ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2009年07月28日(火)
電飾看板で暗号?
昨夕、仕事場からの帰りに出会った「電飾看板」です。



コインパーキングの看板なのですが、文字が意味不明。
拡大↓


駐車空きスペースがなかったので「満車」の表示かと
思うのですが…

看板表示回路の暴走?
制御回路・看板間の通信異常?
それとも何かの暗号通信?

外周の表示(色違い)もおかしいですね。
次回、正常な表示の時に撮ってきます。
2009年7月28日 05時23分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年07月23日(木)
赤外線センサーふたたび
以前に紹介したこの回路、ふたたび登場です。
「犬のウンコの放置」が再発したのです。

今度は回路をケースに入れました。
使ったのは単3電池が4本入る電池ボックス付きのタカチのLM-140G





使いふるしのこのケースがあったので、フロントパネルを1mm厚のアルミ板に
替えて、再利用。
さて、「うんこ」の犯人を捉えることができるか?!
2009年7月23日 05時41分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2009年07月18日(土)
発掘品
別件で捜し物をしていましたら、懐かしいものが出てきました。
まずは基板化したプリンタバッファ。



この記事:昔に作ったプリンタバッファの回路を基板化したものです。
1991年に製作。
制御マイコンは8748ですからねぇ。
ダイナミックRAMの制御(読み書きリフレッシュ)もすべてI/Oポートです。
右上の黒いのは「ゴリラ」と名付けられたコーセル製のスイッチング
電源モジュール。
AC100V入力で5V/1A出力。


もうひとつの発掘品は手組みの回路。
NEC製「PC-8201」の拡張スロットにつっこむ4chのD/A出力ボードです。



N82BASICを使って信号波形を生成させ、それをD/A出力。
ちょっとしたアナログ機器の試験やデバッグ用信号発生器として活用して
おりました。
技術評論社のプロセッサ誌1988年11月号に掲載してもらっています。


※過去記事
PC-8201の中身
PC-8201の本

※参考
投稿記事一覧

2009年7月18日 06時12分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年07月16日(木)
常用ユニバーサル基板
あれこれ試作に使っているユニバーサル基板。
サンハヤトの製品。



右がICB-98(2027円)。紙エポキシ、ハンダ仕上げ。
たいていこちらを使っています。
ハンダ仕上げなので使いやすいのです。

左がICB-100E(10154円)。
これが出してきたときはちょっと規模の大きな回路。 …本気

試作のとき、特殊な事情がないかぎり両面スルーホールのユニバーサル
基板は使いません。
ほとんどこれらの片面基板ですませてしまいます。

ICB-96というもう一回り小さい紙フェノールの全穴ユニバーサル基板を
使うこともありますが、ハンダ面が銅・フラックス仕上げなのです。
で、ちょっと使いにくいのです。
でも、777円と安価です。
2009年7月16日 10時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月09日(木)
昔に作ったプリンタバッファ
仕事場のラックを片づけていたら、奥のほうからこんなのを発掘。



プリンタバッファ(自作品)です。
作ったきっかけはマッキントッシュのメモリー。
たくさん余っているからともらってきたのです。



1枚が256 メガ キロバイト。4枚で1メガ。
もったいないから何かに使えないか、と作ったのがこれ。

制御チップとして使った「8748」には「1991」年のシールが貼ってあります。
18年前。

あれ? 技術資料、どこにいったん?
2009年7月9日 22時19分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年07月07日(火)
壮絶死#8
セメント抵抗はセメントだ!

焼損したセメント抵抗、抵抗体を取り出そうとしたら
バラバラと抵抗体を覆っていたセメントがはがれ落ちました。



抵抗体、ぱっと見は大丈夫そうですがしっかり断線しておりました。


≪前記事≫
2009年7月7日 11時17分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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壮絶死#7
基板取り付け型の電源トランス。
AC100V入力で二次側が二系統という小トランスです。



その一次側が焼損。



なぜ?
間違って200Vをつないだのかな?
100Vのトランスに200Vをつっこんだだけでこうなるんかな?

機器修理中に出会ったトランスでした。


≪前記事≫:壮絶死#6
2009年7月7日 10時51分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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一次元で
中の見える素子、なにかないものかと探しましたら出てきました。
「CCDラインイメージセンサー」、一次元のセンサーです。

(クリックで拡大↓)


東芝のTCD1200D。
  …データシートが出てきません。
足は2.54mmピッチ。

位置センサーの実験に使ったもの。
20年くらい前でしょうか。

ボンディング部分を拡大   (クリックで拡大↓)


さすがに一次元、あまり面白くありません。


≪前記事≫
2009年7月7日 08時36分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月03日(金)
抵抗一本で
ずいぶん悩みました。
他人が設計した装置の修理。
回路図はあるけど、やっぱ、人の設計やし動作をつかむのがたいへん。
で、あれこれ…
   オシロで見て、テスターで計って、導通チェックして…

そしたら、悪い部品を発見!
交換して試運転したら、ある程度動くとこまできたけど、まだ動作が不安定。
アナログ回路が絡んでいる。
それもパワー回路で、フィードバック制御。
出力の状態が入力に反映されてグルグルと。
どこが悪いねん?

試行錯誤して悩みまくって発見したのがコレ↓

左から「茶緑橙金」  (第一色目、写真写りが悪いですが茶です)
ということは「15kΩ」。
液晶表示は、テスターの指示値。kΩレンジ。

飛ぶなら飛ぶ! 短絡するなら短絡する!で故障してよ!
中途半端な故障モードで安定するから、もう。イヤや!

抵抗一本でえらい時間を食ってしまいましたわ。

「1988年製造」の回路でした。
電解コンデンサは、のきなみ交換です。
「まだまだ使うゾ〜」とのこと。
メカ屋さんはものもちがいいです。
2009年7月3日 14時16分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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撮像素子
仕事場のジャンク箱に転がっていた撮像素子。
同僚が壊れたからカメラ(たぶん)から引っ張り出したもの。
レンズモジュールから撮像素子部分を引っこ抜いて写してみました。

これを写したカメラはリコーのGX100。このリングライトで照明。


「APPLE COMPUTER」って銘がありますね。
何だったんでしょうね。
同僚に確認しておきます。

拡大↓

「1/4インチ」ってレンズ部分に書かれていましたよ。

端子部分の拡大 (クリックで拡大↓)


中身は≪これ≫のほうが面白い。


ちなみにコレ↓がレンズ部分。

これを見て「あっ、アレだ!」っとわかる人、いてませんかね?


その裏側。

四角く凹んだところに撮像素子がはまっておりました。
2009年7月3日 05時27分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年07月02日(木)
ニッ水電池のサイクル耐久特性試験
こんなのを作っています。
「JIS C 8708 表9」の規格にのっとったニッ水電池のサイクル耐久特性
試験器です。

定電流で充電と放電を繰り返してどれだけもつか、という実験。
JIS規格に従ったらどうなるか、ほんとに電池メーカが発表している
充放電サイクル数が正しいのん?という興味が出発点です。



定電流充電回路と、定電流放電回路があってタイマーと電圧監視
しながら充放電を繰り返します。
50サイクル目の放電の時(時間ではなく1.0Vまで定電流で放電)に
電圧変化をマイコン内蔵EEPROMに記憶。
50、100、150、200サイクルの4データを記録した後停止して
シリアル通信で保存した放電データを出力します。

今回は写真だけ。
詳細はまたねっ。


※追記
JIS C8708表9によりますと50サイクル目の充電が0.1Cで16時間、
その後、1〜4時間の休憩(静置)をはさんで0.2Cの電流で1.0Vまでの放電
を開始します。
このときの放電特性を記録しようというのが目的です。
まだ試運転状態ですが、0.2Cによるゆるやかな放電だとこんなグラフにな
ります。



サンプルは「セリアのVOLCANO」100円ニッ水電池です。
すでに何度も充放電を繰り返し、もう急速充電できないものなのですが、
ゆっくり充放電だとこんな特性が出てきます。
定格1300mAhで0.2C放電ですので260mAの定電流放電。
それで5時間弱(グラフの横軸、単位は分)まで放電が続いていますので、
まだまだこいつは生きてるぞ!という判断になるわけですね。
JISによりますと「3時間(180分)未満で寿命」ということですから。
   (充放電の繰り返しサイクルを5サイクルに短縮してこのグラフを得ました。
    50サイクル行うとなると何日かかる? 13日くらいかな)


セリアの単3ニッ水電池「VOLCANO」1300mAh リンク一覧

≪参考:回路図≫

充電式エボルタ 200サイクル目の結果

※続き
#2 2009年09月22日
#3 2009年10月10日


まとめ:充電器、放電器、電池チェッカー :2010-01-22

2009年7月2日 22時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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壮絶死#6
またまたセメント抵抗の焼損です。



セメントなので焼けずにはじけちゃいます。
以前のは2006年12月11日:壮絶死#2で、ポッキリと。

今回は、中の抵抗体の様子がよくわかります。



くるくると巻かれているのはニクロム線でしょうか?
外装のセメントは割れていますが、切れずに残っていました。


どういう構造になっているのでしょうね。
2009年7月2日 14時40分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年06月16日(火)
電池の内部抵抗を計ってみる#11
※前記事
電池の内部抵抗を計ってみる#10

なんぎさんとこからやってきたGP製の1800mAh電池2本。
こちらに来てから2回目の充電はこんな具合でした。


両電池ともそろえたように1時間27分で充電終了。
両方とも弱充電に切り替わっての充電です。

充電後に内部抵抗を計ると154mΩと171mΩ。
そして、「電池電圧チェッカ」で計ってみるとこんな具合です。


   無負荷 4.7Ω負荷 1Ω負荷   
(1) 1.41V  1.36V   1.20V
(2) 1.42V  1.36V   1.18V

4,7Ω負荷ではあまりドロップしませんが、1Ωに切り替えると
0.2V以上ドロップ。
交流で測定した内部抵抗も大きかった電池2のほうが大きくドロップしています。

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年6月16日 14時32分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年06月15日(月)
電池の内部抵抗を計ってみる#10
※前記事
電池の内部抵抗を計ってみる#9

昨日、「サンプルにどうぞ」っとなんぎさんが持ってきてくれました。
使い古しのニッ水電池。GP製の1800mAhです。
交流定電流方式で内部抵抗を計ってみました。


上のが252mΩ。 下が251mΩ。
よくそろってへたっています。
どのくらい使い込んだ電池なのか、なんぎさんのコメントがあるかしら。

充放電状態がどうなっているのか不明ですので、これからいったん放電し
てから充電して様子を見ます。

※その後
1.0Vでの放電では5分で放電が完了。 0.9Vで放電を行ってみます。



放電直後の内部抵抗。 電池1が177mΩ 電池2が199mΩ。

このあと、2本を充電時間表示機能付き充電器BQ-390(改)で充電。
充電開始とともにすぐ低電流側に切り替わりました。
充電完了までの時間、電池1が87分。電池2が84分。
直後の内部抵抗。 電池1が171mΩ 電池2が185mΩ。
0.9Vまでの放電でカツが入ったのでしょうか?
それとも温度による変動?
ただいま放電中です。

※放電結果


元気なニッ水だと充電直後の放電では1.25V〜1.3Vを越えますが(1Ω負荷で)、
これらは1.2Vにも達しませんでした。


続き:電池の内部抵抗を計ってみる#11

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年6月15日 08時50分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年06月06日(土)
イヤホンの残骸
先日作業した「特小で使うイヤホン」の残骸です。

先端に3.5φイヤホンプラグが付いた2mのコード。
すでにぐちゃぐちゃの「毬藻」状。
ほどくのたいへんだろうな。

どなたかいりますか?

これ使って何か「ゲーム」(大勢の子供を遊ばせる)できないかなぁ。

ちょっと前、ガレージ仲間で話していたのが「時限爆弾解体ゲーム」。
映画やTVドラマでよくある時限爆弾解体シーン。
どの電線を切ったら助かるかっていうやつ。
あんな感じのゲームができないかなっと。
電線を切るのが面白そうなんですが、毎回切っていたらたいへん。
そこを何かの工夫で。
ボタンを押すだけでは面白くない。
何かの道具を使わせたい。
  「パタパタ」はうちわ。 「ボコスカ」ハンマー
どうすれば面白いか、まだまだ思案中です。

夏休みにする小学校のイベント、現在の主力は「大声」「インジャン」「パタパタ」「ボコスカ」。
これに何か新ゲームを足したいのです。
2009年6月6日 08時40分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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2009年05月15日(金)
ハンダのリール台
CPU.BACHさんとこで、ハンダ・リールの受け台が出ていましたので、迎撃!

ふだんの作業では1kg巻きのは0.8mmのハンダを使っています。
ひとつはこんな具合に、配線用ラッピング線(ジュンフロン線)とともに固定。


これには手元を照らすインバータ蛍光灯を縛り付けてあるのです。


足下の台、これは何だったかな。
使わなくなった何かの作業補助用ツールの残骸だったかと思います。


もうひとつがこれ。
アングル材で組み立てています。

リールに通してあるのは、書架に付属していた逆Ω状の仕切金具です。
これを真ん中ならぶち切って挟み込んであるのです。

両方とも、ハンダが少なくなってもフラフラ動かないよう重くしてあるのです。

0.3mmの細いハンダは、顕微鏡の架台にくっつけてあります。

2009年5月15日 08時57分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2009年05月14日(木)
電池電圧チェッカを改造
電池の内部抵抗を計ってみる#9にコメントしましたように、CR123型リチウム・イオン
充電池の電圧もチェックできるように「電池電圧チェッカ」(組み立てキット頒布中)
を改造中です。



右側の茶色いユニバーサル基板が、デバッグ用の回路。
この基板上でPIC16F819のプログラムををゴソゴソしています。

リチウム・イオン電池の最大は約4.2V。
現状の電池電圧チェッカは、Vref電圧である2.5Vが最大です。

4.2Vなら電源供給系はOK。(DC-DCコンバータの動作)
そこで、電圧測定入力のところに抵抗を1本付加して、電池電圧
をおよそ半分に下げます。
Vrefの設定値を、入力電圧を下げた比率だけ上げれば、2.5Vを
越える電池でもその電圧値を表示できるぞという仕掛けです。

PICのプログラム、8ビット処理ですませているところを(最大値
2.55V表示)、16ビット処理に拡張して3桁9.99Vまで表示できる
ようにします。

CR123用の電池ホルダーは持っていないので、どうしよう。


プログラムの改造、完了しました。
現バージョン(単3単4電池用)と互換性を保っていますので、分圧
抵抗を付けなければ同じです。

分圧抵抗を付加すると最大表示が約4.50Vになります。
そのとき、Vref設定値を変えなければなりません。
プログラムを変更して、この値の設定範囲を広くしました。
  現:2.45〜2.55  新:2.40〜5.12

CR123用の電池ホルダーはキットに含めれませんが、抵抗は追加してお
きますので。

キットの解説記事、改造について近日中にまとめておきます。


・ハード的な改造は2点。
参:<回路図>
(1)電池からマイコンのA/D入力につながっている抵抗R3を
  カーボンから金皮1%のものに。抵抗値はそのままで10k。
(2)C9に並列になる格好で、A/D入力・GND間に金皮1%・12k抵抗を追加。
  電池電圧を分圧して、およそ4.5Vフルスケールに変更。



12kの抵抗、小型の手持ちがなかったので昔ながら大きさの1/4Wで。

それから、マイコンを新しくしてVref値の設定をやり直します。


改造手順をまとめました。
2009年5月14日 16時05分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年05月12日(火)
電池の内部抵抗を計ってみる#9
※前記事
電池の内部抵抗を計ってみる#8

takebeatさんからの第2便が届きました。
たいへんカラフルなリチウムイオン電池です。



左側銀色上から、
 UltraFire 880mAh: 388mΩ 4.00V
 Tenergy (1) 750mAh: 138mΩ 3.29V
 Tenergy (2) 750mAh: 160mΩ 3.34V

右側上から
 赤 550mAh:  66mΩ 4.09V
 青 500mAh:  68mΩ 3.47V
 黒 750mAh: 133mΩ 4.12V

という結果でした。

赤と青の電池には保護回路が入っていないみたいですね。
何も記されていません。


<続き:電池電圧チェッカを改造>
     ↑
5月18日からの頒布は新マイコンプログラムで行います。


続き:電池の内部抵抗を計ってみる#10

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年5月12日 16時56分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年05月09日(土)
電池の内部抵抗を計ってみる#8
※前記事
2009年05月07日 電池の内部抵抗を計ってみる#7

takebeatさんからやってきた充電池、リチウムイオン電池なので保護回路が
入っています。
その回路を外してから内部抵抗を測定してみました。
回路が悪いのかセルそのものなのか。

構造はあらかじめtakebeatさんに教えてもらっていたので、ちょっと安心。
Li-ion充電池のプロテクト回路 - Flashlight DIY by takebeat - 楽天ブログ(Blog)

まずはプラス側の様子。


黄色の絶縁テープ上にある金属バーは、保護回路へのプラス電源供給用として
使われています。

プラス極の周辺、液漏れでもあったのか汚れていますね。


次がマイナス極。 シールをカッターで裂いてめくります。


この薄円盤に保護回路が仕込まれているのです。

プラス極からの金属バーを切断して中を見ましょう。


拡大


どんな素子なんでしょうね。
どこかに資料があるかな?

さて交流定電流方式による内部抵抗の測定です。
フィルムを外した外装の側面とプラス極間で計りました。


結果、316mΩ。
前回計ったのが389mΩでしたので80%ほどに抵抗が下がりました。
この20%分である72mΩが保護回路の損失ということなのでしょうね。

この電池、すでにへたっているということでしたが、保護回路の異常じゃなく
電池セルそのものが寿命なようです。
液漏れしたような痕跡もあることですし。


≪続き≫

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

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2009年05月08日(金)
トランジスタ技術2009年6月号
トランジスタ技術2009年6月号が届きました。

付録として「再確認!電子機器の開発ツール」という別冊が付いています。



本誌のほうには私の記事「4046を使った方形波発振器」。
別冊のほうには水魚堂・岡田仁史さんの「BSch3V」が載っていますよ。

  (クリックで拡大↓)



4046を使った方形波発振回路、解説へ


※検索
シリコンハウスへようこそ:恒例の特集がオススメ - livedoor Blog(ブログ)
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2009年05月07日(木)
電池の内部抵抗を計ってみる#7
※前記事
電池の内部抵抗を計ってみる#6

takebeatさんから充電池が届きました。


880mAh、3.6V定格のリチウムイオン電池です。

さっそく1kHz・10mAの交流定電流方式で内部抵抗を測定。
回路はむき出しのまま。
ケースにはまだ入れていません。
電池ボックスは使わず、自作の四端子プローブで計ります。


結果。

389mΩで4.05V。

プローブを当てているところの拡大↓

左右から電池を「ギュッ」と押さえつけています。

こちらにあるデジカメ用リチウムイオン電池と比べると、2倍以上の
抵抗値になっていますね。
電池セルの劣化なのか、保護素子が悪いのか。

電池を解体しての試験は少々お待ちくださいね。


続き 電池の内部抵抗を計ってみる#8

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

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2009年05月02日(土)
電池の内部抵抗を計ってみる#6
※前記事
2009年05月01日 電池の内部抵抗を計ってみる#5

オリンパスのE-520で使っているリチウムイオン電池を計ってみました。



PS-BLM1 定格7.2V 1500mAh
二つ持っています。
使用途中の電池と充電してまだ使っていない電池(新品という意味ではありません)。

その1 158mΩ 8.24V  :充電したままで使っていない
その2 157mΩ 7.61V  :撮影使用途中の電池

電池電圧に差は出ていますが、内部抵抗はほとんど変わりませんね。


続き 電池の内部抵抗を計ってみる#7

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

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2009年05月01日(金)
電池の内部抵抗を計ってみる#5
※前記事
2009年04月28日:電池の内部抵抗を計ってみる#4

表示部、こんな感じです。


左上:測定抵抗値。 「Ω」の字はCG-RAMへのフォント指定で。
左下:電池電圧。
右上:1kHz正弦波測定電流。 これが一定に制御されます。
右下:1kHz発振回路の制御電圧。

4端子プローブのおかげでこんな電池も計れます。


左がリコーRDC-i500用。DB-20L 1300mAh。 2001年に買ったもの。2つある。
右がGX-100用。DB-60 1150mAh。

DB-20Lその1:160mΩ 3.89V
DB-20Lその2:146mΩ 3.94V

DB-60:145mΩ 4.00V

でした。

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年5月1日 17時34分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年04月28日(火)
電池の内部抵抗を計ってみる#4
※前記事
2009年04月18日 電池の内部抵抗を計ってみる#3

「MAC8」のスプリングプローブがやってきました。


2本ずつにバラして、電流電極と電圧電極にします。

保持する何かいいものはないかと…
ええぃ、使い古したボールペンの軸。
少し削ってホットボンドで固定。





これで、簡易型4端子プローブの完成。

試作中の回路↓


マイコンはAVRマイコン。ATmega88。
左上端の黒いのはDC-DCコンバータモジュール。
電池4本で運用の予定。

14pinのOP-AMPが3つ。8pinのOP-AMPが1つ。
それに差動アンプとアナログマルチプレクサ。
いちおうこれだけの素子でうまくいきそうです。
差動アンプはアナデバの「AD622」。

右端に見えているBULGIN社の電池ホルダー、4端子プローブで計った
値と比較すると、10ミリオーム以下の接触抵抗のようです。

単3単4ニッ水電池だけでなく、できあがった4端子プローブでデジカメ用の
リチウムイオン電池も計れます。

液晶には、計った抵抗値と電池電圧。
それと定電流モニター値と1kHzオシレータ振幅モニター値を表示します。
あと、測定値のスケーリング設定機能を付加すれば完成かな。


≪続き≫ 電池の内部抵抗を計ってみる#5

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年4月28日 21時53分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2009年04月24日(金)
今日の修理:出戻りだぁ
自分の手がけたものがトラブルで出戻ってくるのはイヤなものです。
手がけたといっても今回のは修理したということで、設計製作したものじゃ
ないのが救いです。

ガレージ仲間の葬儀屋Fさんの備品。
御遺影の透過照明に使う電源です。
2005年に修理したACアダプタが出戻ってきました。
「また電気が点かない」という故障。

さっそく解体してみました。


以前の修理跡が残っているので間違いありません。


さて、初見。
ぱっと見は異常なし… おっ、コードの付け根に違和感が!


ブッシングを出たすぐのところがふにゃふにゃしています。
ケーブルをブッちぎって…


当たり! 片方の電線(銅色側)が切れていました。

ケーブルを少し短くして再ハンダ。
でも、元のブッシングはケーブルと一体成型されているので
使えません。
そんなときにこの手法



捨てずに残していたジャンクパーツが役に立ちます。

これから先、何年使っていただけるやら…。
2009年4月24日 09時13分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年04月18日(土)
電池の内部抵抗を計ってみる#3
※前記事
2009年04月10日
2009年04月09日

(Bam!boo! Falshlight DIY)‎さんとこの記事、 電池の内部抵抗測定器 ‎で、上記の製作物
を紹介していただきました。

現在、直流電池電圧と測定抵抗値とをAVRマイコンで読みとれるよう、回路を作っています。
「4端子法」で測定するのですが、プローブ部分をどうすればよいか思案中。

この電池ホルダーでも、どうしても接触抵抗が出ます。
電流電極と電圧電極が装備された4端子測定できる電池ホルダーがあればベスト
なんですけれどね。
そんなの世の中の市販品にありません。
とりあえず、「スプリング・プローブ」を手配しています。
        ↓
MAC8のこれ


≪続き≫ 簡易型4端子プローブ…こんなもんかなぁ

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年4月18日 05時58分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2009年04月11日(土)
修理依頼品
女房がお友達からこんなものを預かってきました。
いちおう修理(?)の依頼です。



鳥の人形が入った鳥かご。
なかなか良くできていまして、周囲の音に反応して
 ・ピヨピヨ鳥が鳴く
 ・鳥が飛ぶ(回転)
 ・花が光る
てな動作を行うのです。
これを玄関に置いておくと、チャイムの代わりになるわけです。

動画をごらんいただきましょう。



正常に働いているでしょう。
でも、修理の依頼です。
「ずっと使ってきたけど、最近、鳴きすぎてうるさくなった」
という内容なのです。

さて、どうにかなるもんなのでしょうか?

まずは解体。
かご部分を外します。



二羽の鳥。
そのうちの一羽が飛ぶ(中心軸が回って飛行)
赤い花に赤色LEDが仕込まれています。
単3乾電池2本で動作しています。

さて、中身です。



基板が一つ。
鳥を回転させるモータ。
ピヨピヨ鳴るスピーカ。
それと圧電発音体。
この圧電発音体をセンサーにしているようです。

鳥を回すモータ部分。

ゴムベルトが使われてます。

基板部分を拡大。


ネジ止めではなく接着剤(ホットボンド)でケースに固定。
エエ加減なものです。
トランジスタが3つ。
スピーカ駆動とモータ駆動のようです。

今日はここまで。
基板はまだ外していません。
基板のハンダ面にCOBされたチップが付いているのでしょうね。

修理の依頼内容、微妙です。
電源を入れて動作させても、まぁ普通です。
こんなもんといえばこんなもん。
センサーになっている圧電発音体の感度が上がったのでしょうかね。

一度動作したら、一定時間は動作開始を禁止するような仕掛けをこしらえ
たらよさそうです。


※追記

これが基板の裏。


配線はエエかげんですが、COBされたICチップが乗っています。
さて、現象ですがどうやら電池電圧が下がったときに発生する
ようです。
一度鳴り出すと、止まらないのです。
電源ラインをオシロで見ますと、ピヨピヨ音がリップルとして
乗っています。
そこで、とりあえずの対策、電源ラインに大容量電解コンデンサを
追加しました。
元々基板に付いていたのは220uF。
それに470uFを追加しておきました。

2009年4月11日 22時36分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年04月10日(金)
電池の内部抵抗を計ってみる#2
前記事

交流定電流方式の電池内部抵抗測定回路、アナログ系回路部分がざっとできました。
さっそくいろんな電池を計ってみました。



まず、充放電実験を続けている充電式エボルタとサイクルエナジー。
その中から、4ヵ月放置試験を終えたあとの電池を試してみます。
昨年12月に充電後、保存してあったのを放電してデータ採りしてその後に充電した
電池番号4の2本です。

  ・充電式エボルタ =27mΩ
  ・サイクルエナジー=27mΩ

奇しくも両方とも同じ値。
この値には電池ホルダーの接触抵抗も含まれています。
この2本の充放電回数15回くらいかしら。
ほとんどまっさらな電池です。
さすがに低い内部抵抗が読み取れました。


次が充放電300回を越えた電池

  ・充電式エボルタ#1 =132mΩ  …実験継続中
  ・充電式エボルタ#2 =128mΩ  …実験継続中
  ・サイクルエナジー#1=110mΩ  …短絡で実験中断
  ・サイクルエナジー#2=204mΩ  …1Ω負荷で放電できなくなって実験中断

エボルタより先にへたったサイクルエナジー#2の内部抵抗が大きくなっている
様子が見えました。
  
手当たり次第計ってみました。

  ・2007年に買ったエネループ=39〜44mΩ …これはまだまだ元気です。
  ・2005年に買ったエネループ=232〜390mΩ …現用品ではありません。
  ・サンヨー1700mAh=87〜120mΩ …DiMAGE7iに付属していた電池
  ・田宮のニッカド電池=30〜35mΩ …息子どものおもちゃで使い続けてきた電池
  ・サンヨー2700mAh=741〜856mΩ …これはほんとどうにもなりません。
  ・サンヨー2100mAh=270〜450mΩ …これもひどい電池でした
  ・パナソニック・アルカリ=115〜120mΩ …ほぼ新品
  ・セリアの単3ニッ水(VOLCANO)=201〜384mΩ  …充放電実験完了品
  ・LEXEL E-KEEP単3(2000mAh)=16〜20mΩ …ほぼ新品
  ・LEXEL E-KEEP単4(800mAh)=30〜64mΩ …ほぼ新品



急速充電できなくなっている電池はゆっくり充電器NC-430(65mA充電)で充電して
から計っています。


≪続き≫


交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ

2009年4月10日 15時57分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年04月09日(木)
交流定電流源で電池内部抵抗を計ってみる
まだ実験中の回路です。
交流の定電流回路を作っています。
何をするかというと、電池の内部抵抗測定。

1kHz・10mAの正弦波交流一定電流を電池に流し、四端子法で測定。
その交流電圧を計れば、例えば1mVなら、10mAなので0.1Ωと
電池の内部抵抗が求まります。

現在、定電流回路とACアンプ部の実験中。



仕事場に置いてある電池(へたっているのが多い)をあれこれ
比べてみると、明らかな差が見えています。
使い込んだ電池での比較になりますが、ニッ水よりニッカドの
ほうが内部抵抗が小さでいすよ。


その後、同期検波回路を付加。
差動増幅した1kHzを直流にして読み取れるようにしました。




※およその回路構成(ブロック図)
(クリックで拡大↓)



<続き> いろんな電池の内部抵抗を測定してみた。


交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ


2009年4月9日 17時47分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年04月06日(月)
修理依頼品:アンプ
小学校で使っている「アンプ」が壊れたということで、修理に回っ
てきました。
昨年夏のラジオ体操のときには、すでに壊れていたんだったっけ。



マイク入力とAUX入力がそれぞれ1ch。
モノラルです。

ラジオ体操など何かのイベントの時、校庭やプールサイドに引っ
張り出して使っているものです。
トランペット・スピーカがつながっています。

「S60.7」と導入年月が記されていました。
24年前ですな。

まずはケースを開。


電源トランスと出力トランス。
出力10Wくらいかな。
全部トランジスタです。

出力トランスを使っているのは、出力インピーダンス変換。
4〜8Ωのスピーカだけでなく500Ω、1kΩに対応。

さて、ケースをバラしたときにパラパラと小ネジが2本出てき
ましたよ。
何かの拍子、ケース内に入り込んだんでしょうね。

それと。
基板をよく見ると…


赤線が基板に挿入されているところの右側に…
  ゴキブリのタマゴ。
電子部品に化けたようにへばりついています。

回路はシンプル。
片面基板に組まれています。


結局、二つのパーツがダメでした。


まず写真左側。220Ωの抵抗。
これが短絡。
パワートランジスタのB-E間に入っていました。
これがゼロΩに。

もう一つが前段バイアス部のデカップリングコンデンサ。
これも短絡していました。
オシロは使わず、テスターだけで修理完了でした。
2009年4月6日 13時46分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年03月11日(水)
生死不明LH0032、33放出
発掘品。 生死不明。 足短。 ハンダ付け跡あり。
NSのLH0032LH0033



どなたかいりますか?
LH0033は同ロットのようだけど、LH0032は異なります。
生死を確かめてもいいんだけれど、面倒だから不明のままで放出。
死んでいたらゴメン。
お代はタダ。
送料はご負担ください。

生死にかかわらず転売禁止!
使用目的を報告!
希望の人はこの記事に「公開」でコメントしてください。

3月22日(日)に締め切ります。

2009年3月11日 09時31分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年03月09日(月)
水魚堂・回路図エディタ15周年
今朝のアクセス記録を見ていると…
水魚堂・岡田さんのところから飛んできているのを発見!
『水魚堂の回路図エディタの移り変わり』という記事からでした。

水魚堂謹製回路図エディタ、2009年4月で15周年だそうです。
これからもどうぞよろしく!

あのころは… 若かった…


そうそう。
Bschは…
 「回路図エディター」
 「かいろずエディター」
 「かいろずえでぃたぁ」
 「かぇぃろずぅえでぃたぁ」
 「かぇでぃがぁいぇでぃだぁ」
 「かぇでぇがぁいぃろぅずぃだぁ」
 「かぇでぇがぁいぃろぅずぅいぃたぁ」
 「かえでがいろずいたぁ」
 「カエデがいろ付いたぁ」
 「楓が色付いた」
ということで「モミジ」のアイコンですな。
2006年6月号のCQ ham radio誌に書きました…

2009年3月9日 09時37分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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充電器BQ-390の中身#2
BQ-390のお話、「電気的に気になる部分があるのです」と記しましたが
何かというと、充電制御出力ポートの出力電圧なのです。
この制御信号を抵抗内蔵トランジスタで受けてインターフェースするよ
うに表示回路を作りました。



デジタル回路をやっている技術屋なら…
デジトラの「R1とR2の値、たいていどんなもんでも動くやろ」
っと思いませんか?

ところが落とし穴。
BQ-390の充電制御回路は5Vで動いています。
PICやAVRマイコンを使っていると、出力ポートのドライブ能力が高い
のでついつい特性を考えなくなります。
しかしBQ-390のマイコン、Hレベル出力の駆動能力が低いのです。
それで6.8Kでプルアップしてあるのでしょう。
ここから横取りした信号をオシロで見てみるとHレベルが1.4Vほどしか
ありません。
いつもよく使うデジトラ、R1/R2が10K/10Kのものだとトランジスタが
十分オンしないのです。


ちょっと考えてみましょう。
トランジスタをオンするには「BE」間電圧におよそ0.6V必要です。
デジトラの場合、ベース入力の抵抗R1と、BE間の抵抗R2で分圧さ
れますので、ざっとこの比率でオンする入力電圧が求められます。
1:1ですのでベース電流を無視すれば単純に「1.2V」。
これにベース電流が必要ですので、実際にはもう少し高い電圧で
ないとオンしません。
ほら、1.4Vの出力につなぐとなると微妙になってきたでしょう。


10K/10Kのデジトラを使って試作した直後はうまく動いていたのですよ。
しかし…翌朝、室温が低い時に動かしてみると何かおかしい???
オシロで確認してみると、デジトラが十分にスイッチしていないのが
見えました。
デジトラの頭を指で触って暖めてやると…きちんとスイッチして正常に動作
しはじめます。
温度が上がりデジトラの特性が変わったのでしょう。
   (HFEが上がる、VBEが下がる)

ということで、10K/10Kのデジトラは使えません。
10K/47Kの分圧比になったデジトラは常備品じゃないので、日本橋まで自転車で
走っていってロームのDTC114YSATPを買ってきました。
   (マルツに置いてあった)
これに付け替えれば1.4Vでも問題なくスイッチしてくれます。

「気の迷い」さんとこの記事では、LEDを点灯するのに10K/10Kのデジトラを使われ
ていて問題なさそうです。
それで、BQ-390の内部写真を見ると、私のと違っていた…そこが気になる
というわけなのです。


※参考:東芝のデータシート
RN1201〜06
RN1207〜09

RN1202が10K/10K。 RN1207が10K/47K。
VI(ON)を見ると、違いがわかります。
2009年3月9日 07時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年03月08日(日)
充電器BQ-390の中身
ニッ水電池を充電するのに使っている松下(やっぱ、こちらの呼称のほうがいいわ)
の充電器「BQ-390」。
    (JF3BEIさんとこからやってきたBQ-390は放出済み)

この充電器にちょっと手を加えてごそごそしています。

何をするのかというと、まずはこちらをごらんください。
「気の迷い」さんとこのBQ-390改造
充電器に電池別充電表示ランプを付けようという試みです。

私とこでは、この信号を外部に出して、電池ごとの充電時間累計を表示してみよ
うとしているのです。
BQ-390の場合、4本の電池が独立して充電制御されます。
充電制御されている時間を電池別に集計して表示して、充電具合のバラツキを見て
みようという試みです。
充電時間をチェックすれば、充電に失敗していないかどうか、電池ごとに判断できる
のではないでしょうか。
AVRマイコンを使った表示器部分はすでに完成。


で、BQ-390をバラしていて気の迷いさんとこのと微妙に違うことに気が付きました。
気の迷いさんの内部はこの写真↓
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/BQ390/kai01.jpg

私が持っているBQ-390はこんな具合。

この写真左下、抵抗が集まっているところが異なるでしょう。
   (各電池のマイナス極からこれらの抵抗を通じてGNDへつながっ
     ていて電流検出抵抗らしい)

その後、もう一台BQ-390を手に入れておこうと注文したのです。
でもやってきたのはすでに私が持っているのと同じ基板でした。
ケース背面に記された「0404」と製造年月らしき数字まで同じ。
「Panasonic」のマークはありますが「松下電器産業・松下電池工業」と
なっているのも同じ。
せっかく買ったのに(古い売れ残りが来たようで)失敗してしまったようです。

さて、ここでお願いです。
BQ-390をお持ちの人、その内部はいかがでしょう?
気の迷いさんとこのようになっていますでしょうか?

背面のネジ2本をゆるめただけではバラせません。
各辺2カ所のツメがあります。
これを外すと開くことができます。

近所のホームセンターでもう一つBQ-390を買ってこようかどうか思案中です。
休みだし、買ってこようかしら。

※使用部品が変わっているだけなら問題はないのですが、
 電気的に気になる部分があるのです。(詳細はまた続き)


ちなみに、改造中の様子。

ここにコネクタを付けて信号を引き出します。


使ったコネクタは「1.5mmピッチ」のJST製「ZHコネクタ」。
電線を圧着するのにエンジニアのPA-09を使います。


※実験中の表示回路

電池ごとの充電時間を積算して表示します。



※昨日作った2号機 液晶の外枠が黒じゃない

AVRマイコンのISPコネクタは付けず、ICソケットにしています。

※充電完了後の表示

充放電実験を繰り返している松下の充電式エボルタとソニーのサイクルエナジー。
「1h08m、1h00m、1h01m」と似たような充電時間になりました。


※その放電結果

  (早朝だったので電池は冷えたまま放電)
あ〜。サイクルエナジーが1本足らないのはこの事故のせいです。(涙)


続き


※追記
新世代ニッケル水素電池のその後(1):充電器の消費電流を計ってみるで実験しています
充電完了後の補充電時間を除去しなければならないようです。
つまり、充電器の充電完了報知(LEDが点滅から点灯に変化)を見る必要が
あります。
補充電時間(充電電流を減らしている)を計時してしまうと、わけがわからなくなってしまいます。

※追記2(3/27)
4つの充電制御ポート以外に、充電電流を制御しているポートがあります。
これの状態も合わせて入力することにしました。
およそ1/3に充電電流が減るのです。
補充電はこの状態で行われています。
ですので記録は、各電池ごとに…
 ・累積充電時間  ・大電流充電時間 の二つ。
スイッチを設けて表示を切り替えることにしました。
そして、「(累−大)÷3 + 大」と計算して、大電流充電時間に換算
した数値も表示できるようにしました。
これでいちおう完成かな。

2009年3月8日 08時05分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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2009年03月03日(火)
旧導通チェッカー頒布終了
100円ラジオのケースを利用して作った導通チェッカー、仕事場でこの組み立てキット
を頒布していましたが、昨日で在庫が無くなったので頒布を休止することにしました。

今後は現在頒布中のマイコン型導通チェッカーをご利用ください。

電源スイッチのない導通チェッカーを使い始めると、もう元には戻れません。
2009年3月3日 10時01分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年03月02日(月)
電源を改造
いつも使っている自作の定電圧電源は以前に紹介しました。
実験用電源(のケース)
実験用電源の中身

今回は市販品の電源。
A&D社の「AD-8724D」という電源を購入したのですが、微妙に使いにくい点がありました。


電圧調整が普通のボリュームなのです。
つまり270度回転。
これで0V〜30Vまで可変するのですから、電圧を合わせにくいのです。

フロントパネルを外してみると、この写真左側のボリュームが基板に付いていました。


これを取り外し、写真右の多回転ポテンショメータに交換。
10回転型を使いたいところですが寸法の関係でパネルに付きません。
しかたなく小型の5回転型のを選びました。

コパルの「M-1305」。

シャフト径が細くなるので、ツマミも専用のものに換えます。

フロントパネル内側の様子。

交換したあとの写真です。

これで0〜30Vを5回転。
1回転で6Vと、スムーズに電圧設定できるようになりました。


下側のボリュームは「CC」調整用。
これはそれほど精度がいるわけじゃないので、オリジナルのまま残しています。


※追記
基板実装用多回転ポテンショメータのお話しはこちら
メカ的な構造の違いにより、調整しやすい(ヒステリシスが小さい)ものと
そうでないものがあります。
2009年3月2日 18時18分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2009年03月01日(日)
PC-8201の本
ずいぶん昔にこんな記事を残しています。

  ・「PC-8201の中身」

本店のほうでPC-8201の中身を紹介してるよという案内です。

この記事に関して、「PC-8201の解説書を求めている人がいてる」というコメントを
匿名で頂戴しました。
「2ch」でPC-8201中身の私の写真が話題に出ていて、解説本が欲しいという
書き込みがあったということなのです。

で、さっそく仕事場で「本」を発掘してきました。
長いこと姿を見ていない本です。
資料や書籍を保存している段ボール箱の中に埋没しておりました。

まず本体に付録の本。
ユーザースマニュアルとN82 BASICリファレンスマニュアル。


そして解説本がこれ。

「テクノライブ8200」:松尾篤弥

ハードウェア(I/Oポートのアドレス)やらメモリー割付を解説。
1984年発行。
PC-8201の中身を記した貴重な本(のはず)。


さて、2chに行って、資料が出てきたと書き込みしてきますわ。
2009年3月1日 17時57分 | 記事へ | コメント(9) | トラックバック(0) |
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2009年02月25日(水)
ハンダゴテ台 H-6が使いにくい
仕事場であれこれいろんなハンダゴテを使っています。

※過去記事
ハンダゴテいろいろ
白光のコテ台

ハンダゴテを置くコテ台もいろいろです。
使っていた「ホーザン」の「H-6」が古くなってきたので、新しいのを注文しましたら、
微妙に形状が変わっておりました。
それが使いにくいのです。

左が昔から使っているH-6。
右が新しいもの。   (取り付け向きが異なっていますが)


よく見て下さい。
古いのを拡大。

長年使ってきたのでボコボコになっていますが…

これ、ハンダゴテをつっこむカバー部分の角度が変えられます。
また、保持枠下部に二つあるネジをゆるめれば位置も変えられるので
高さも好きなようにできるという仕掛けです。

それが、このように。


角度一定、保持枠取り付け位置固定。
作業しやすい好きな位置に持っていくことができません。
微妙に高さが高くって、残念ながらこれを使い続けるのはイヤ!


上の写真、向きを変えて取り付けたのは常用ハンダゴテではなく、
ハンダ吸引機用のコテ台に格下げして使うためだったのです。


ホーザンさん、「H-6」を元の形状に戻してくださ〜い!
2009年2月25日 13時12分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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2009年02月14日(土)
キーエンスのシーケンサ放出
もらいものです。
どなたか使われるようでしたら引き取ってください。
無料です。  (運賃はご負担願います)

キーエンス製のシーケンサ。いわゆるPLCですな。
本体が入力10点出力6点。
それに入力4点の増設ユニットが二つ付属しています。

本体の型番は「KV-16AT」。
増設ユニットが「KV-E4X」。


資料やプログラマはありません。
きっとPCとリンクできるようなものがあるはず。
それは購入しなけりゃならないでしょう。

せっかくですので中を見させていただきました。



緑の丸いのは電気二重層コンデンサ。

データのバックアップ用でしょうね。




表示部の基板。


入出力部。



フォトカプラが乗っています。

締め切りは3月1日の日曜日。
希望の方はこの記事にコメントしてください。
希望者多数の場合は抽選します。


そういやオシロ放出の締め切りが明日だ。
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2009年02月03日(火)
デジタルオシロが苦手なもの
「オシロスコープ放出」のコメントに書いていますが、デジタルオシロスコープには苦手なものがあります。
単発現象は取り込みに成功すれば確実に表示してくれます。
でも、アナログオシロが普通に表示できるものが表示できない(ことがある)、
要注意です。

何かサンプルがないかと引っ張ってきたのがこれ。
昔なつかしいテストオシレータ。

真空管式です。

これで10MHzのAM変調波を出力。
アナログオシロで見るとこんな具合。

上が10MHzの高周波。下が変調波。730Hzくらい。

これをhp社のデジタルオシロで見ると↓


いちおう見えています。
でも、オシレータの周波数ダイヤルを少し触ると…


ほら、似てもにつかぬ波形が高周波表示側に現れます。
いわゆる「エイリアシング」

※解説記事
デジタルオシロとアナログオシロの違い


エイリアシングがおきていないか、あるいはサンプリング間隔に達しない細い
パルスが入っていないかをチェックするための「エンベロープモード」や
「ピークデテクト機能」が装備されています。
このhp社のにはピークデテクタが入っています。
でも、ノイズっぽい表示になります。


単発波形として見る分にはこうして「50MHz」の波形もとらえることができます。

画面の右下に「毎秒2Gサンプル」となっているのが表示されています。

仕事場には古〜いアナログオシロが2台ありますが、こんな理由でこれらは
捨てられ(!)ません。
  (そのうちの1台はアナデジなのですよ。今となっては貴重)
今回はデジタルオシロだから放出、ということでございます。
2009年2月3日 09時30分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年01月24日(土)
オムロン製低周波治療器
我が家も含めてガレージ仲間が合計3台購入。
オムロン製の「低周波治療器」



これ、なかなか効きます。
私は肩こり。ガレージ常連K水道店君は腰。Hさんは右肩。
ペタッと電極を貼り付けてスイッチオン。
ビリビリです。

で、どんな「電気」が出ているのだろうと仕事場に持ち込みオシロで観察してみました。

モードは「たたく」。
1秒サイクルくらいで「ピクッ・ピクッ…」となる一番オーソドックスな治療モード。
負荷として1kΩの抵抗をつなぎました。

まず、「強度ダイヤル」は「5」くらい。

パルス幅0.1ミリ秒の正負パルス。
P-P値がざっと45V。
これに合わせてピクッ・ピクッ…となるわけです。


そしてダイアル目盛りを最強の「10」に。

P-P値が150Vになりました。
強力です。

モードを「すっきり」にしてみるとこんな連続パルスが出てきます。

ひとかたまりになったパルスが周期的に現れ、ピクピクじゃなく「ジ〜ン」とするような
感じがするのです。
モードによりこのパルス幅が短くなったり数が減ったり増えたりと、あれこれと変化、
そして同じモードでも時間経過によって周期が変わったりするのです。

電源オン後は15分ほどでオートパワーオフ。
気持ちよくって装着しっぱなしで寝てしまっても大丈夫。
2009年1月24日 09時25分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年01月08日(木)
半田ごてコントラーラのハンダ不良
3年ほど前から使っている温調機能付き半田ごて。
先日来、調子が悪いのです。

コントローラ部をバラして様子を見てみました。



基板をあちこち見ていて発見!
絶縁チューブを被った抵抗のところ。
基板の一番下、R1と記されている部品です。

この抵抗の足の左側。 PC00とシルクされているそば。
ハンダ面を見ると…ほれ

スルーホール基板なのにハンダが浮いています。
抵抗の足がグラグラ。
鉛フリーハンダのせいなのでしょう、ハンダが十分に回らなかった。

ハンダ付けをやり直して無事に修理完了。

この抵抗、ハンダゴテのヒータ+トライアックに直列に入っていて、電流検出
している部分なのです。
ヒータの温度が上がると抵抗値が上昇するのを利用して温調しているわけです。
ここが接触不良だと通電しなくなってしまいます。
2009年1月8日 21時49分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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オシロ!捨ててあるの?
通勤途中。
普通の家の玄関先。



こんな看板があるようなおうちです。


『茶道』とは何の関係もないものが玄関先に…


拡大↓


「トリオ」製の2ch/20MHzオシロスコープ。
遅延B掃引こそありませんが、ちゃんとシンクロです。

昔の私なら…拾っていたでしょうな。
今は…ぐっとガマン。
正月前には無かったような…。
台車を立てかけて隠してあるようなので、持っていってほしいのか、
それともそのまま置いといてほしいのか、はてさて。
2009年1月8日 09時27分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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2008年11月27日(木)
組み立てキットの注文発送方法を変更
2008年11月25日の記事の続きになります。
私の仕事場:(有)アクト電子で行っている、組み立てキットの頒布方法を
変更しました。
今後は、宅配便(ヤマト運輸・宅急便コレクト/現金支払い)の代金引換を
使います。

これまでは、先に郵便振替で送金してもらってから発送という手順でした。
それを代引きに変えました。
  ・メールあるいはFaxで注文。
  ・発送
  ・宅配ドライバーに現金で支払い。
という手順になります。
キットの代金に代引き手数料と運賃が加味されます。

拙い技術ですが、今後ともご利用よろしくお願いします。

2008年11月27日 13時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年11月25日(火)
ワニ【ロ】クリップがぁぁぁ。
「ワニロクリップ」と「ワニ口クリップ」。
  字を見ただけで読めますか?
左の「ロ」、シフトJISコードで「838D」。ひらがなだと「ろ」。
右の「口」は「8CFB」。訓読みで「くち」。

う〜む。えらいことです。
「わにぐちクリップ」の「口」、「ロ」とカタカナで表記された
文章が大量に出回っているようですよ。

きっかけはなんぎな日記: 判じ物の記事。
  『○(まる)を、「わ」と呼ばせるわけです。
     :
    …かし口(くち)やとか、かしロ(ろ)やと呼んでしまいそうですね。』

「ワニロクリップ」でGoogle検索
  検索結果 約 7,450 件 そして もしかして: ワニ口クリップ の表示が!

「ワニ口クリップ」でGoogle検索
 検索結果 約 52,700 件

「ワニロ」と「ワニ口」の比率「1:7」。

検索結果を見ると、有名メーカー製測定器の説明書とか商品説明、
特許申請概要、実験手順解説などなどあれこれ出ています。

これって、「ワニロ(ろ)」を広めようとする秘密結社か何かが動いて
いるのですかね?

これ↓は計器メーカの取説pdf。
      「ワニロ(ろ)」で文字一致。



あれまぁ、思いのほか「ワニロ(ろ)」が繁殖しているようです。

でも、検索文字を「"ワニロクリップ"」とすると「検索結果 約 112 件」。


※過去記事(ワニ口クリップ関連)
信じるな! 2006年12月20日
発送品間違い 2007年05月19日
弾薬がいっぱい 2007年07月12日


※検索
kogattiの日記 ついに見つけた!!
2008年11月25日 14時16分 | 記事へ | コメント(14) | トラックバック(0) |
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新型導通チェッカー補足
「新型導通チェッカ」の記事に、導通検出でLEDを点灯する方法
を追記しました。

詳しくは◆補足:導通検出でLEDを点灯の「#2」をどうぞ。


※制御プログラムを公開しました。


仕事場:(有)アクト電子の組み立てキット頒布、今は「郵便振替」を
使って送金をお願いしていますが、「代引き」に変えようと考えています。

送金手数料の面を考えると郵便振替のほうが安価なのですが「郵便局へ
行くのがめんどうだ」という声が多いのです。
で、「メールで注文/代引きで発送」という方法に変えようかと
宅配業者と交渉中です。
ということで今後は代引きでお願いします。

2008年11月25日 10時30分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年11月20日(木)
品質管理
同僚が嘆いております。
こんなプリント基板がやってきた…っと

部品を埋める前に気が付いてよかったねとしか言いようがありません。

   パターンが消えております↓


  絶妙に細く↓              つながってるんかな↓


これ、日本国内で作られたものじゃなくお隣のK国製。

そういや、修理依頼品:ミキサーもプリント基板のパターン不良でした。


※撮影はリコーGX100のマクロモード+リングライト
2008年11月20日 06時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年11月18日(火)
ケーブル・ブッシング
ブログ「シリコンハウスへようこそ」の記事「カットしてみた」
記事はイヤホンプラグに太い電線を通すため、ケーブルの折り曲げ部分を切ってしまうというお話。

これを見てケーブル・ブッシングを思い出しました。
この切り取った部分をケーブル・ブッシングとして使っていたのです。
こんな具合↓


イヤホンプラグのケーブル折り曲げ保護部分を切り取り、ケースの内側から
差し込んで接着し、ブッシングにしてしまおうという試みです。

この写真の分離して余った部分の再利用です。

AC100V用コードのブッシングはこのようなものが売られています。


この写真↓の左から2つ目がこれ。


でも、細線用のブッシングっていいものがありません。
昔ながらのゴム製のブッシングか樹脂製ネジ止めもの。
KDHさんとこの導通チェッカー製作例ではゴムのブッシングが使われています。
そんなとき、これをどうぞ。
ちょっともったいないですが、残ったイヤホンプラグやDC電源プラグは
きっとまた何かに使えるでしょう。


※応用例


応用例:2009年04月24日 今日の修理:出戻りだぁ

2008年11月18日 23時05分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2008年11月15日(土)
赤外線センサーで撮影
jp3pzd's photo diary:またやられたにコメントした、うちの母親が困っている「犬のウンコ」。
何とかしなくちゃ(犯人(犯犬と飼い主)発見!)と、でっちあげたのがコレ。



黒いキノコ状のが焦電型赤外線センサ。
パナソニックの焦電型赤外線センサAMN14111が手持ち部品にあったので
急遽作ってみました。



センサーが人の動きをとらえたらデジタルカメラ(DiMAGE7i)のシャッターを制御して、
何枚か静止画を撮ろうという試み。

DiMAGE7i用としてセルフタイマー撮影用リモコンを作っていたので、
接続ケーブルなどはこれのを流用しました。

センサーがオンしたら2秒間隔で5枚撮影。
検出継続で撮影を延長という仕様です。
待機時の消費電流は1mAほどで乾電池で運用。

母親宅のガラス窓から犯行現場にカメラのレンズを向けてしかけました。
でも、センサーはガラスを通すと感度が低下。
窓ガラスを通してでは人を検知してくれません。
ですので、窓を少し開けて現場をセンサーが直接見えるように
しなくちゃなりませんでした。
検出距離のスペックは10mですので十分。

でも…残念ながら犯人を見つけることができませんでした。
ガラス窓からのぞくカメラのレンズを見つけたのでしょうね、
コレを仕掛けて以降、犯行がなくなったのです。
まぁめでたしかな。

基板の左下カドが割れているのは、設置作業中に基板を
落としたから。
こういった実用品はやはり箱に入れなくっちゃね。

使ったマイコンは新型導通チェッカで使った8ピンのATtiny25V。

5ツ並んだLED、左から
赤:電池消耗警報
緑:センサー検出
黄:撮影中
赤二つ:フォーカスロック信号とシャッターレリーズ信号。
2008年11月15日 06時18分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2008年11月11日(火)
ジャンク:親父なら捨てへんやろ
「親父なら捨てへんやろ」っと、息子がくれました。
誰かからもらってきたもの(壊れたから)らしい。
接続ケーブルは途中でぶった切ってありました。
何かの赤外線受光ユニット。

さっそく解体。


左側に赤外線受光素子。
PH2と記されています。

その下、PD1と記された部分は未実装。
専用受光素子でなく「フォトダイオード」を使った
受光回路も使えるようにしてあるようです。

基板の裏にはマイコンが。


あら珍しい。「68HC908」


このハンダ付け、みな手付けっぽいのですがどうなんでしょうね。
2008年11月11日 06時12分 | 記事へ | コメント(13) | トラックバック(0) |
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