ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2010年04月06日(火)
菊水5650Eオシロスコープ
昨日の現場へ持っていったオシロ、菊水電子計測器の「5650E」



アナログ信号を見たかったので、あえてこれの出番となりました。
30年選手です。
この仕事をしはじめてしばらくして買ったもの。(1979年創業)
スイッチやボリュームが接触不良ぽいですが、まだまだ使えます。

持ち上げたとき、ケースの中でなにやらカラコロ音がしたので、点検のため
開けてみました。
出てきたのはリード線のビニール外皮。
配線作業しているときに通気口からケース内に飛び込んだのでしょう。
そのままでも実害はありませんでした。
せっかくですので中身を撮影。
ファンが付いていないので、中はけっこうキレイ。
ファン有りだとホコリがぁ〜っとなるところなんでしょうが…。

電源部とCAL信号発生、水平軸の回路。

さすがに、電解コンデンサがあやしいです。

垂直軸回路。

2chですので、2系統。
左側のシールドボックスはレンジ切り替えスイッチ。
軸が延長されたボリュームは、position調整用。

水平軸回路。

「B掃引」が付いていますので、タイミング回路も2系統。

ブラウン管。

あまり触りたくありません。

珍しいのがこれ。 信号遅延線。

単なる同軸ケーブルではありません。
芯線とその外側にスパイラス線、そしてもうひとつ外側に網線。
カタログだと「120nS」と記されています。
垂直軸信号をこれで遅らせ、トリガー点より前の波形を見ようという
ものです。
今風のデジタルオシロには関係のないパーツです。

2010年4月6日 16時24分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年04月05日(月)
[BSO]表示器
こんなのを作りました。
[BSO]の数を点灯します。




LEDを合計57個。
A4サイズのユニバーサル基板に手組。
2010年4月5日 19時09分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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2010年03月20日(土)
修理依頼
ご近所にある機械屋さんからの修理依頼。
とある1軸送り装置の制御リモコン、これが動かない。



装置が作られたのが1990年。20年選手。
油にまみれてシートパネルもよれよれ。

メーカに言っても、修理不能。
部品がないとかエンジニアがいないとか、なんだかんだと修理を拒否。
新しいのを買ってもらいたいのだろう。
で、私とこに「なんとかなるかな〜?」っと相談が来た次第。

さっそく解体。
表面のパネルは樹脂ケースに「接着剤」で固定。
   (20年経って接着剤が劣化していたからすぐ外れたけど、
    なんというメンテナンス性…)


装置本体とリモコンは20芯ばかりの多芯ケーブルで接続。
20年使われて、怪しい状態だったのでコネクタ部をバラして点検。
まずは導通チェック。 …異常なし。

次に電源電圧チェック …あきません。 5Vが出てきません。
リモコン基板の電源・GND間をテスターの抵抗レンジで計ると …5Ωくらい。
ほぼ短絡してますがな。
これでは通電してもあきません。
何が悪さしてるっと、基板を見ますと …やってます。
電解コンデンサの液漏れ。
5コ使われているすべての電解コンが×。

基板パターンの色が変わっています。

レジストの下にある銅箔に染み込んだのでしょう。

コンデンサを外すとこんな具合。


他の場所では、パターンが溶けていました。



スルーホールも×。

この黒くなった部分、エポキシ基材がサクサクになっていて、どうやら
発熱して焦げた様子。



お漏らしコンデンサご一行様。


コンデンサを付け替え、基板パターンを補修して修理完了。
無事に動くようになりました。(喜)

次は装置本体側なんだろうな…
2010年3月20日 05時20分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年03月05日(金)
導通チェッカーに100Vを加えると…
組み立てキットを頒布している「導通チェッカー」、100Vを触っても壊れない
ようにしてあります。
しかし…100Vを連続して加えていると、保護抵抗が発熱します。
≪回路図≫のR1〜R3とD1〜D4が保護回路です。
このR1〜R3が発熱するのです。
10kオームですからW=(V*V)/Rで抵抗1本あたり「1W」の電力。
3本が密集しているので、ここで3Wの電力を消費します。
使っている抵抗は1/4Wサイズですが、スペックは1/2Wのものです。
   ≪ERDS1TJシリーズ≫
長時間の100V通電には耐えられません。
その発熱の様子を撮影してみました。

導通チェッカー内部、R1〜R3部分に「熱電対」を近づけます。

10kオーム抵抗の上に差し込んだ黄色いコードが熱電対のケーブル。
その先端で温度を測ります。


放射温度計も登場。


実験開始。
100V通電と同時にストップオウッチをオン。
1秒間隔で撮影した静止画をつないでいます。


http://douga.zaq.ne.jp/viewvideo.jspx?Movie=48416217/48416217peevee299023.flv

抵抗の定格電力基準が70℃です。
100V印加後、およそ10秒でこの温度に達します。
そして20秒ほどで100℃に。
そろそろ限界でしょう。

熱電対で100℃を越えても放射温度計では63℃。


2010年3月5日 05時04分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月24日(水)
壮絶死#10
接点がパ〜になった「松下」のHCリレーです。



正常なら定格内の負荷のはずなのですが、何かがあったのでしょう。
接点がひどいことになっています。



真っ黒け。


可動部を外してみると…




正常な左側の電極と比べてみてください。

そして、可動部はこんな具合。
左側はまだメッキが残っていますが、状態はよくありません。


2010年2月24日 14時27分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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壮絶死#9
今回はそんなに「壮絶」じゃありません。
コパル製の可変抵抗器が断線。



原因はパワー回路の異常による過電圧。
抵抗皮膜が焼き切れたようです。

で、さっそく解体。



写真右側が抵抗皮膜。
焼けこげの痕跡が見えています。
(\。_)になった左側の「\」のところで焼き切れていました。

写真左側のスライダー構造にも焼損の痕跡が見えています。

右側の「−」は焼損手前の古傷なんでしょうかね。
この部分、断線には至っていません。


≪前記事≫
2010年2月24日 08時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月17日(水)
東芝のトランジスタアレー
またまたディスコン品のぼやきです。
今度は東芝の大電流Low satトランジスタアレー「TD62309P」。



5V電源で点灯させるランプ駆動に使っているのです。
ULN2003Aなどのダーリントンだと、どうしても飽和電圧が高くなります。
こいつは初段Trを別電源で駆動するので、出力Trのコレクタ電圧が低いのです。
5V駆動のリレーやランプをドライブするときに有利なんです。

これが製造終了。
三菱の「M54539P」と互換なんですが、三菱もディスコン。
何個か確保してありますが、入手できなくなったらどうしよう…困ったぞ。
2010年2月17日 08時43分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月15日(月)
オーム電機・RDV-138Zその後#2
買ってから1年でおかしくなったオーム電機のCD/DVDプレーヤ「RDV-138Z」
なんとかならないかと、バラしてみました。



背面のネジを4本外せば、外装が開きます。



電源はトランス。

ブリッジにしたダイオードで整流平滑して+12Vを作り、スイッチング電源IC
MC34063Aを二つ使って+5Vと-12Vを作っています。

これが制御基板。


コネクタから電線を外すとこんな具合。

基板の裏面は、抵抗が少し付いているだけです。


何か悪いところ(ハンダ)は無いかと眺めてみましたら…発見!!
コネクタのハンダ不良。

「GND」などピンが押し込まれています。

でも、でも。 残念!
このコネクタに電線はつながっていませんでした。
未使用だったのです、

不調の原因は不明です。
2010年2月15日 17時41分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2010年02月13日(土)
ピンセット
部品発注のついでに、ピンセットを買ってみました。
エンジニア鉄腕ピンセットPT-16



やってきたののは写真の一番下。一番長いのがそれ。
カタログでは125mm長、重さ24g。

上の二本は常用中のもの。
一番上がスイス製のピンセットで、仕事をやり始めた時に買ったもの。
基板パターンのテープ張りで使っていました。
今は、表面実装部品を手ハンダする時の相棒。
こいつの先っぽ、ほんとしっかりつかめるのです。


写真真ん中のはGOOT製。 ユニバーサル基板の配線などで常用。
酷使していますんで、すでに先端はへろへろ。
ダイヤモンドやすりで修正しましたが、刃先部の肉厚が違うのか、
つかみ心地は安物です。


新たに買ったエンジニアの鉄腕ピンセット、確かにしっかりしてます。
でも、ちょっと重いんです。
このしっかりさで、もう少し軽けりゃベストなんですがねぇ。


配線作業で多用する「ワイヤーストリッパ」も、もう少し軽いが欲しいんですが
良いのがありません。
2010年2月13日 06時21分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2010年02月10日(水)
オムロンのリレーがぁ
設計したのが約20年前。
最後に作ったのが10年ほど前という装置のリピートオーダ(保守品製作)
がきました。

組み立てに必要な部品を集めていると、難関に遭遇。
回路に使っているオムロン製小型リレーが生産終了品になっているのです。
  ≪オムロンのご案内≫

リレーは「G2E」。


1c接点の単純な小型DCリレーです。

オムロンがおすすめの代品は「G5V-1」なんですが、形状と足ピッチが違います。
取り付けられないものって… 代品になりませんがな。

左端がG5V-1。
真ん中のはG6Eで外寸はほぼ同じですが、足の配置がまったく違うのです。



今回の製作は、ストックしてあったリレーでなんとか間に合ったのですが、
次回はもうダメ。
困った困った。


★まとめ 居酒屋ガレージ:オムロンG2Eリレーが廃番に

2010年2月10日 14時03分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2010年02月08日(月)
マルチコンセント
「松下電工」(っといつまでも言っておく)の製品にこんなのが
あります。
うたい文句がスゴイ。
  『世界各国のプラグが接続可能なマルチコンセント』
       ↓
http://denko.panasonic.biz/Ebox/densetsu2008/pdf/file/169.pdf

実物を見てみたいなぁ。
2010年2月8日 09時12分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2010年01月30日(土)
照光式波形スイッチ
モノを作った時、かっこいツマミやスイッチにあこがれますよね。
そんなたいそうなもんじゃないんですが、照光式スイッチについてちょっと。
先日来よく使っているのが「日本開閉器のCW-SC」
これ、スイッチ波形部の全面が光るのです。
日本橋のショップに置いてあってよく見かけるのが「ミヤマのDS-850」
これには小さなLEDの窓が付いていて、そこが光るだけ。


左がミヤマのDS-850、右が日開のCW-SC。

LEDを点灯させてみて明るさを比べてみました。
電源スイッチなら「緑」だろうということで、緑色LED。
定格電流を見ると両方とも20mAですが、電池で動かす装置ではちょっと多いので、
まずは「10mA」で比較。  (全面光っている左が日開)


次に「5mA」。


そして「3mA」。


この電流では、ミヤマのスイッチの明るさはちょっと悲しくなります。

いかがでしょう、日開のCW-SC、なかなかいいんじゃないでしょうか。
そして、日開のほうが電流容量が大です。

もうひとつ。
日開のCWシリーズには照光式じゃありませんが、幅半分のスイッチがあるのです。
    (右端の細いの)


型番がCW-TRKKS1。
これもちょっとよさげです。


・実験に使った電流源は≪これ≫(同じもの)。 (現在はアルミケースに入っています)


テクノベースへようこそ : 日開 全面照光 ロッカースイッチ - livedoor Blog(ブログ)
2010年1月30日 17時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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カウンタ
先日作ったのはパルスを出すほうでしたが、これはパルスを数えるカウンタです。
ずいぶん昔(20年以上前)に作ったもの。



あちこち現場へ持っているもんですから、ぼろぼろ。



6桁の液晶でパルス数を表示します。
アップダウン独立入力とA/B2相パルス入力を切り替えられるのです。
2相パルスは逓倍数1、2、4を切り替え可能。
メカを動かす装置などのデバッグで使っています。

液晶はスタティック表示。
7セグメント+小数点、それぞれの足が出ているんです。
こんな液晶、今はもう日本では売っていないんとちゃうやろか。
文字が大きいのが良。

中身はこんなの。
マイコンは使っていません。


BCD up/downカウンタIC 40192を6桁並べて、そのBCD出力を
C-MOSの4543という7セグメント液晶ドライバICで駆動。
液晶、スタティックでも交流で駆動する必要があるので、
4543にはその回路が組み込まれています。

2相パルスを弁別するのは「沖」のMSM5210というIC。

今はもう廃番になっているので入手不可。

全部C-MOS ICなので消費電流はわずか。
バッテリバックアップ用のNiCd電池(3.6V)で動作しています。

回路図などの製作資料、どこかにファイルしてあるはずなんですけれど、
発掘できずです。
そういや、基板のパスコン、青色の積セラじゃなく茶色の円盤状のを使ってますね。

2010年1月30日 09時57分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月29日(金)
パルス発生器
ちょっと工作。

パルスの周期をデジタルスイッチで設定できるパルス発生器を作ってみました。



オープンドレイン出力とC-MOS出力の二系統。
パルス周期は3桁で設定。
基準クロックを1uS、10uS、100uS、1mS、10mSから選べるようにしています。
ですんで、1uS〜999uS、10uS〜9.99mS、…最長9.99秒周期のパルスが出てきます。
  (設定000で1000となるようにしてますんで、実際は1〜1000が範囲)

そして、これを作ったきっかけだったのが、デューティ50%の方形波だけ
じゃなく、「細いパルス」が欲しい!という要求仕様。
右端の1桁でデューティ比を変えられるようにしてあります。
設定0で1:1、1で1:3、2で1:7、3で1:15、…9で1:1023と最小パルス。
制御マイコンはATtiny2313。
電池2本で動作。
内部電源はDCコンICで3.3Vを作っています。
マイコン内蔵のアナログコンパレータと基準電圧を使って、電池が消耗すると
電源表示LEDが点滅表示、っとちょっとこったりしております。

内部の様子




使った小型デジタルスイッチ、オムロン製なのですが何年か前に廃番になっています。
同形状の代品がないんです。コレには困った。

今回の製作はこの手持ち部品の活用です。
5桁を順次スキャンするので本当は「ダイオード装着端子」形式のを使いたかった
のですよ。
でも手持ちが無かったので、スイッチ一個ごと別配線で基板に乗り込ませています。
ダイオードは基板側。


シールを貼って完成



※回路図  (クリックで拡大↓)



※デジタルスイッチに関するメモ
・オムロン廃止品 A7MA-2□□ H=18mmワンタッチ取り付けタイプ
  206:10進binコード 207:10進ダイオード取り付け中継端子形

・IDEC代品
 DECN-031:10進サムホイール DECN-031D:ダイオード取り付け 
 本体外観Hは同じだが、サイドプレート幅が異なる。
 パネル穴、IDECのほうが小さいのでオムロンの直替代品にはならない

「2005年12月26日 オムロンのデジタルスイッチが」で話題にしてました。


※作ったいろんなパルス発生器
2相パルス発生器
この検証や、<これ>とか<これ>で使った4046を使った方形波発振回路


※発掘したパルス発生回路
いろんな装置のテスト用として製作したもの。
はだかのまんま。
4046や555や4538それにカウンタICでタイミングを作っている。

周波数やディレーは半固定VRで調整。

常用するには「ケースへの組み込み」が不可欠。
可能なら電池運用が良。


※出力波形の様子
周期設定「16uS」でDUTYを1/2〜1/32まで変えたところ
(クリックで拡大↓)

基準クロックは時間設定の2倍の周波数。
「uS」なら2MHzを発生。
周期が「16」なので、デューティを1/32にした段階で最小クロック
パルス幅になっている。


製作資料記事:2011年02月17日


2010年1月29日 06時03分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月23日(土)
GX100用間欠撮影用タイマー回路完成
作りかけていたリコーGX100インターバル撮影用リモコンを仕上げました。

前記事:GX100用間欠撮影用タイマー回路

最終回路はこんなのです。(クリックで拡大↓)


カメラ側がUSB-miniBコネクタなので、USB-A…USB-miniBケーブルで接続
できるよう、USB-Aコネクタで出力します。
別カメラで同時撮影できるよう、2系統出しています。
撮影枚数と撮影時間間隔を2つのデジタルスイッチで設定。
枚数=9にすると、永久ループ。
最小は1秒間隔。 MFにしておけばGX100が追いつきます。

電池ボックス、手持ちのが単3電池2本用しかなかったので、ちょっと大きくなって
しまいました。
まっ、ヨシとしましょう。




中身↓


最終組み立て前の確認


スイッチ部は基板を二階建てにしています。



製作資料:2010年04月27日 …ソースファイル

2010年1月23日 17時38分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2010年01月20日(水)
TEXTOOL ICソケット #2
※前記事:TEXTOOL ICソケット:2010年01月14日

部品箱を探しましたら「接触不良」と書いたシールを貼ったTEXTOOL ICソケットが
出てきました。



それも2コ。 拡大↓


両方とも金メッキ端子じゃありません。
右端に見えているのは金メッキで大丈夫(32ピン品)。

昔のカタログを引っ張り出してきますと、28ピンのものなら228-3345。
金メッキ品なら228-1277となっていて、これは止めネジがなくΦ2mmの
穴が空いています。

そして、止めネジのある228-3345にはコンタクト材質区分として
0602と0605というのが載っています。
 頭の06がボディーの材質で「ガラス入りポリサルホン」150℃。
 02がベリリウム銅に金メッキ
 05がベリリウム銅にニッケルボロンメッキ
この後者のほうなんでしょうね。
金メッキ品のより安かったのか…

何度も繰り返し使うので消耗品という扱いなんですが、接触不良で
トラブルはイヤですよね。


※「使われへんもん、なんで捨てへんねん!?」…捨てられないんですよ

2010年1月20日 10時37分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月15日(金)
はじめてのブレッドボード
ブレッドボードを共立で買ってきました。
100milピッチで穴のあいた樹脂板の中に、差し込んだ電線や部品をくわえ込む
電極が仕込んであります。
ハンダ付けしないでも回路を「作る」ことができます。
長いこと電子回路工作をやっていますが、初体験〜なんですよ。

買ったのは2種類。
まずこれ。

真っ白けで350円。

もうひとつがこれ。 電源用の板が別になっています。

爪で合体できるのです。

色つきでちょっと賑やかです。

中央の板が315円。上下の電源部が157円×2。
こちらのほうが端子数が多くなっています。

そして、裏がどうなっているのかと見ますと…

両面テープ。 剥離紙を少しめくってみたところ。

その下はどうなっているのかとめくってみますと…

電極金属が見えました。

両面テープをはがそうかと思ったのですが、なかなか強力。
はがしたらはがしたで、机上であれこれ実験するとき、電極に何かに接触しそ
うで怖いかな。
ということで、厚紙を貼り付けておきました。
このあたり、皆さんどうされているんでしょうね?


さっそく使い勝手の検証。
手持ちの小型7セグメントLEDを並べてみました。
ところが…
中央の溝は幅300milピッチのDIP ICを対象に作られています。
LEDの足幅は200mil。しかたなく、横の電極がつながる格好(二つのセグメント
が並列)での試験となりました。
コモン電極と横並びのセグメントは点灯できません。
物理的に装着できないのですからしかたありません。


5コ並べるといっぱい。
線径0.4mmのラッピング線とクズ線(抵抗やコンデンサを切った足)で接続。
1kΩの抵抗を付けて、並列になった2つのセグメントに約4mA。
ということはセグメントあたり2mAの電流です。

左から
 LSHD-7801  緑 台湾メーカ
 HDSP-7801  緑 HP
 HDSP-7501  赤 HP
 LSHD-7501  赤 台湾メーカ
 LSHD-A101  赤 台湾メーカ

明るさと色の違いを見て下さい。露出を落として。

右から2つ目が明るいのですよ。 (電池電圧チェッカーで使ってます)


ブレッドボードの使用感ですが、抵抗など部品をぱっと交換できるのがいいですかね。
横にも縦にも連結できる爪がありますんで、回路規模が大きくなっても対応できそうです。
でも、配線ミスしそうで、ちょっと怖いかな。
挿してある接続線を誤って抜いてしまったら…元に戻すのが難しそうです。

2010年1月15日 17時50分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2010年01月14日(木)
TEXTOOL ICソケット
「ZIFソケット - なんぎな日記」を迎撃!

手元にある(現用中)TEXTOOLソケットを見てみますと…
ちゃんと「TEXTOOL」なのに金メッキじゃないものがあります。
これは金メッキのコンタクト



  拡大↓


ところがこれ↓金メッキじゃありません



  拡大↓


樹脂の色、写真では異なりますがこれはGX100のAWBのせい。
両方とも色はほとんど変わりません。

丸ピンソケットにハンダして二階建て、三階建てにしているのは
なんぎさんと同じです。



2010年1月14日 12時43分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2010年01月13日(水)
電池電圧チェッカーの部品を変更
仕事場でキットを頒布している「電池電圧チェッカー」、これの部品を一部変えます。

「できたと思ったのに... そうだ、Vref! - M S Technical Laboratory」で、話していた
のですが、
現5mmの樹脂スペーサを6mmのものにして、基板とケースの空間を1mm広くしよう
という目論見です。
電池ホルダー端子の配線スペースに少し余裕が生まれます。
しかし、ケース蓋との間隔が1mm狭くなるので、背の高い部品(電解コンデンサ)が
あたってしまうのです。
このため、低背タイプのコンデンサを入手しました。

まず、スペーサの違い。

右が現在の5mmで左が6mm。 6mmのものにするわけです。
手前の足2本が電池ホルダーの電極端子です。
足の長いほうが単3電池用。


そして電解コンデンサを低背タイプにします。

上二つが現在のもの。約11mmあります。
下が低背タイプの電解コンデンサ。
規格ではH=5mmですが、実際にはもう少しあります。


基板に実装するとこんな具合。

一番背の高い部品、これまでは電解コンデンサだったのがコイルになります。

この他に変える部品がビス。
余裕ができたので、電池ホルダーの固定に使っているタッピングビスの形状を
右側のものに変えます。

両方ともl=10mmで買っている皿ビスなのですが、左側の形のほうが若干
短いのです。
基板に実装した部品の足(ハンダ面)との接触を顧慮してこれまでは左側
のものを選んでいました。

もうひとつ変えるのが樹脂ビス。

現状l=4mmのを8本使っています。
ケース厚2mm、基板厚1.6mm、5mmスペーサで、計8.6mm。
樹脂ビス4mm×2で8mmとなりスペーサ内の空間は0.6mm。
今回、スペーサが6mmとなるので片方のビス(ケース上面用)の長さを
5mmにしてしっかりとめられるようにします。
4mmのもの4本で基板を固定、5mmの4本でケース表面を固定というふうになり
ます。


この手直しに伴って、7segLEDの表面が1mm奥に入っていまいます。
現状↓

新規↓

LED(LSHD-7501)のカタログを見ますと、表面高=6.09mmとなっていて、
スペーサ高(6mm)より少し大きいのです。
ですので、ケースに開ける窓は、現状通りLED3コの外径より大きくしておかな
ければなりません。

組み立て例で紹介していますように、スモークアクリル板をLED前面に取り付け
ると見栄えとともに視認性が良くなります。



◆試し組みした電池電圧チェッカー完成品を2台放出します。

今回の部品変更、確認のため2台組み立てました。これを頒布します。
価格と送付方法は前回(12月12日)と同じ8500円。
希望のかたは「公開」でこの記事にコメントしてください。
早い者勝ちじゃなくてしばらく待って抽選します。
※残数=0
またの機会にどうぞ。


2010年1月13日 05時52分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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2010年01月05日(火)
GX100用間欠撮影用タイマー回路
休みのあいだに、こんなのをゴソゴソしていました。



リコーのデジタルカメラ「GX100」に特化した間欠撮影用
タイマー回路です。

まだ、試作段階。 写真はデバッグ回路です。

◆回路図 (クリックで拡大↓)


電池2本でマイコン(ATtiny2313)を動作させて、DC-DCコンバータで
5Vに昇圧してUSB信号をドライブします。
専用リモコン「CA-1」の信号を出力するわけです。

デジタルスイッチで撮影回数と間隔を設定。
DiMAGE7i用のは≪これ≫
集合写真を撮る時に便利なんです。

デバッグ回路で動作検証が済んでから、プラケースに組み込む
回路を作り直すつもりです。
ですので、完成はもう少し先。

DC-DCコンバータは、ATtiny2313内蔵のアナログコンパレータ回路
(基準電圧1.1Vも内蔵)を利用して電圧比較。
制御にはタイマーのPWM出力を使います。

USBケーブルのコネクタは、基板実装用レセプタクルの手持ちが
なかったのでmini-DINの中継用コネクタを使っています。


◆2010-01-23 ≪完成!≫ ケースに組み込み
2010年1月5日 21時00分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年12月30日(水)
蛍光灯の修理
昨晩の防犯夜警、テント内の照明に使おうとガレージに置いてあった
蛍光灯器具(どこかからのもらいもの)を引っ張り出してきました。
ところが…ランプをセットしても点灯しません。
器具は40W×2で、安定器の付いた単純なもの。
蛍光灯器具なんて、「何年でも使える代表的なもの」っという感覚ですので、
…「あれれ???」です。
グローランプもランプ異常なしなのに…(別器具で確認した)

テスターを引っ張り出して調べてみますと、電源供給する電線を乗り込ませる
端子部分から先ですでに電気が途絶えてみます。
端子から器具内の2灯に配線を分岐しているのですが、端子の片側の導通
がありません。
接続中継端子内で断線しているようです。

結局、端子での分岐部分を切断して、端子を中継せず、直接電源コードを
ハンダすることにしました。
当然ですが、すんなり点灯。 悩んだのがウソのよう…

中継端子、こんなのです。

「器具内用A.N.L」って書いてあります。
左側に見えている切った電線が、蛍光灯器具内で配線されていた残りの線で、
2灯に分岐しています。

裏側の様子↓

上方の接片は、器具の金属部分と接触させてアース用。

中がどうなっているのかと、さっそく解体。

おっ、断線の原因がありますね。

右に見える「S字状」の接続、


これが左側↓にはありません。

溶断したような痕跡が見えています。
この部分がヒューズの役目をしているのでしょう。
問題は、なぜ溶断したかです。
修理後、蛍光灯そのものは正常に点灯しました。
不安になって、電流を見ましたが特に異常なし。
ランプの寿命末期、パカパカした時になど過大電流が流れたのでしょうか?

「20A300V」と書いてあるのは、きっと中継配線用の定格でしょう。
細い「S字状」部分が何アンペアで切れるのか、はたして?

  (結局、今回の夜警では新しい蛍光灯が電気屋さんから来た
   ので、復活させたこれは使いませんでした。)
2009年12月30日 07時07分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年12月12日(土)
「電池電圧チェッカー」完成品放出
「電池電圧チェッカー」の組み立て済み完成品を2台頒布します。



ごめんなさいね。
今回は組み立て賃として1000円加算しますので頒布価格は8500円。
お支払いは代引き。(運賃と手数料が加算されます)
  ※頒布方法についての詳細はアクト電子のページをどうぞ。

希望のかたは「公開」でこの記事にコメントしてください。
早い者勝ちじゃなくて、しばらく待ってから抽選します。

※写真の解説
 劣化した電池(左がセリアの100円ニッ水、右が三洋の2700)を1Ω負荷で。
 無負荷だと1.2Vほどあるけど4.7Ω負荷で1.0Vほどに。
 そして1Ω負荷だとここまで下がります。
 でもまだまだエネルギーは蓄えているのです。
 内部抵抗の増大という劣化。
 負荷時電圧がここまで下がるとDC-DCコンバータICの動きもあやしくなります。
 1秒の1/8だけ負荷をかけているのですが、その瞬間、電圧がドロップするので
 今にもリセットしそうな微妙な動きです。

※補足
 今回の2台、この改造(測定電圧の拡大)をしてあります。
 設定Vref値はケース蓋にシールを貼付、調整済みです。
 電池ホルダーの爪、様子を見てください。
 じゃまになると感じたら切断。


※締め切りました
2009年12月12日 15時35分 | 記事へ | コメント(9) | トラックバック(0) |
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2009年12月02日(水)
いつのICなんだ!
ずいぶん以前より製作しているメカの制御測定回路、年に1〜2回、
まとまって発注があります。
昔の設計なので、マイコン周辺にはDIPタイプのICが載っています。

今回の発注で部品屋さんからやってきた「74HC174:6 D type FlipFlops」、
その製造年を見てやってください。



「87年」って…いったい。 20年以上前。
前世紀ですぜ! これはなんぼなんでも…
2009年12月2日 06時11分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年11月18日(水)
なんでも修理できるわけじゃないのです
母親からの修理依頼。 コタツです。
「ぬくもらない。冷たいまま」という故障内容。
   (コタツの機能からすれば致命的!)
さっそくバラして導通チェック。

  真上から見たら、何かわからんですな。
  ピンクのがコタツ本体。
  中央がその中身。

ACコードの断線?…異常なし
バイメタル部の接触不良?…異常なし
温度ヒューズの断線?…異常なし
…残るは ヒータそのもの

中央右、板状のモノがヒータ。

これが切れていました。
中央左はバイメタルによるサーモスタットの接点。

板状の絶縁材にニクロム線が巻いてあります。
これのどこかが断線。
これは修理不能。
ハンダゴテのヒータを仕込むわけにもいきません。
「made in CHINA」。
外装枠はしっかりしてるのに、もったいないなぁ。
2009年11月18日 09時27分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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「大声トライアル」特注品
「大声トライアル」、特注品の製作依頼がありました。

・マイク入力を平衡タイプに。
・音声出力をトランスで絶縁。
・コネクタをキャノン・タイプとBNCに。
・ケースを標準ラックサイズに。

出来上がったのがこんなのです。


この製作に合わせて、使用マイコンをATmega8からATmega168に変えました。
mega8とmega168、基本はほぼ同じなのですが微妙に違うのです。
・I/O領域の一部がメモリ領域アクセスに変わる。
・ベクトルのジャンプテーブルが RJMPからJMPに。
  (増えたROM内のどこでにでも飛べるように)
・RAMエリアが変更。

このソフト移植手直しでドジったのがRAM領域に関するもの。
初期化のときRAM領域をゼロクリアしているのですが、クリア処理ルーチンの
先頭アドレスを変えるのを忘れていたのです。
I/Oの初期化をおこなってからRAMをクリアしていたものですから、メモ
リマップに移ったI/O関連のレジスタまでゼロクリアしてしまったのです。
当然、動きません。
「なんで?」です。
このドジに気が付くのにずいぶん時間がかかりましたよ。
2009年11月18日 08時45分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年11月13日(金)
ニッ水電池のサイクル耐久特性試験 #4
ニッ水電池のサイクル耐久特性試験、400サイクルが終わりました。
電池は「充電式エボルタ HHR-3MRS」です。



50サイクルごとに放電終止電圧1.00Vまでの「0.2C放電」放電が行われるので
そのときに放電特性を取得しています。

 1(赤):250サイクル目
 2(緑):300サイクル目
 3(青):350サイクル目
 4(灰):400サイクル目


1.00Vまでの放電時間(分)を示しておきます。
サイクル 分
 050  270
 100  268
 150  267
 200  263
 250  263
 300  262
 350  259
 400  258

微妙に放電時間が短くなっているのが見えます。
実験を始めた頃より季節も変わってきていますし、
周囲温度の変化も気になります。

ここで一度、市販の充電器(BQ-390)で急速充電して「1Ω」の抵抗で
放電を行ってみます。
どんなグラフがえられるか…



※前記事
2009年07月02日 ニッ水電池のサイクル耐久特性試験
2009年09月22日 ニッ水電池のサイクル耐久特性試験 #2 ←200サイクル目のグラフ
2009年10月10日 ニッ水電池のサイクル耐久特性試験 #3

2009年11月13日 08時32分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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小指のやけど その後
ハンダゴテ落下→やけど・・・、の小指、なかなか直りません。
熱が皮膚のだいぶ下まで伝わっていたのでしょうかね。

11日の様子↓


今朝13日の様子↓


ちょっと化膿していたようで、鈍痛があったのでギュ〜っと
絞り出したら(痛い!)血とともに膿が出てきました。

それにしても人体(生物)の自己修復能力ってスゴイです。
電子部品、機械部品では取り替え交換、元のは廃棄ですからね。
2009年11月13日 08時09分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2009年11月09日(月)
ハンダゴテ落下→やけど・・・
通常作業で愛用しているハンダゴテは高千穂のコテペン40。
DIP ICの実装や2.54mmピッチ全穴ユニバーサル基板での試作回路製作は、
たいていこのハンダゴテを使っています。

先週のこと、このハンダゴテでやけどしてしまいました。
ハンダゴテのそばに置いた工具を捕ろうとしたとき、このコテのACコードを
引っかけてしまったのです。
そしてハンダゴテが落下。
ちゃんとコテ台は使っていましたが、コードを引っ張ったようになったもの
ですからコテ台から抜けてしまったのです。

その瞬間…
 ・先から落ちてコテ先が曲がったらいややなぁ〜
 ・ヒータが断線するかも  (コテペンのヒータ、衝撃で切れやすいんです)
 ・ヒータの買い置きあったかな?

てなことが、頭の中を駆けめぐりまして…
落下するハンダゴテ(もちろんアツアツ)を受け止めてしまったのです。

受け止め方が悪かった。
ヒーター部分が小指にブチュ〜〜〜〜。
「あつぅぅぅ〜」です。

再現するとこんな感じ↓


コテ台のクリーニング・スポンジは水を浸してあるので、ぎゅっと押さえつけて冷却。
「ジュ〜〜」と小指の先から音がしそうでした。

ハンダゴテは救えましたが、小指の先が水ぶくれ…


もうそろそろ下皮が張ってきているのでしょうが、まだテープをしたままです。
自然に水ぶくれが破れるのを待っています。

そういやちょいと前、JYEさんもやけどしとりましたな。

続き:小指のやけど その後
2009年11月9日 16時34分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2009年10月23日(金)
ハンダ付け失敗例
仕事場のほうで頒布している「電池電圧チェッカーキット」、この組み立て
てで相談がありました。
『組み立てたけれど動かない。DC-DCコンバータが動いていないようだ。』
とのメールが届いたのです。
  ※参:≪回路図≫

こちらからの指示。(なんやかんや基本的な注意のほか)
 ・基板の様子、カメラで撮って送って。
 ・L2を外して、C4両端の電圧を測って。

L2を外すことで、電源部以外の異常と切り離すことができます。
でも、だめでした。
入力の電池電圧がドロップして出ているだけ、昇圧していません。
表面実装品であるDC-DCコンバータICはこちらで基板にハンダして
から出荷しています。
ひょっとして「逆付け」でもしたのかと、不安になりましたが、写真を
見るかぎり大丈夫そうでした。
考えられるのは「DC-DCコンバータICの異常」。

他人の目と手を借りた遠隔操作ではどうにもなりません。
そこで、ブツを仕事場に送ってもらうことにしました。

部品の実装ミスはありませんでした。
↓が問題部分周辺。


DC-DCコンバータが壊れているんだという思いこみで、まずICを交換
してみました。
でも症状は同じ。昇圧してくれません。
となると…   (最初に熟考しとけば生きたICを捨てずにすんだんですが)
あやしいのは出力電圧を決めている二つの抵抗R5とR6。
目星がつくと異常にすぐ気が付きます。

目視だけでも怪しさが伝わってきます。
部品面の様子。

R6のGND側、スルーホールにハンダが入ってません。

ハンダ面の様子。


抵抗の足にハンダが着いているだけでパターンにハンダが流れてい
ません。
ハンダゴテの容量不足。
固化したフラックスのせいで抵抗が固定されているように思えます。
ハンダが流れるのを見届けずにこのポイントのハンダ付けを終わら
れたのでしょう。
典型的なハンダ付けの経験不足。

この修理、この部分のハンダの再加熱、追加ハンダで完了。
このほかにも、広いパターンの部分で怪しいところがいくつかありま
したので補修して作業終了。
無事に正常動作しました。


■貴重な失敗例ということで、ご本人に許可を得て記事にしました。
2009年10月23日 05時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年10月14日(水)
CDドライブでポケウォーカーを駆動
「ポケウォーカー」の歩数自動促進、前回の挑戦はジャンクの電磁カウンタを使いました。
  ・2009年10月06日 電磁カウンタでポケウォーカーを駆動
  ・2009年10月06日 電磁カウンタ

今回はジャンクのCDドライブを廃物利用。
  (そうなんです。この記事に出てきたCDドライブです)

そのトレイ駆動用モータを正逆運転して「ポケw」を振らせてみました。



CDの回路基板は取っ払い、トレー部分とその駆動モータだけを残します。
モータ駆動制御回路は外付け。

開始スイッチを押すと… WokWokWokWokWok〜〜


回っているのはこのモータ。(見えているのはプーリーとベルト)


PIC16F88マイコンで制御してます。


青い半固定ボリュームは、前進駆動時間とブレーキタイミング調整。
原点検出用とオーバートラベル検出用にフォトインタラプタを二つ付けています。
電源は5V。
モータ駆動ICは三洋のLB1638。

動きをどうぞ↓ 電磁カウンタに比べて静かになりました。


※動画:http://douga.zaq.ne.jp/viewvideo.jspx?Movie=48416217/48416217peevee278723.flv


※回路図と制御プログラム
仕事場のページにまとめておきました。
     ↓
ジャンクCDドライブでポケウォーカーを駆動
(ソースファイルも公開)
2009年10月14日 06時12分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年10月10日(土)
ニッ水電池のサイクル耐久特性試験 #3
ニッ水電池のサイクル耐久特性試験、こんな具合でやってます。

落下物の無いよう、本棚の奥にセット。
充放電中1分ごとに鳴る「ピッ」という電子音が動作中の証。

左側のロール紙はサーマルプリンタの出力。
充放電の様子を、紙に残しているのです。
50サイクルごとの放電データはマイコン内蔵のEEPROMに保存していますが、
途中の様子は液晶に表示しているだけなのです。
停電してしまったらその状態が分かりませんので、とりあえず紙にプリント
ということで、充放電の進行状況がわかるようにしています。


※前記事
2009年07月02日 ニッ水電池のサイクル耐久特性試験
2009年09月22日 ニッ水電池のサイクル耐久特性試験 #2

2009年10月10日 04時44分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年10月07日(水)
CDドライブのヘッドに何があった?
読まなくなったCDドライブ(R,R/W)、その光学ヘッドを見ましたら…


解体しているとき、ヘッドの異常に気が付きました。



なんか普通と違う。
位置決め用コイル、その巻き線の色も何かへん。
焦げている?

拡大↓


レンズが泡立っている!?
いったいなにがあったの?
レーザーの過剰照射?
パワー制御不能になって発熱?
2009年10月7日 14時29分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年10月06日(火)
電磁カウンタ
「電磁カウンタでポケウォーカーを駆動」で使った電磁カウンタ、こんなのです。

神明電機製「ECR-5A」。

10C/Sと書かれていますんで毎秒10カウント。
仕事場のジャンク箱から2コ発見。
左側は中身を抜き出した外装。
立てて側面を見るとこんな感じ。

パネル表面から差し込んで、上下2点でネジ止めという形状です。

駆動コイル部分の拡大。

角度を変えて。

鉄片がスプリングで引っ張られている様子が見えているでしょう。

このように、ハンダ付けで鉄片に針金を取り付けました。


針金といってもメッキされたピアノ線。
ハンダはメッキ部分に乗っているという状態なんでしょう。

※「神明電機 ECR-5A」で検索したら、一件だけ出てきました。

4046を使った方形波発振回路、解説へ
 このオープンドレイン出力で電磁カウンタのコイルを駆動しています。

※続き
≪CDドライブでポケウォーカーを駆動≫
2009年10月6日 08時38分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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電磁カウンタでポケウォーカーを駆動
息子・JJ3ENTからの依頼物。
「ポケウォーカー」を自動駆動しようというもの。
仕事場に何か使えるものはないかと探索…ジャンク箱に電磁カウンタを発見。
ソレノイドの吸引鉄片部に針金を「ハンダ付け」。(溶接はできないんで)
これでブラブラさせて歩数を上げようというもくろみ。

左下、ツマミが並んでいるのが可変周波数発振器(トラ技掲載)
奥にある端子台付きの箱は電源。
バイスにはさんでいるのが電磁カウンタ(中身)。
その先(上)に「ポケw」。

毎秒3〜4回振動。毎時10000歩くらい。

電磁カウンタなのでこちらでも計数。


せっかくなので動画を↓


●動画:http://douga.zaq.ne.jp/viewvideo.jspx?Movie=48416217/48416217peevee277479.flv

BGMが欲しかったなぁ。
とうぜんコレ(ievan polkka)でしょうなぁ。


※鉄片に針金(メッキされたピアノ線)をくっつけたハンダがいつま
 で耐えられるか。
 そのうち振動で破断しそう。
 針金、もうちょっと短くしたほうが良さそうなんだが、とりあえず
 コレでっとのお達しが。
 耐久試験か。 ポケwが落ちても知らんよ。
 あっ、直接床じゃなく、ちゃんと椅子で受けてあった。 息子〜

※続き
≪電磁カウンタ≫
≪CDドライブでポケウォーカーを駆動≫
2009年10月6日 03時51分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2009年09月22日(火)
ニッ水電池のサイクル耐久特性試験 #2
「JIS C 8708 表9」の規格にのっとったニッ水電池のサイクル耐久特性試験
やっと200サイクルが終わりました。
7月末に実験を開始。
電池は「充電式エボルタ HHR-3MRS」です。



グラフは
1(赤):50サイクル目
2(緑):100サイクル目
3(青):150サイクル目
4(灰):200サイクル目
での「1.0Vまでの0.2C放電」の結果を示しています。

充電式エボルタは定格2000mAh(min)ですので0.4Aで放電。
5時間率ですので300分は放電してもらいたい。
それでもサイクル数が増えるほど容量が減っているグラフが得られました。

それにしても140分あたりから右側を見ますと「メモリー効果」的な
グラフ(二段に折れ曲がったような)になっております。
重負荷で2〜3度放電すれば、きっとここが平らになるんでしょうな。
  ※新世代ニッケル水素電池の放電特性 継ぎ足し充電してみる

せっかくですので、次回400サイクル目の放電に向け実験を続けてみます。
2000サイクルを突破できるのはいったいいつ?
周囲温度の管理ができないのがつらいところです。


■250〜400サイクル目の放電グラフ (2009-11-13)



≪続き≫ #3
≪続き≫ #4
2009年9月22日 10時19分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年09月21日(月)
トラ技CD-ROM発掘
昨日、倉庫をゴソゴソしておりましたら(これを出すのに)、2002年版のトラ技CDが
出てきましたよ。

開封しています。
光のあたる場所だったので、外装変色(色あせ)あり。
中身は大丈夫。


どなたかいりますか?
「公開」で書き込みしてください。
1週間待って抽選します。
ガレージまで取りに来てもらうか、エクスパックで送付かな。
お代(運賃)は…缶ビール2本のビール券1枚でいかがかしら。
2009年9月21日 08時22分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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修理依頼:歯科用ミキサー
この呼称、ミキサーでいいんでしょうね。
高速回転する「ろくろ」のようなものです。

上に乗っている湯飲みのようなもの、樹脂でできていて柔らかいのです。
これが回転(maxではけっこう高速)するのです。
右側に見えている黒いのがフットスイッチ。
『たまに回らなくなる』というのが修理依頼の症状です。

歯医者さんで歯の型取りに使う「アルジネート印象材」、この粉を
水と混ぜ合わせるときに使います。
   (実際に使っているところは見たことありませんけど)
ピンク色の粉があちこちに付着。
これで歯形をとってから石膏などを流し込んだら元の形が現れる、
てな具合です。
   (歯医者以外でもおもしろそうなことに使えそうですが)
装置は30年選手。
「直らなかったら新しいの買おうかと…」ということなのですが、
歯科用機材ってきっと高価なもんなんでしょう。


フロントパネルのツマミは正逆方向と速度調整。
青いカップは簡単に外れます。

ケースを開けるのにはこのアルミ製の回転円盤を外さなくてはなりません。
この方法が「???」で難関だったのです。


中心のネジが見えてますので円盤を回せばゆるむかなと思ったのですが、
完全固着。

あれこれ見ていて「!」したのが、フロントパネル中央上部に見える「穴」。
ライトを当てて見ますと軸の固定ネジが見えました。
この穴からプラスドライバーをつっこんで軸を固定しているネジをゆるめる、
こんな仕掛け(?!)だったのです。

はい、成功!
これでケースがばらせます。

右がモータ。
単相整流子電動機ですな。
交流電気ドリルで使われているようなモータ。
120W。

左上がギアボックス。
ウォーム・ギアで減速。
ギアボックスとモータ軸、カップリングでつないであります。
ギアボックス、アルミの削りだし。
軸受けにはベアリングが仕込んであり、
「ええ仕事してる」
「昔のはしっかり作ってある」と、
ガレージ常連HMDさんの評価。

左下側はトライアックを使った調速回路。


別角度から。


さて、バラした状態で試運転。
しかし、現象がおきません。
ちゃんと回るのです。
「電線の断線しかけ」を疑っていたのですが、そうじゃありません。

まぁ、先に機械系のメンテをということで、ギアボックスのグリスを
交換。
古い固化したようなグリスを取り去って新品のグリスに。
そして、モータ軸などの可動部分に注油。

メカ専門の常連HMDさんが横から見ておりまして、
「モータの火花がひどいな」っと意見。
モータのブラシ、二つあるわけですが回転させるとけっこうな火花が見
えるのです。

で、突然、あれこれしていましたら、モータが回らなくなりました。
「おっ。おきたな」。
修理するには異常現象が再現してくれないと困ります。

モータが止まった時、モータ軸を回してやると回転しだしました。
「ブラシやで」。
電気屋と機械屋の意見が一致。

モータの二つあるブラシ、樹脂のネジをゆるめると取り外せます。
ブラシ接触面は汚れているものの、そんなには減ってはいません。
でも、通電側、電源供給側の状態がよくありません。
スプリングの先端にブラシが付いていて、反対側にハトメが付けてあります。
これを押さえつけてコ字形の電源供給端子と接触する構造ですが、えらく
汚れていました。
どうやらこれが原因のようです
修理伝票に書くのなら「モータのブラシ部分が接触不良」。

さてさて、これで修理完了。
この先、何年使ってもらえるか…。
2009年9月21日 07時07分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年09月12日(土)
「電池電圧チェッカー」完成品放出 1台だけ
「電池電圧チェッカー」完成品、製作リクエストに応えて作ったあまり1台、
前回と同じ条件で放出します。



希望のかたは「公開」でこの記事にコメントしてください。

※早い者勝ちじゃなくて、しばらく待ちますね。
 時間ができたらまた作りますので。

導通チェッカー完成品も1台残っています。


★完成品だけじゃなく、≪組み立てキット≫のほうもよろしくです。

2009年9月12日 08時51分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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トランジシタ技術10月号
「トラ技10月号」に短い記事が2本載りました。

でも…校正ミス。
回路図のミス(これは痛い)と信号説明にミスがありましたよ。
さっそく「訂正とお詫び」が出ております。
2009年9月12日 08時43分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年09月10日(木)
紫外線ランプ
「ウランガラス」、続きます。

百均屋へ行ったら、白色LEDのライトを置いていたので買ってきました。


外装はアルミ。
キーホルダーが付いているおしりにスイッチが仕込んであります。



LR44ボタン電池3本で白色LEDを駆動。
どこかに電流制限抵抗が入っているのかなと調べてみましたが、
発見できず。
電池・スイッチ・LED・外装が直結のようです。
まぁLEDとの接触部、いいかげん(曲げたリード線)なので、
接触抵抗たのみってところでしょうか。
これをバラして「紫外線LED」を装着。

≪ウランガラス≫に向けてぴかっ!


紫外線LEDは日亜化学製の波長370〜380nmのもの。
なんとか電流制限抵抗も仕込みました。

光っているチップ部分を拡大。
   ↓


肉眼ではもっと紫色です。
この色はデジタルカメラでは表現できないんでしょうなぁ。


≪紫外線照射によるウランガラスの蛍光、及び、ウランガラスの磁性≫によりますと、
UGを明るく光らせるにはもう少し長波長側の光のほうが良いようです。
2009年9月10日 19時49分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年09月04日(金)
あわててると間違う
<以前の話>は部品屋さんのミスでしたが、今度は私の不注意。
主パーツボックスはちゃんと整理されているのですが、机上に置いた
一次的部品保管箱(=豆腐容器)、ここから取り出した部品で失敗。



1/4Wのカーボン抵抗。
1kΩと200Ω。
ぱっと見、区別がつきません。
回路で1kを使いたいのに、手に取って実装したのは200Ω。
通電して動作がおかしいなぁ、っとカラーコードの読み間違いに気付いた次第です。

慣れで、ぱっと見=印象で判断してしまうのがミスの原因。
2009年9月4日 08時47分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年08月28日(金)
「マイコン型導通チェッカー」完成品放出
「マイコン型導通チェッカー」の組み立て済み完成品を4セット放出します。



組み立てキットの状態を組み立てて動作チェック済み。
ケースカバーのネジ止め(タッピングビス)は行っていません。
  (どうせ中を見るでしょうから)
ただし電池(単4・2本)は付属しません。
調整用半固定ボリュームと色違いのLEDは添付します。

CPU.BACHさんへの御礼の品として作ったついでに、この4セットを多めに
作りました。
これを頒布します。
金額はキットと同じ【3500円】。
  (代引きで発送します。運賃、手数料はご負担ください)

希望のかたは「公開」でこの記事にコメントしてください。
4セットまとめてでもかまいませんし、1セットだけでもかまいません。
数に限りがあります。
まずここで集計、確認いたしますのでよろしくです。


前回の電池電圧チェッカーはすぐ売り切れましたがさて今回は!?

これもまだ残っていますよ。


★残:0台 …またの機会を!

2009年8月28日 18時12分 | 記事へ | コメント(14) | トラックバック(1) |
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2009年08月18日(火)
「電池電圧チェッカー」完成品放出
「電池電圧チェッカー」の完成品を放出します。
4セットあります。



組み立てのサンプルとして製作したものです。
調整済み完動品です。

お代は、現在頒布中の組み立てキットと同じ価格でお願いします。
【7500円】:代引きで発送します。運賃、手数料はご負担ください。

測定電圧範囲を広げる改造も行ってあります。
ただし、電池ホルダー(単3、単4とも)の爪はカットしていません。

希望のかたは「公開」でこの記事にコメントしてください。
4セットまとめてでもかまいませんし、1セットだけでもかまいません。
数に限りがありますので、まずここで集計、確認いたします。


※残:なし 完売しました

※完成品なら欲しい、っていう人いますか?
 リクエストあれば、暇なときに作っておこうかと…

もう1台放出(9月12日)
2009年8月18日 16時20分 | 記事へ | コメント(51) | トラックバック(0) |
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2009年08月13日(木)
マウスの修理
ガレージのPCで使っているマウス、その右ボタンの調子がおかしいのです。


「右ドラッグ」でコピーや移動を行おうとすると…ドラッグする前に右ボタン
メニューが出てしまい、コピーや移動ができないのです。
ウィンドウズの環境がおかしくなったのかとも思いましたが、「ボタン」
くさいような気もしましたので、仕事場に持ってきて解体してみました。



確認のため、右ボタンと左ボタン、接点の様子をオシロで見てみました。

  (クリックで拡大↓)


上の波形が右ボタン、下が左ボタン。
ダブルクリックするような操作をしたところです。
右ボタンの信号、きちんとLレベルになっていないのが見えています。
いわゆる接触不良。
基板からスイッチを外して(ハンダ吸い取り)、中を観察。





そんなひどいことにはなっていないので、細く切ったコピー紙にアルコールを
浸ませて接点間をゴシゴシ。
とりあえず復旧したみたいです。
でも再発の可能性大。
予備のスイッチ、買っておきたいところです。

以前、こんなこともありました。


何にもないぶろぐ: マウス買い換え(JI3KDH)


※こういった接触不良の確認にこの導通チェッカーが便利なのですよ。
 ブザー音を聞けば、「接触不良ってるゾ」と間違いなく判断できます。


※スイッチの型番「D2FC-F-7N」で検索すると…
 興味深い記述が見つかります。

MOUSE TIPS - Gamer's Gadget Memo
マウスのチャタリング : お気に入りの道具たち
2009年8月13日 16時30分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年08月11日(火)
LED並列接続時のバランス抵抗
修理した顕微鏡用リングライト、60個のLEDが6直10パラで接続されていました。
6コのLEDを直列接続し、そのLED組を10組並列接続という具合です。

でもこの装置では、単純に並列につないであるだけでした。
直列になった各LEDの組みに、バランス抵抗は入っていません。
そのため、順方向電圧がバラついたときにバランスがとれないのです。
それこそプリントパターンがその抵抗になります。
電源側につながる引き出し線に遠いところの抵抗が微妙に大という状態。

最大輝度で光らせていると、その違いは目立ちません。


電流を減らし暗くすると、LEDの場所よって微妙に明るさが変わります。


10パラされたLED組みのどこかに、電流の大小が発生しているのでしょう。
LEDを並列接続するときは、同品種のLEDでも電流バランスをとるための
直列抵抗、あるいは個別の電流制限回路が必須です。


リングライト(まとめ):2008年02月05日


※バランス抵抗を挿入した回路では

「4直5パラ」のきもだめし用フラッシュライトの輝度を下げて様子を見てみました。
合計20コのLED。
5パラになったうちの1組を定電流制御していて、それぞれのLED列に抵抗
を入れています。
バランス抵抗ありの状態です。
定電流調整用半固定抵抗を触り電流を絞って暗くします。
ほれ。こんな具合。





いかがでしょうか。

作りたての回路ですので、LED個体の経年劣化によるバラツキは考えなくて
いいでしょう。
この状態で、各列の抵抗を外して直接並列にしたらどうなるか、これを
みなくちゃなりませんね。

2009年8月11日 09時08分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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2009年08月08日(土)
きもだめし!#2
さて、校庭キャンプはいよいよ今日と明日。
きもだめしは今晩です。
今回はこんな照明装置を用意しました。

怪光発生装置です。
焦電センサーで人体の動きを検出して閃光を放ちます。
音はしません。
ピカピカとフラッシュのように連続して光ります。
隠れている脅かす人を照らすように設置。
子供たちが近づいてくるとピカピカという具合です。

高輝度LED20コを点滅点灯。


電源はACアダプタ。電池では容量不足。


2号機は閃光周期、閃光時間調整用VRを無くして簡略化。


この基板を取り付けているベース、何かわかりますよね。
生CD-R、生DVD-Rのケースです。


センサー部は本体から延ばせるようにしています。
センサーを仕込むケース、何かいいのはないかと…

検出距離5mタイプの焦電センサー、防犯ブザのケースを流用。


10mタイプのセンサーはD-SUB9pinコネクタのケーブル穴が
センサーの首にピッタリだったので、回路を仕込みました。



出来上がりはこんな感じ。 2台は別個に運用します。


直視するとまぶしいです。


動画も撮ったのですが、ピカピカとフラッシュするだけであまり
おもしろくありません。
人が動くとストップモーション的になって面白いのですが…



http://douga.zaq.ne.jp/viewvideo.jspx?Movie=48416217/48416217peevee268898.flv
2009年8月8日 05時57分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年08月07日(金)
きもだめし!
8月8・9日の校庭キャンプ、夕食後、キャンプファイヤーをした後におこなう
「きもだめし」が楽しみです。
その道具、昔、「きもだめし用怪音&怪光発生装置の製作」という記事で
紹介しましたが、ZAQの画像消失事件で消えたままになっています。
今朝、動画を撮ってきましたので、音と映像で雰囲気をお楽しみください。



http://douga.zaq.ne.jp/viewvideo.jspx?Movie=48416217/48416217peevee268738.flv


※昔の写真を引っ張り出してきました

キットの内容。 ケースと基板とランプ



キットには4ビットマイコンが載っている。


それをPICマイコンに変更


中央の穴に圧電発音体を装着。


VCO・4046を使った発振回路を追加。


ランプ点灯。


点灯パターン。

  (写真では音は聞こえません)


キットのオリジナル回路(クリックで拡大↓)


PICマイコンに変更(クリックで拡大↓)


発音体駆動部(クリックで拡大↓)




2009年8月7日 11時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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スイッチングACアダプタの修理
またまたスイッチング電源の修理。
たまに起動しないという症状。
でも、動き始めたら動いている。
動いているときはたたいても引っ張っても安定しているので、断線じゃあ
なさそう。
さっそく分解。

あ〜 やってますね。 コンデンサ。



液漏れ。 お漏らしコンデンサ。




それと、分解するときに迷惑なのがこいつ↓。


仕事場じゃなく、ガレージで解体したので専用工具はなし。
マイナスドライバの先をちょっと加工して、無理やりグルグル。

いじり防止なんて考えんでエエんとちゃうん、っと思ってしまいます。
専用工具のないところ(南極や宇宙船の中や月面で…)でトラブったらどうするの?っと。
       ↑
   そんなこと考ええんでエエ?!
2009年8月7日 09時26分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月31日(金)
LEDリングライトの修理
ガレージ常連HMDさんからの依頼。
仕事場で使っている顕微鏡用リングライト、これが接触不良で修理して!
っと、やってきました。

まず全体像。 白色LEDが60コ。

パネルのツマミで輝度が変わります。

コントローラとLED部をつないでいるのが3PのDINコネクタ。




制御基板は片面。
止めネジを外してハンダ面をチェック。



当たり! ハンダクラックご一行様〜







補修して修理完了。


ついでにLED部の様子も探索。




合計60コのLEDを6直10パラで接続。
各組にバランス抵抗は入っていない。
単純に10組をパラ。
10Ωでもいいから入れておきたいところ。

もうひとつついでにコントローラを回路展開。
手書きで (クリックで拡大↓)


電源電圧24Vで定電流駆動。
約200mAで10パラなので各組20mA。


※関連
リングライトまとめ:2008年02月05日
林時計工業の現行品


※続き
LED並列接続時のバランス抵抗
2009年7月31日 11時26分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月29日(水)
断線!
土曜日に行われた「夏のつどい」
このとき使ったボコスカハンマーでトラブル発生!
「スタートスイッチ」がきかないのです。

2mばかり延ばした電線(シールド線)の先にスイッチを付けています。
スイッチを押しても反応無し。
装置との接続はイヤホンプラグ。
装置のケースを開けて、端子を直接タッチしたら働きましたので、回路の
異常ではありません。
電線をあちこち押したり延ばしたりすると、スイッチがききます。
どうやら断線です。
スイッチを組み込んだフィルム・ケースのすぐそばあたりです。
何が悪いか調べようにも、道具がありません。

非常手段として、電線を途中でカット。
電線をむき出しにして、シールド外皮と芯線をタッチさせて、ゲームを
始めてもらうことにしました。

さて、原因調査。




導通チェッカー
の出番です。
   ※こんなとき、ミノムシクリップのほうが便利なのですよ。

断線していたのは、抜け防止にくるりと1ターンした部分ではなく、
ケースから少し外に出たあたりでした。




芯線が切れていました。
   拡大↓


それほど頻繁に使うものじゃありませんので、こんな切れ方をするのは
ちょっと不思議。
2009年7月29日 06時54分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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