ちょっと、工作ネタ。
RTCリアルタイムクロックの精度確認用に使いたいのですが、
正確な1Hzが出るGPSモジュールってないでしょうかね。
RTC:リアルタイムクロックの誤差(月差何秒)を計りたいのです。
PPM単位でRTCの精度を測るとなると、高精度の周波数カウンタが必須。
昔、秋月あたりでTVの色復調信号を使った発振回路があったはずなのですが
今はもう無いようです。
基準となる正確な1Hzで、周波数カウンタ回路の基準発振周波数を校正。
その後にターゲット周波数を測定てなことをしたいのです。
何か、適当なものないですかね。
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2007年11月21日 11時31分
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仕事場のそのへんに散らばっているハンダゴテを集めてみた。
(引っ張り出せばまだ数種類出てくる)
主に左側の2本で表面実装部品をハンダしている。
試作などユニバーサル基板の配線は緑の柄のコテペンを常用。
右から3本目の青い柄のコテには「ターボスイッチ」が付いていて、
押している間、ヒータが130Wに切り替わる。
太い電線や大きなコネクタのハンダ付け、実装された部品を基板から
取り外すときに重宝している。
これは、屋外での現場作業には必ず持っていく。
寒かったり風が強かったりしたときなど、普通のコテではハンダが溶けない。
そんなときこのコテのターボ機能が役に立つ。
右の2本は最古参。30年選手かも。
一番右側のは普通のヒータだが、右から2本目のは木の柄にもかかわらず
セラミックヒータになっている。
さすがに、常用はしていない。
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2007年11月15日 15時45分
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半田ごてのコテ先をクリーニングするスポンジ。
古くなったので新しいものを買ってきました。
「白光」の製品。
ぺったんこの状態で袋に入っています。
おっ、「made in USA」ってなってますね。
真ん中を空けて、ちょっとトレイに乗せ…
水を注入!
「ポワン」っと、膨れ上がります。
厚み2mmくらいに圧縮されていたのが15mmくらいまで膨張。
使い古したモノと並べて撮影。
新しいのは気持ちがいいです。
このコテ台、同じ型番ですが微妙にうずまき状部分の形が違うのです。
コテの大きさに合わせてサイズが違うものがラインナップされていたようです。
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2007年11月8日 06時21分
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2007年10月30日 09時50分
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土曜日訪れた九度山の「真田庵」。
その真田庵の庵主さまからの頼まれものです。
「夏ごろから宝物資料館の入り口センサーの調子がおかしい」
「電源を入れてると鳴りっぱなしになる」とのこと。
こんな形のセンサー。
これがひっくり返って天井にねじ止めされてぶら下がっています。
イスを踏み台にして天井に付けられたセンサーを外してみると…
電源供給は正常。12Vが来ています。
接触不良ではなく、センサーが働きっぱなしになっていました。
ケースを外すとほれ。
センサーは二つ目。
それがスモークのアクリル板で目隠しされています。
この写真では、黒く写っていますが、反射鏡は銀ピカ。
左側のセンサー部を良く見ると
こんなデバイスが。
何でしょうね。
右側の窓は折り返しがあって、デバイスらしきものは
直接見えません。
赤外線を投射しているのか、サーモパイルを使った焦電型センサーなのか、さて?
メーカーは松下。(型番:EL8104-31)
使われている部品の製造年から推定すると、これが作られたのは1983年頃。
25年になろうかとしています。
DC電源を供給してやると動作し始めるのですが、出力が出っ放し。
基板をざ〜っと見ていると…発見!
コンデンサが液漏れしています。
液漏れしたこんなコンデンサが3つ出てきました。
実装されていたコンデンサを全部抜き取って新品に交換。
「さぁ、これでどうや?」っと通電したら、ちゃんと働き始めました。
やはり、人体が発する赤外線の動きを見ているようです。
検出された後、じっとしているとオフになります。
さて、これをまた真田庵に持ち込んで動作確認しなければなりません。
11月3日、五條での焼肉パーティの後、九度山に寄ろうかと考えています。
基板の写真、右側のシールドボックスの中にはこんな回路が入っていました。
10本足のOP-AMPらしきデバイス。
松下のマークが入っていて型番も記されてしますが、素性不明。
「AN136」とは?
※岡田さんから「赤外LEDじゃないか」ということで、通電したところを撮ってみました。
肉眼ではなんにも見えません。
スモークのアクリルを通して写しています。
まずRDC-i500で。
マニュアル露出設定が使えないので、露出補正をマイナスいっぱいにしてもこの明るさ。
次はGX-100。
露出を加減すると、ボンディング・ワイヤーが見えてきました。
※現地へ持ち帰っての動作確認はまだしておりませんが、
あと怪しそうな部品といえば「半固定抵抗」あたりでしょうか。
こんな例(電源の修理依頼)もありましたから。
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2007年10月29日 22時01分
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R8Cマイコンそのものは、トランジスタ技術2005年4月号付録の「R8C/15」を
触ったことがありました。
今回はその多ピンタイプのR8C/27。
32ピンQFPのマイコンです。
ピン数が増えているので、8ビット幅のポートが2系統使えます。
Cコンパイラが使えますし、クロック内蔵。
電源2.2V〜5.5V(クロックにより変わる)、なかなか良いのじゃないでしょうか。
使ったピッチ変換基板は「アイテムラボ」製。
サンハヤトやダイセン電子にはないものもあり、通販で買えます。
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2007年10月5日 08時43分
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「トゲトゲがいっぱい!」の続き。
「電波暗室」の隣が計測器室。
ここもシールドルームになっていてスペアナやなんやかんやの
高周波測定器が置いてあります。
そして予備のアンテナも。
テストする周波数帯により、あれこれと…
というふうな具合です。
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2007年9月18日 22時12分
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昨日はこんなところで仕事をしていました。
怪しい頑丈なドア。
トゲトゲがいっぱい。
グサッ!っと、身体に刺さってしまいそうな感じです。
これを右手に入ると…
トゲトゲに囲まれた狭い通路。
その奥になにやら怪しいものがぁ
「アンテナ!」
全体の様子
左手がアンテナ。
右手奥に生体実験するブツを置くテーブル。
このテーブル部分の床、クルクルと回転するのです。
振り返って入り口を見てみると…
水平になったアンテナの形状が見えています。
アンテナに接近しても危険はありません。
こんな具合。
床からの高さ可変。
今は水平ですが、90度回って垂直にもなります。
もう一つの実験、こちらはちょっと怖い。
こんなのを使って生体実験物に電波を浴びせます。
その電波を出すアンテナ。
写真を撮ったときは垂直になっていました。
別のアンプ、別のアンテナを使ってもっと上の周波数でも
イケズをします。
※撮影はリコーCaplio GX100。
24mm広角がこういったところの撮影で重宝します。
そりゃそうと天井の照明。その回りのハレーションが面白い
具合に写っています。
リサイズした絵でもわかるでしょう。
ホワイトバランスも露出も自動。
ちゃんと写っています。
(コケるのは白色蛍光灯だけ)
アンテナの接近写真だけ内蔵フラッシュを使用。
※アンテナの写真、右上の照明
なかなか面白い絵ができています。
等倍でトリミング。 感度ISO400。 横2048ドットで撮影。
F値2.5 シャッター速度1/5秒 手持ちです(手ぶれ補正オン)。
ちょっとノイズがねぇ。
※=続き=
※PZDさんとこの「分厚い重量扉」がめっちゃコワイです!
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2007年9月17日 10時04分
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「禿げる」という字じゃなく「剥げる」でしょうね。
とある修理品(私の設計じゃないですよ)、導通チェックしたら基板間接続ケーブルが不良。
「なんで?」っとコネクタから抜いてみたら…
接触部がはげています。
可動部でもないのに「なぜ??」
0.5mmピッチ、9芯のFPCケーブル。
9芯なんて汎用品にはないので10芯を注文。
さて、復活できるかどうか…
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2007年9月3日 15時21分
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とあるマイコン応用機器からこんなのが出てきました。
「SICRYPT」と記されています。
左方向にすっと抜けるのかなと思ったらそうではありません。
黒枠を上に持ち上げたら、接点部分が見えました。
コネクタはヒロセ。
Siemensのセキュリティ用メモリのようですね。
こんなのがあったんだ。
※検索
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2007年8月30日 09時55分
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わざわざこんなネジを使わなくても良いのにと思います。
修理相談(私の設計じゃない)でやってきた機器です。
専用工具を用意するのが面倒。
普通の「+」頭のビスでも良いと思うのですが、設計に関わった
誰かが「コレで行こう!」と決断したのでしょうね。
※過去記事
・へんなネジ
・サウルスは恐竜
・へんなネジを回すもの
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2007年8月30日 09時42分
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「タイム・カウンタ」で紹介しましたガレージの新PC。
その3.5インチHDDベイの放熱がよくありません。
フロントパネルを外すとこんなふうになっています。
上から5インチベイが2つ。
一番上にCD/DVDドライブ。
その下は空き。
仕切り板をはさんで3.5インチベイが4つ。
一番上がFDD+カードリーダで、その下にタイムカウンタを設置。
この2つがパネルに出ます。
その下2つのベイがHDD用。
現在は一番下にHDD一基を装着。
ところがこの部分、通風が悪いのです。
3.5インチベイ全体が開口部の少ない仕切り板で囲まれていて、
下側2段はフロントパネル側と下面まで板があるのです。
このため風が抜けません。
そこで、HDD直上の空きベイ(パネルには出ない)にファンを取り付け、
下向き、HDDの天井に風を送って、ともかくHDDを冷やすことにしました。
取り付け後、フロントパネル側から見るとこんな感じ。
本当なら、フロントパネル側の板を切ってしまい、大きく
開口部設けたいところ。
電源部のファンだけでなく、排気をリアへ抜く大きなファンが付いていて
PC全体としての通風は良いのですが、HDD部が気になってこんな対策をしました。
まぁ、とりあえずこれで様子を見ます。
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2007年8月17日 06時23分
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ガレージの主力PCとしてAMDのCPUを搭載したマシンが動き始めています。
で、旧PCを机から撤去したついでに、ケースを開けて中を見てみました。
スリムサイズの横置きデスクトップです。
上左がCDドライブ。HDDはその下。上右がFDD。下左が電源。
PCIスロットに刺さっているボードはSCSI。
CPUファン周辺を見ると‥
ホコリだらけ。
ガレージの床はコンクリートでして、ホコリは多いのですがこれほど
中に溜まっているとは。
フィンの隙間から出た風が直立するコンデンサに当たります。
積もっておりますなぁ。
そして、コンデンサの頭をよく見ると‥
膨れております。
調子が悪くなった原因でしょうね。
このケース、もともとは電源部にしかファンがなかったのです。
一つだけじゃ風量が不足だからと、ケース天板に穴を開け、ファンを増設したのです。
風量が多くなった分だけホコリの進入も多くなったようです。
電源内がどんなふうになっているか、興味津々。
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2007年8月11日 05時41分
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今日8月10日は「トランジスタ技術9月号」の発売日。
今月も「基板」が付録!
で、ページをめくると…
このブログで紹介したものが出ています。
まずこれ
「顕微鏡の照明用LED」
来月10月号の予告ページです。『特集:ハイパワー/高輝度LEDの研究』
一般製作記事としてこの照明装置のしかけを投稿したのです。
で、どういうわけか、来月号の予告としてこの写真が使われたようです。
それからこれも出てました。
4本足の「コレな〜んだ?」。
これは私の記事じゃありません。
「0℃温度校正システムの製作」という記事の中で、精密抵抗の紹介で
写真が載っていたのです。
※CPU.BACHさんの記事にトラックバック。
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2007年8月10日 15時41分
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仕事場でストックしてあった電材部品、オムロンのタイムカウンタです。
型番「E7ET-FBV」。
通電時間を計測表示するためのもの。
「XXXXXXX.X時間」という表示で、無電源(内蔵電池)で動作します。
この型番のものは現在廃番になっていまして、現行機種ではありません。
実験で使ってからもう何年になるでしょうか。
いまだに動いています。
リア側に端子があります。
片方がリセット端子。
オンするとゼロクリア。
フロントパネルにリセット・ボタンがない機種なので、通電開始後、自分勝手に
はリセットできません。
もう一方の端子が、通電入力。
このようにAC/DCフリー、広い電圧範囲になっています。
これがオン(通電)していると、時間が進みます。
「何時間使っていたか?」ということがわかるのです。
せっかくですので、中身をどうぞ!
(バラすな!って書いてありますが…)
上側が液晶部で、主回路はここにはいっています。
まぁ時計ですな。
黄色いのがリチウム電池。
これで何年も動くわけです。
たいしたものです。
その下の回路が電圧入力部。
フォトカプラやらダイオードが入っています。
さて。引っ張り出してきたこのタイム・カウンタ。何に使うのか…
ほれ↓
空いている3.5インチ・ドライブベイのパネルに取り付けて、PCの通電時間表示。
PCをどれだけ使ったかが一目瞭然。
増設ドライブ用電源コネクタのDC12Vを通電入力に接続。
(5Vでは通電と認識しません)
現行品はXXX日XX時間という表示に切り替えられるのもあります。
新PC組み立てのときは、ぜひ導入してみてください。
メンテナンス時期の目安になります。
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2007年8月6日 05時31分
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パワーデバイスが飛ぶと怖いです。
でも、中が見えるよう、きれいにハゼてくれるとちょっとうれしいような…
今回もトライアックです。
NEC製。 真ん中にクラックが入っています。
パカっと割れます。
中からチップが現れました。
拡大
真ん中の足がT2端子、右がG。
何がどうなって飛んだのでしょうね?
残っていたT1端子側のモールドを無理やりはがしてみました。
右上のほう、パリっと割れているのは、無理やりはがしたのが原因なみたいな気がします。
※以前の壮絶死
・#1:トライアック
・#2:セメント抵抗
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2007年8月1日 19時20分
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「夏のつどい用景品」の中にあった壊れた光りもの(LEDピカピカ)、
それを解体して中から取り出した赤LEDがへんなLEDでした。
赤と青、2種類のLEDが付いていました。
透明樹脂で径3mm。
小電流でも明るく光りますので、LEDとしての素性(電気光学的特性)は悪くないのでしょう。
基板に取り付けてあったので、足の長さがどうだったかはわかりません。
まず青色LED。
右側の足をプラスにして電流を流しています。
左がマイナス=カソード。
光を発するLEDのチップは左側、カソードの足に乗っています。
右側アノードは細くなっていて、「LEDチップの付いたお皿がカソード」
という常識通りのものでした。
ところが赤LEDをみると↓
光っているチップの乗った側がアノード=プラス側になっています。
カソード側の足(左)が細くなっていたのです。
世の中にはいろいろあるのですね。
足の長さがどうなっていたのか知りたいところです。
※普通、長い足がアノード=プラス。
短いのがカソード=マイナスで、この足にチップが乗っています。
※↓前記事1↓
※↓前記事2↓
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2007年7月26日 12時15分
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トラ技2007年8月号に掲載してもらった
「サマー・キャンプに最適! きもだめし用怪音&怪光発生装置の製作」、
その写真を紹介しておきます。
まずこれが元となった工作キット。
右側の白いのがベースで、左側の黒い部分がかぶさります。
この黒い部分の上方3つの穴にランプが取り付くのです。
オリジナルの工作キットでの中央穴は白色ランプが付いていましたが、
改造後は圧電発音体をこの穴に取り付けています。
発音体を大きな音で鳴らすのに四苦八苦したというわけです。
怪しい光や怪しい音の様子は動画にしたいところですが。
写真では難しい。
こんなふうに光りながら「ぴよよよょ〜。ヒュ〜ぅぅ」っと音が出るのです。
※前記事へ
※ZAQの画像消失事件で写真は消えたまま。
※動画で紹介 2009年08月07日
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2007年7月11日 14時17分
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2007年8月号の「トランジスタ技術」にはdsPICマイコンが実装された基板が付録しています。
この付録基板を使った「デザイン・コンテストを実施」ということですので、興味ある方はどうぞ!
本の定価は1080円。いつもより高くなっていますので注意、かな。
この号に私の製作記事が2本載っています。
※2007年8月号目次と記事紹介
・断線/短絡や入れ替わりも検出するLANケーブル・チェッカの製作
・サマー・キャンプに最適! きもだめし用怪音&怪光発生装置の製作
で、さっそくですが、この記事に訂正があります。
まず、上の記事紹介でのLANケーブル・チェッカ、著者名がミス。
これを書いたのは私です! (本誌のほうでの名前は大丈夫でした)
訂正があるのは「怪音&怪光発生装置」の図1と図6。
(なにせ著者校正抜きで本ができてきましたので…
こちらからの提出図は間違っていないのでした…)
まず図1。 不要な接続線が入っています。 (クリックで拡大↓)
こちらは図6。
説明するポイントが間違っています (クリックで拡大↓)
※=続く=
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2007年7月8日 05時36分
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CQ出版の書籍「電子工作シリーズ」の『光で遊ぼう!LED電飾&蛍光灯』を、図書館で見つけたので借りてきました。
LEDの使い方についてあれこれ書かれています。
その中に「9.3 乾電池2個(3V)でLEDを5個点灯させる」という製作説明があり、その回路が
トランジスタ技術2007年3月号142ページに掲載された私の「定番DC-DCコンバータICによるLED点灯回路」と
そっくりだったのです。
仕事場の「投雑誌への稿記事一覧・補足」としてまとめておきました。
この本の回路、昇圧部分に入れる平滑コンデンサの位置がミスっています。
※正誤表がありましたが、この件は載っていません。(一応、報告)
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2007年6月27日 08時10分
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基板に乗った発熱体(パワーデバイスなど)の温度を測るために購入しました。
あまり高いのもよ〜買わんので、マザーツールの「MT-6」。
放射温度計と呼ばれるもので、赤外線を測って温度を測定します。
10000円でおつり。
日本橋のテクノベースへ発注しました。
こんなピストルに似た形状。
左上が受光窓。あっ光じゃないな。
正面はこんなの。
表示画面はバックライト付きの液晶。
常温域なら0.1℃単位で表示。
この大きな穴の奥にセンサーが入っています。
下の四角いのが電源スイッチのボタン。
押している間、働きます。
スイッチをオフしたあともしばらくの間、測定値をホールドして表示しています。
15秒後にオートパワーオフ。
ガレージでは、
冷凍庫の中を計ると「ちゃんとマイナスや」。
ビールも酒も「冷えてる!」。
ジャガイモを焼くホットプレート「ぬくもってきたで」っと何でも計れます。
測定範囲は-50℃〜400℃。
ただし±2%の精度。
「医療行為には使用できません」とのこと。
注意書きに「光沢のある表面やきれいに研磨された金属表面の測定には不向きです」とあります。
赤外線の放射率の問題だそうです。
放射率0.95固定で温度を推定している、ということで測定する物体によっては誤差が生じるわけです。
金属でも塗装されていたらOKだそうです。
測定できる代表的な対象物として以下のものが上げられています。
水、氷、雪、油、牛乳、お茶、コーヒー、紅茶、ごはん等の穀物、精肉、野菜、
パン、果物、バター、マーガリン、ソース、しょうゆ、小麦粉、ゼリー、ジャム、
ペットの体温(耳内部)、木、紙、布、皮革、毛皮、ガラス、陶器、
ゴム、土、砂、光沢のないコンクリート、石膏、スレート、石板、
大理石、石灰岩、レンガ、塗装されている金属
なにやら食品が多いですね。
食材加工や保存品のチェックのとき、直接ものに触れなくても測温できるので、
衛生的ということでしょうか。
それから、
「ガラスなど透明の物体を透過して中の物体の温度を測ることはできません。
その場合に測定できるのはガラスの表面温度です。」
と書かれていて、なるほどです。
そうそう。こんな「レーザー警告」のラベルが貼ってあります。
ボタンを押している間レーザーが発射され、測定点を指し示すのです。
レーザービーム、ちょっとかっこいい。
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2007年6月8日 20時11分
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2007年5月24日 08時29分
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電子部品の入手、納期と手軽さで通販をよく利用します。
通常、まずは昔からお付き合いのある部品商社に問い合わせしてみます。
しかし、特殊な部品では納期とか一括注文数で折り合いがつかない場合も多いのです。
そんなときは電子部品の通販サイトで検索。
部品がうまく見つかったらラッキー。
部品の価格、納期、送料などの手数料を判断して、商社に頼むか通販で買うかを決めるわけです。
で、よく利用するのがアメリカの「Digi-Key」。
アメリカといっても日本に窓口がありますし、ややこしい時でも電話をすれば日本語で対応してもらえます。
で、先日のこと、表面実装の特殊な小型コネクタを注文したところ、間違ってこんな
部品↓が送られてきたのです。
注文したのとはぜんぜん関係のない「ワニ口クリップ」。
それも中だけ。外側の絶縁カバー部分は付いていません。
袋に貼ってある現品票は注文したコネクタの型番になっていましたのでこちらのミスではありません。
しかし中身が違う。
日本の窓口へ連絡すると…
「デジタルカメラで商品を写してメールして欲しい」
「すぐに正しいものを送る手配をする」
と、素早い対応。
4日ほどして、注文したコネクタが送られてきました。
さて、問題は手元に残ったこの誤発送品。
「どうしましょう?」と電話しましたら。
『そちらで処分してください』
とのこと。
高額なものではありません。
しかし、ワニ口クリップの中身だけをもらってもなぁ〜。
です。
しかもMade in CHINA。
女房やガレージ仲間から、「ネクタイピンにはならんしな」「ひもを付けて帽子の飛び防止クリップは」「ピンバッジを貼り付けたらかわいいやん」などあれこれアイデアが出ておりました。
しかし、どうしたものか。
ゴミとして捨ててしまうのはもったいないしねぇ。
※続き:うまく利用できました
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2007年5月19日 06時40分
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2007年5月14日 09時05分
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昼休み、近所のダイソーへあれこれ買い物に行ってきました。
ちょっとした文房具と小物を入れるためのプラ・ケースを仕入れてきたのです。
ダイソーといえば「100円ラジヲ」ですが、なくなってしまってもうだいぶたちますね。
電気モノのコーナーで何か面白いのはないかと見つけたのがこのスイッチ。
100Vのコンセントに差し込んで使うスイッチです。
ちょっとした実験に便利かなと、200円の商品でしたが買ってみました。
商品名「節電タップ」 型番「GO51」。
オンするとスイッチ内のネオンランプが光ります。
で、プラグ側を見ると…こんなネジでケースが固定されていました。
↓拡大
ネジの頭が「△」にへこんでいます。
いじり防止によく使われているトルクスネジではありません。
変わったのでは溝が「Y」のネジがありますが、「△」ネジは初めて。
(ページの左側にある検索ボックスに「ネジ」と入れてもらうと過去の記事が出てきます)
でも、でも…こんなのに出会うと何か隠しているみたいで…
バラしてみたくなるでしょう。
そばにあったマイナスドライバーを当ててみると…
ぴったし!
スルリと回り始めました。
おいおい。何のための特殊ネジやねん。っと、つっこんでおきましょう。
解体完了↓
スイッチ部をよく見ると、右側と中央の足はハンダされていますが、左側の足はハトメ止めだけ。
定格1500W。この構造ではちょっと不安…かな。
※「特殊ドライバーセット」で検索
・Yや∞はあるが△はなさそう↓
http://store.yahoo.co.jp/wich/102ptdriver.html
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2007年4月25日 15時11分
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へんなLEDの話しが続きました。
LEDの明るさや順方向電圧を手軽に調べるために作ったのがコレ↓。
ケースには入れておらず、基板むき出しです。
2つのLEDに対し、独立して電流を0.1mA単位で変えられるようにしています。
そのときの順方向電圧を液晶に表示します。
電源と抵抗、それにテスターがあればLEDの特性は調べられます。しかしなかなか面倒です。
また、同一電流での明るさを比べるだけでよいなら、直列にすればよいのですが、
あれこれ比較しようとすると、独立した制御が不可欠です。
で、作ったのがこの回路です。
PWMで定電流回路を制御しています。
回路図を示しておきますね。
LEDの電圧を読むのにフライングキャパシタを使っています。
そうそう。LEDを簡単にチェックするにはこれ↓
「松下電工」の「玄関用押しボタン・ブザー」です、
居酒屋ガレージ(本店)で解説しています。
(クリックで拡大↓)
★ LEDテスター技術資料
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2007年4月20日 08時15分
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KDHさんからの質問へのお返事です。
普通のLEDはこんな感じ↓。
右がアノード(足長)でプラス。
チップが乗っていて面積の大きなカソード側(左:マイナス)から光が出ます。
これが「へんなLED」↓。
樹脂が濃く着色されているので見にくいのですが、向きは上と同じで右がアノード(プラス側=足短)。
弱く点灯させています。
で、チップが乗ってふくらんでいて光が出るのはこちらの足(右)です。
つまり、足短=中身大、それがアノードなのです。
常識は通じませんでした。
※↑続き↑
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2007年4月19日 08時33分
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↓の写真、何かおかしいと思いませんか?
赤く光るLED。
径3mmの着色拡散タイプ。
小電流でもけっこう明るく光ります。
接続に使っているミノムシクリップ、常識通りに赤がプラスで黒がマイナス…
で、LEDの足の長さに注目。
このLEDが常識はずれなのです。
LEDの足、普通は長いほうがアノードでプラス側。
短いのがカソードでマイナス側。
このLEDが逆なのです…困ったやっちゃ…
新品です。足を切ったわけではありません。
「データシート」を見ると…短い足がアノード(+側)になっています。
点灯しないLEDに出会ったら、故障や不良を疑う前に、+/-を入れ替えて試してみてくださいな。
※続きはこちら
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2007年4月17日 17時33分
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同僚が修理し始めたコンポ。(CDが回らんらしい…)
箱から外した制御回路基板。
ちょっと珍しい実装方法が使われていました。
片面基板です↓
その裏側はこんな具合↓
何か、違和感ありませんか?
表面実装IC部分の基板がくり抜かれていて、そこにICが入り込んでいます。
ICの足はハンダ面。
回路パターンには、ハンダ面でこんな具合にくっつけています。
3コのICで、この実装方法が採用されていました。
でも、部品に付いている製造年を推定できる記号を読むと、1999年製らしい。
ということは、ずいぶん前です。
「最近の」と付けたタイトルはおかしいですね。
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2007年4月6日 08時43分
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2007年3月27日 08時28分
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どんな結果が出せるかまだ未知数なのですが、こんなのを作ってみました。
ニッ水電池充電器の挙動(充電具合)を調べるために、充電器が消費するAC100Vの電源電流をモニター
しようという試みです。
充電完了までの時間と電源電流(積算値と1分ごとの変化)を記録するのです。
充電器の挙動や充電の具合が分かるのではないかと、作ってみました。
積算値を読めば充電にかかった総電力量が分かるはず。
1分ごとに記録する電流変化は、電流平均値と最大最小の3データ。
そのうち記事にまとめるつもりです。
※セリアの1300mAhニッ水電池をNC-MR58で充電したときの充電時間とAC100V電源電流
消費をメモしておきましたので紹介しておきます。(時間は秒を省略、電流は小数点以下を略)
充電時間 消費電流量
3回目 02H45M 275mAh
4回目 02H47M 278mAh
5回目 02H44M 285mAh
だいたい似たような値が出ています。
充電器と充電池の組み合わせで、標準的な充電時間と電流量をメモしておけば、
異常値がでたとき、充電の失敗を発見できるのではないかと考えています。
まだまだ模索中です。
しかし…こんなことより「交流を使った電池の内部抵抗測定」を試してみなくちゃなりません。
測定回路を作ってみよう。
※同じくサンヨーNC-MR58充電器で他の電池では、
サンヨーエネループ 3時間35分 367mAh
松下メタハイ2600 3時間34分 375mAh
というふうになっています。
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2007年3月16日 06時47分
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2007年3月6日 06時58分
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なんぎさんの小物工具(#20)、小物工具(#19)で話題になりました
「エンジニア製PA-09精密圧着ペンチ」。
私の場合、エンジニア社に直接押し掛けて(なにせ仕事場と同じ東成区)、
新バージョンのペンチに交換してもらいました。
そのとき、エンジニア社の工具カタログとともに頂戴したのが
このピンバッジです↓
「ネジザウルス」。
ネットにも広告が出ています。
http://www.engineer.jp/products/pz55/pz55.html
古い機械の修理などに役立ちそう。
そのうち買っておきますね。
そうそう。
恐竜はサウルス(saurus)。
ザウルス(Zaurus)はシャープのPDA。
さて「ネジザウルス」は…
※なんぎさんから指摘がありましたが、この手のネジ、たいていへこんだところで使われています。
↑これは中央部の出っ張りがないタイプ。
これではネジザウルスは役に立ちません。
この「Y」タイプも無理。
くわえるの、普通のキャップ・スクリューあたりにしておいたほうがヨカッタかも。
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2007年2月21日 08時31分
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近所の書店に、CQ出版の新雑誌「エレキジャック」が毎月25日発売の「インターフェース」といっしょに並んでいたので買ってきました。
LEDを光らせて遊ぼうという試みがあれこれが載っています。
実験用のプリント基板(部品は実装されていない)が付属しています。
思わず笑ったのがこのページ↓
光ファイバーの外側にキズを付けて光が漏れるようにし、それをブラジャーのカップ部に取り付けてイルミネーション!という試みです。
「おぅ!これは、これは。ラジオライフかいっ。」っとつっこみたくなるような、素晴らしい記事(できあがりをカラー写真で紹介!)です。
モデルさんはどなただったのでしょうね。
ただ…トラ技やインターフェースと同じように、「コンデンサー」や「バッファー」の「ー」がありません。
ですので「ブラジャ」です。
「ブラジャー」っと延ばしてもらわないと、女性用下着の妖艶なイメージが湧いてきません。
この本、どなたかいりますか?
ガレージまで引き取りに来てもらえれば…。
(B燃料と交換?)
※「エレキジャック」のブログ
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2007年1月27日 06時47分
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これはナンでしょう?
大きさはHC-6u水晶発振子と(ほぼ)同じ。
ところが足が4本。
ジャンクじゃありません。
紙でふさいでいるのは、メーカー名と型式が書いてあるからです。
「0650」は製造年週の表示。
2006年の50週目で、できたてです。
さて!?
※2007-01-22 答えはこれ↓
4線接続の測温抵抗体? いえ、違います。
もっと単純なもの。 ただの「抵抗」です。
ただし「超精密抵抗」。
特注品です。(手作りということらしいです)
このように4つ集まればPCが組めるくらいの値段。
一つでもHDDが買えるくらい。
スペックはここ↓
http://www.alpha-elec.co.jp/data-s/data01.html
http://www.alpha-elec.co.jp/pdf-j/jhc.pdf
低抵抗なので配線で誤差がでないようケルビン接続、4端子接続できるようになっているのです。
とある測定器で基準抵抗として使います。
この抵抗がいわゆる「神様」で、これが正しい値として測定系をキャリブレーションします。
お付き合いいただきありがとうございました。
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2007年1月19日 20時42分
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息子の友人が『こんなん出てきた』っと、ガレージに持ってきてくれました。
いわゆるカセット・プレーヤ。
SONYなら「ウォークマン」ですな。
入っていた箱は汚れていましたが、中は新品状態です。
単3乾電池4本で動作します。
消去ヘッドはなくって、再生専用です。
操作ボタンは3つだけ。
「停止、早送り、再生」
巻き戻しがないのです。
簡略化されています。
カセットをひっくり返して早送りすれば巻き戻しになるという考え(?)なのでしょう。
一応「MADE IN JAPAN」。
メーカー名の表示はありません。
で、構造を見ていて「おぉ〜」です。
カセットのリールが入る2つの軸を見てください。
巻き取り側↓にはツメがありますが
送り出し側↓はツメがありません。
送り出し側軸には積極的なテンションをかけず、ツメのない軸でもってリールをスリップさせて、テープの張力を維持しようという試みです。
こんな構造のを見たのは初めてです。
この構造でうまくいくのか確かめてみたかったのですが、残念ながらモーター・キャプスタン間のゴムベルトが劣化していて、まともに再生できませんでした。
回路はIC化されていまして、パワーアンプが松下AN7112が二つ。
ヘッドアンプが三菱M5218。
モータ速度制御がμPC1470。
駆動モータに「1984」と記されていましたので、22年前の製品でした。
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2007年1月3日 09時45分
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2006年12月23日 06時37分
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いやぁ、エライ目にあいました。
あれこれ実験で使う「ワニグチ(ミノムシ)クリップ」。
あちこち現場に出て作業していますと、どこからかヨソのものが混じってきます。
クリップをつないで実験している測定数値がなんか安定しない、となりまして、最初は実験している回路そのものを疑って原因を探索。
異常なしとなってから、その周辺に目が行くわけです。
で、疑うのは信号の接続に使っているクリップです。
すぐ気がつけばよいのですが、「あれ?コレは自分のじゃない!」「どこから持って帰ってきたん?」です。
導通チェッカーで接続を確認したら…接触不良がおきてますがな!
で、クリップの絶縁カバーを外すと…ハンダ不良。
そして…もしやと反対側のカバーも外してみると…アチャ〜。
「誰がこんなハンダ付けしてん!」我が社のエンジニアではありません。
クリップの外側に電線先端を出してハンダしています。
ええかげんなハンダでも、ミノムシ・カバーで押さえ込まれてしばらくは接触が保たれます。
何かの拍子、リード線にテンションがかかってええかげんだったハンダが外れても、微妙に接触が継続するの気がつきにくいのでしょう。
しかし、両端とも同じようになっているとは…
「誰のやコレ!きっともっといっぱいあるやろ」と心配になってきます。
ここ↓
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/tool/BUZZER.htm
にミノムシ・クリップの話を書いています。
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2006年12月20日 09時16分
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「うずまき工房・日記」に息子が書いていましたが、彼らのPCの調子が良くありませんでした。
その、原因は電源の劣化。
新しいPCケースを買ってきて、マザーボードやドライブ類を入れ替えて作業完了。
現在は、調子よく使えているようです。
残された残骸から、不調の原因は「ほんとに電源?」を確認しておかなければなりません。
間違いのない「ほんと?」を確かめておくのがエンジニアの勤めです。
外観はこんなのです。
「2003年11月製」とのこと。…たった3年の寿命…。
箱の中はごく普通。
使用期間が短かったからか、ホコリはそんなにひどくありません。
はい。この写真で死因がはっきりしますね。
スイッチング電源出力側のコンデンサ、頭から怪しい内容物吹き出しています。
噴出寸前、頭プックリのコンデンサもあります。
一次側の大型コンデンサも膨張を始めているのでしょうか、外装の絶縁樹脂が割れ始めています。
今でも品質の悪いコンデンサ(というか電源じたい)が出回っているのですね。
一時期ひどかったのがマシになったと思っていたのですが、ちょっと残念。
残されたケース、小型のマイクロATX用なのですが市販電源が付くのかな?
この電源の大きさは、85×120mm、奥行き156mmです。
※ざっと調べましたが、同サイズ(少なくとも縦横同一)のはなさそうですね。
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2006年12月19日 06時48分
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寒い季節の屋外作業はイヤ。
できるだけ避けたいものです。
で、女房からの出動要請です。「洗濯機が使えない!」
そりゃエライコッチャ。
自宅2階のベランダ(屋外)に置いてあります。
回転漕の中には洗濯物が入ったまま。
三菱製の全自動タイプ。買って6年くらいでしょうか。
すでに「運転時の異音」で一回修理しています。
この時は「うるさい音が出るがとりあえずは使える」という状況でしたので、緊急性はなかったのです。
メーカに言って修理屋さんに来てもらいました。
ところが今回は「C1というエラー表示が出て運転不能」です。
洗濯機の型式「三菱・MAW-70MP」でググってみると…おぉ、似たような故障例が出ていますがな。
ということで、ネットのチカラで解決できました。
とりあえず修理費はタダ。
オムロン製のリミットスイッチの接触不良が原因ということなのですが、わが家の場合は、スイッチそのものだけじゃなくどうも機構的な問題もあったようです。
スイッチを働かせる可動片に接触している部分、洗濯機のフタの動き(開閉)を伝える金属板、この動きがスムーズじゃなかったのです。
繊維クズやマロンの抜け毛などのホコリですな。
これが機構にくっついていました。
リミットスイッチの機械的スペック、
可動部ストローク:2.2mm
作動ストローク:1.2mm
ヒステリシス:0.3mm
という微妙な動きです。
使われているスイッチ、簡単にバラせる構造ですので、湿気対策などはされていません。
水を使う機器ですので、せめてシール型のにして欲しいところです。
次に同じ故障が出たときは、スイッチを新しくしてみますね。
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2006年12月18日 16時19分
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2006年12月17日 05時47分
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2006年12月11日 21時59分
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2006年12月9日 06時21分
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プロの工具です。
ガレージ常連の精密金型屋さんが使っている(いた)のを、持ってきてもらいました。
細かさ400番のダイヤモンドやすり。
片側が平面の「半丸やすり」です。
やすりを変換すると「鑢」っと漢字が出てきますね。
先っぽはこんなのです。
ダイヤモンドの輝き。
ガラスでもステンレスでもなんでも削れますよ。
ガレージの常用包丁やナイフ、ニッパーなどの刃先をコシコシ。
包丁を砥石で研ぐより手軽かしら。
何年も使っている仕事場のニッパー(ちょっと高級品)もこれでちょっとコシコシすると、切れ味がよみがえりました。
このやすり、「特注品」ということです。
ガレージの常備工具として置いておきますので、いつでも使いに来てください。
そうそう。カナでの書き方、ダイヤそれともダイア?
英語のスペルはDIAMOND。
ちなみに、やすりは「file」。
このやすりのケースには「DIAMOND FILES」と記されています。
不思議なのが、和英で「やすり」を変換すると「FILE」が出てくるのに
「FILE」を英和で調べても「書類やら」が出てくるだけで「やすり」が出てこないのがあるのです。
(あちこちのオンライン辞書)
紙やすりは「sandpaper」。
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2006年12月2日 06時55分
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電子回路工作で使うケミカル用品ってあまりありませんよね。
接点復活剤とか洗浄剤、フラックス、放熱用シリコンとかエッチング関連薬品などでしょうか。
「車」や「健康食品」に比べれば怪しいものは少ないかと思います。
で、ハンダ付け関連用品で見つけたちょっと怪しいのがこれです。
小さな金属容器に入っています。
・・・なんとなくタイガーバームみたい。
メーカーは「白光」。ハンダゴテ関連製品の会社です。
使い込んだハンダゴテのコテ先、これのハンダぬれ性を回復させようという「ペースト」です。
こんな説明書です。
使用前・使用後の例、使用前のコテ先部分がウソっぽいですよね。
実際に使ってみると・・・
熱したコテ先をつっこむと煙が出て・・・
コテ台の含水スポンジでぬさくると・・・
確かにキレイになります。
ハンダメッキとどう違うのか・・・微妙かな。
内容量:10グラム
成分:ペーストフラックス、錫
となっています。
怪しいなぁと思ったのは、説明書の一部に「まわりふきん」文章かな?っと思えるところがあるのです。
「特殊製法で、品質保持が可能」→あやしい言い回し。
「ケミカルペーストを固定する、またはハッコーFT-700と使用する場合は・・・」→微妙な表現だ。
※メーカーのページはここ↓
https://www.hakko.com/japan/products/hakko_fs100.html
https://www.hakko.com/japan/products/hakko_ft700.html
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2006年10月4日 08時45分
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2006年10月1日 05時33分
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下の息子の友人から依頼がありました。
「出力電圧12Vの電源がおかしくなって7Vくらいしか出ない」「修理できますか?」という相談です。
アルインコ製の12V・3A出力。 スイッチング電源ではありません。普通のシリーズ・レギュレータです。
「なんたら40」なんていう型式名が付いていますので40Wということなのでしょう。
さっそくケースを開けて中身を調査。
(↑修理完了後の写真です。)
ケースの真ん中にトランス。リアパネルがヒートシンクで、パワートランジスタがネジ止めしてあります。
制御回路がフロントパネルの裏側に取り付けてあり、これを外すのに手間取りました。
上の写真を見るとわかるように、DC電源の出力端子はフロントパネルに出ているスピーカー端子です。
これの足がパネル裏の基板でハンダ付けされているのです。
単純にハンダしてるのではなく、こじった時のハンダ割れ防止でしょう、端子のベロに細い単線(きっと抵抗やコンデンサの足)を通して基板と付けてあるのです。
なかなかうまくはずれません。
ちょっと手間取りましたが、基板の部品面を拝むことができました。
下の写真、セメント抵抗の上に4つ並んでいるちょっと広いハンダ箇所がその端子部分です。
基板に乗っていたのはICが一つ。
UA723という有名な電源ICです。
さて、何がおかしくて出力が出なくなったのか?
ICの基準電圧端子に出てくる電圧を測っても定格値。
パワートランジスタは生きていますし、負荷を加えても7Vしか出力電圧は出ませんが、それなりに安定化はしています。
ICの電圧制御入力を見てもきちんと制御しているので、ICは生きているという判断です。
それじゃなに?
出力電圧を抵抗で分圧し、その値が制御電圧入力と同じになるようフィードバック制御が行われます。
その分圧部分がおかしい?
回路を追いかけると調整のための半固定ボリュームが入っています。
それがこれ↓
ずいぶん安物です(Hi)。
基板から取り出してテスターで計ると・・・やはりおかしい。
しかし、この電源、電圧調整用ボリュームがおかしくなって制御不能になったとき「最大電圧がでてしまう」なんてことはないように分圧回路が工夫してありました。
そのせいで7Vに落ち着いていたのです。
手持ちのもうちょっとましな半固定ボリュームに付け替えて修理完了。
出力端子の取り外しに手間取りましたが、症状から不具合の原因が推測できる故障でした。
めでたしめでたし。
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2006年9月23日 18時59分
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・・・本文を書こうとしていた時にガレージ常連が来襲。
絵だけをアップしたままになってしまっていました・・・。
ヒートシンクに取り付けられた日電の「トライアック」です。
AC100Vを整流して位相制御し、DCモータの回転数を制御する回路で使われていました。
何があったのか・・・
負荷が短絡したのか、強烈な死にざまです。
私の設計じゃないですよ。得意先からの修理依頼。
動かなくなったので見てほしい。で、その故障原因です。
このトライアックだけでなく、整流ダイオードやトリガー用のパルストランスまで被害が及んでいました。
トライアックの足、左からT1・T2・G。
サイリスタだとアノード、カソード、ゲートという名前が付きますが、トライアックの場合、オン・オフする端子はT1、T2となります。
フィンにつながっている中央の足だけが残っていて、左右の足は抜け落ちていました。
破壊された瞬間、どんな音がしたのでしょうね?
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2006年9月18日 20時01分
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「目玉の中身」、「きもだめし」で紹介しました光りモノのおもちゃ。
校庭キャンプでのきもだめしで活躍したわけですが、外装樹脂の破損がありました。
次回来年も使うとなると、電池のことも考えなければなりません。
そこで、回路と目玉が印刷された部分だけを再利用することにしました。
この光る目玉、残っていたのは20コ。
なにせ固く接着してあります。
簡単にはバラせません。
まずは、油ぬきです。
小ドリルで2カ所穴を開けてポタポタと。
さて、中身をつぶさずに取り出さなくてはなりません。
20コ処理しようとするとなかなかたいへんです。
ノコギリで切ってみたのですが、時間がかかります。
で、面倒くさいとハンマーでゴツ! 割って中身を取り出します。
中身(回路が入った動く目の部分)も油が侵入してこないよう、厳重に封止されています。
これもハンマーでゴツ!
うまくまっぷたつに割れました。
回路基板を取り出したのが下の写真です。
内蔵されていたボタン電池は使いません。
一番良く使う単3電池3本仕様にします。
1.1Vほどしか電圧の出ない寿命末期の電池でも動作します。
※特小トランシーバで使う単3アルカリ電池、まだエネルギーが残っているのをたくさんストックしてあるのです。
このエネルギーを使い果たすのに、こういう光モノが最適です。
で、このヒカリ目玉を何に使うか・・・
きもだめしでの道順標識なのです。
真っ暗闇の小学校校舎廊下。
子供達には懐中電灯を持たせません。
今まではこんな豆電球を電池で光らせて、道順に置いていたのです。
火を使うロウソクは危険なので使えません。
真っ暗闇に光る豆電球。
これはこれでなかなかこわ〜い雰囲気があるのです。
※このほかにもLEDが順次点滅する自作の表示棒があります。
これは階段などの方向指示で利用します。
さて、その道順表示灯に今年の「目玉」が仲間入りです。
全部で10セット出来上がりました。
この光る目玉をうまく使って、段ボールか何かに絵を描いてもらい、来年のキャンプまでに「脅かしモノ」を作ってもらうことにします。
で、余ったのが元の目玉に入っていたボタン電池。
廃棄するしかないかしら。
※20コの目玉を解体してわかった不良率(電池に起因する不良は除いて)
・まったく動作せず:0
目玉単体で光らなかったのは、電池の不良(寿命)と起動接点(バネ部)の不良が原因。
回路的にはとりあえず全数動作した。
・LEDの不良:1
一つの目玉にLEDが3つ付いている。このLEDそのものが原因の点灯不良。
手持ちのLEDに交換して対策。
・制御ICの出力ポート不良:1
3つの出力のうち1つが死んでいた。
工場でも気が付いたのだろう、ジャンパーして別のLEDと並列接続してあった。
とりあえず光れば合格!という趣旨。 なかなかやるな。
・ハンダ付け不良:3
3つあるLEDのうちどれかが点かないというのは、たいていハンダ付け不良。
LEDを基板に付ける手ハンダがヘタ。
いもハンダになっていた。
てな、様子がわかりました。
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2006年8月15日 04時57分
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・電子回路工作 |
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