人類のためになるような気がします。


2014年12月17日 13時51分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3969/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
ラズベリーパイが出てくるSF小説「オービタル・クラウド」
息子(JJ3ENT)もおすすめのSF小説。
藤井太洋著「オービタル・クラウド」



電子工作大好き人間としてうれしいのが、この中に登場する
ギミック、ラズベリーパイ

検索しますと、こんな記事が見つかります。

エンジニアが世界征服するなら『オービタル・クラウド』
電子から紙への大跳躍(グレートリープ)――『オービタル・クラウド』藤井太洋さんに聞く


※追記
そうそう。 痛いニュースを見ていたら、こんな記事が。

【ピュアオーディオ】 音質が向上するUSBケーブル登場! お値段8800円

この本、「オービタル・クラウド」の中にも、ギミックとして「高音質オーディオ
もどき」が絡んでくるのですよ。
読んでのお楽しみ。

2014年12月17日 13時35分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3968/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年12月11日(木)
ノーベル賞からみで
こんな記事を書いてました。
・2005年07月02日:VS本 (本で対決)
   【中村修二さん VS 日亜科学】!!!

写真 (クリックで拡大↓)

2014年12月11日 20時03分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3963/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年11月20日(木)
『命をつないだ道―東北・国道45号線をゆく』
良質なルポルタージュ、 稲泉連著「命をつないだ道―東北・国道45号線をゆく」

(クリックで拡大↑)
  (いつものように図書館で借りてきた本ですが、このメモを残しておきます)

この本の中で出てくるのが自衛隊のパネル橋 MGB

橋のないところに戦車も通れる橋を架けるための資機材です。
自衛隊の「祭」で見たことがありますが、「311」で具体的に
役立っていた様子がこの本の中で描かれていました。
場所は気仙沼の志津川・水尻橋。
検索すると当時の様子が出てきます。
例えば、
装備施設本部だより 第2号
東日本大震災の経験を踏まえた応急組立橋の新たな取組み
【震災】8時間で橋完成!! 日本の技術力に世界称賛 道路復旧
  (動画あり↑)



2014年11月20日 11時33分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・地域防災リーダー |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3943/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年10月25日(土)
「プロジェクトぴあの」
良質なSF本、やっぱ面白いです。
文字による語りが頭の中に映像と音響を作ります。
映画もいいけど、本で読むのとはまた違う。

今回はこれ↓  浩平が買ってきた本。
山本弘著 プロジェクトぴあの



2014年9月1日発行、出たばかりの本。
内容は検索をご覧ください。

この著者の地球移動作戦に出てくる、なぞの技術(SF設定)「ピアノ・ドライブ」が
どうやってできたのかというタネあかしの物語なんです。



「地球移動作戦」は2009年9月に出た本です。
どちらから先に読んでも大丈夫。

BGMはパンツァーリートをどうぞ。

2014年10月25日 09時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3923/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年10月09日(木)
ノーベル賞
青色LEDにノーベル賞というニュースを聞いて、
この過去記事を引っ張り出しておきます。

VS本 (本で対決)2005年07月02日

青色発光ダイオードで有名な中村修二さんの
「負けてたまるか!・青色発光ダイオード開発者の言い分」と
中村さんの元勤務先、訴訟相手となった日亜化学を紹介した本、
「青色発光ダイオード・日亜化学と若い技術者たちが創った」です。



2014年10月9日 16時45分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・サイエンス / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3911/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年09月25日(木)
トラ技9月号の背表紙が…
トラ技の背表紙の「月」、各年ごとに色分けされています。
本棚に置いたとき、とりあえず「年」の集まりはこの色で
判断できるのです。



今年、2014年は「緑色」。

ところが…
2014年9月号の背表紙だけ、色が違うじゃありませんか。



9月号で通巻600号ということですんで、これを記念して
なのかな?

こうやって、並べないと気が付かないかも。

※関連
・2010年12月号が通巻555号で、翌月が「タイマーIC555」の特集。
・2006年5月号が通巻500号で、これの「月色」はその年のと同じ。

2014年9月25日 15時30分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3900/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年09月18日(木)
竹内薫著「統計の9割はウソ」
またまた図書館の本。

竹内薫 「統計の9割はウソ」



サブタイトルが、
   【世界にはびこる「数字トリック」を見破る技術】

数学的理論を無視した数字が一人歩き。
グラフが曲者。 描き方で見事にだまされます。

そして本の「おわりに」に記された落ちが素敵。
どうぞご一読を。
2014年9月18日 09時09分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3894/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月30日(水)
著者献本を放出します
「ウィークエンド電子工作記事全集」を含み、
トラ技の著者献本を5冊を放出します。
どなたかいりますか?



お代は無料と言いたいところですが、発送の手間賃として
  ・缶ビール2缶のビール券×2枚 + 運賃
でいかがでしょうか?
  (1枚500円くらい  運賃は地域により変わります)

※この記事に公開でコメントしてください。
 希望者多数なら、一週間ほどで抽選します。
2014年7月30日 21時04分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3850/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月29日(火)
「ウィークエンド電子工作記事全集」、回路訂正!
CQ出版の「ウィークエンド電子工作記事全集」、著者献本が
やってきました。



こんな具合に私の名前が出ています。


(クリックで拡大↑)

この第2章「電子工作で重宝するACアダプタの特性を知る」
というのが、本誌向けに記した特設記事です。

で、この記事の校正、文章の校正はできたのですが、回路図
に関しては、仕上がりを著者が見ないまま本になっちゃたのです。
で、しっかりやらかしています。
トレースのミスが出ちゃいました。
(こちらからの提出資料はもちろん間違っていませんよ)

まず24頁。  (クリックで拡大↓)


ダイオードの向きと電解コンデンサの極性が逆。
抵抗値もミス。10kが正。
その右側25頁。  (クリックで拡大↓)


OP-AMPの「+/-」表記が逆。(ピン番は合っている)
そして、マイナス側電源はGNDじゃなく-5V。
GNDだと、出力に-2.5Vは出てこないぞ。

25頁の下側。


ここも電解コンの極性が逆。


製作記事では、回路図を間違われるのが一番痛いでっす。


※編集部に提出した回路図をpngファイルにして示しておきます。
(クリックで拡大↓)




2014年7月29日 17時29分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3848/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月27日(日)
「ざべ」が「都鶴」に変身!
ほんとなら、今日のゴミ出し(資源ゴミ回収)で、この世から
消え去る運命だった「ざべ」(段ボール2箱超)、引き取って
いただきまして、伏見のお酒「都鶴」に変身でっす。



KTさん、ありがとうございました。
美味しいです。
2014年7月27日 18時56分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・撃墜マーク / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3847/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月22日(火)
「ウィークエンド電子工作記事全集」
先月、ばたばたと原稿を書いていた記事、こんな本にまとまりました。

ウィークエンド電子工作記事全集[1700頁収録CD-ROM付き]
7月25日発売です。



トラ技編集部編ということで、著者としての私の名は出ていません。
記事の執筆者集団の中の一人という位置づけですが、「まとめ」の
文を記しています。
2014年7月22日 22時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3841/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月12日(土)
「ざべ」やらCマガ、インターフェースを処分
20世紀の技術雑誌、まだあれこれ残っています。
「ざべ」、「インターフェース」、「トラコン」、「Cマガ」など…
いよいよ、この月末に「紙ゴミ」で出しますわ。

でも、片づけているとついつい見てしまいます。
たとえば「ざべ」の1994年5月号。



「のんちゃん」の「黄昏劇場」はこんな具合↓


20年前のお話!

今回の処分、段ボール5箱くらい。
もうこれらの「本」、どなたもいらないですな?

2014年7月12日 23時11分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3835/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月09日(水)
トラ技8月号
トラ技8月号のリーダーズ・フォーラムにこんなメッセージが載ってました。



6月号の記事:プリンタ・シールドに対する感想です。


  ■パソコンをあえて使わずに、記
  録を紙で確認するということに,新
  鮮さおもしろさとを感じました.
             (cosmos)



こう言っていただくと、記事を書いた本人にとっては、
いちばんの励みです。


で、次号予告がすごいことに。
こんなのが出ています。



「アマチュア無線用トランシーバの構成例」って、
見るからに無線機そのものですがな。

2014年7月9日 21時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3832/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年07月02日(水)
『被災大学は何をしてきたか』
311がらみで図書館にリクエスト。

中井浩一 著 :被災大学は何をしてきたか
サブタイトルが「福島大、岩手大、東北大の光と影」。



面白いです。 「光と影」が取材により証されます。

で、ちょいとイイ言葉が記してありました。
  「百の理屈より一歩の前進」

2014年7月2日 16時37分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス / ・地域防災リーダー |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3826/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年05月19日(月)
「ハルロック」…ドライバー貸与禁止!
こりゃ面白い。

★モーニング:ハルロック

近所の本屋さんが無くなって、買ってなかったら
こんなのが連載されていたんですな。

LEDの電流制限抵抗を解説するマンガって、どんなだっと。
PICやArduinoが出現しています。

2014年5月19日 08時48分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3781/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年05月17日(土)
CQ誌ローカルトピックス
CQ誌の古い切り抜きを捨てようとパラパラとめくっていたら、
付箋がはさまったページが気になって(こんなことしてるから
お片づけが進まない)見たら、こんな記事でした。
  ※CQ ham radio 1996年3月号





VAP-NETの忘年会と湖畔BBQ。
上の写真、私は右端。
下のでは左端。 マロン(ビーグル犬)といっしょ。
もう一匹のビーグル犬はグルルン。

これで、この保存記事は捨てられます(笑)

2014年5月17日 09時24分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・アマチュア無線 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3780/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年03月23日(日)
「歴史群像」捨てます
ちょいと書架(私と息子の)を整理。
学研の「歴史群像」、他を捨てます。

(クリックで拡大↓)


※圧縮率を高くしてますんで、見にくいですがタイトルは
  わかるかと。

この他に「航空ファン別冊グラフィックアクション」など、
写真に写ってるのの倍ほどの量になります。

中央に横置きしている「B-29」(もちろん爆撃機の)。
この本、なかなかいいです。

で、どなたかいりますか?
誰も手を挙げなかったら、月末の30日、地域の古紙回収に
出します。

着払いでお送りしますが、重さから、段ボール二箱になりますね。

お代は無料と言いたいところですが、手間賃として
  ・缶ビール2缶のビール券×2枚
でいかがでしょうか?


・白色のムック本、こんなのです↓

(クリックで拡大↑)


2014年3月23日 15時31分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3717/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年03月11日(火)
サイエンス関連本3冊
図書館で借りてきた本。 「科学」がらみの3冊。

アインシュタインの望遠鏡
サブタイトル:最新天文学で見る「見えない宇宙」



アインシュタインさんが望遠鏡を作ったわけじゃありません。
相対論による「重力レンズ」が望遠鏡となって、宇宙の果て
の様子を見せてくれるというお話です。
宇宙の謎、「ダークマター」や「ダークエネルギ」が出てきます。
天文学でどんなことが研究されているのか、分かりやすく
書かれています。


ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた宇宙の不思議
  子供の科学★サイエンスブックス
  おどろきの画像で宇宙のなぞにせまる



さすがに「子供の科学」。
全ページ分かりやすくって美しい。
解説もやさしくって、興味深く語られています。
そして、当然のようにダークマターやダークエネルギー
の話が出てきて、最新宇宙論へ入り口が示されています。
子供たち向けですが、こりゃもうさすが。


福島第一原発収束作業日記
   「3.11からの700日間」



作業者の生の声。
「1F」で何が起きていたのか、どんな様子なのかが
作業者の立場で語られています。
ツイッターのまとめがこの本になったとのことです。
  @Happy11311
考えさせられることがいっぱい。

2014年3月11日 09時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3707/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年02月25日(火)
「彗星探検」
いつものように図書館で借りてきた本。



「彗星探検」
著者:縣秀彦(あがた ひでひこ)
サブタイトルが「人類が遭遇した大彗星」。

写真技術が無い頃の記録は文字、それに絵や版画。
一番古い記録は紀元前100年頃の中国だそうな。
古墳の中から発掘された布にスケッチ(日々、彗星の
形が変化していく様子)が残されていたと。
さすが中国。こんな時から「記録魔」ですなぁ。

昨年末に騒がれた「アイソン彗星」がらみで出版さ
れた本のようですが、有名どころの彗星が語られて
いて、なかなか興味深くまとめられています。
全ページカラーで綺麗。

で、1996年の百武彗星。
この彗星を発見した百武裕司さん、亡くなられていたん
ですね。
知りませんでした。

1965年の池谷・関彗星も出ていますよ。
発見者の池谷薫さんと関勉さんはご健在で、関さんの追想が
載っています。

2014年2月25日 09時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3696/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2014年02月05日(水)
「バグる脳」
ディーン・ブオノマーノ著「バグる脳」
サブタイトルが「脳はけっこう頭が悪い」。



またまた図書館の本。
興味深い話がいっぱい。
読んだということでとりあえずメモ。

目次などは「脳の仕組みから世の中を眺める」、『バグる脳』(ディーン・ブオノマーノ 著) | 未来回路.comに。

2014年2月5日 16時21分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3679/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年12月10日(火)
トラ技新年号に電池イジメの記事
トラ技の2014年1月号に私の記事が載ってます。
    →夏あたりからごそごそしていた電池イジメの話

表紙↓


記事のページ↓


タイトル部 (クリックで拡大↓)


いつのまにやら「電池マニアの挑戦!」などという
サブタイトルが付いてました。
  (恥ずかしいぞう)


それと、付録冊子の「トラ技Jr」。


仕事場でキット頒布しているマイコン型導通チェッカー
「今月の読者プレゼント」に1セット提供しました。
  ↓



「電池イジメ」のその後、ここでぼちぼちとしていきますので。
それにしてもエネループ・プロはダメな子だった。
たまたま実験した1本だけ×だったのか、ほかも×なのか
検証を続行しています。

毎日、充電器と放電器をゴソゴソ。
エネループを含む大容量系は117サイクル目。
ライトやReVOLTESなどの商容量系は165サイクル目。

とりあえず、原稿提出以降の内部抵抗変化↓


まだまだ続きます。

2013年12月10日 08時33分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・電池 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3625/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年12月08日(日)
『ギター・ケーブルを自作する!』
図書館の検索で「ハンダ付け」を探していて見つけた本。
吉原大敬著ギター・ケーブルを自作する!
サブタイトルが
「ハンダ付けのコツがつかめる本」。


  ・ケーブルくらいは自作したいと願う
  ・脱初心者を目指す
  ・初心者向け 初の書
なんて裏表紙に。

しかしねぇ・・・


使ってるコテとコテ台が安物だぁ。


おそるべきはさまざまのケーブルを評価して、こんな
グラフを出しているところ。


「取り回し」はわかるけど、各音域についてどうの
こうのって・・・

各ケーブル、1m単位長あたりの抵抗値と容量値が
記されています。
ひょっとしてこれを元にしているのか?
でも、実際に出てくる「音」を評価してるようなんです
けど、どんなもんなんでしょ。

さまざまなマイクプラグとジャックの相性を紹介している
ページはお見事です。

2013年12月8日 13時06分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3624/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年12月03日(火)
原子力関係本あれこれ
読書のメモ。

牧野淳一郎著『原発事故と科学的方法』



放出された放射性物質の「量」を、発表されたベクレルと
いう単位から、「何グラムぐらいの」量になるのかの計算が
面白い。


石川迪夫『原子炉の暴走』臨界事故で何が起きたか



「311」以前の本。
核エネルギー開発に関して、こんな研究がされていたんだと。
核事故のあれこれと、BWRとPWRの特性解説が興味深い。
311後のTV番組に出た著者さん、ずぶん叩かれている
ようです。


最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか



怖い話がいっぱい。
原発絡みだとスリーマイル島、チェルノブイリが解説されています。


『暗黒水域 知られざる原潜NR―1』



NR-1の誕生と活躍のノンフィクション。
これは面白い。
すごい潜水艦です。

で、原子力潜水艦の話となるとリコーバ提督が出てきます。
この本でも、すごい人物だったんだなということが記されています。

この本で興味深かったこと。
・補助電池に150個の「銀亜鉛電池」が使われていた。
・その負極に水銀が入っていた。
・トラブルで電池が異常発熱。
・電極が溶けるほどの高温になった。
・水銀蒸気が艦内の電子機器を襲い全滅(あれま)。
    (金までもおかされる)
・半年かけて全部やりかえ。

こんなトラブルにも耐え、40年ほど運用されたそうです。

2013年12月3日 16時56分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3620/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年11月26日(火)
『ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅 』
烏賀陽弘道(うがや ひろみち)著
ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅



著者が訪れた「核(原子爆弾、原子力)」ゆかりの地の写真と
黎明期の生き証人とのインタービュー。
勉強になります。

日本の国会では妙な法律をあれこれしていますが、本書では
アメリカでの取材に関しこんなことが書かれています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どこの核技術研究所でもそうだが、歴史を公開する
博物館が併設されていて、自由に見ることができる。…
なるほど「情報公開」とはこういうものなのかと思う。
「求められたら公開する」ではなく
「どうしても秘密にしなくてはいけないこと以外は、
全部最初から進んで公開する」なのだ。
日本から来たフリー記者が「本を書いている」と
言っても、取材で何ら差別しない。
産業上、軍事上の機密以外は原則すべて公開。
オープンである。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以下はメモ。
・マンハッタン計画で大量の電線が必要になったとき
 「銅」ではなく「銀」が使われた。
 銅は軍需物資で手に入らない。
 だもんで、通貨兌換用として財務省に保管されていた
 「銀」を使って電磁石用のコイルを作ったんだと。
 この時の銀を軍が財務省に返し終えたのが1977年。
・史上最初の原爆を爆発(実験)させたトリニティ・サイト
 年に2日だけ公開されている。
・原子力潜水艦の父と呼ばれるリコーバー提督、すごい
 人だった。
 カーター元大統領もリコーバーの弟子(海軍士官)
   ↑
  田舎のおっちゃんという感じだったけど、
  ぜんぜん違った。

こんなことが記されています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実は、カーターは海軍士官時代に原発のメルトダウン事故
を経験したことがあった。
1952年、カナダのチョークリバー研究所の実験炉NRXが
停止装置の故障で部分的なメルトダウン事故を起こした
とき、リコーバーに現地に派遣された。
重装備の防護服を着て除染作業に従事した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

う〜む。 さすが米国大統領になる人物だわ。

2013年11月26日 13時26分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3614/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年11月25日(月)
『H8マイコン活用記事全集』をおまけに
CQ出版:『H8マイコン活用記事全集』
トランジスタ技術編集部から著者献本で届きました。



12月1日発行の本です。(発売前だわ)
本の定価「3990円」(税込)。
付録が「1100頁収録CD-ROM」。

H8に関する1100頁分の記事がPDFになって入って
います。
私の書いた記事も入っているんですが、未開封で
すんで、どうなっているのか、トラ技本誌に掲載
されたままなのかどうかも不明です。

え〜。
この本を仕事場で頒布しているキットのオマケにします。
導通チェッカー電池電圧チェッカーバッテリー放電器
いずれでもかまいません。
キットを買っていただいたらこの本がオマケという具合です。
キットではなく完成品(導通チェッカー電池電圧チェッカー
でもかまいません。

一冊しかありませんのでしばらく待ってから抽選します。
ご希望のかたはこの記事に「公開」でコメントしてください。
  ・お名前は匿名で可。
  ・どのキットかを明記。
  ・メールアドレスは不要ですが、連絡はコメントで
   行いますので、抽選結果に注目のこと。
  ・当選後に「非公開」で送付先をお知らせ下さい。

お届けと支払いはキットと同じで「代引き」となります。
(送付先都道府県により運賃が変わります)

2013年11月25日 17時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3613/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年11月12日(火)
『関門とんねる物語』
田村喜子著『関門とんねる物語』



またまた図書館の本。
『余部鉄橋物語』が面白かったんで、同じ著者さんを
追っかけして図書館にリクエストしました。
1992年の本なんですが、古さを感じません。
大戦中に完成した関門トンネルのお話なんで、昔話になっちゃう
わけですから…

「トンネル」が「とんねる」とひらがなになっているのは
あとがきにこんな解説があります。

  …琵琶湖疎水を建設し。土木技術における日本の独立宣言
  を果たした田辺朔郎博士には、『とんねる』と題する著書
  がある。
  そのタイトルをつけにあたり、田辺博士は「隧道」という
  文字にこだわり漢字字典や和英字典を調べた揚句、「漢字
  でも仮名でもローマ字でも、むずかしい名称を使用するよ
  りも、とんねるとする方が一番平易で分かり易いから、
  本書をとんねると題した次第である」と「序」に述べてお
  られる。
  本書のタイトルを『関門とんねる物語』としたのは、関門
  トンネルの生みの親のひとりでもある田辺博士の、トンネ
  ルに寄せる心を大切にしたいとねがったからである。


関門トンネルの掘削では「シールドマシン」が使われています。
直径7.2m、長さ5.8m。 重さ200トンと記されていて、小さいですが
写真も載っています。
三菱重工製。
油圧じゃなく、水圧駆動だそうな。
セグメントは12分割で幅は75cm。

ただ、本書では写真と図表が少ない。
ちょいと残念。

トンネルや橋、ダムなど巨大建造物にはロマンを感じます。

2013年11月12日 09時31分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3599/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年11月08日(金)
『余部鉄橋物語』
田村喜子著『余部鉄橋物語』



またまた図書館の本。
東成図書館では鉄道のコーナーじゃなく著者名別の書架にありました。
 (だから気が付かない)

新橋梁が完成する直前(工事は書かれている)までの、余部鉄橋
100年の歴史がまとめられています。
もちろん「みやび」転落事故の話も。

本の中で「あっ。知っている」という箇所がありまして、
「線路工手の唄が聞えた」が紹介されています。

写真と図表もそこそこ使われていて好感を持ちました。
裏表紙とその折り返しの空撮写真がいい。
余部の町と鉄橋、そして駅の位置関係が良く分かります。
今のGoogle mapだとどうなってるんでしょうね。

2013年11月8日 16時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3597/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年11月05日(火)
「直径2センチの激闘」
コマ大戦「ヨーコ」さん発見!



東成図書館に「直径2センチの激闘」(日刊工業新聞)が置いてありました。




2013年11月5日 17時30分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3594/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年10月28日(月)
『「がん」になってからの食事と運動』
またまた図書館の本。
米国対ガン協会 著
『「がん」になってからの食事と運動』
サブタイトルが
米国対ガン協会の最新ガイドライン。



たいへんわかりやすく書かれています。

「がん生存者のための栄養と運動のガイドライン」
というのがアメリカでのタイトル。
2012年の夏に出された本で、最新の研究を元に、
過去に出されたガイドライン(2001年版)を修正し
ています。
昔のは食物に栄養の情報が主だったようですが、
この本では適切な「運動」が有用だと強調。

がん生存者に対しては…
・健康的な体重を達成し維持しましょう。
・定期的に運動しましょう。
・野菜、果物、全粒穀物が多い食事パターンにしましょう。

がん予防に関しては…
・生涯を通じて、健康体重を達成し維持しましょう。
・運動しましょう。
・植物性の食物に重点を置いた、健康的な食事を摂りましょう。
・飲酒する場合は、量を制限しましょう。

ガイドラインを要約すれば上のようになります。
本では、これの「どうして」「なぜ」を解説。

(とてもじゃないですが書き切れませんので、詳細は
 本を見てもらうことにして…)
気になった箇所を(要約して)示しておきます。

・十分な量のたんぱく質を摂取することは、
 がんと共に生きる期間のすべてを通して必須。

・ベジタリアン食は、選択する食物により健康的な
 場合もあり非健康的な場合もある。

・動物由来の食物や製品をすべて排除するビーガン
 の食事では、特定のビタミンについてはサプリメント
 による摂取が必要。

・野菜を加熱するとき、ゆがくより電子レンジで加熱
 するほうが水溶性栄養素の生体利用率が維持できる。

・有機農法で育てられた野菜や果物の方が、それ以外の
 ものに比べて、がんを予防する可能性がある成分を
 多く含むことを示す科学的根拠は無い。

・現時点では、オーガニック食品が、他の農法や製造法
 で作られた同様の食品と比較して、がんの発症、再発、
 進行の抑制という点で、より有効であることを示す、
 人の集団での疫学研究は存在しない。

・フィトケミカル(植物に含まれる生理活性物質)を
 サプリメントとして摂取した場合、それが抽出された
 元の食材と同等に有益であることを示す科学的根拠
 は無い。

・現時点では、サプリメントによってがんの再発リスク
 の低下や生存率の改善を示す科学的根拠は存在しない。

・野菜、くだもの、全粒穀物を多く含み、赤肉が少ない
 通常の食事よりも、ベジタリアン食を摂取する方が、
 「がん再発を抑制する効果が大きくなる」ことを示
 した臨床試験は無い。

・しかし、ベジタリアン食は飽和脂肪酸が少なく食物繊維、
 ビタミン、フィトケミカルを多く含むので「がん予防の
 ための栄養と運動に関する米国対がん協会ガイドライン」
 に沿うものだ。

・食事療法は慎重に。有効性、安全性を確認すべし。

・通常の治療(手術、放射線、抗がん剤)を受けずに
 食事療法や健康食品に頼ってがんを治そうとしては
 いけない。

・独自の理論を提唱する人物の主張を鵜呑みにすると、
 通常の治療を受けずに、治癒の機会を失ってしまう
 ことがある。

・極端な食事制限を要求する独自の食事療法や高価な
 健康食品を購入することは慎重に。

・培養細胞や実験動物での研究結果が人に当てはまるとは
 限らない。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

上に挙げたのは私が気になったところをピックアップした
だけで、他にもさまざまなことが書かれています。
その話の一つ一つが科学的な態度なんですよ。


「がん生存者」という訳がすごい。
「Cancer Survivors」というのが元のタイトルなんです。

私の父も母も死因は癌。
逝ったガレージ仲間3人も癌。

はてさて。


2013年10月28日 17時18分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・サイエンス / ・食べもの / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3589/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年09月24日(火)
「ポラロイド伝説」
…そして神話になった

そんなお話かなぁ。
またまた図書館で借りてきた本。



「ポラロイド伝説」

サブタイトルが「無謀なほどの独創性で世界を魅了する」。
ポラロイドの創業者、エドウィン・ランダさんの伝記っぽいん
ですがそうじゃないところが面白い。
ポラロイド社そしてポラロイド写真の栄枯が語られています。

※関連記事
2008年09月12日:仕事場から「SX-70」を発掘
2008年12月19日:米国ポラロイドが破産
2008年12月20日:1981年撮影のポラロイド
2012年01月31日:ポラロイドSX-70のもらい手が見つかりました


2013年9月24日 17時43分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・カメラ |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3552/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年09月05日(木)
「プロセッサ」の目次を発掘
本棚の不要書類を整理していたら、コピーしてファイルしてあった
「プロセッサ」の目次を発見!
モノクロのコピーですがスキャンしておきました。

プロセッサ目次<pdf> (約13MB)

1985年8月号〜1990年10月号の60ページ。
カラーじゃないのが残念。

保存場所はここ↓
   ・雑誌への投稿記事:(有)アクト電子

私の書いた記事二つもスキャンしてここ↑にアップしています。

2013年9月5日 09時12分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3534/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年08月28日(水)
『PICマイコン製作記事全集』を
CQ出版トランジスタ技術SPECIAL増刊
『PICマイコン製作記事全集』がやってきました。



8月26日発売というできたてほやほやの本。
本の定価「4200円」(税込)。
著者献本でやってきたのです。

重要なのはこの「本」に付いているCD-ROM。



1500頁分の記事がPDFになって入っています。
私の書いた記事も入っているんですが、未開封です
んでどうなっているのか、トラ技本誌に掲載された
ままなのかは不明。

え〜。
この本を仕事場で頒布しているキットのオマケにします。
導通チェッカー電池電圧チェッカーバッテリー放電器
いずれでもかまいません。
キットを買っていただいたらこの本がオマケという具合です。
キットではなく完成品(導通チェッカー電池電圧チェッカー
でもかまいません。

一冊しかありませんのでしばらく待ってから抽選します。
希望の方はこの記事に公開でコメントしてください。
  ・お名前は匿名で可
  ・どのキットかを明記

お届けと支払いはキットと同じで代引きとなります。

2013年8月28日 10時59分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3520/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年08月26日(月)
量子論?!
「サイエンスねた」じゃありません。

歩いていたらこんな看板に遭遇!
『人生を量子論で考える会』



  量子論は人生にゆとりと富さを導く
  人間の究極の答えがある。
  量子論は真の人間証明になる。
  素領域の主となる。

・・・はてな?

人生と量子論との関係?
量子論といやマックス・プランクさん。
プランク定数ですな。
光のエネルギーがとある値の整数倍になると仮定して
理論を構築。
20世紀初頭のお話。

これと「人生」とどう関係するんですか〜〜〜。

そして調べた言葉が「素領域」。
湯川秀樹さんが関係しているんだ〜。

しかし、量子力学と人生、どうつながるんだ〜〜〜。

誰か助けて〜〜〜。


※追記
ニュートン6月号の特集が「量子論」でした。

(東成図書館)
2013年8月26日 21時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3517/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
「食べ物とがん予防」
坪野吉孝著 「食べ物とがん予防」
サブタイトルが「健康情報をどう読むか」。



またまた図書館から借りてきた本です。
2002年の本なのですでに情報としては古いんですが、
現在に通じる話がたくさん載っています。

筆者さんはガンの疫学についての研究者。

ガン予防について『緑茶に胃ガン予防の効果』がある
かどうかを調べてみたら・・・
  「緑茶を一日に五杯以上飲む人も一杯より少ない
    人も、胃ガンになる確率は変わらない」
なんていう結果が出た。

従来、緑茶に含まれるカテキンがガン予防に効果が
あるんじゃないかとされてきました。
でもそれは動物実験での結果だったそうな。
それも大量に対象物を摂取させて…

ところが、実際に「人」を調査してみたら上記の
結果だったと。

この調査方法が「前向きコホート研究」という名称。
「コホート」のスペルは「cohort」。
辞書の訳を見ると「軍隊、軍団」てなっています。

で、著者さんの言いたいことは
  「メディアの情報をうのみにしない」。

   ※今も「鯖缶」騒ぎが続いているようです。

その情報の信頼性を検証する方法が示されています。
 「Yes」なら次のstepの検証に。
 「No」なら「ウソとちゃうん」で終了。

・step1 具体的な研究にもとづいているか?

・step2 研究対象は「人」か?
     (マウスやラットじゃダメよ)

・step3 論文報告か?
     (単に学会での発表なら話半分)

・step4 定評ある医学専門誌に掲載された論文か?

・step5 研究デザインは「無作為割付臨床試験」や
     「前向きコホート研究」か?

・step6 複数の研究で支持されているか?


人の健康がかかわる話となれば、ここまで厳密な検証を
してはじめて「ホントだ」となるわけです。
21世紀になって、1980年代の研究報告が「実は違うぞ」
なんて結果が出ているそうです。
「緑茶」の話もその一つ。

で、健康に関するメディア報道はどうかとまとめられて
います。

 検証step 
 123456 トピック
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・○×??×× トムヤンクンでガン予防
・○××××× アボガドが肝障害に効く
・○○○○○× 緑茶に胃ガン予防効果無し
・○○??×? 柑橘類に発癌抑制物質が含まれる
・○××××? 卵白がコレステロール上昇を抑制
・○○×××? 鮭やトマトの色素に抗酸化作用
・○××××? ビールに抗ガン効果
・×××××? バナナが体内脂肪を燃やしガン抑制
・○×○○×? ブロッコリーがガン予防
・○○??×? ヨーグルトがピロリ菌抑制

昔にどこかで聞いたことあるような話です。
「バナナ」の話って何? という感じですな。
著者さんの緑茶の研究にしても、追試されて結果が複数
でていないので「×」。
ご自身、「この研究一つで結論が出るわけではない」
と語られています。

この本の第二部として興味深い医学論文が紹介されて
います。
例えば
 ・ガン予防あれこれ
 ・心筋梗塞予防
 ・糖尿病、血糖値
 ・環境ホルモン
 ・携帯電話と脳腫瘍

生の学術論文なんて、めったに見ないわけですが、
概要を分かりやすく解説していただけるとありがたい
ものです。
「現在はこんな研究結果が出ているんだ」っと安心
かと。

「コホート研究」を検索してみるとこんなところが。
国立がん研究センター がん予防・検診研究センター
  この中の
多目的コホート研究(JPHC Study)

興味深い事例が出てきます。

2013年8月26日 16時40分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3515/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年08月07日(水)
taketake_1726さん向けの本
taketake_1726さん、こんなところでいかがでしょうか?
(クリックで拡大↓)


Cマガ、TRY PCなど。
着払いでお送りしますので、お届け先をお知らせ下さい。
(非公開をチェックしてコメント書き込み)

で、お願いです。 「60cmノギス」なみにとは申しませんが、
「ビール券」で発送作業のお駄賃をいただければうれしいです。

2013年8月7日 23時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3493/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年07月29日(月)
安居神社:中島宮司発見!
図書館で借りてきた
『カリスマ案内人と行く 大阪まち歩き』 (栗本智代著)
に安居神社の中島宮司さんが載っていました。



本の74ページにほれ。 (クリックで拡大↓)


むちゃ笑顔です(笑)。
2013年7月29日 18時11分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3486/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年07月19日(金)
なぜ牛乳を悪ものにするん?
またまた「牛乳有害論」関連。
「牛乳有害論」他あれこれを展開している
『葬られた「第二のマクガバン報告」』、図書館に
リクエストして借りてきました。
  (下巻はまだ来てないけど)



で、その印象

・原題は「The China Study」。
 サブタイトルが「The Most Comprehensive Study
   of Nutrition Ever Conducted And the Startling
   Implications for Diet, Weight Loss, And Long-
   term Health」
 原本のサブタイトルには「マクガバン報告」なんて
 ひと言も出てきませんぜ。

・というこたぁ、「The China Study」の完全訳じゃない
 ということかいな?
 「The China Study」の一部は英語版Wikipediaに出てる
 んで、関係ありそうなところを探してみたけど、同じよ
 うな図表が出ていて、同じようなことが書いてある。
   見る方法
     日本語Wikipediaで「カゼイン」を検索。
     ENGLISHに切り替え。
     項目CANCERをクリック。
     参考文献「28」で本の該当ページに飛ぶ。

・でもねぇ、文章での解説はいいとして、その裏付けは
 もの足りないことばかり。
   元論文の内容をもっと解説してほしいぞ。
   出てきてる数字がなんかうそっぽい。
     単位とかあいまいな部分があるぞ
  「菜食」を賛美する展開になっている。
   なぜに牛乳のカゼインだけ?
   他の動物性タンパク質ではどないやっていう
   研究は?
   消化吸収された後のアミノ酸レベルでどや?という
   話もない。

・『プラントベース(植物性食品中)のホールフード
  (未精製・未加工の食べ物)で構成された食事』
 がイイって何度も出てくる。

 これの日本語訳、適切な言葉がなかったんかいな。
 何度見ても「プラント」って出るたびに「植物」
 「植木」じゃなくって「化学プラント」がアタマ
 に浮かぶ。

 ホールフードってどんな英文字かと思ったら
 「Whole Food」。
 『食べ物ひとつまるごと』のことのようなんだけど、
 なにやらベジの間では
   「滋養溢れる本物の食べ物、不要な
    添加物の一切無いまがいものなき食品の意」
 らしい。

・訳者の松田麻美子さんを調べると…
 『ナチュラル・ハイジーン』って団体が出てくる。
 健康食品の売りつけじゃなさそう。
 講演会と本を売ってるの?


2013年7月19日 15時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス / ・食べもの |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3471/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年07月09日(火)
「イケナイ宇宙学」
またまた図書館の本です。



フィリップ・プレイト著イケナイ宇宙学
サブタイトルが「間違いだらけの天文常識」

この本に恒星は月より遠いぞで問題にしたのと同じことが
書かれていました。
こんな具合です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第24章 イケナイ宇宙学、ハリウッドへ行く
映画に登場したイケナイ宇宙学トップテン

1.ビューン! われらがヒーローの宇宙船が、轟音とともに…
  (宇宙では何を叫んでも聞こえない)

2.…小惑星の密集した宙域から現われ…
  (小惑星帯にはそんなににたくさんの小惑星は無い)



10.われらがヒーローは、歓声を上げて満月の面を横切り、
  すぐ向こうには太陽が輝いている。
  (月と太陽の位置関係で満月、半月など月の満ち欠けが決まる)
  (この解説に登場していました)


  『さらにひどいことに、一部の映画や多くの子ども向けの
   本では、三日月のふたつの頂点のあいだに星が描かれている。
   これでは、月と地球のあいだに恒星があることになってしま
   うではないか。』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まさにこれ。
私が問題にしたのは子ども向けじゃなく広告。
今でもやっぱあかんやろという気持ちは変わりません。

※過去記事
2008年03月31日:恒星は月より遠いぞ
2008年04月06日:恒星は月より遠いぞ その後
2008年06月06日:月の夜部に★を描く
2012年08月02日:8月14日未明に金星食
2008年03月09日:「マリアの月」


2013年7月9日 15時49分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3459/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年07月05日(金)
「食のリスク学」
またまた図書館の本。
中西準子著 食のリスク学
サブタイトルが叛乱する「安全・安心」をよみとく視点



食べ物において何がリスクがリスクでないのか…
たとえば発がん物質やさまざまな汚染物質。
それに健康食品も。

「数字」を元に述べられているので説得力があります。
言ってみれば「食に関するニセ科学を糾弾」てなところです。

そうそう「水道水」に関し、こんなことが書かれていました。
調べればちゃんと公的な裏付け資料も出てきます。

■1991年ペルーでの事件

塩素処理によるトリハロメタン(発がん性物質)生成
を心配して水道水の塩素消毒をやめてしまった。
すると…
水道水が原因でコレラが蔓延し80万人が罹患。
死者9000人あまりという事件になった。

公衆衛生で何を優先すべきか…
わずかな量のトリハロメタンによる発がん可能性か、病原体
の消毒か。
リスクの計算違いにより大事件となった。

そして水道水の塩素消毒についてこんな引用が記してあり
ます。
  ※1996年7月の堺市学校給食集団食中毒事件(O-157感染)
   (患者数約8000人、死者3人)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ペルー政府の失敗は、何を優先すべきかを示す事例として印象的
です。この記事は、広く知られてほしいものと思います。

 じつは、堺市で起きたカイワレ大根を原因とする腸管出血性大腸
菌O157も、教育委員会が、トリハロメタンに必要のない”おののき”
を示し、事件から10年前に次亜塩素酸ナトリウムによる野菜等の
消毒作業を取りやめていたのです。

 もし、カイワレ大根に対し次亜塩素酸ナトリウムによる消毒作業
を行っていたら、あの事件は起きていなかった、3人の子供の命を
失うことも無かったのにと悔やまれてなりません。

 堺市内34校のうち、1校だけは一人の患者も発生していません
でした。その学校では、栄養士の指示で、3時間水道水に浸漬して
いたのです。微量の残留塩素と大量の水による菌の希釈で発病に至
らなかったことが追試験でも立証されています。

 規定の塩素消毒をしていたら、事件は起きていないと言えます。
このことは、マスコミもあまり報道されていません。事件後は、ま
た、次亜塩素酸ナトリウムを調理場にまき散らしているような状態
です。

 冷静な科学的知識の徹底のむつかしさを思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆その元文↓
http://food.kenji.ne.jp/review/review469.html

◆堺市の資料
国内で発生した事故・事例等を対象とした
食品の安全に係る情報の収集と提供に関する調査報告書
(『堺市学童集団下痢症事件』調査分)


資料76ページにこの状況解説が載っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(3)晴美台東小学校が中・南地区で唯一の
   非発生校である原因の検討

調理状況調査において判明した発生校及び非発生校の以下の
事項を実験室で再現し、O−157の汚染量に関する検討を
行った。

中・南地区の唯一の非発生校においては、調理状況調査の際、
貝割れ大根を調理後3時間水道水に浸漬していたとのことで
あった。

これらの調理過程を再現して貝割れ大根を3時間水道水に浸
漬したものと室温で放置したものについて、生菌数を比較し
たところ、3時間室温放置していたものでは、1.5×107
/g、水道水に浸漬したもので1.5×106/gであった。

水道水による生菌数の減少効果がO−157の最小発症菌量
のレベルにおいても生じるとすれば非発生の理由のひとつと
考えられる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私は当事者じゃありませんがこの解説を読んで…

患者を出さなかった晴美台東小学校の調理員さんら、
カイワレだけじゃなく、他の食材や調理環境に対しても
きちんとした仕事をしていたんでしょうなぁっと想像し
てしまいます。

「こんなこともあろうかと…」っという想像力が「良」
の結果をもたらしたんじゃないかと。

★「こんなこともあろうかと…」
・こんなことがあるかもしれないぞという想像力。
・もし今これをしておいたらイザというときに対処できるぞ。
・ちょいと手間(お金)はかかるけど、今これをしておいたら安心。
・今しとくほうがあとでするより楽やん(今ならお金も手間もかからんぞ)。
・手を抜いても大丈夫かもしれんけど、やっぱそりゃあかんやろ。

こんな感覚でしょうか。

なんというか、「いかなる時も安全第一に」と考えているもんだから、
きっと実行するときは無意識なんじゃなかろうかと。
手抜きしないのが当たり前てな反応でもって、勝手にカラダが動
くんでしょうな。
アタマで考えるんじゃなくてカラダが覚えている状態なんでしょ。

手順書を見たり一時の訓練だけじゃ対応できない非常事態。
そんな時に「そのものがカラダの一部」になっている「人」が
リーダーならと思ってしまいます。
  (福島原発のスカタンを鑑みて)

2013年7月5日 15時48分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3454/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年06月29日(土)
「もうダマされないための「科学」講義」
またまた図書館から。



  「もうダマされないための「科学」講義」
光文社新書  著者:菊池誠 他

「と」な人と話をするのにどんな知識持ってたらいいかの
参考になりました。
というか、まっとうに「科学」の「道」を語っています。
純粋に知識を追い求める科学とそれを応用してお金儲けに
つながる科学。
どういうふうに考えたらいいのか「科学哲学」という立場で
述べられている章があります。
「311」以降、科学が悩む様子も興味深い。

ちょっとメモのために著者さんの検索リンクを置いておきます。

菊池誠
松永和紀
伊勢田哲治
平川秀幸
飯田泰之
片瀬久美子
荻上チキ


※関連
2012年03月09日 『検証東日本大震災の流言・デマ』

2013年6月29日 10時08分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3443/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
「宇宙から恐怖がやってくる! 」
またまた図書館から借りてきた本です。
   「宇宙から恐怖がやってくる! 」
サブタイトルが「地球滅亡9つのシナリオ」
(フィリップ プレイト著 斉藤 隆央訳)



「と」 な話じゃなく、まじめな「地球が滅亡する」話です。
人類だけの滅亡じゃなく、地球滅亡というところでスケール
が大きくなっています。

恐竜が絶滅した原因も「宇宙」。(小惑星衝突)
地球の歴史の中に数ある大量絶滅も宇宙(地球や太陽
を含めて)が原因。

※参考→ 大量絶滅

本では9つの「恐怖」を挙げています。
 (1)小惑星の衝突
 (2)太陽フレア
 (3)超新星
 (4)ガンマ線バースト
 (5)ブラックホール
 (6)エイリアン襲来
 (7)太陽の死
 (8)銀河による破局
 (9)宇宙の死

7〜9はいずれ起こるものですが、その時に人類はすでに
いないでしょう。
絶滅が必須なんだったら(6)を体験してみたいかも。

2013年6月29日 09時50分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・サイエンス / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3442/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年06月10日(月)
「と」関連本
安斎育郎著「不思議現象の正体を見破る」



「とんでもさん」をちゃかす組織(!)として
「と学会」 が有名ですが、
Japan Skeptics(ジャパンスケプティクス)というのもあるんですね。
この本を読んで、著者名で検索したら出てきました。

   JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)ま
  たは『「超自然現象」を批判的・科学的に究明す
  る会』は、「超自然現象」の批判的・科学的な研
  究の推進と研究者の交流を目的として、1991年4月
  に設立されました。
   今日、科学技術が急速に進歩する一方で、科学の
  理論体系や方法論を根底から否定するような主張が
  数多く見られます。超能力、心霊現象、UFO、予
  言、テレパシー、占いといった多様な「超自然現象」
  がテレビや雑誌に興味本位で取り上げられ、一般の
  人々の科学理解の形成を阻害する重要な要因の一つ
  になっています。
   一般の人々は、私たちの先達が論理と思考を積み
  重ねて築いてきた科学的な認識を十分修得できない
  まま、自然現象や社会現象についての非合理的な解
  釈に走り、そのことが原因となって不本意な生き方
  に陥るようなケースさえ多々生じています。
   この時にあたり、JAPAN SKEPTICS は、社会が疑似
  科学や非科学に傾斜していく風潮を危惧し、「超自
  然現象」と呼ばれる現象を批判的・科学的に究明す
  る立場から、学際的な活動に取り組んでいます。
   私たちと志を一にする組織は世界20ヵ国に70
  以上存在し、「超自然現象」を無批判に受け入れる
  社会に警告を発しています。

っと、趣旨が記されています。

図書館で借りてきたこの本は2001年5月に出版されたもの。
21世紀になってからの本とはいえ、内容的には古く感じ
ます。
明治時代の霊能者(千里眼や念写)の話が出ていたり、
新しいものでも「ユリゲラー」に「ノストラ」。
安斎育郎さんがかかわるHPを見てますと、現在は「と」よ
り原発事故のほうに軸足を置かれているようです。
311の原発事故のほうが現実世界の話として深刻だし。

安斎育郎さんがこの本でこんなことを語られています。

・釈迦仏教本来の立場は「霊魂不説」。
 つまり仏教は霊魂を説かない。
・ところがその後に「輪廻転生:生まれ変わりや死に
 変わり」の考え方が導入され、「輪廻する主体」が必
 要となりそれを「霊魂」と見なすような立場が生まれた。
・仏教宗派の多くは「霊は存在しない」という教えだが、
 宗派の違いだけでなく同じ宗派でも寺院や僧侶により
 てんでバラバラの霊魂観を説いている。
・「たたり」についても「たたりなんてあるはずがない」
 という立場の宗派もあれば「たたりがあると日蓮聖人が
 言われている」という立場の宗派もある。
・このような状況だから日本人の霊魂観はまったく定まっ
 ていない。

さらに、面白い話がありました。

・死んで火葬されればカラダを構成していた諸元素は
 煙やガスになって環境に放出される。
・例えば炭素は炭酸ガスになって大気に混じる。
・そして、元は自分のカラダの構成要素だった炭素が、
 炭酸ガスとして植物の光合成で野菜や草木に取り込ま
 れる。
・それが食べられ、他の動物やヒトのカラダを作る細胞
 に取り込まれる。
・炭素だけでなく、水素や酸素、窒素などすべての元素
 が死とともに自然の巨大な輪廻のプロセスに加わり
 再利用されていく。
・この元素の「使い回し」が「輪廻転生」を科学的に解釈
 したような気がして面白い。

この考え、なかなか興味深いです。


もう一つの本が「ニッケル博士の心霊現象謎解き講座」。



2000年3月出版で、こちらはおもにアメリカの話。
昔からある降霊会や霊媒師、心霊写真にポルダーガイスト
をあれこれ解説されています。
妖精やゾンビ、吸血鬼、狼男が出てくるのは宗教感の違い
でしょうね。
詳細な調査をされていますが、「ホンモノは無し」という
ことで決着。

しかしなんですな。
この手の心霊現象話、自分の体験を元に語られるものだか
らちょいとひねりが不足。
話の発端が自分なんで、「この想像世界はすごいぞ」とい
う感動が生まれません。
なんというか、SFで語られる宇宙にはもっと奇抜な生命体
や世界が出てくるんですが、以外とまともなんですよねぇ。
人間世界から離れられていないし。
もっと面白い発想はないのかと思えちゃうんです。
  (そんな世界を思い浮かんだらんらぜひSF小説に!)
「Xファイル」みたいなサスペンス仕立てでも面白い
かなぁ。

2013年6月10日 10時11分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・サイエンス |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3415/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年05月28日(火)
コニー・ウィリス著『航路』
コニー・ウィリス著『航路』


上下巻2冊の長編SFです。
読み出したら止まりません。

※詳細は検索を参照のこと
 いっぱい書評が出てきます。
  ・コニー・ウィリス『航路』あらすじ(ネタバレあり)
  ・コニー・ウィリス『航路』ネタバレ感想


著者さん、あとがきで「臨死体験本」にえらく怒っておら
れます。

『…アメリカでは…それに類した本が山のように出版され
ました。臨死体験の実例を詳細に記した本ですが、内容は
どれも似たようなもの。…そういう本を読んで私は激怒し
ました。科学的なノンフィクションの体裁をとっています
がこれは最悪の種類のニセ科学…』


大阪市立図書館のHPで「臨死体験」をキーワードに図書を
検索すると50ほどの本がヒットします。
確かに怪しいタイトルばかりです(笑)。

この小説の世界では携帯電話はまだ普及していません。
携帯メールもまだありません。
「ポケベル」と留守番電話が頑張ってます。

舞台が病院ですので、「救急救命」のあれこれが興味深く
描かれています。

そして臨死体験の舞台となるのが
 ・タイタニック号(沈没)
 ・ヒンデンブルグ号(飛行船)
 ・空母ヨークタウン(太平洋戦争)
 ・ハートフォードのサーカス火災
 ・ボストン糖蜜災害
こんな話が絡みながら物語が進みます。

しかし、主人公(女性研究者)は亡くなってしまいます。
ここらへんがちょっとさみしいのですが、それが臨死体験
の秘密を科学的に解きあかすカギになるという仕掛けと
なります。 (もちろん本の中の話として)

良質の長編SFを読んでみたいという時、この本をおすすめ
しておきます。

2013年5月28日 16時53分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3400/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年04月28日(日)
TK-80ユーザーズ・マニアル
TK-80ユーザーズ・マニアル、あれこれいっしょに廃棄する前に
中身をスキャンしておきました。



本店のTK-80の残骸の中に置いてます。
pdfで5.8Mバイト。

もうひとつがTK-80応用プログラム。



こちらは2.0Mバイト。
歴史的価値あるかなぁ。


ちなみにTK-80ユーザーズ・マニアルという表記が正式。
「マニュアル」じゃありません(笑)

例えば、p15には「抵抗」のカラーコードについて、こんな解説が載っ
ています。
(クリックで拡大↓)


また、p117の「TK-80 CMTインターフェース」はカセットテープを
使ってのデータセーブ、ロード回路の作り方です。
最初から回路を乗せておいてくれればよかったんでしょうが、
なにせ「トレーニング」です。
自力で作ることに意義があります。
トーンバースト信号による録音再生でした。

※pdf:
ユーザーズ・マニアル
応用プログラム

2013年4月28日 18時12分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3359/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年04月27日(土)
PC-8801のマニュアル
発掘中(といっても廃棄するため)の本、あれこれ。
こんなのが出てきましたけど…

PC-8801のユーザーズ・マニュアルとBASICリファレンス・マニュアル。



あと、CQ出版の単行本。
「VMEバス」なんて、もう触ることがないだろなぁ。
どこの製品(VMEバスのCPUボード)だったか、基板内のデータバスが
とあるタイミングで「衝突」しているのを見つけてしまって、大騒ぎ。
なんて経験もあります。

こんな本も捨ててしまいますが…


2013年4月27日 08時32分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3356/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年04月25日(木)
インターフェース誌発掘作業中#2
インターフェース誌発掘作業中の続き。
1980年代後半のが出てきました。

これが1985年〜1987年。


そして1988年と1989年。


kitamuramasaさんへの発送、1985年と1986年のだけでいいですか?
1987年のはどうしましょう。


さて、残りの本はどうしましょう。
現時点の予定、次の日曜に廃棄です。

2013年4月25日 18時24分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3353/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2013年04月21日(日)
「VALUE up」も発掘
エプソンの情報誌「VALUE up」。
これも段ボール箱から発掘できました。
1988年1月が「創刊前号」。 1988年3月が「創刊号」です。



まさにMS-DOSの全盛期。
CPUはV30や80286、そして386、486に。
裏表紙にはラップトップPC「PC-286L」の広告が載っています。
当時、主流のハードディスクは20メガとか40メガ。
ギガじゃありませんので(笑)

この本、どなたかいりますか?

2013年4月21日 17時47分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3347/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
インターフェース誌発掘作業中
本の処分に向け、あれこれ整理中です。
「80年代までのインターフェース」というリクエストがありましたので、
段ボール箱の中から発掘作業をしておりました。
現時点、これだけです。

まず古いものがこれ↓
下の写真が一つの段ボールに入っていました。





一番古いのは1977年でしょうか。
新しいので1984年。


もうひとつ引っ張り出した段ボールがこれ。
この写真のが入っていました。





この箱はどうやら1990年代の前半です。
1980年代後半の段ボールがまだどこかに埋まっているようです。

もうちょい発掘を続けてみます。


そうそう。 こんなのも出てきました。


一番上のが「TK-80」のユーザーズ・マニュアル。
TK−80の残骸で回路図を紹介しています。
これ、正式名称は「TK-80ユーザーズ・マニアル」なんですよ。

そしてシャープの「SM-B-80T」ユーザーズ・マニュアルとOWNER'S MANUAL。

それに日電のマイコン開発ツール「PDA-80」と「PDA-800」のマニュアル。
難波のビット・インでお世話になりました。

さて、これらどうしましょ。
まだ発掘途中ですが、『とりあえずこれ欲しい』というのがあれば
確保しておきますので。

昨年、プロセッサ誌詰め合わせを送ったとき、同様の段ボールで
千葉県向けで着払い代金「1790円」でした。
  (こちらは大阪)
2013年4月21日 16時20分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・行商(ジャンク部品頒布) |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3346/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
前へ 次へ