ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2014年10月09日(木)
パナソニック充電式エボルタ、寿命
昨年夏から続けている電池いじめ、高容量群に対し、334回目の充放電が
終わりました。



この実験で、エネループ・プロはダメな子電池が確定。
ソニーのサイクル・エナジー金もたいしたことなし。
  (277回目で脱落)
残るはエネループ・スタンダード充電式エボルタの2本だったのです。

334回目の放電後に行った充電で、エボルタが充電エラーになって、充電できません。
充電器BQ-CC21だけじゃなくBQ-390でもアウトです。

内部抵抗を測ると、
 ・充電式エボルタ      201mΩ
 ・エネループ・スタンダード 100mΩ
となっていました。

330回目の放電グラフです(クリックで拡大↓)


  ・2 緑:エネループ・スタンダード
  ・4 灰:充電式エボルタ

  (自作放電器:1Ωの抵抗で放電

高容量群で残るはエネループ・スタンダードだけ。
それでも、300回を超えたあたりから内部抵抗が上昇
してきています。

低容量群は、脱落したダイソーのRevoltesを除いて、
まだがんばっています。

この実験、すでに1年以上経過。
まだもうちょい続けますね(笑)

2014年10月9日 10時04分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
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2014年10月01日(水)
ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験
ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験800サイクル目の続報です。
1000サイクル目の充放電を終えました。

こんなグラフになりました。(クリックで拡大↓)



ReVOLTESへの充放電実験、これでおしまいにしておきます。

※結果を出すのに9ヶ月かかった

JIS C8708はゆっくり充放電。
電池に負担のかかる急速充電じゃありません。
でも、ReVOLTESはちゃんとJISの性能を満足したということ
でめでたしめでたしかな。

※50サイクルごとの0.2C放電(定格なら5時間)で、
 放電時間が3時間未満になるまでの充放電回数。
 500回以上というのがJIS規格。


2014年10月1日 13時35分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2014年08月31日(日)
液漏れの「液」!
液漏れした直後の単3アルカリ電池。
コーナンのLEFELEXブランド。
まだ、使用期限を残していますが、壁かけ時計で使っていたもので、
時計が動かなくなった直後です。

エネルギーを使い果たしたので液漏れが始まったのか、
それとも、液漏れが先なのかは不明。
時計から外した直後は、まだ起電圧は残っていました。
  (負荷をかけるとす〜っと電圧が落ちる状態)



漏れ出た液が、汗のように見えます。

時計側の電池電極も、腐食などの被害は無し。
アルコール(IPA)でぬぐっておきました。
2014年8月31日 16時49分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2014年08月12日(火)
ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験
ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験600サイクル目の続報。
800サイクル目の充放電が終わりました。
600サイクルを終え、劣化具合が加速してくるのかと予想して
いましたが、グラフにするとよくわかります。

(クリックで拡大↓)


放電終了間際にすとんと落ちる電圧変化が目立たなくなって
きました。

JISでの寿命判定は3時間=180分。
800〜1000サイクル目のどこかでアウトになりそうです。

2014年8月12日 09時49分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年07月11日(金)
エナジャイザーリチウム乾電池 放電時の発熱
エナジャイザーリチウム乾電池 放電の続き。
放電時の発熱具合を調べてみました。

使ったツールはプリンタ・シールドで作ったチャート・レコーダ
PIC16F88を使ったバッテリ放電器で放電させながら、クリップで電圧
を横取り。
合わせて、温度センサLM35を電池側面にくっつけて温度変化を
とらえます。





1Ω負荷で0.8Vまで放電します。
およそ2時間半。
こんな具合です。 (クリックで拡大↓)


放電開始とともに、室温26〜27℃から20℃ほど温度がアップ。
45℃くらいまで温度が上がります。
ただ、前の実験(電池が4本)に比べて、今回は電池1本だったので
隣の電池から来る熱が無く、温度上昇による電圧上昇もゆるやか
だったようです。

同じ負荷でも、ニッ水電池と比べると温度が上がる傾向です。
ニッ水電池と比べて電池の内部抵抗が大きく、そのせいで
発熱するのでしょう。
そして、発熱すると電池が活性。
低温度特性が良いというところ、あんがいこのあたりも効いて
いるのかもしれません。

2014年7月11日 21時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年07月10日(木)
エナジャイザーリチウム乾電池 放電
エナジャイザーリチウム乾電池の続きです。
放電器はいつものこれ→PIC16F88を使った放電器
単3仕様で1Ω負荷。 BULGIN社の電池ホルダに換えてます。
放電停止電圧は0.8Vにセット。



試した電池は、左から
1:使いさしのエナジャイザー
2:新品のエナジャイザー
3:手持ちで残っていたパナソニック・オキシライド
4:eneloop pro (電池イジメ実験での残り イジメ回数は少ない)

まず、ちょいと状態をチェック(無負荷電圧と内部抵抗)
 1:1.73V 082mΩ
 2:1.78V 157mΩ
 3:1.69V 085mΩ
 4:1.48V 025mΩ

内部抵抗は圧倒的にニッ水が小さいです。
そして、エナジャイザーでは使いさし(made in シンガポール)
のほうが低い。

さて、結果。
放電器のグラフ描画から。 (クリックで拡大↓)


この放電器が記録するのは、電池電圧が所定電圧まで低下する時間。
0.01V単位で経過時間をメモリしていきます。
ということで、計測途中に何かの原因で電池電圧が上がっても
その上昇分は記録に残りません。
それが2つのエネジャイザーで発生しています。
(1)では60分くらいまで、(2)は70分までのところ。
水平に描画されている部分です。

この挙動を見るには、放電器が計測途中1分ごとに出す電圧値を
ログしなくてはなりません。
1分ごとの電池電圧データをgnuplotで処理します。
(クリックで拡大↓)


生電圧データですので、放電停止電圧に達して放電をやめても、
その後の挙動が記録されます。

電圧が上昇した原因は発熱です。
「熱いぞ!」というくらいの熱です。
  (今度は電池の温度を計ってみようかと)

ふがいないのはオキシライド。
1Ω負荷は重すぎたようで、電圧が維持できません。
まだエネルギーは残しているんですが、電圧が低下してアウト。

それにしても、エナジャイザー、すごいです。
「非常用電池」としては最適なんじゃないでしょうか。

放電完了後の無負荷電圧と内部抵抗はこんな具合
 1:1.54V 274mΩ
 2:1.09V 650mΩ
 3:1.57V 094mΩ
 4:1.18V 030mΩ

そして電池電圧チェッカでの様子
  無負荷、4.7Ω負荷、1Ω負荷
 1:1.54V 1.43V 1.15V
 2:1.08V 0.88V 0.59V
 3:1.57V 1.46V 1.17V
 4:1.18V 1.17V 1.11V

内部抵抗の値により、ドロップする様子が見えています。

ただ、オキシライドはちょい不思議な挙動です。
そもそも大電流がアウトなのかも。
おっとっと。
この電池、普通に保存したあったんですが、電池胴体に
記された使用推奨期限が2007年11月でした。
こりゃ、比較するのはかわいそうかなっと。



2014年7月10日 09時34分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2014年07月09日(水)
エナジャイザーリチウム乾電池
やってきました「エナジャイザー」。
  (芦屋のBEIさんから!)

リチウム電池なんですが、電池形式のプリフィックスが
「FR」なんで「硫化鉄リチウム電池」という区分。
公称電圧は1.5V。
良く見る「CR」は「二酸化マンガン」で電圧は3.0V。

※資料
http://www.schick-jp.com/energizer/battery/
http://data.energizer.com/PDFs/l91.pdf

来たのは箱入り新品のと「使いさし」の。



1次電池ですんで放電させたらそれでおしまいなんで、
まずは予備調査。
無負荷電圧と内部抵抗を計ってみました。

(1)使いさしの
   これにはmade in シンガポールと記載
 1.72V 077mΩ
 1.72V 077mΩ
 1.72V 082mΩ
 1.72V 082mΩ

(2)新品-1
    made in USA と記載
     (1)と外装デザインが異なる
 1.82V 226mΩ
 1.82V 174mΩ
 1.82V 192mΩ
 1.82V 203mΩ

(3)新品-2 (2と同じ)
 1.82V 223mΩ
 1.82V 174mΩ
 1.82V 185mΩ
 1.82V 226mΩ

おりょりょ、使いさしの(1)の内部抵抗のほうがずいぶんと低い。


  (下側が使いさしの)

電池電圧チェッカで試してみると
  無負荷  1Ω負荷 4.7Ω負荷
(1) 1.72V  1.55V   1.67V
(3) 1.82V  1.49V   1.70V

このデータを見るかぎりは、「made in シンガポール」の
ほうが良。
使いさしなんで、電圧は下がっているけど内部抵抗が小さく
出ています。


さて、これから放電実験。
4本を同時放電できるこれ↓を使います。
http://act-ele.c.ooco.jp/batdchg3/batdchg.htm
でも、測定最大電圧が1.5Vなんで、放電開始直後は
フルスケールになってしまいます。
比較対象をちょいと準備します。


★放電結果 …こりゃすごい!

2014年7月9日 11時37分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年06月21日(土)
ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験
ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験400サイクル目の続きです。
600サイクルが終わりました。

JIS C8708によりますと50サイクル目の充電が0.1Cで16時間、
その後、1〜4時間の休憩(静置)をはさんで0.2Cの電流で1.0Vまで
の放電を開始します。
0.2Cですので5時間=300分。
こいつを越えられれば「まだ元気」。
で、JISでの寿命判定は3時間=180分。
ダメな子電池「エネループ・プロ」377サイクル目で力尽きました。

ReVOLTES、600サイクルを越えて、まだ大丈夫そうです。
(クリックで拡大↓)


50サイクルごとに、この放電特性を記録しますが、100
サイクルごとのグラフにしています。

500→600の間、劣化がちょい加速しているような感じかな。



2014年6月21日 10時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年04月30日(水)
「電池電圧チェッカー」完成品用意できました
部品キットで頒布している「電池電圧チェッカー」、製作依頼が
あったので、ついでに作りました。



単3+単4電池用で、基準電圧値+入力分圧抵抗は調整設定済みです。
お代はキット代+組み立て代で8,742円(税込)。

代引きでのお届けとなりまして、これに運賃と手数料が加算されます。
詳細は私の仕事場:(有)アクト電子のトップページをご覧ください。

頒布希望のかたはこの記事に「公開」でコメントしてください。
  (匿名でかまいません)
その後、「非公開」をチェックしてお届け先(住所、氏名、郵便番号、電話番号、
配達時間帯、配達曜日指定、メールアドレス)を書き込みしてください。
とりあえず「早い者勝ち」ということでお願いします。

  ※仕事場:(有)アクト電子への注文メールでも
   かまいません。

★キットでの頒布も可能です。価格は税込7,714円です。
★完成品は適時製作しますので、
 残数=0でも、メールあるいはこの記事へのコメントで
 リクエストしてください。
★使い勝手など、感想をコメントしていただければ幸いです。


★完成品残数=5

2014年4月30日 13時31分 | 記事へ | コメント(11) | トラックバック(0) |
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ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験
ダイソーのReVOLTES単3、JIS C8708による充放電サイクル試験
400サイクル目が終わりました。



400サイクル目の放電完了後に内部抵抗を計ったら「78mΩ」。
今年の年明けから試験を始めたのですが、まだまだ元気そうです。

50サイクルごとの放電グラフを描くとこんな具合。

(クリックで拡大↑)

エネループプロがこんな結果でしたんで、百均電池、あなどれません。
377サイクル目の放電で力尽きた
まだまだ実験は続きます。


充電器、放電器、電池チェッカーまとめ


2014年4月30日 09時40分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2014年04月22日(火)
充電池いじめ 内部抵抗の変化
電池いじめ、エネループ・プロ(2本目)とダイソーReVOLTESが
脱落してしまいました。
これまで測定した内部抵抗(1kHz交流定電流方式で測定)の
変化をグラフにしてみました。

(クリックで拡大↓)


エネループ・プロは97回目で2本目に変えています。
測定値に山谷があるのは、周囲温度の変化と充電完了後
の電池の暖かさの影響。
測定時、電池を手で握っているだけで抵抗値の変化が
見えます。
特に内部抵抗が大きくなってきた電池でその傾向が
大きく(暖まると抵抗値が下がる)出ています。

やっぱり、大容量グループの中では「エネループ・スタンダード」
が間違いないかと。
容量を別にして内部抵抗だけ見るなら、エネループ・ライトと
ニッカド電池が頑張っています。

測定を始めたのは去年の8月。
自動でやってくれないのでねぇ。
たいへんです。



2014年4月22日 17時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年04月21日(月)
ダイソーのReVOLTESもアウト
頑張っていた「ダイソー」の百均ニッ水電池「ReVOLTES」、これも
急速充電できなくなりアウトです。
307回目でした。

200回を越えたあたりから内部抵抗が100mΩを越え、徐々に上昇。
放電器で負荷をかけたときの電圧ドロップが大きくなってきていました。

今朝、307回目の充電に失敗。
内部抵抗を計ったら207mΩでした。

しかし、なんだかんだ言ってもバツグンのコストパフォーマンス。

ReVOLTESに関しては、現在、JIS-C8708による耐久試験を
継続実施しています。
現在、400サイクルの手前。


充電器、放電器、電池チェッカーまとめ


大容量グループ、小容量グループとも、生き残りは3本になって
しまいました。

2014年4月21日 17時04分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年04月19日(土)
ダメな子はやっぱり… エネループ・プロ
ダメな子電池「エネループ・プロ」、前回にイジめた電池は96回目で
充電できなくなりました。
その後、97回目から別のエネループ・プロに変えて充放電を
繰り返してきたのです。
昨晩、帰宅時に充電器にセットして、今朝、出社してから
放電しようと放電器にセットしたら、すぐに放電完了しちゃ
いました。
つまり充電されていなかった…
確認のために充電器に再セットしたら、充電中表示LEDが点滅。
異常事態を知らせています。
他の電池と合わせて232回目で充電不能ということは、
この電池、135回の充放電でアウトになったということです。

前のとの違いは夏場か冬場かという気温の差。
そして、使っている充電器、BQ-CC21のフタの有無。
今回の電池は、フタをせずに充電していました。
カバーの有無で「5℃」ほどの差が生じてましたんで。
(ただし冬場です)

100回目の充放電あたりから内部抵抗が100mΩを越え出し、
そろそろヤバイかと思っていたのです。
最後に内部抵抗を測定したのが133回目で345mΩまで上昇
していました。
こうなると、放電開始後、すぐに電圧が落ちてしまい、
実用にはなりません。

※内部抵抗
充電失敗時の内部抵抗(1kHz正弦波定電流で測定)は「396mΩ」でした。
昨年11月の時は333mΩ。
ここらあたりまで上昇すると×ということなんでしょう。




2014年4月19日 11時02分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年03月18日(火)
ひょっとしてこのカバーのせいで?#4
充放電実験で使っているパナソニックの充電器「BQ-CC21」、
その中はこんな具合。



中央に二つ見えている青い頭の素子(足が2本の)が
温度を測るサーミスタ。
電池一本ごとに付いているのではなく、電池2本の中央
付近に配置されています。
だもんで、電池個別に温度を測っているわけじゃありません。
満充電検知に使うというより、温度上昇時に充電を休止
させるのが目的じゃないかと推測。
  (この充電器じゃありませんが、別のでその兆候を
   捉えたことがあります)
夏場になって気温が高くなれば実験してみましょう。

基板のハンダ面はこんなの。



赤丸二つがサーミスタがハンダされている箇所。
右端の赤・黒リード線は、電池電圧モニター用に設けた
2ピン・コネクタにつないでいます。

2014年3月18日 09時36分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2014年03月10日(月)
ニッ水電池イジメ、その後
ニッ水電池イジメのその後、金曜日に充電して
土日と放置。 今朝、室温がまだ上がらないうちに
内部抵抗を計ってみました。



  (単位はmΩ)
・エネループプロ  140
・エネループ     35
・サイクエナジ金  185
・充電式エボルタ  130
・エネループライト  20
・サイクエナジ銀   64
・ダイソーReVOLTES 191
・ROC Ni-Cd     19

周囲温度は12℃。
エネループなどの高容量グループは200サイクル目で、
ライトなどの低容量グループは260サイクル目の充放
電となります。
エネループプロは途中の96回目で脱落していて、
現在は2本目の電池を実験中です。

高容量グループではエネループが、低容量グループで
はライトが頑張っています。

周囲温度でずいぶん変わるようです。
エネループプロ、2月27日、190サイクル目で測った値
は66mΩと、まだ100mΩは越えていませんでしたので。

内部抵抗で評価すると、Ni-Cdが一番というのが面白い
かと。

実験、まだまだ継続中です。
専用充電器で充電できなくなるまで続行予定。

※追記
この回の放電をおこなったあとの充電で電池が
暖まってからの内部抵抗測定。
室温22℃。 単位はmΩ。

・エネループプロ   97
・エネループ     29
・サイクエナジ金  153
・充電式エボルタ   96
・エネループライト  24
・サイクエナジ銀   63
・ダイソーReVOLTES 166
・ROC Ni-Cd     16

暖まるとエネループプロ、エボルタとも100mΩ未満に
なりました。
それにしてもNi-Cdは強い。
2014年3月10日 09時35分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2014年02月24日(月)
ひょっとしてこのカバーのせいで?#3
ひょっとしてこのカバーのせいで?#2の続き。
あれこれ実験していて、こんなことに遭遇しました。
ちょっとおかしな充電動作です。



パナソニックの充電器「BQ-CC21」に「エネループプロ」と
「NGになったプロ」の2本を装着して充電してみたのです。
フタは有り状態。
NGになった電池はもう充電してくれません。
LEDが早く点滅して異常を知らせてくれます。

で、その結果…
(クリックで拡大↓)


正常電池+NG電池の2本だと、充電後の「補充電」が行われ
ないのです。
下のグラフはエネループプロ1本の時。
こちらは約2時間の補充電が行われています。

とはいっても、補充電の有無で充電エネルギーが極端に
変わるということはありません。
同じ条件で放電させた時の継続時間はほぼ同じです。

しかし、1本ごとに制御しているはずなのに、ちょい不思議
な動作です。


プリンタシールドでチャートレコーダ:技術資料


2014年2月24日 14時37分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2014年02月21日(金)
ニッ水電池、内部抵抗その後3
前記事:ニッ水電池、内部抵抗その後2の続報を。

昨夏から充放電を繰り返していますニッ水電池、その中の
「ダイソーReVOLTES」がそろそろダメです。

エネループライトなどの小容量群、現在240回目です。
内部抵抗をはかってみたらReVOLTESが「150mΩ」近くに
なっていました。

充電時間表示改造BQ-390で充電すると、「電流大急速充電」
から、充電開始後しばらくとすると「電流小モード」になっています。
内部抵抗の増大を感じて、安全充電しているのだろうと推測
しています。
ReVOLTES、そろそろ急速充電器ではじかれそうです。



「サイクルエナジ銀」も50mΩを越えています。
内部抵抗で見る限り元気なのは「エネループライト」と「Ni-Cd」。

※参考
交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる


2014年2月21日 17時03分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年02月19日(水)
ひょっとしてこのカバーのせいで?#2
ひょっとしてこのカバーのせいで?での検証です。
ツールはプリンタシールド

3つのグラフを示します。
(クリックで拡大↓)


チャートの「1」が電圧。0.1V/divで、中央が1.2Vです。
「2」が温度。 5℃/div。 中央が30℃。

グラフ上は放電の様子。
1Ωの抵抗でエネループプロを1.0Vまで放電。
ツールはこの放電器
電池(エネループプロ)にLM35(温度センサIC)を貼り付けて
温度を測っています。
32℃くらいまで上昇。

中段のグラフは「カバー無し」での充電。

「BQ-CC21」を改造して一番左の電池電圧を測れるように
コネクタを設けています。
そこにエネループプロを装着。
その隣りにエネループ。
2時間ちょいで充電が終わり、その後はしばらく補充電がおこなわれています。
電池温度は35℃くらいがピーク。

下段は「カバー有り」での様子。
温度ピークは40℃。
温度変化に山が二つ見えているのは隣のエネループが
先に充電を終わったから。

カバーの有無で「5℃」ほどの差が生じました。
次は「電池4本の充電」でどうなるかを試してみます。


※追記 電池4本でカバー有り

こんな具合でした。 (クリックで拡大↓)


前の実験と室温の状態はちょいと違いますが、
カバー有りだとやはり40℃ほどに上昇。
電池はエネループプロ、エネループ、サイクルエナジ金、
充電式エボルタを左から順に並べました。
左端のプロに温度センサーを貼り付けフタを閉じて充電
開始。
4本なんで充電時間は4時間ちょい。
補充電はやはり2時間ほどでした。

※追記 電池4本でカバー無し

(クリックで拡大↓)


カバー無しでの充電です。
さて、注目点。
どうやら充電完了の検出をミスったようです。
20分ほど余分な充電が継続しています。
だもんで、温度上昇の山が出ています。
カバーをしなかったから、この現象が出たのでしょうか?
しかし、カバーをすることによる温度上昇もちょっとイヤだし。

そうそう。3時間経過付近に出た温度の低下(1.2Vと記したあたり)
これは換気扇を回したことによる室温の低下です。
溶剤を使って洗浄を行ったので換気したのです。
これが記録に出ました。


プリンタシールドでチャートレコーダ:技術資料




2014年2月19日 08時51分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年02月14日(金)
ひょっとしてこのカバーのせいで?
ニッ水電池、内部抵抗その後2の途中結果を
みてわかりますように「エネループ・プロ」の劣化度が前電池
とは様子が違います。
2本目にしてからも70回以上の充放電を行っているわけですが、
最初の電池だと内部抵抗が100mΩを越えているのが、今のは
およそ半分。

さて、前回の電池の時と何が違うのか…

まず、気温。
この実験の開始は9月初旬。
エネループ・プロが充電できなくなったのが11月半ば過ぎ
夏真っ盛りではないですが、暑いときから始めています。
2本目は涼しくなったからの開始。

もう一つが、充電器「BQ-CC22」のフタ。


取り外しできるんですが、充電器の説明書には
「カバーを閉めて充電せよ」と記されていたので、
メーカーの指示に従って充電操作をしていたのです。





これがどうも気になっていました。
  「熱がこもるんじゃないかと」
だもんで、2本目のエネループ・プロからはフタを外して
充電操作をしています。

ひょとしてこれがエネループ・プロをダメな子にした原因
なんじゃないかなぁっと。
フタの有無による電池の温度上昇がどう違うのか、一度、
計ってみますね。


2014年2月14日 09時22分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2014年02月06日(木)
ニッ水電池、内部抵抗その後2
※前記事:2014年01月17日 ニッ水電池、内部抵抗その後
この続きです。



エネループ・プロやエネループ・スタンダードを含む
大容量系は170サイクル目。
エネループ・ライトやReVOLTESなどの小容量系は
220サイクルの充放電を終わりました。

状況はあまり変わっていませんが、

・エネループ・プロ
  すでに2本目で、2本目も内部抵抗50Ωを越えた
・エネループ・スタンダード
  20Ω代を継続
・エネループ・ライト
  これも頑張ってる
・充電式エボルタ
  徐々に上昇中で70Ω台
・サイクルエナジ金
  100Ωを越えてから徐々に上昇中
・サイクルエナジ銀
  50Ω台に
・ReVOLTES
  100Ωを越えた
・ROC Ni-Cd
  内部抵抗だけは低い

2014年2月6日 16時37分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年01月21日(火)
プリンタシールド、長時間記録の例
ナダ電子の「プリンタシールド」でチャートレコーダ、長時間記録した波形例です。

ダイソーのニッ水電池ReVOLTEをJIS C8708テスト-1

充放電の様子を記録しました。
ざっと二日間。
途中で、記録速度をさわりましたが、こんな感じで
変化を記録できます。


※チャートを追加

ダイソーのニッ水電池ReVOLTEをJIS C8708テスト-2

ReVOLTESに温度センサーを貼り付けて、今朝からの温度変化を
観測してみました。
満充電時の温度上昇が捉えられました。
明日は急速充電したときの様子をば。

サイクル充放電実験中のReVOLTES。



テープでLM35を貼り付けています。


エネループ・ライトをBQ-CC21で充電

同じようにオンでセンサ(LM35)を電池に貼り付けて、
電池電圧と温度変化を記録しました。
充電完了判断の様子が見えてきます。

充電実験の様子。



電池はエネループ・ライト。



緑色LEDの上に見えているコネクタは、電池電圧観測の
ために改造したものです。
用紙を1ドット(1ピッチ)送る間にA/Dデータが変動(ある幅
を持って)したときは、この印字例のように黒く塗りつぶされて
しまいます。
右の方、5sec/cmのように早く送れば、それがゆっくりな変化
だと解像するわけです。


※チャート上端の「cm」印字の向きを変えました。
新↓ (前はこの方向に延ばすと文字が寝ていました)

(クリックで拡大↑)
それと、ch1グラフとch2グラフが判別できるよう「1と2」
の文字を印字ラインのそば10cmごとに入れるようにしました。

※チャート速度印字はプリンタの文字印字機能を
 使っています。
 Arduino内に入れたフォントは数字だけなんで。

もう一つ。
チャート印字のフルスケールが少し狭くなっています。
前は、横幅384ドット中の380ドットをフルスケールとして
10分割の目盛を入れていました。
今回はその幅を360ドットに。
10分割の目盛ピッチは38ドットから36ドットに減少させてます。

A/Dコンバータのフルスケールは同じですが、目盛幅を
変えることで、マイナス側プラス側のフルスケールを
表現できるようにしたのです。

0Vを越えマイナスになると下側ラインのまだ下に
チャートが書かれます。
+側のフルスケールも同じで、OP-AMPゲインで調整した
レンジ(例えば1V)を越えると上側ラインのまだ上に
ラインが描かれます。


ざっとこんなところで、完成かな。
回路図を仕上げます。
2014年1月21日 11時02分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2014年01月17日(金)
ニッ水電池、内部抵抗その後
トラ技新年号に電池イジメの記事の続き。
その後の内部抵抗変化です。



エネループ・プロやエネループスタンダードを含む
大容量系は150サイクル目。
エネループ・ライトやReVOLTESなどの小容量系は
200サイクルの充放電を終わりました。

問題のエネループ・プロ、すでに2本目なわけですが、
さて、これからどんなふうに推移していくか・・・
サイクルエナジ金が100mΩを越えています。
ReVOLTESも値が大きくなり出しました。

内部抵抗だけを見るとNi-Cd電池(ROC)とライトが
頑張ってます。
エネループもまだまだ安定しているかと。
なにせ1日あたり1〜2回しか充放電できません。
なかなか前へ進みません。


2014年1月17日 14時30分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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リコーGX100用リチウムイオン電池
ちょっとメモ。
リコー製デジタルカメラ「Caplio GX100」用の電池の状態を
見ときました。

前回調べたのがこの記事↓
2011年12月26日:リコー「DB-65」リチウムイオン電池


    (写真は上の記事のを流用)

あれから2年ちょい。
       
上がDB-60 1150mAh 2007年7月使用開始
下がDB-65 1250mAh 2011年12月

その内部抵抗変化です。
前回 DB-60:163mΩ  DB-65:129mΩ
今回 DB-60:209mΩ  DB-65:139mΩ

カメラの中にはほとんどの時間、DB-65を入れています。
たまに(充電中など)DB-60を使っているという状態。
どちらも内部抵抗が上昇しています。

2014年1月17日 09時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2014年01月06日(月)
正月休みで放置した電池
電池の繰り返し充放電実験、年末最後が12月27日。
新年になって今日まで放置していて、先ほど放電しました。
つまり充電後9日間の放置しての放電です。

大容量群:
・エネループ・プロ (左から)
・エネループ
・サイクルエナジ金
・充電式エボルタ


小容量群:
・エネループ・ライト
・サイクルエナジ銀
・ダイソーReVOLTES
・ROC NiCd



年末の様子と年明けの放電グラフを重ねて表示します。

まず大容量群 (クリックで拡大↓)

※137回目

そして小容量群  (クリックで拡大↓)

※187回目

大容量群の「エネループ・プロ」は100回目の充放電目前で
充電できなくなってしまったので、新しい別の電池に入れ
替えて実験を継続しています。

放電開始後、電圧が下がってから10〜20分して電圧が上がって
いるのは、電池が暖かくなったから。
温度上昇で電池の内部抵抗が下がり、そのせいで電圧が上
がるのです。

「エネループ」と「エネループ・ライト」が安定している
かしら。
ReVOLTESも頑張っています。
2014年1月6日 15時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年12月24日(火)
ダメな子電池「エネループ・プロ」JISの耐久特性
パナソニックの大容量ニッ水電池エネループ・プロ
JIS C8708による充放電サイクル試験を続行していた
のですが、377サイクル目の放電で力尽きました。
「1/4Cで3時間10分充電」、そして「1/4Cで2時間20分放電」
を繰り返すわけですが放電時に1.0Vを切ったらそこで放電
を止めます。
電池にチカラがあるとき2時間20分経過しても1.0V以上に
なっているわけですが、だんだんとこの電圧が低くなっ
てきます。
実験を続けていた「単3エネループ・プロ」、377サイクル
目で1.0Vを切るようになりました。

その様子です。 (クリックで拡大↓)


そして、50サイクルごとに1/5Cで1.0Vまでの放電を
行います。
試験回路ではこのときの放電電圧変化を記録するのです。
それが、400サイクル目のデータでは、放電直前の待ち
時間で(4時間)でもって放電開始直後に1.0Vを切って
しまい(0.98V)、有効なデータがとれませんでした

そして、450サイクル目の放電では0.89Vになってしまっ
ています。

※内部抵抗(1kHz・10mA交流定電流四端子法で)
早朝の室温8℃で:1100mΩ
電池を暖めて20℃くらい:620mΩ


急速充電では96回でアウトでしたが、ゆっくり充放電の
JIS C8708でも400サイクルに達しませんでした。
公表されているエネループ・プロのスペックは「約500回」。
周囲温度など試験条件は異なるわけですが「ちょいとなぁ」
という感じです。

さて、JIS C8708の試験回路が空きました。
次の実験はどうしましょう?
何がいいですか?
パナソニックになってからの「エネループ」を
いじめるか、それとも「ダイソーのReVOLTES」を
いじめますか?

どうしましょ。


※C8707によるエネループ・プロのサイクル充放電グラフ
(クリックで拡大↓)


トラ技1月号の記事(p93 図8)では250回目までの
グラフでしたが、その後の様子を追記しています。
でも残念ですが、400回目のデータは得られず(放電
開始すぐに電圧が1.0Vを切ってしまった)でした。


気の迷いさんとのやりとりの中で
「金に糸目はつけずにどんどん買い換えろ!」
これが「プロ」の意味なんとちゃうかなぁっという話が
出ておりました(笑)


※関連
充電器、放電器、電池チェッカーまとめ

いじめている電池達の現状
トラ技新年号に電池イジメの記事
ダメな子電池「エネループ・プロ」
頑張る「ReVOLTES」
エネループ・プロとダイソ−のReVOLTS
充電式エボルタ HHR-3MRSは1200回をクリア
単4エネループは1800サイクル

バッテリー放電器の完成品を頒布




※ネットでの評価
エネループプロ Eneloop Proの繰り返し充放電性能 - 金田式アンプ・ファンのささやき - Yahoo!ブログ

2013年12月24日 11時18分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2013年12月17日(火)
バッテリー放電器の完成品を頒布
仕事場でキット頒布している放電特性記録機能付きバッテリー放電器
トラ技新年号の電池イジメの記事がらみで製作依頼がやって
きましたので、ついでに3セット製作しました。
これを頒布します。





※注意点
・この記事→「電池イジメで」で記しましたように
 電池との接触抵抗を安定させるため、「BULGIN社」の
 電池ホルダーを使うように改造しています。

・そのため、単3電池の放電専用になっています。

・PCとシリアルケーブルでつなげぎ電源用電池(単3×
 3本)をセットすればすぐに使えます。

・シリアルケーブルは付属していませんが、ケーブルを
 自作できる9ピンD-SUBコネクタを2個添付します。

■頒布について
・キットの頒布価格は税込9,000円です。
 これに組み立て費3,000円を加算して「12,000円」(税込)
 とします。
   ※注:消費税アップに伴い、キットは9,257円に、
      完成品は12,342円となります。

・代引きでのお届けとなります。
 (運賃と手数料が加算されます)
   ※詳細は私の仕事場:アクト電子のページをご覧ください。

・頒布希望のかたはこの記事に「公開」でコメントして
 ください。   (匿名でかまいません)

・その後、「非公開」をチェックしてお届け先(住所、
 氏名、郵便番号、電話番号、配達時間帯、配達曜日指定、
 メールアドレス)を書き込みしてください。

・電池は付属しません。


★2014-09-24
完成品の在庫が無くなってしまいましたが、3週間ほど
頂戴できればBULGIN社の電池ソケットで組み立てします。
単3用か単4用かをご指定ください。 (混ぜるのもあり)

★2015-11-19 組み立て済み品の残数と、組み立ての
 リクエストはこちら↓をどうぞ。
単4用放電器完成品について

2013年12月17日 17時11分 | 記事へ | コメント(15) | トラックバック(0) |
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2013年12月13日(金)
いじめている電池達の現状
電池イジメ、現在の放電状態はこんなのです。

・高容量群の4本 : 121回目の放電


赤 1:エネループ・プロ(2本目の 初回のは96回目でダウン)
緑 2:エネループ・スタンダード
青 3:サイクルエナジ金
灰 4:充電式エボルタ

そろそろサイクルエナジ金があやしいかな。
内部抵抗も徐々に上昇してきていますし。


・低容量群の4本 : 170回目の放電


赤 1:エネループ・ライト
緑 2:サイクルエナジ銀
青 3:ReVOLTES
灰 4:ROC Ni-Cd 700mAh

ダイソーのReVOLTESが頑張っています。


※関連
トラ技新年号に電池イジメの記事
ダメな子電池「エネループ・プロ」
頑張る「ReVOLTES」


2013年12月13日 08時56分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年12月10日(火)
トラ技新年号に電池イジメの記事
トラ技の2014年1月号に私の記事が載ってます。
    →夏あたりからごそごそしていた電池イジメの話

表紙↓


記事のページ↓


タイトル部 (クリックで拡大↓)


いつのまにやら「電池マニアの挑戦!」などという
サブタイトルが付いてました。
  (恥ずかしいぞう)


それと、付録冊子の「トラ技Jr」。


仕事場でキット頒布しているマイコン型導通チェッカー
「今月の読者プレゼント」に1セット提供しました。
  ↓



「電池イジメ」のその後、ここでぼちぼちとしていきますので。
それにしてもエネループ・プロはダメな子だった。
たまたま実験した1本だけ×だったのか、ほかも×なのか
検証を続行しています。

毎日、充電器と放電器をゴソゴソ。
エネループを含む大容量系は117サイクル目。
ライトやReVOLTESなどの商容量系は165サイクル目。

とりあえず、原稿提出以降の内部抵抗変化↓


まだまだ続きます。

2013年12月10日 08時33分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2013年11月28日(木)
30年前のマンガン電池(Hi-Top)発掘!
今朝、女房がエラいものを引っ張り出してきよりました。
そして、驚いたのがその中に入っていた電池です。

「National Hi-Top」:単3マンガン電池。



1983年4月製造。
マイナス極に刻印されています。
30年前の電池。

そして、「液漏れ補償付き」です。
 『この電池の液もれにより使用している器具に損傷を
  与えた場合、電池と一緒に下記へお送り下さい。
  お客様がこの電池を充電したり、±を逆に入れた
  場合を除き修理または同等品と交換させていただ
  きます。』
胴には「有効期限'85-04」と記されていますので、2年間
の補償期間ということです。

器具にセットされたまま液漏れせずに眠っていたわけですが、
これはすごいぞ。

で、テスターで電圧を測ってみると…



なんと4本とも「1.5V」。
でも負荷をかけるとドロップ。
さすがに電力は取り出せません。
それでも液漏れしていないのがエラい。

これが入っていたブツはこれ↓


ナショナル 乾電池式 ごますり器 「BH-915」
箱入りの状態で眠っていました。
中を見ると、マブチモータが動力、減速ギアを介して
ゴマすり板が回転するようにできています。
しっかりした作りです。
動力部を使って何か「おもちゃ」でも作りましょうかな。

居酒屋ガレージ:電池の液漏れ


2013年11月28日 09時59分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2013年11月20日(水)
ダメな子電池「エネループ・プロ」
パナソニックの大容量ニッ水電池エネループ・プロ
ダメな子電池確定です。

充放電を繰り返してきましたが、昨晩帰宅時に充電器にセット
しておき、今朝一番に放電しようとしたら、充電されていない
じゃありませんか。
  (同時実験している他の3種はOK)
充電器への装着をミスったのかと思い、再装着したら…
しばらくすると充電異常で蹴られてしまいます。
新しい専用充電器BQ-CC21だけじゃなくBQ-390やNC-MR58でも
アウト。
96回目の充放電を終えてその次の充電でアウトでした。
内部抵抗を測定すると「330mΩ」になっていました。


2013年10月30日:エネループ・プロもダメな子電池だった…
2013年11月10日:エネループ・プロとダイソ−のReVOLTS

最後の踏ん張りを見てもらいましょう。
PIC16F88を使った放電器が1分ごとに出力する電圧データを
グラフにしたものです。
 (クリックで拡大↓)


調子の良いときのデータ例として充放電20回目の特性を
入れています。
そして90回目から最後の96回目をグラフにしています。
充電完了直後に放電するのと半日置いてから放電するのと
二つに大きな差が出てきたので、そろそろヤバいかなっと
思っていたら「やっぱりなぁ」だったのです。
時間をおいて放電した場合、放電開始後10〜20分ほどしたら
電池の温度が上がり、放電維持電圧が上昇しています。
そしてそのまま2時間程度の放電を続けてくれます。
ですんで、エネルギーは蓄えているのです。
寿命の判定は「急速充電できない」で評価。
100〜200mA程度でじっくり1日ほどかけて充電したらエネルギ
は貯めてくれるでしょう。
でも、こうなっては使い物になりません。

ちなみに同時に実験している「エネループ(スタンダード)」
の内部抵抗は「15mΩ」。
実験開始時とほとんど変わりません。


※BQ-CC21とBQ-390が充電をあきらめる様子


専用充電器BQ-CC21とBQ-390が充電をあきらめる
様子をご覧下さい。
BQ-390は充電時間表示改造を施してあります。

居酒屋ガレージ:充電池と充電器


※検索
ブツぶつブログ: エネループ プロの寿命と新型エネループのこと

2013年11月20日 08時56分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2013年11月14日(木)
頑張る「ReVOLTES」
「ダイソー」の百均ニッ水電池「ReVOLTES」が頑張っています。
昔に実験した「セリア」の「VOLCANO」は80回ほどの充放電で
ダウンしましたが、ReVOLTESはエネループ・ライトや
サイクルエナジ・銀に混じって充放電を続けています。



4本まとめての電池イジメになりますんで、こんなグループ
になっています。
左から、エネループ・ライト、サイクルエナジ・銀
ReVOLTES、そしてROCのNi-Cd電池。
この中ではReVOLTESが一番容量大。

これ↓が初期状態の放電特性。
1Ωの定抵抗負荷。(PIC16F88を使った放電器)
充放電7回目。



1:エネループ・ライト
2:サイクルエナジ・銀
3:ReVOLTES
4:Ni-Cd(ROC)

で、現在は122回目の充放電。



徐々に内部抵抗が上昇してきているせいで放電維持電圧が
下がってきていますが、まだまだ大丈夫そうです。


充電池が傷む主原因ってなんなんでしょうね。
大容量ニッ水電池の劣化がイヤですよね。
なんとなく急速充電が悪さをしているような気がします。


※関連
三洋2700 HR-3UGその後
セリアの単3ニッ水電池「VOLCANO」1300mAh
エネループ・プロとダイソ−のReVOLTS

2013年11月14日 08時48分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年11月10日(日)
エネループ・プロとダイソ−のReVOLTS
エネループ・プロもダメな子電池だった…の続報です。
 ↑この記事のように充放電を繰り返していると、徐々に内部抵抗が
増大。
80回の充放電で190mΩに達しています。
つまり、1Aの電流を流すと0.2Vほどの電圧ドロップが生じるのです。

エネループ・プロの放電グラフ(1Ω負荷)はこんな具合。


1:7回目
2:40回目
3:60回目
4:80回目の放電

エネルギーは残しているのですが、内部抵抗のために放電維持電圧が
低くなっています。
放電開始後、すぐに1.2Vを切ってしまっています。
放電終止電圧である1.0Vまではそれなりの時間をかけて放電
してくれますが、電圧が低くなってしまうのは困ります。


さて、もう一つの電池、ダイソーの百円ニッ水電池(税別)
「ReVOLTS」。
これが意外と頑張っているのです。
同じようにグラフを示します。


1:7回目
2:40回目
3:80回目
4:116回目の放電

元々の容量が小さいので放電継続時間は短いのですが、電圧に関しては
まだ大丈夫。

継続して実験を続けています。



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2013年10月30日(水)
エネループ・プロもダメな子電池だった…
電池イジメの途中結果報告。

「エネループ・プロ」(2450mAh)もスカ電池でした…
充放電70回越えで内部抵抗が100mΩを越えました。
50回で40mΩまで増加していて、ムムムっと思っていたのですが、
そこから急速に悪化。
放電持続時間はさすがに長いのですが、重負荷でドロップ
します。
保存性も悪くなっているような。
残念ながら「ダメな子」でした。

「エネループ・スタンダード」と「エネループ・ライト」は安定しています。
両方、まだ20mΩに達していません。 
 (ライトは充放電100回)

そして、サイクルエナジ・金もダメ。
70回で60mΩを越えました。

100回の銀は34mΩ。

ダイソーのReVOLTES、頑張っています。
100回で34mΩ。
もともとライトや銀より容量が大きいので放電持続
時間も長くなっています。

2013年10月30日 08時46分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年10月16日(水)
25年前の単2カドニカ電池 #3
25年前の単2カドニカ電池 #2の続き。
内部抵抗が「3mΩ」だった電池の状態です。
充電は120mAでゆっくりと。 (定格は1800mAh)
4回充放電した結果です。

(クリックで拡大↓)


最初の1回目はおおっという感じだったのですが、
徐々に保持するエネルギーが減ってきました。
放電電流が「1A」と大きいので無理がかかっているのかな
と、まだ発掘電池があるんで、次の電池は「0.2A」の放電
で試してみることにします。
さて、どうなりますか…

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2013年10月12日(土)
25年前の単2カドニカ電池 #2
25年前の単2カドニカ電池の続報です。
なにせゆっくり充電。 充放電の回数が制限されます。
さきほど発掘後、4回目の放電を終わりました。

で、結果…  グラフを見てもらいましょう。
  (クリックで拡大↓)


赤色が1回目の結果、そして緑色が2回目。
ここまで見て「こりゃスゴイ」っと思ったのですが、
残念ながら3回目、4回目と進むごとに容量が低下してきました。
ゆっくり充電で充電不足じゃないはずなんですが…

定格1800mAh、電池側面には「180mAで14〜16時間」と記されています。
充電時間は日々の実験サイクルになりますんで、20〜22時間ほど
でしょうか。
定電圧電源を定電流モードにして120mAで充電しています。

やっぱり25年の眠りは無理だったかな。

ただ、発掘した電池でいちばん内部抵抗の低かった電池が
3mΩというのがありまして、今、これを試しています。

2013年10月12日 09時55分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2013年10月09日(水)
25年前の単2カドニカ電池
「電池いじめ」のからみで、自宅・ジャンク箱からこんなのを発掘!



25年前(1988年製)の単2サンヨーカドニカ電池。
容量は1800mAh。
昨日からゆっくり充電。
充電したまま一晩置いて朝から放電してます。



  ※さっき終了。 1Aの定電流放電で1.00Vまで66分でした。

適当な(しっかりした)電池ホルダーがなかったので、クランプに
電極を付けて(真ちゅうの六角スペーサ)挟み込んでいます。
これで接触抵抗は、プラス側マイナス側とも1mΩ以下。 
優秀です。

拡大↓



★25年ぶりの充放電グラフ (1回目)



1A定電流放電なので(いつもは1Ωの抵抗)時間軸がそのまま
(分→時換算で)「mAh」の容量として読めます。
66分ですんで1100mAh。
定格が1800mAhなんで60%ちょいのチカラが出たことに
なります。

25年の眠りから覚めて…
   「Ni-Cd」電池、強し!


★続き:25年前の単2カドニカ電池 #2

2013年10月9日 09時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年09月23日(月)
電池イジメで
ちょっと電池イジメをやっております。
主対象はパナソニックになってロゴが変わった
新しいエネループ。
  (プロとスタンダードとライトの3種類。)

いつものようにPIC16F88を使った放電器が働いてます。

で、ちょっと「アレレ?」な事態に遭遇。
何かといえは電池ホルダー電極の接触状態。
電池ホルダーと電池電極が接する部分の接触抵抗です。
これが大きいと放電時の測定電圧に誤差が生じます。

放電器で使っている電池ホルダーは
KEYSTONEの「No92」。
BATTERY CLIPと呼ばれています。
バネ鋼をベースにニッケルメッキ。



プラスとマイナス、同じものを使っていますが、これの
プラス極側で問題が発生。
エネループ系の電池では問題は無い(数mVのドロップ)
のですが、他の電池で10倍くらいの大きな接触抵抗が
出るのです。

接触面をアルコール洗浄したり(電池とホルダー両方)
電池を回転させ接触部分を変化させれば回復することも
あるんですが、不安定なんです。

どうも電池プラス極の状態によるようなのです。
エネループ系のプラス極はこんな具合になっています。



ツルツルじゃなくって、こまかい模様が見えます。

拡大↓


これらは大丈夫。
放電時のドロップ電圧は数mVと安定しています。

で、調子の悪い電池はこんな状態。



電極の面がツルツルなんです。
これだと、たまに電圧ドロップ大という症状が出てしまう
のです。
写真はROC製のニッ水とNiCd電池(シリコンハウスで購入)
  (でも、マイナス極側は比較的安定しています)

電池ホルダーの接点は緩やかな膨らみでもって電池電極
に接触しています。
この接触圧を増やしても劇的には改善しません。

改善したの一つの方法は…
   電池のプラス極電極にPbフリーハンダを流したった

ホルダーはそのままで、これで接触が良くなりました。
こんなことはできませんので、改善策を考えなくちゃなり
ません。

そこで、電池ホルダーを電池電圧チェッカーで使っている
BULGIN製のものに交換してみたのです。






すると…
安定しました。
電池によらず、安心して使えます。

BULGINの材質は「ニッケル・シルバー」。
洋白と呼ばれる、銅・ニッケル・亜鉛の合金。
メッキではなく電極そのものの材質が違います。


今回の電池ホルダーと電池電極の接触抵抗増大、何か
物性的な原因があるんでしょうか?

また、この接触を回復させるようないいもの(薬)、ありませ
んかね?
  ・効果があるのはアルコールでキレイに洗浄くらい
   です
  ・鉛筆でゴシゴシしてふき取りは×でした
  ・PBフリーハンダを流して安定するのはなぜ?

2013年9月23日 23時23分 | 記事へ | コメント(10) | トラックバック(0) |
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2013年08月31日(土)
最初からNGだったのか種類が違うのか?
「電池イジメ」の実験用に買ってきたニッケル水素電池。
そのうち、ROC製の一つが初期性能を出していないようなのです。
つまり劣化…

  ※ROC :Republic of China = 台湾

この4本を「組」にしてイジメようとしたのです。
   ↓


左の派手なの2本はパナソニックの充電式エボルタ、
「HHR-3MKS」。 1900mAh(min)

そして右の2本、うす緑色のがシリコンハウスで売っていた
ROC製ニッ水。 1800mAh。
シリコンハウスの店頭では、バラ状態で箱に入っていました。
適当に二本つまみ上げてレジへ持っていったのです。

ところが、イジメ実験をはじめてみると、ROC製ニッ水の
片方が妙に元気がないことが判明しました。

まず計ったのが内部抵抗。
エボルタ2本やもう1本のROC製は20mΩほど。
ところが1本のROC製が倍ほどの内部抵抗を示したのです。
   ※測定器→交流定電流方式で電池の内部抵抗を測定

上の写真、一番右の電池です。

さて、どうなるかと初回の放電です。  (未充電状態で)



Bat4、灰色のラインがその電池。
やっぱりあきません。

※Bat1,Bat2が充電式エボルタ。
 Bat3が正常なROC製。
 残存エネルギー、エボルタより優秀 …かな?

※放電器:PIC16F88を使ったバッテリ放電器キット

次に初回の充放電。 (充電してから放電)
回復するかと期待したのですが、あきませんでした。



正常なほうのROC製、頑張ってます。

※エボルタ、1900mAh出ていませんね。
 (1Ω定抵抗放電で換算計算して推定した容量です)

で、ダメな電池と正常な電池、外形をちょっと比べてみましたら
違いがあったのです。
同じ色の外装なんでてっきり同じものだと思っていました。
けど、ほれ↓



プラス極の赤矢印部分が違います。
切りかけがあるのがNG電池。
そして正常なほうの電池をよく見ますと、外装フィルムの下に
「NB-L40t」という文字が薄く見えていました。
NGなほうにはありません。
こりゃどうやら別種の電池のようです。

ということで、シリコンハウスでこのニッ水電池を買おうと
されるときはご注意を。

といっても、たまたまコレ一本だけがおかしかった可能性が
ありますんで、何とも言えません。
バラ売り電池はリスクがあるという教訓かな。


交流定電流方式での内部抵抗測定では差がありましたが、
普通の電圧測定では、残存エネルギーが少なくなっている
場合(自己放電)との区別が付きません。


2013年8月31日 10時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年08月29日(木)
アナアケ加工
ちょいと工作。



厚み5mmの塩ビ板。
30mm×30mmで切り出してアナアケ5点。

出来上がったのがこれ↓



「電池いじめ」用の電池ホルダー。
単3電池の+と−を挟み込んで、四端子法で測定。
電極の接触抵抗1〜2mΩほどで安定しています。

2013年8月29日 16時06分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年07月26日(金)
「電池電圧チェッカー」完成品できました
部品キットで頒布している「電池電圧チェッカー」、組み立て済み完成品を
作っておきました。
単3+単4電池用で、基準電圧値+入力分圧抵抗は調整設定済みです。



前記事(2012年06月04日「電池電圧チェッカー」完成品作りました)から、
ほぼ1年経過しましたので、完成品頒布の案内をを新しくしておきます。

お代は以前と同じで8500円
 (キット7500円に組み立て代1000円を加算 税込み)
代引きでのお届けとなります。(運賃と手数料が加算されます)
  ※詳細は私の仕事場:アクト電子のページをご覧ください。

頒布希望のかたはこの記事に「公開」でコメントしてください。
  (匿名でかまいません)
その後、「非公開」をチェックしてお届け先(住所、氏名、郵便番号、電話番号、
配達時間帯、配達曜日指定、メールアドレス)を書き込みしてください。
とりあえず「早い者勝ち」ということでお願いします。
あるいは(有)アクト電子へメールしてください。




★完成品は適時製作しますので、
 この記事へのコメントでリクエストしてください。

★使い勝手など、感想をコメントしていただければ幸いです。

※残数は最新のブログに記しています。
2013年7月26日 13時34分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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SONYいやSONANだ!
ひさしぶりに「あやしい電池」。
ブランド名は「SONAN」



いちおう新品。
「SUPER HEAVY DUTY」ということですが、マンガン電池。
ちゃんと電池電圧チェッカーで測定でき、それなりの
パワーを持っていました。
「SQMY」電池のようなことはありませんでした。

「SONAN=ソナン」と読めばまだ大丈夫なんですが、
「ソ〜ナン」と延ばすと怪しさ百倍。
ヘッドランプや無線機、ちょいと命に関わるような機器に
使うと「遭難」しちゃいそうです。

2013年7月26日 13時18分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2013年06月16日(日)
SONYも液漏れ
SONYの単3アルカリ電池「スタミナプラス」。
2本使いの機械でしばらく使い、電池ボックスから抜いて
保管しておいたのが液漏れしてました。



マイナス電極側が「ぬめ〜」っと。
怪しく濡れています。

消費期限:使用推奨期限が2014年5月ですんで、本来ならまだ大丈夫なはず。
「made in インドネシア」でした。
ペアとなるもう一本の電池は大丈夫で、液漏れの兆候はありません。
4.7Ω負荷での電圧。
  これ  : 1.23V
  ペア  : 1.26V
ですんで、まだもうちょい使えそうなんですよ。
でも液漏れしてたんではアウトです。
装置に入れてほったらかしじゃなかったんで助かりました。
まぁ困ったことです。

「SONYいやSQMYだ」のように決定的に怪しければ
あきらめもできるんでしょうがね。
2013年6月16日 17時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年05月17日(金)
1kHz交流定電流回路試作基板放出
電池の内部抵抗を測定できる1kHz交流定電流回路、この試作基板を有償頒布します。
回路実験のため、ユニバーサル基板に手組みしたものです。

・写真(以前の記事の)
       (クリックで拡大↓)


・回路図   (クリックで拡大↓)


お代は15,750円(税込み)
お支払いは仕事場のキット頒布と同じように、代引きとなります。
  (送料と手数料が加算されます)

・内容
  基板本体(調整済み)
     ※ただし、試作回路なので使用ICのピン番などが
      提示した回路図と異なっています。
  接続用XHコネクタとピン (電線圧着済)
  動作確認用抵抗(0.1オームなどの低抵抗)いくつか
  説明書はありませんので、回路を理解できるのが必須条件です。


電源3V(単3電池2本)を供給すると働きます。
デジタルテスターを直流レンジにして出力につなぐと、
電池の交流内部抵抗が計れます。
電線の先は切断したままで、ワニ口クリップや電池ボックスは
付いていません。

こんなものでよければどうぞ。
ご希望の方はこの記事にその旨をコメントしてください。
大勢おられましたら抽選します。


※2013-06-13追記
リクエストありませんね…
おまけして「電池電圧チェッカー完成品」を一つ同梱します。
価格は上に記したまま。
ですので試作基板は実質7250円の勘定になります。

※2013-07-04追記
嫁ぎ先がみつかりました(笑)
ありがとうございました。


2013年5月17日 13時10分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2013年05月15日(水)
マンガン単3液漏れ
エネルギーを吸い出し尽くした電池は、機器から
外しておかないと液漏れの危険性が…

などと言ってるしりからこれですわ。



ほったらかしにしていたデジタル目覚まし時計から発掘。
             ↑
     無線機の前に置いてあった時計
     いかに電波を出していないか…

マンガン電池でも漏れるときは漏れます。
漏れた出した液が「カビ」のようになっていて不気味です。

アルカリ電池の液漏れに比べると穏やかですが、左の電池の
中央、茶色いところは腐食した電池ホルダー電極のサビです。


電池の液漏れまとめ


2013年5月15日 22時49分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2013年01月26日(土)
B787のバッテリ
まだ原因不明のようですね。
ちょっとメモ。  NTSBのレポート。

★Accident Investigations - Boeing 787

燃えたバッテリの大きな写真や機体に設置されたところの
写真が載ってます。
pdfになったレポートにはレントゲン写真も。

2013年1月26日 19時21分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
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2013年01月17日(木)
LEXEL社E-KEEP単3充電池ひさしぶりに
2007年03月にやってきたLEXEL社E-KEEP単3ニッ水充電池、ひさしぶりの
放電データです。
以前、データを紹介したのが2010年01月13日ですんで、3年ぶり。

この電池、ほぼほったらかし状態。
忘れた頃に「ストロボ」の予備電池で使うくらいです。
1ヵ月に1回も使っていないでしょう。
積極的な放電:リフレッシュもしていません。

まずは、いったん急速充電(BQ-390で)してからの放電。
放電器はいつものこれ。(現在もキットを頒布してます)
1Ω抵抗による定抵抗放電です。



Bat4以外はへろへろ。
それでも推定容量は1600mAhと出ています。

この後、もう一度急速充電してから放電します。
さて、うまく回復しますかどうか…


※続き(2013-01-18)
昨日、充電状態で帰宅。
今朝、出社後に放電開始。
だもんで、充電完了後12時間くらい経過。
そのグラフです。



状態は良くありません。
組みになっているはずの電池がバラついています。
Bat3がマシになったかな。
もっと「シャキン」と改善されるかと思いましたが、やはり
年月の経った電池ってこんなもんなんでしょう。

2013年1月17日 16時09分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年12月13日(木)
携帯電話のリチウムイオン電池2年目
現用携帯電話「P-08A」の電池を新しいのに交換したのが2010年11月
1年前に計ったのがこのデータ



この電池を使い始めて2年ちょい経過したんで、現状を計って
みました。

      電圧  内部抵抗
2010年  4.13V  124mΩ
2011年  4.14V  133mΩ
2012年  4.13V  139mΩ

充電完了直後の値です。
大きな変化はありませんでした。
現在、「電池の持ちが悪くなった」という実感もありません。

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2012年12月13日 09時47分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年11月19日(月)
「電池電圧チェッカー」完成品・単2〜単4タイプを1台
部品キットで頒布している「電池電圧チェッカー」、製作のリクエストがあり、
「単2 単3 単4」の電池ボックスを乗せたものを作りました。
プラケースの上面にギリギリで配置できます。
このタイプを1台余分に作りましたので、組み立て済み完成品として
頒布します。



右端が単2〜4タイプ。 スイッチは右側面に移動しています。
左側の2台が従来の「単3、単4」タイプ完成品です。

お代は電池ボックス代を加算して8800円(税込み)。
 (キット7500円に組み立て代と単2電池ボックス代を加算)
代引きでのお届けとなります。(運賃と手数料が加算されます)
  ※詳細は私の仕事場:アクト電子のページをご覧ください。

頒布希望のかたはこの記事に「公開」でコメントしてください。
  (匿名でかまいません)
とりあえず「早い者勝ち」ということでお願いします。

確認後、「非公開」をチェックしてお届け先
(住所、氏名、郵便番号、電話番号、配達時間帯、
 配達曜日指定、メールアドレス)を書き込みしてください。

・単2〜単4タイプ:★残数=0


★単3、単4タイプ完成品は
 ≪電池電圧チェッカー組み立てキット完成品≫をご覧下さい。

2012年11月19日 10時59分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年11月14日(水)
テスターの電池が液漏れ
「サンワ」の小型針式テスター「GP-5」。
この中の電池が液漏れをおこしていました。



ガレージに常備してあるものじゃなくて、住んでる二階に
置いてあるテスターです。
昨晩のこと、正悟が使おうとして異変を発見。
引き出しの中に入れてあって、めったに使うものじゃないから
発見が遅れてしまったようです。

おそるおそる開封…



単3電池が1本。
抵抗レンジ用です。

長期間ほったらかしにする機器でのアルカリ電池使用は
覚悟がいります。
安心の「松下」製を使ってたわけですが、さすがにあき
ませんでした。



やはりマイナス極側からの漏れ。
液漏れする瞬間を見てみたいものです。


キレイな結晶。



この液漏れの怖いところ、浸透性が高いのでしょうか、
今回の例でもマイナス極側の配線に使われている緑色
リード線を伝って、電池と反対の端、基板側まで漏れの
被害が出ています。

こんな具合↓



これから電池端子やらの復元作業をしてみます。
お気に入りの小型テスターなもんで、あきらめるわけには
まいりません。
   ↓
  修理完了!
今度はマンガン電池を装着。


・外した電池のマイナス側


・テスタのマイナス電極



※DAIさんからのリクエストにお答えして…
修理後のマイナス電極。



手元に置いてあった何かから外した「板電極」を適当に切って
曲げて、リード線をハンダしただけです。
元のはポイ。 こんなの復元不可です。

この作業より「怪しい結晶」を取り除くのに時間がかかりました。
アルコール(IPA)ではもうひとつだったんで、熱湯を使いました。
歯ブラシとつまようじの先でゴシゴシ。
部品の乗っていない裏蓋にも液漏れ痕がありましたので、これは
お湯で丸洗いです。


2012年11月14日 08時31分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年06月12日(火)
E-520用電池BLM1の内部抵抗
オリンパスのデジ一「E-520」がやってきたのが2008年6月
パナの「DMC-L10」ですったらかんたら(露出不安定現象)
あったすえの乗り換えでした。
使い始めて4年目に入ろうとしています。
E-520の電池は「BLM1」(リチウム・イオン充電池)。



定格7.2V、1500mAHという性能です。
ファインダーで撮影する分には劣化は感じないのですが、
だいぶ撮した後で、ライブビュー撮影モードにすると、電池
消耗警報が出て写せなくなることが目立ち始めました。


カメラを買って1年目の2009年5月にこの電池の内部抵抗を
計っていたので、その後どうなのか調べてみました。

2009年はこんな具合。
 その1 158mΩ 8.24V  :充電したままで使っていない
 その2 157mΩ 7.61V  :撮影使用途中の電池

今回の測定↓ (どっちが1か2か不明、両電池とも充電完了直後)
 163mΩ  8.33V
 167mΩ  8.33V

ちょいとだけ(6%ほど)内部抵抗が上昇しています。
今後、どうなるか…
というか、FOUR THIRDSシステムの行方が気になります。
  (K水道店君はパナのマイクロ4/3カメラを導入)


※関連
交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる
LUMIX DMC-L10の露出不安定現象
居酒屋ガレージ日記まとめ:カメラ



2012年6月12日 09時46分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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