ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2013年04月12日(金)
インターフェース誌やザベ、Cマガなどを
  インターフェース
  ザ・ベーシック
  Cマガジン
  プログラマーズ・ページ
  トラ技コンピュータ
などの雑誌を今月末の古紙回収に出します。

『プロセッサ』はもらい手があったので…

1970年代〜1980年はじめのインターフェース誌は、マイコン
黎明期にあたるわけでして、捨てるのはちょいともったいない
かなっと感じています。
手を挙げてくだされば「送料着払い」で発送いたしますので。
けど、本は重いです。

※関連
2012年06月06日:インターフェース誌などを処分しようかと 

2013年4月12日 08時45分 | 記事へ | コメント(14) | トラックバック(0) |
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2013年02月14日(木)
「一等三角点全国ガイド」
東成図書館の蔵書です。

「一等三角点全国ガイド」

サブタイトルというか、主題が『登山案内』



でも、登山しなけりゃ行き着けないところ(三角点)ばかりじゃありません。

例えばここ↓



2月10日、女房といっしょにたまたま訪れた「堺市」。
旧堺港灯台近所の大浜公園、その中に蘇鉄山という場所があります。
そこにあるのが
  ・北緯34度34分47.8761秒
  ・東経135度27分41.2104秒
  ・標高:6.96m
の一等三角点↓なんです。



この本にも紹介されています。

立て札には「日本一低い一等三角点」って刻まれていますが、
正しくは「一等三角点のある日本一低い山」だそうです。
一番低い一等三角点は、北海道・野付岬の標高「1.83m」。
三等三角点なら秋田県の大潟の干拓地に「-4.43m」というマイナスの
標高になった三角点があるんだそうです。


史跡旧堺灯台

いけずして、海が背景じゃなくて阪神高速道路を背景に
して撮影。


※参考
&hl=ja&gbv=2&gs_l=heirloom-hp.3...1322.5388.0.5669.3.3.0.0.0.0.260.591.0j2j1.3.0...0.0...1c.1.DlOxribThTU&oq=蘇鉄山山岳会" target="_blank">蘇鉄山山岳会
&hl=ja&gbv=2&gs_l=heirloom-hp.3...1322.5388.0.5669.3.3.0.0.0.0.260.591.0j2j1.3.0...0.0...1c.1.DlOxribThTU&oq=蘇鉄山一等三角点" target="_blank">蘇鉄山一等三角点


2013年2月14日 23時35分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2013年01月15日(火)
名古屋空襲
女房のお父さんは昭和4年生まれ。
親父さんから聞いた戦争の話をかいつまんで…

戦争中、「学徒勤労動員」で「三菱重工名古屋発動機製作所」
働いていました。
エンジン(親父さんは発動機っと言う)の「シリンダーを磨いていた」
そうです。
そこで遭遇したのが1944年12月13日の空襲です。

昼過ぎ、昼食が終わってしばらくしたときに空襲警報。
防空壕にもぐりこむ用意をしながら空を見上げていると、
高空を飛ぶB29の腹から小さいものがパラパラと落ちるのが
見えて、「なんか落としよったで」…。
焼夷弾ではなく、工場破壊を狙っての爆弾投下。
「ズン! ズン!」っと徐々に近づく破裂音と地面の震動に、
防空壕の中でひたすら耐えていた…

動員されていた女生徒を含め、大勢の人が亡くなっています。
空襲後、しばらくは工場の後片づけをしていたんですが、
旋盤など工作機械はひっくり返ってるで、仕事もできずで
故郷の奈良に帰ったということです。

さて、先日のこと、図書館で借りてきた一連の本にこの
名古屋空襲に関する話が出ていました。


写真の裏の真実 著者:岸本達也
サブタイトルが「硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択」



硫黄島戦で捕虜になった一人の日本軍兵士(通信・暗号担当)。
彼が米軍へ語った(漏らした)日本軍や日本本国の情報が、
米軍が進める戦略に影響します。


トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所 著者:中田整一



捕虜になった兵士の中から、重要人物が選り分けられて
日本のより詳しい情報が米軍に吸い取られます。
情報公開により、米軍が持っていたさまざまな情報が
機密解除され、当時の様子が浮かび上がってきます。

この本に名古屋の空襲が出てくるのです。
偵察機が撮ってきた工場の写真を元に、工場のどこで
何を作っているかなど、捕虜が語った情報が加味されて
爆撃目標が決められていきます。

これがその航空写真と工場のスケッチ。




この戦略爆撃のまっただなかに義父が居たわけです。



名古屋空襲とは関係ないですが硫黄島関連で、

今ここに神はいない
サブタイトルが「米海兵隊員が見た硫黄島の地獄」
著者:リチャード・ユージン・オバートン  翻訳:奥田宏



硫黄島戦に参加した米国海兵隊衛生兵の回想録です。

2013年1月15日 11時43分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年12月08日(土)
『写真の裏の真実』
「真珠湾」の日に読了。
岸本達也著『写真の裏の真実』
サブタイトルが「硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択」。



著者が取材を進めるうちに、想像もできない物語が浮かんできます。
ノンフィクションの威力。
一気に読んでしまいました。
発端となる舞台は、あの「硫黄島」
詳細は検索で出てくる書評をどうぞ。


2012年12月8日 23時48分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月14日(日)
「イモ・コレ!」
図書館の児童書コーナー、面白いです。
例えば…
「イモ・コレ!」 …おイモさんのコレクションじゃなくって…

なんと「いもむし」!



本のタイトルは「ずら〜り イモムシ」
  (左下)


この他、地球科学や地学からみでも。
「石」の話や「地形」の話。
大人が見てもわかりやすい。
ある程度は専門用語も使われてるし。

  ・世界のおもしろ地形
  ・採集して観察する海岸の石ころ
  ・集めて調べる川原の石ころ

子供たち、こんなの読んで科学に興味を覚えるのでしょうね。
やっぱ「子供の科学」。


ちなみにわが女房「イモムシ」の本はアウト。
ページをめくれません。   …恐くってだそうです(笑)

2012年10月14日 11時57分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年10月01日(月)
「凍土の核」 …ボロン鋼球
またまた図書館にあった本、
豊田有恒&hl=ja&gbv=2&gs_l=heirloom-hp.12..0l7j0i5.1873.1873.0.4136.1.1.0.0.0.0.330.330.3-1.1.0...0.0...1c.1.dLUZgqBCDx0&oq=凍土の核" target="_blank">「凍土の核」



息子(JJ3ENT)が、
  『おとん、またえらい古い本を借りてきてんな〜
   現実が本を追い越してまっせ〜』
なんて、評価を。
1994年の本です。
本の舞台となる北朝鮮、まだ金日成さんも金正日さんも生きています(笑)。
   ※金正日さん、なにやらいい人に描かれてます

で、ちょいとサイエンスがらみで面白かったのが東海村の「ガス冷却炉」
&hl=ja&gbv=2&gs_l=heirloom-hp.12..0l7j0i5.1873.1873.0.4136.1.1.0.0.0.0.330.330.3-1.1.0...0.0...1c.1.dLUZgqBCDx0&oq=toukaidaiichi" target="_blank">東海第一原発のあれこれ。 

本の中ではこの原子炉はまだ稼働中。 (1998年に運転停止)
このタイプの炉、日本ではここだけなんです。
ここのベテラン運転員さんが、北朝鮮の同タイプの炉を救う話が本の主題
になっているのです。

で、この炉の非常停止装置に触れられています。
通常の制御棒挿入だけでなく、いざとなったら「ボロン:硼素」の球を炉内
に落とし込み、中性子を吸収してしまって炉を止めるなんてことが記されて
いるのです。
ボロン鋼球で検索するとでてきます。

「8万個」の球を「44の投入口」から放り込んで非常停止させるんだそうです。

でも詳細は不明。
現物は無理でしょうから図面か写真を見てみたい。

軽水冷却方式の炉とは違う、異端の炉なんで興味が湧きます。

2012年10月1日 11時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月30日(日)
「ネジノキ」発見!
「ナットがなる木」の話を発掘してきました。
「ざべ:The BASIC」(技術評論社)の1997年3月号。
「黄昏喫茶」TWILIGHT TEA ROOMでした。



拡大↓
『ネジノキはISO科の常緑高木である…』



「納豆」は直接木にはならず、収穫した後に発酵させて
いました。


※関連過去記事
「フランジナット」かっこいい
カメラ底のネジ
近所のネジ屋さんが閉店
ナットがぁ!?  …フレキチューブのナットがえらいことに
プレゼント品
ブランコ復旧したけれど
マイナス・ドライバ?
「ねじとねじ回し」

CPU.BACHさんのHP-11Cを迎撃  …逆ポーランド記法
「箪笥」に「ダンス」 …インピーダンス・ダンス

★作者:水魚堂 岡田信子さん



2012年9月30日 10時24分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年09月27日(木)
「46年目の光」
ロバート・カーソン著、訳:池村千秋
「46年目の光」



サブタイトルが「視力を取り戻した男の奇跡の人生」
  (人生っといっても、ご本人はまだ生きておられますよ)

著者が盲目だったてことではなく「マイク・メイ」さんという
男性の物語です。
   (著者は「シャドウ・ダイバー」を書いた人)

3才の時、薬品の爆発で視力を失います。
46年たって、角膜上皮幹細胞移植で視力を取り戻します。
ところが… モノは見える、視力は出ているけれど、見えるもの
が理解できないという「脳の働き」に行き着くのです。
視覚に使われるはずの脳機能がほかの所に使われてしまった
のだとか。
人の顔が理解できないとか、遠近感が分からないとかの
症状が現れ、それが改善していきません。
視覚が戻っても、脳細胞が視覚のために働いてくれないわけです。
そのため健常者にある「錯視」がおこりません。
などなど、たいへん興味深い話が続きます。

メイさん、アマチュア無線をしていたそうでコールサイン
「WB6ABK」が本文中に記されています。

2012年9月27日 08時31分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月24日(月)
「関東大震災と鉄道」
内田宗治著「関東大震災と鉄道」



311の地震・津波後に書かれた本です。
それにしても、こういったノンフィクションはすごい。
「記憶の発掘」というのか…
そして、鉄路を守っていた国鉄マン、かっこいいです。
写真の数は多くありませんが、被災した鉄道の場所を
示す地図がわかりやすく使われています。

「ほ〜」という話がこれ。
関東大震災で被災した第二酒匂川鉄橋の橋桁、御殿場線単線化の
ときに取り外されてそのトラス橋がタイに運ばれ、クワイ川にか
かっているんだって。 今も。
「戦場にかける橋」の舞台になった泰緬鉄道(たいめんてつどう)に。

2012年9月24日 08時43分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月21日(金)
「処刑電流」


「処刑電流」

サブタイトルが「エジソン、電流戦争と電気椅子の発明」」
リチャード・モラン著/岩舘(いわたて)葉子訳

「電気椅子」にまつわるエジソンさんとウェスティグハウスさん、
つまり「直流 VS 交流」のお話です。

刑務所に保存されている電気椅子に著者が座ってみるところから
物語がスタート
そして、著者は薬物注射による死刑執行を見学します。
さらに、初めて電気椅子が使われる…つまり死刑のシーンを解説、
こりゃ怖い!

Wikipediaにもこの様子が出ていますが、著者は死刑囚本人や
装置、そして社会環境に関してもっと掘り下げています。

興味深いのがエジソンさんの人物像。
エジソンさんの有名な名言↓

  「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄である。」

これに対し、ニコラ・テスラさんはこんな意見を↓

  「エジソンにせめて科学理論を応用する
   度量の広さがあれば90%の努力は節約できただろう」

はははは。
さすが超人テスラさん。 ぼろんちょんです。

  「エジソンは電気理論、とりわけ交流理論を分かっていなかっ
   たんで直流に固執した」んだと。

そして、エジソンさんはこう反論。
  「そうした知識は私の実験の邪魔になるだけですから」
  「数学はいつも実験のあとについてくる。
      先導するのではなく」
  「私は数学者を雇える。
      彼らは私を雇えない」

まぁ、面白い!

で、電気椅子での処刑、電気的定格としてこんなことが記して
あります。

・電圧:2000〜2200V
・電流:7〜12A
・時間:1分間ずつ2度通電

電流が大きいなっという気がします。
2kV・10Aとすると20kWですから。
抵抗は200Ω。
ほんとに人体にこんな大きな電流が流れるのかな?
皮膚と椅子の電極接触部に工夫があるんでしょう。

  『20世紀中に電気椅子で処刑された死刑囚は4300人を越え、
   ほかのすべての手段を合わせた人数を上回っている』と。

確かにアメリカでの死刑っていうと、
  昔(西部開拓時代): 絞首刑
  20世紀になると  : 電気椅子
  現代       : 薬物注射
っていうイメージがあります。


※「福一原発」を作ったのがGE:ゼネラル・エレクトリック。
 この社名、昔は「エジソン・ゼネラル・エレクトリック」でした。

 これに対し、「美浜1号機」や「大飯1号機」を作ったのが
 ウェスティグハウス。

 炉の型式も異なるし(GE:BWR VS WH:PWR)、いまだにこんなところで
 「喧嘩」しています。


Wikipeia:エジソンより

  「天才は1%のひらめきと99%の汗」
    (Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration.)
  という有名な発言は努力の重要性を物語る発言として広く知られ
  ているが、エジソンの熱心なファンである浜田和幸の説によると、
  この言葉は「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」と
  の意味であるという。
  その説がTVで紹介され、ネットでも誤訳であるという説が一般的
  になっているが、実際は現代アメリカでも「天才には努力が必要」
  の意味で用いられている。


2012年9月21日 08時39分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月09日(日)
「世界が見える国旗の本」
・世界が見える国旗の本
サブタイトルが「国旗でわかる世界の事情とお国柄」。



浩平(JJ3ENT)が買ってきました。
   ↑
  知識を得るためなら本にお金をかけてもぜんぜんOKな人!

確かにあれこれ蘊蓄が面白い。

で、ちょっと変わった視点で見てみます。
   ≪武器≫がデザインに使われている国旗。

まず、2007年の世界陸上で我が地域が応援したケニア

・ケニヤの国旗


盾を中央に、二本の槍。
「マサイ族」を象徴しているんだとか。


・アンゴラの国旗


これは「刀」というより「鉈(なた)」。
凸凸は工業の発展を意味して、「歯車」を示しているんだと。


・グアテマラの国旗


「銃器」が出てきます。

中央部を拡大↓


これは何というライフルなんでしょうか?
銃剣の装着方法に特徴があります。。


・モザンビークの国旗


ライフルから「自動小銃」になります。
↓はモザンビークの国章。


これはあきらかにAK47
しかも銃剣付き。
独立を勝ち取るために使った武器なんでしょうが、国旗にまでそれを
入れ込むとは…
考えさせられます。


2012年9月9日 13時31分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年09月06日(木)
潜水艦の本2冊
潜水艦の本2冊。

一冊はマンガ。
「Nシップ」 作者:えむ・うるぶりに


    (↑前部魚雷発射管室)

架空の王国フェアリーランドの潜水艦「N-7号」の
活躍!が描かれています。
舞台は地中海。
そして、艦長以外の乗員は女性。
とんでもな世界でのお話です。
映画「Uボート」の艦内はむちゃ臭そうでしたが、
このマンガではいい匂いがしてきそう。
    (表紙を計量スプーンのバックに使いました)


そしてもう一冊。
「Uボート部隊の全貌」
   サブタイトルが「ドイツ海軍・狼たちの実像」


   (これは図書館で借りた本)

独海軍潜水艦乗組員に焦点をあてたリサーチです。
例えば、
  ・1艦にどんな士官や兵が乗り組んでいたのか
  ・年齢構成は
  ・出身地は
こんな人事的な話にも多くのページが割かれており、
「戦記」とは異なる、人が乗った艦の様子が数字を
使って示されています。
大戦全期間を通しての艦の消耗率や撃沈トン数変化、
「特定の艦長に指揮された艦が大きな戦果」を上げている
なんて話も。
本の「章」を見ますと、
    :
   第五章 精神と魂
   第六章 適材適所
   第七章 量より質
   第八章 「子供十字軍」?
    :
章の名でどんなことが書かれているか推測できる
でしょうか?

過去、潜水艦の本や映画をたくさん見てきましたが、
この本はちょっと異色です。

2012年9月6日 09時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月05日(水)
「地震展2008」
またまた東成図書館にあった本。
大阪市立自然史博物館・第37回特別展 「地震展2008」
サブタイトルが 「−今わかっていること・知ってほしいこと−」




当然ですが「311」の前。
2004年のスマトラ大津波の解説は出ています。
石垣島の津波石や北海道厚岸の津波堆積物の写真もあります。

そして岩手県田老や小白浜の大防潮堤の写真も。
その解説文↓

「街を取り囲むように防潮堤がそびえ立ち… 
     津波から街を守ります。」

この文の後にこれが続きます。

「ただし、防潮堤を越える大きな津波が来襲する可能性
 もあり、高所に逃げるための避難路が確保されており、
 避難がすみやかに行われるようになっています。」

この想定、今となっては空しいよう…



さて、地元の大阪。
「上町断層」に関し、こんな記述があります。

・松屋町筋東側の崖は6000年前の縄文海進の時期にできた
 海蝕崖。 実際の断層はもう少し西。
       (これは聞いたことがあった)
・上町断層をはさんで西と東で地層に800mの高度差がある。
・火山灰層を調べることでその動きが分かり、80万年前の
 地層で400m、つまり1000年で0.5mの動きとなる。
・しかし、あちこち調査しても9000年以降に活動した痕跡が
 認められない。
・上町断層が活動を沈静化させていったのか、この1万年だけ
 鳴りを潜めているのか… わからない。


マグニチュードの話ではこんなことも。

・震源断層の大きさはほぼ地震の規模に比例。
・M5で断層の長さが3km。
 M7で30km。 M9だと500kmに。
・断層の破壊開始点から拡大する速度はおよそ2km/秒。
 M7の地震だと十数秒間。
 M9の地震だと3〜4分の揺れになる。

以前、河田惠昭先生が言ってたことそのままかと。
311の地震の時、最初の気象庁発表のマグニチュードが
えらく小さくなってました。
「こんだけ長いこと揺れたんだからもっとでかいやろ」
っと、この河田先生の談話を思い出して思ったものです。

このあたりも解説があって、
・地震計の振幅に基づいたマグニチュードでは8を越えると
 正しい大きさにならず、8.5くらいで飽和する。
・それを解決するため地震で動いた断層の面積からマグニ
 チュードを求める方法が考え出された。
     (金森博雄さんが考案)

ということは、面積も長さに比例してるんで、揺れ時間で
だいたいのエネルギーがわかるということになります。
311に関しての気象庁発表マグニチュード、ほんとえらい
小さかったですもの。
調べたら、最初の報道が7.9。
これでも十分に大きいわけですが、こ数字が油断を生んだのかも。
8と9で30倍ほどエネルギーが違いますから。


マグニチュード:Wikipedia

2012年9月5日 15時16分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年09月03日(月)
戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録
先週、ナンバでビールを呑んだ理由がこれ↓
    ≪吉本百年物語:わらわし隊、大陸を行く≫

この本が図書館にありました。

早坂隆著『戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録』
サブタイトルが「芸人たちが見た日中戦争」



当時の「吉本」の様子。
「わらわし隊」というネーミングの由来。
わらわし隊に参加した芸人さんの紹介。
太平洋戦争が始まる前の日中戦争の様子が興味深い。
「南京」の様子も出てきます。

   ※南京大虐殺があったと誰かが言っているまさに
    その時期、「わらわし隊」が南京を訪問しています。

わらわし隊がどんなコースで中国各地を回ったのか、著者さんの調査
がすごいです。
当時、現地でわらわし隊を見たという人(兵隊さん)とのインタビューも。

最後にはちょいと悲しいお話。
  ・戦闘に巻き込まれ女性芸人さんが犠牲に
  ・慰問団が乗った船が潜水艦の魚雷攻撃を受け全員犠牲
  ・劇のヒロインだった「ミスワカナ」の死 (戦後)

劇を見る前に読んでおけばよかったかもしれません。

2012年9月3日 16時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年08月24日(金)
『冥王星を殺したのは私です』
飛鳥新社、マイク・ブラウン著『冥王星を殺したのは私です』

息子(JJ3ENT)が買ってきた本。 2012年5月出版のほかほかの本。
    ↑
  知識を得るためなら、本にお金をかけても
  ぜんぜんOKな人!




それを借りて読んでます。  (せこい父なわたし)
まだ途中ですが面白いです。

太陽系の惑星のうち最遠にある冥王星、その冥王星の彼方、太陽系
10番惑星を発見したご本人が、冥王星に対して「あんたは惑星じゃない」っと。
ご自身が発見した10番惑星、名前は「エリス」。
この星も含めて、惑星は海王星までと。

半分ほどしか読み進んでませんが、興味深いこといっぱい。
現代の天文学者さんて、こんな仕事してるんだと。

そして、チームが発見した外惑星、このデータがインターネットの
検索を使って、まぁこんなことがあるんかという方法で盗まれちゃい
ます。
生の観測データじゃない、望遠鏡を向けた天空の位置情報から、チーム
の発見が横取りされるのです。
ノンフィクションです。

19世紀じゃあるまいし、発見の横取りなんて!っと思うのですが、
インターネットの情報検索ってスゴいっぞっと感心してしまいます。

  (読み終わるまでワクワク感が続きます)

2012年8月24日 17時32分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年08月07日(火)
「・ x ・」の本
東成図書館の蔵書。
真っ白な表紙。
タイトルを読まなくても、「・ x ・」だけで何かわかりますよね。



miffy×miffy×miffy miffy

ミッフィーちゃんの写真集です。
子供から大人まで、さまざまな場面にミッフィーがいます。
ちょっと深読みする場面(大人向け?)もあり、楽しいですよ。

2012年8月7日 13時01分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年08月02日(木)
CQ出版提携の「電子技術」
トランジスタ技術が提携している韓国の月刊誌「電子技術」がCQ出版から
送られてきました。



私が書いた記事が翻訳、転載されています。
載っている回路図、電子回路記号は同じですが英数文字以外の注釈が
ハングルに代わってますんで、自分が書いた記事でも何がなにかさっぱり…

で、パラパラと誌面を見てましたらこんな本の広告が。



何やら電子回路工作の本のようです。

上部を拡大  (クリックで拡大↓)


上段中央の絵、背景に回路図がありますんで電子回路工作関連の本なんでしょう。
それにしても<萌>で釣っているような気がします。

2012年8月2日 15時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年07月25日(水)
松崎有理著「あがり」
いつものように図書館で借りてきた本。
  松崎有理著「あがり」



「第1回創元SF短篇集受賞」ということでジャンルはSF。
大学研究室の風景が描かれています。

短編集でして、本のタイトルの「あがり」のほか、
  「ぼくの手のなかでしずかに」
  「代書屋ミクラの幸運」
  「不可能もなく裏切りもなく」
  「へむ」
全部で5つの作品が入っています。

この中の「代書屋ミクラの幸運」という話にちょっとメモっておこう
という段落がありました。
研究資料を整理して学術論文に仕上げる「代書屋」が主人公。
論文をまとめる最終段階、主人公がこんなことに気を使っているぞと
独白するシーンです。

『つぎの週、ぼくは議論の章を書き上げて推敲に入った。
 すべての文に主語があることを確認し、修飾節がつながりす
 ぎないよう文をわけ、受身文は能動文に直し、ついついつかっ
 てしまうあいまいな表現をすべて断定に変えた。一語一語を
 吟味し、不必要であると判断すれば削除した。文単位で、つ
 ぎに段落単位で読み返し、多義的にとられるおそれがないか
 どうかを点検した。理解できるように、誤解できないように。』


最後の「理解できるように、誤解できないように」というところが
素敵です。

そして、この物語の巻末の参考文献一覧に
木下是雄著「理科系の作文技術」
という本が入っていたのです。
この本、私も買って持っています。
初版が1981年だそうで私が持っているのが2001年改版のもの。



「日本語の作文技術」とともに、たまに書架から引っ張り出してきて
「そうやそうや。こう書くんや」っと納得しながら読み返しています。


※大阪市立図書館、子供たちが夏休みということで
 大幅に図書館の休みが少なくなっています。
 いつもは月曜休館なんですが、関係なく開館してます。
 8月は16日(木)の1日だけが休み。

2012年7月25日 16時47分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年06月14日(木)
本の中に『トラ技』が出ていた
有川浩著『キケン』


(クリックで拡大↑)

その76ページに『トランジスタ技術』と『ラジオライフ』が出て
いました。



彼女(その後にふられる)と本屋さんへ立ち寄るシーンです。



★関連
『これでトラ技の広告ページとおさらばだ』



2012年6月14日 18時52分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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太平洋戦争の本
第二次大戦というより太平洋戦争と言うほうが良いかと。

堀栄三(ほり えいぞう)著『大本営参謀の情報戦記』
サブタイトルが「情報無き国家の悲劇」。

そして、大井篤(おおい あつし)著『海上護衛戦』



両著とも著者さんがすごい。
  ・堀栄三 …Wikipedia
  ・大井篤 …Wikipedia
状況を冷静に分析されています。


日航機墜落事故で尽力された上野村の黒沢町長さんを彷彿させます。

2012年6月14日 16時02分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年06月13日(水)
数学は科学の女王にして奴隷
図書館から借りてきた本、「数学は科学の女王にして奴隷」



ずいぶん昔に書かれた本ですが、面白い!

2012年6月13日 20時33分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年06月12日(火)
CQ誌、いりませんか?
仕事場の書架に置いてあった「CQ ham radio」。
全部で9冊。
どなたかいりませんか?



2006年12月号には「ソフトウェア・ラジオ実験基板」が
生のまま付いています。

運賃着払いでお送りしますので。
誰からもリクエストがなければ月末の資源ゴミに…

2012年6月12日 16時22分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年06月07日(木)
「プロセッサ」発掘!
2012年06月06日:インターフェース誌などを処分しようかとのコメントで
「プロセッサ」のリクエストがあったので、発掘してきました。



これでざっと60冊。
重さを体重計で測りましたらおよそ「23kg」。
こりゃ、重いでっす。
ちなみに段ボール箱のサイズは40cm×35cm×30cm(H)。

さて、どうしましょう?
運送便だといくらかかるかな?
笛吹童子さんは、どこのお住まいですか?


※1989年6月号と1990年3月をスキャンしました。(自分の記事だけ)
http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/processor/proc198906.pdf
   (ストロボでマイコンが暴走した!)
http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/processor/proc199003.pdf
   (設計事故現場的攻略法)

これで、想い残すことなく処分できます(笑)

2012年6月7日 18時36分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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2012年06月06日(水)
「高い」本
値段が高いのじゃなくって「高いところ」を書いた本あれこれ。



先日の『山岳マンガ・小説・映画の系譜』で、紹介されていた「おすすめ本」を
図書館にリクエスト。
現在、読破中。

この前の日曜日、ゆっくり読もうって考えていたのですが、「魚が来た!」
で、それどころじゃなくなってしまったのです。

2012年6月6日 11時45分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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インターフェース誌などを処分しようかと
技術評論社の「ザベ」に「プロセッサ」、CQ出版の「インターフェース」、
そして「Cマガ」に「プログラマーズ・ページ」。
段ボール箱に入れて保管してある大量の技術雑誌を処分しようかと
考えています。
誰かいりませんか?
でも、運送便で送るには重すぎで費用がかさむでしょう。

2012年6月6日 11時30分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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2012年05月28日(月)
『山岳マンガ・小説・映画の系譜』
図書館で借りてきた本。
山と渓谷社 GAMO著『山岳マンガ・小説・映画の系譜』



著者さんがこまかいのか出版社の要求がこまかかったのか。
まぁあきれるほどマンガと小説と映画が述べられています。
「山」に書かれたマンガや本を読みたい、山の映画を見たい
と思ったとき、良い参考になるでしょう。

★著者さんのHP:「ヴァーチャル クライマー」GAMO


2012年5月28日 17時25分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年05月16日(水)
『駅長たま』
図書館で借りてきた「たま駅長」の本。



改装前の古い貴志駅、それに「たま電車」を改装工事
している写真が珍しいかと。

先日の和歌山一泊旅行では「たま電車」には乗れずじまい
だったんで。

2012年5月16日 08時57分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年04月19日(木)
『パンデミックとたたかう』
インフルエンザ・パンデミックを憂いている本がありました。
  押谷仁、瀬名秀明共著 岩波新書:パンデミックとたたかう



先日読んだ『ドキュメント口蹄疫』、これは牛や豚の話でしたが、
この本は「人」。
人類の危機を心配しています。
感染爆発が発生したとき、被害がどう推移するのか、被害を最小限に
押さえるには、てなことが提示されています。
2009年11月に出版された本ですんで「3.11」での「想定外」は記されて
いません。
「3.11」を踏まえてパンデミックを予防しようとしたとき、人はどんな
「知恵」を出さなければならないのか読みたいところです。

著者の押谷仁さんは微生物学の先生。
瀬名秀明さんは「パラサイト・イヴ」の著者です。

2012年4月19日 08時48分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年04月16日(月)
「人類滅亡」の話
「人類滅亡」の話(ジャンルはSF)ってよくあるでしょ。
小松左京さんの「復活の日」にはアマチュア無線も出てくるし、
滅亡の原因がはっきりしているし好きな小説です。
この「滅亡の原因」を何にするかが書き手のチカラかと。
  (左京さんの「首都消失」は原因不明なんで消化不良)
核戦争に隕石や彗星の衝突。
異常気象に太陽の異常燃焼。
未知の病原菌。異星人襲来。などなど


先日読んだ『標高二八〇〇米(樋口明雄著)』もそんな話。


ある日突然、標高2800mより下に居た人が消えてしまいます。
高所に登山していたとか、飛行機に乗っていた人だけ生き残る。
生き残った人の目で、どんなことになるのかということが記されて
います。
それなりに面白くは書かれているのですが「なんでそうなった」が
無いのです。
謎解きがSF小説の醍醐味なんですけど、この本にはそれが無い
んで「ホラー」っぽくなってしまっています。

でも、この本の中で「おぉ、この視点面白い!」っと感じたのが
  『人がいなくなったらインフラはどうなるのか?」
っという点。
人がいないと…
  最初はコンピュータが面倒見てくれそう。
  でも、異常時に適切な運転ができない。
  人がいないと設備のメンテナスができない。 つまり
  壊れても修理できない。
  燃料が無くなっても補給できない。
  そして、電気が止まると…  あれこれあって、
  世界各所の原子力発電所が「フクシマ」です。
こんなことが書かれていたのです。
この章、フクシマ以後に追記された部分だそうです。


そして、この本。
『ドキュメント口蹄疫』(宮崎日日新聞社)


SFじゃありません。
図書検索してて「感染爆発」っていう検索文字で引っかかったので
借りてきました。
2010年に宮崎県で発生した家畜感染のドキュメントです。
こんなにひどかったんだと、初めて知りました。
殺処分された牛豚がおよそ30万頭。
初動をミスったら、エライことになるという典型。
生半可な対策ではウイルスには勝てないっという実例。

これ、牛豚だから「殺処分」なんて言ってられるけど
「人」だったら… っと、「復活の日」を想像してしまいます。

何らかの感染症のため、インフラを維持するための人(専門職)がい
なくなったら…
その先、ちょっと怖いです。



その時はきっと、こんなお父さんが頑張ってくれるんだと…

信じてます。

2012年4月16日 09時52分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月27日(火)
『科学的とはどういう意味か』『科学嫌いが日本を滅ぼす』
またまた図書館から借りてきた本ですが、森博嗣(もり ひろし)著
「科学的とはどういう意味か」 (幻冬舎新書)



あちこちの書評を見ると内容がえらいけなされてます。
「文系・理系」の区分が言い過ぎなのかな?
でもね、現代社会を生きて行くには科学的知識が不可欠。
この点は共感します。

そして、311の地震・津波と原子炉事故に関してこんな記述があったの
で紹介しておきます。(改行位置と段落は変えてます)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●まえがき
 ‥‥ いくら一時の笑顔があっても、それは「解決」ではない。
まして、「人道支援」と「防災」は別問題である。
 よく「自然の猛威の前に人間は無力だ」という言葉で片づけて
しまうことがある。
これは、「油断をするな」という教訓としては正しい。
しかし、自然の猛威から人間の命を救うことは、可能である。
それができるのが「科学」であり「技術」なのだ。
極端な言い方になるけれど、科学的な知識を持っていることが、
身を守る力になる。
「気持ち」だけでは人は救えない。
きちんとデータを分析し、そこから予測し、次の手を打つことが
人類の力なのだ。

●第4章 技術者として一言
 ‥‥
 科学者、技術者は今回の震災で何をしなければならないだろう。
もちろん、お見舞いもしたい、復興もしたい。
しかし、こんな時期にと言われるかもしれないが、最も考えなけれ
ばならないことは、「次に起こる地震」であり、「次に来る津波」
である。
   :
 沢山のデータが得られたのだから、備えはもっと良くできるは
ずだ。
より合理的に、的確になるはずだ。
それが「科学」の仕事、技術の目的である。
   :
備えるためには時間も費用もかかる。
すぐに着手したほうが良い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


この意見には反発する人もいるでしょうね。
原発事故をおこしたのは科学に技術ですから。
でも、この本で触れられていない部分があります。
それは「政治」。
国民意見の集大成、そして地域住民の声としての「政治」が
あるわけなんですが、本書では「どうすべき」っという道は
示されていません。

原発事故ですが、ある意味、政府機関のスカタン(もっと想定しろ!)
が原因でおこったようなものだと私は考えています。
お金をかければ(というか、発電して出た利益を回せば)十分な対策
はできたはず。
「ありえない神話」を作ったのって技術者じゃないですよ。


『人道支援と防災は別問題である』は、まさにそのとおり。
日常的な防火や事故防止のためにあれこれ法律が定められ、それが
成果を上げています。
でも、天変地異的な大災害には無力。
神戸の地震以来、行政としてあれこれ想定は進めてきましたのでしょ
うがまだまだ不十分。
千年、万年単位で地球を見ているとほんと、何がおきるかわかりません。
地震や津波、台風だけでなく火山に氷河期、隕石落下。
環境変化で種の絶滅。
それに人造物が加わります。
その元凶の人類も地球が生み出したものなんですんで。



※ついでにもう一冊
竹内薫著『科学嫌いが日本を滅ぼす』



サブタイトルが『「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか』

ノーベル賞をもらうには英語での論文提出が不可欠とか、
面白いエピソードがいっぱい。
本のタイトルほど過激な内容じゃありません。

2012年3月27日 11時08分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月23日(金)
ドミンゴ後窓のシール:シーラカンス
我が家のスバル・ドミンゴ、後窓にはこんなシール↓が貼ってあります。

  ※写真↑は2010年10月30日:またまた四国への時のもの。
   宇高フェリーに乗ってます。

拡大↓


内田春菊さん謹製のシーラカンスです。

現ドミンゴに貼ってからすでに17年。
緑色が退色もせずに頑張ってます。
でも、最近になって白色ベース部分のひび割れが目立ってきました。
このシール、先代のドミンゴに貼っていたものを剥がして現ドミンゴに付けたもので
すんで、おそらく20年。

パソコン誌「THE BASIC」のおまけで頂戴したものでして、「マンボウ」のシールも
残っています。

そうそう。春菊さんの「シーラカンス」といえばこんな本が…
東成図書館にあったので借りてきました。


この本、「おさかな話」の表紙にはドミンゴ後窓シールと同じ「シーラカンス」が
描かれています。


※関連
2012年01月19日:初夢じゃないですが …シーラカンスの刺身!?



※追記


左が内田春菊さんのコミック「シーラカンス・ロマンス」。
右がシーラカンスを発見するドキュメンタリ本、
『「四億年の目撃者」シーラカンスを追って』。

「シーラカンス・ロマンス」、表紙にシーラカンスはいませんが、
ページの所々で出会えます。

2012年3月23日 21時40分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月09日(金)
『検証東日本大震災の流言・デマ』
荻上チキ著『検証東日本大震災の流言・デマ』



このチェーンメール(60Hz→50Hz)の話も、この本に出ています。



※著者さんのブログ↓
     ・荻上式BLOG

2012年3月9日 16時09分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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『どはどぶろくのど』
本郷 明美著『どはどぶろくのど』
サブタイトルが「失われた酒を訪ねて」



「ドはドーナツのド」とか「ウは宇宙船のウ」とかいろんな言い回しがありますが、
この本は「どぶろく」です。

こんなの読むと、作りたくなってきますねぇ(笑)
巻末にはあれこれ、参考書籍の一覧も。



※関連過去記事
2005年04月20日:「ドブロク」
2011年02月21日:秘密兵器が使われています!

2012年3月9日 15時59分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月02日(金)
『これでトラ技の広告ページとおさらばだ』
タイトル、私の言葉じゃぁありませんので。

野尻抱介著「南極点のピアピア動画」
(ハヤカワ文庫)

面白い!っと息子JJ3ENTが買ってきました。
私はまだ途中(というか40ページ目ほどだ)。

件の台詞のページがこれ。


まさか「トラ技」が出てくるとは!

表紙はこれ↓


わはは。読み進むのが楽しみです。



※野尻抱介さん絡みの過去記事
「ふわふわの泉」:おすすめSFです!
野尻抱介「太陽の簒奪者」
「るくるく」が「ミクミク」していた
「天使は結果オーライ」
「私と月につきあって」
ロケットガールTV放送 第二話は今晩だ
ロケットガール第二話
ロケットガール発見!
RPNで計算中
「るくるく」が「タコタコ」していた


2012年3月2日 12時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月01日(木)
「見学しよう工事現場」
東成図書館の「こども」コーナーで見つけた本です。



「ほるぷ出版 見学しよう工事現場」

書架にあったのは「トンネル」と「橋」。
全ページカラー写真で工事現場の様子を解説しています。
大人が見ても面白い!
自分の専門分野じゃないものをこうやって見せてもらうと、
ほんとうれしい!

「トンネル」では「ナトム工法」の解説も。
切羽の鏡面に、何本も突き刺さったダイナマイトの写真まで。


で、ちょっと質問。
  (誰か専門家がいてるかと…)

「ジャイアントブレーカ」という機械で、岩をそぎ落としている
所の写真があります。



ここに写っている作業者を拡大すると…


つばが大きめのヘルメットをかぶり長靴姿(安全靴なんでしょうけど)。
そして、黄色いなにやら亀の甲羅のようなものを背負っています。
これって、何?

何かの防護用具なんでしょうね。
救命胴衣じゃないし。

他の写真にも写っています。





写真を見る限り、柔らかそうなものす。
何なんでしょう?


背面から落盤なんかがあったときに役立つクッション材かな。

2012年3月1日 10時35分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2012年02月27日(月)
「日本人はどんな大地震を経験してきたのか」
日本って所、ひょっとすると人が住む場所じゃないのかもしれません。

寒川旭(さんがわ あきら)著
「日本人はどんな大地震を経験してきたのか」
サブタイトルが「地震考古学入門」



地震に火山噴火、この本で紹介されている昔の記録を見ると、
日本って場所、こりゃ地獄ですぜ。

人が住むには覚悟が要るよっというのが結論。
そんな自然災害を乗り越えたご先祖さんのチカラで今の日本
があるということ。

この手の知識、歴史と絡めて中学生時代に教えといたら役に
立つんじゃないかと思います。

日本に住んでいる限り、地震に火山はいつ遭遇してもおかしく
ないぞっという生きるための基礎知識ですな。

2012年2月27日 23時42分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年02月22日(水)
国会図書館所蔵の音源
国会図書館所蔵の歴史的音源がネットで公開されています。

  ・国立国会図書館のデジタル化資料

でも、国会図書館内でしか利用できないのがほとんど。
先日のこと、いつも行く東成図書館に置いてあったチラシにこんな
のがありました。

  『国会図書館で提供しているすべての音源を、市立図書館のOMLIS
   を使えば聞ける』

というのです。
ネットでもっと公開してもらうのがいいのですが、大阪市内どこの図書館
でも、図書館にさえ行けばOKというのはちょっと進歩かと思います。

2012年2月22日 23時01分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月18日(土)
「はやぶさ パワースポット50」
図書館で「はやぶさ」(←小惑星探査機)を検索していたら
こんな本が出てきました。



「はやぶさ パワースポット50」

何がパワースポットなのかと思っていましたら、本を読んで納得。
日本全国にある「はやぶさ」ゆかりの場所(施設)と、そのそばの
見どころが紹介されているのです。

大阪圏だと
「飛行神社」「電電宮」「隼神社」←これらはほんとのパワースポットぽい
「松下電池」(パナソニック・エナジー社)
「三菱重工神戸造船所」
「Spring-8」]
岡山県の「中和神社」も出ています。

楽しい本です。


※TB
はやぶさ模型の写真を追加 - M S Technical Laboratory

2012年2月18日 06時22分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年02月12日(日)
プルトニウムは天然鉱物かぁ?
図書館で借りてきたアクションものの小説。
タイトルは「アイス・ステーション」
南極が舞台のお話です。

昔々… 南極が発端のパニックもの小説、こんなのに出会ってます。
司令部からの命令…
  『静止衛星を現場上空へ移動させよ』
現場は南極。
あのね、静止衛星の軌道は赤道の真上。
どうやっても南極上空では静止できませんぜ。

で、今回の本ではこんな一節を発見。
南極基地の話をしているところで…
  『… 莫大な価値を有する鉱物 −ウラニウムや
   プルトニウム、金など− が発見されることも
   ある。』
あの〜〜〜〜
プルトニウムって天然の鉱物としては産出しませんぜ!
プルトニウム239の半減期は2万4千年。
億単位の地球の年齢を経れば、1/2、1/4、…1/1024っと
消滅(他の物質に変化)してしまいます。
  ※参:「オクロの天然原子炉」

ということで、この本、読む気が失せてしまいました。

ちょっと作者さん!
それに編集者さん、そして訳者さん!
どうか気を付けてねぇ。

息子に話をしたら「誤訳の可能性は?」っと。
でも、あきらかな誤訳のある本を読むのもねぇ〜

2012年2月12日 20時28分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年01月27日(金)
「富士山大噴火!」
「!」付きのタイトル。
木村政昭著「富士山大噴火!」
サブタイトルが「不気味な5つの兆候」。




実際問題どうなんでしょう。
ホントに噴火するのか?
富士山だけじゃなく、どこかの火山。
ありそうで怖いです。

著者をGoogle検索

なんやかんやと出てきますねぇ。
『東海地震はしばらく来ない』なんてことも、述べておられます。
似非科学じゃないんでしょうね。


2012年1月27日 10時47分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年12月14日(水)
雑誌「大阪人」に知り合いが
雑誌「大阪人」に知り合い(青少年指導員OB)が載ってました。

大阪人:2011年7月号



生野本通商店街の紹介ページ



『よろずやさん』です。
このマグロの出所が彼のお店だったのです。


2011年12月14日 10時09分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2011年12月06日(火)
「動く大地」の鉄道トンネル
鉄道+土木工事といや鉄橋かトンネルか。
どんなものなんか興味津々。

峯ア淳著: 「動く大地」の鉄道トンネル



難工事だった「丹那トンネル」と「鍋立山トンネル」の工事の様子が
書かれています。

丹那トンネルに関する資料は、工事途中におこった地震の話を含めて、
探せばあれこれ出てきます。

そして「鍋立山トンネル」。
昔にどこかで聞いたことがあるのですが、この工事の話もすごい。


残念ながら写真は少な目。
そう。トンネルの掘り方の解説で、よくこんなトンネル断面図を見る
でしょ。


この時の疑問… トンネルの長手方向はどうなっているんや?
ちゃんと解説図がありました。

(クリックで拡大↓)


断面の関係と工事の進み具合がよくわかります。


鉄道トンネルじゃありませんが、映画「黒部の太陽」に出てきた、
黒四ダム建設時のトンネル工事の映像が記憶に残っています。


※過去記事
2005年12月04日:ハイキングコース  生駒トンネル
2006年03月04日:「大阪消防」に  リニアモータ地下鉄での救助作業
2007年05月17日:「新・山中トンネル水路」  発電用水路について
2008年09月20日:関西電力大河内発電所見学  無料で見学
2008年12月30日:ダムの中  菅生ダムの提体内へ
2009年06月04日:本のタイトルを大阪弁にすると…  「宝塚トンネルってなんで渋滞するねん?」
2010年08月25日:「鉄路の闘い100年」
2011年05月24日:スキャナーがやってきた:第二阪奈を歩く


2011年12月6日 08時46分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年12月01日(木)
『「ハドソン川」の奇跡』
2009年に起こったエアバスA-320のバードストライク事故
その機長さんが著した本です。
『機長、究極の決断:「ハドソン川」の奇跡』



機長の生い立ちや、当日までの乗務状況、そして事故の様子が当事者の
立場で描かれています。
機長さん、むちゃまじめ。
この事故の話と過去の話を織り交ぜながら文が進みます。

この機の管制を担当していた管制官さんの様子も興味深いです。
機影がレーダーから消え通信途絶…「あかん」という悲壮感が
つたわってきます。

この事故、たくさんの映像が残っていますので、そちらのほうが
有名ですよね。
でも、本で読むのも面白い。
救助に携わった人たちの話をもっと聞きたいところです。

2011年12月1日 08時53分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月28日(月)
日本人は知らない「地震予知」の正体
図書館で借りてきた本。
ロバート・ゲラー著『日本人は知らない「地震予知」の正体』
311後の2011年8月に発行された本です。



日本の政府が行っている地震予知研究をボロクソです。
「VAN法」もボロクソ。
311の「想定外」も証拠を挙げて批判。
『1970年代だったら想定外かもしれないが、2011年では想定外じゃない』
っと地震学の進み具合を解説しています。

震災前に出ていたハザードマップに対しても、その後の検証がなっていない
とお怒り。
確かにそのとおり。

生のファインマンさんを知っている世代なんでしょうね、
科学に対するファインマンさんの言葉も出てきます。

2011年11月28日 18時03分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月09日(水)
トラ技12月号
CQ出版のトランジスタ技術12月号が送られてきました。



年間購読のと、ちょこっと記事を書いたのでその著者献本、
合わせて2冊。
さっそくですが、私の記事、図に訂正があります。

  147pの図1。
  「A地点」「B地点」と記されているリレー接点記号、
  正しくは「A接点」と「B接点」。

手書き図の文字が読みにくかったんかなぁ。


そうそう、どなたかこの本いりますか?
他にもだぶっているトラ技が何冊か溜まっています。
まとめていかが?

2011年11月9日 15時06分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・電子回路工作 |
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2011年11月01日(火)
「おもちゃドクター入門」
「おもちゃドクター入門」
    松尾達也著(おもちゃ病院連絡協議会監修)
サブタイトルが「―おもちゃ修理のマニュアルから病院開設まで」

東成図書館の蔵書にありました。



イラストが良。 イラスト:渡井(わたい)しおり さん

さまざまなおもちゃの故障修理について「症状・原因・対策」が
まとめられています。
でも、こりゃむつかしいわ。
的確な修理は、やはり経験でしょうな。

2011年11月1日 11時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・おもちゃ病院 / ・本 |
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2011年10月28日(金)
「モールス」で検索
大阪市立図書館の蔵書検索、「モールス」で調べたらなぜかこんな本が
かかってきます。

各巻書名:『新たな取組で守る水産物の安定供給』

  守る水産物
    ↓
  まもるすいさんぶつ
    ↓
  まモルスいさんぶつ

「ー」を抜いて、どうやらこういうことらしいです。

この他、
 「英文法の基礎・基本&面白解説ワーク:スモールステップで英語好きになる!」
 「組織を守るストレスワクチン:組織崩壊を予防する危機管理プログラム」
 「Small Story in 2008“A First Love"」

似たような言葉で、もっといっぱい出てきます。
検索エンジンは難しい。

2011年10月28日 10時28分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年09月28日(水)
「世界を知る101冊」
またまた東成図書館の本。

≪世界を知る101冊≫



さまざまな科学図書の書評です。
この本を読んだら、本の中で紹介されている本を読みたくなること
間違いなし!
すでに読んだ本が紹介されていると「そうそう」っとなってしまいます。

2011年9月28日 17時15分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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落書きと芸術
東成図書館にこんな本がありました。
≪街に描く −落書きを消して合法的なアートをつくろう≫



落書きの芸術論です。

落書き、このように分類されています。
  (クリックで拡大↓)


さまざまな具体例も紹介されていて、「描写レベルが低い」などはまぁ
ボロクソです。
  「落書きをどんな方法で消すか」
  「合法的に美しい落書きを残すには」
など、さまざまな試行も面白いです。


※関連
バチ当たりな落書き
それがどうしたん?
平野川アートギャラリー
「平野川ウォールペイント」
みごとな 落書き-ちかまの余談・誤談


2011年9月28日 16時51分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年09月22日(木)
「大学的奈良ガイド」
東成図書館の蔵書。
≪大学的奈良ガイド―こだわりの歩き方≫



奈良の観光ガイド本が並んだ書架にあったのですが、この本はサイエンス。

JP3PZDさんが紹介する奈良とよくかぶっています。
平城宮や東大寺、ドリームランドに生駒山の遊園地。
奈良周辺の断層の話や明治の十津川水害の話。
「奈良RRセンター」という、我々が生まれる前のお話しも書かれています。

2011年9月22日 17時12分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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