息子が買ってきた本です。 サイモン・シン著「宇宙創成」。
2月の始めに松阪まで出張に行ったとき、同行した仕事先の人がこの本を
読まれていました。
「面白いですよ〜」という話だったのです。
著者のサイモン・シンさん、ブログ2008年3月の記事『場違いな「本」』の中に
出てきました「暗号解読」を著された人だったのです。
暗号解読は読みましよ。これも面白い。
で、出張から帰宅したら、どういうわけか息子がこの「宇宙創成」を買っていて、
ビックリ!となったのです。
「話が聞こえていたんとちゃうか」というくらいの絶妙なタイミング。
息子曰く、面白い本は『買って帰って』と本が息子を呼ぶそうな。
「宇宙創成」、SFではありません。
我が人類が「宇宙」をどのように認識してきたかという歴史を綴っています。
科学史の本です。
…天動説、地動説、相対性理論、ビッグバン…
宇宙についてのお話しがもりだくさん。
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2009年3月6日 08時47分
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2009年2月25日 09時11分
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2009年2月17日 21時52分
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図書館で借りてきた科学の本。
『図解「化学」は図にするだけで面白い』 東京理科大学化学ブレイン著
パラパラっと読み進んでこのページ。
温室効果ガスで地球温暖化のお話し。
左下の図、太陽系惑星を示して、大気による温室効果と地表温度を解説。
「火星」の所でやっちゃっています。
地表温度 -420℃〜+25℃
絶対零度以下のセ氏温度!。
いったい何度を誤植したのでしょうね。
Wikiだと-140℃〜+20℃になっています。
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2009年2月13日 11時44分
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ひさしぶりの「天王寺図書館」(いつもは仕事場近所の東成図書館)
「酒」の書架を見ていたら…
なぜか同じ棚に「ポケモン・ストーリー」という本が並んでいます。
図書分類番号は「580」。
「製造工業」です。
酒などは「食品工業」なのでしょう。
しかし、ポケモンがなぜここに?!
「日経BP社」の本だから?
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2009年2月12日 06時48分
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2009年1月27日 06時35分
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2009年1月18日 11時22分
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鉄道、昔(小さい頃)から大好きなのですが、なかなか乗ったり見たりする
機会がありません。
そこで「本」とネット。
でも「鉄」の道はむつかしい。
「乗鉄」「写鉄」「食鉄」…「鉄ちゃん」は奥が深いです。
先日、図書館で見つけた本がこれ。
藤崎一輝著「仰天列車」。
副題が「鉄道珍車・奇車列伝」。
「試作車・実用車を問わず、怪作・珍作・駄作・失敗作・問題作、思わず
のけぞる『仰天列車』がここに集結」という過激な紹介文。
表紙のイラスト、何コレ? でしょう。
ジェット・エンジンを使った除雪車。
排気とその熱で線路上の雪を吹き飛ばしてしまおうという除雪方法。
その実験車両のイラスト。
で、コレが大失敗だったそうな。
実験したところ、雪だけでなく線路のバラスト(敷石)まで吹き飛ばして
しまって…使い物にならず。
燃費も悪かったそうな。
こんなトンデモ車両がいっぱい紹介されています。
※検索
・なりたま通信所 Bravo: 鉄道 ←仰天列車の写真あれこれ
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2009年1月17日 17時24分
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2009年1月15日 05時59分
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2006年09月07日の記事「大江戸神仙伝」の中で紹介しました
小林郁著「嘉永無人島漂流記 -長州藤曲村廻船遭難事件の研究」、
この本の著者が書いた別の漂流記を図書館から借りてきてきました。
「鳥島漂着物語 -18世紀庶民の無人島体験」
「鳥島」に漂着した遭難民お話しです。
水も食料もない火山島でどうやって生き延びてそして日本へ帰るか、
そんなお話しです。
そして、図書館で見つけた「漂流」がらみのもう一冊の本。
須川邦彦著「無人島に生きる十六人」。
昭和二十三年に書かれた本です。
それが2003年に文庫本になっています。
こちらはフィクション。
ベルヌの「十五少年漂流記」に張り合っています。
面白く、楽しく読めます。
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2009年1月13日 08時30分
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・本 |
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下のトラブルに引っかかった記事のネタ、これです。
図書館でアンテナを検索して見つけた「アンテナタワー千一夜」。
この読書感想文を書いていたのです。
それが…ZAQブログの不調に引っかかってしまってパ〜。
もう一度最初から書く気力がね〜。
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2009年1月10日 21時56分
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山陰小旅行で写してきたイオナイザー、その解説が本に載っていました。
ソフトバンクのサイエンス・アイ親書シリーズ。
タイトルは「巨大高層建築の謎」。
「古代から現代まで技術の粋を集めた建造物のおもしろさ」。
著者は高橋俊介さん。
この本の中、「落から守るための技術」にイオナイザーの解説が載っていました。
104ページの図。
図だけで写真はありませんでしたが、まさにイオナイザー。
この本、「巨大ブリッジを風から守る」という章で、風が原因で落橋したので
有名なアメリカ「タコマ橋」の解説が載っています。
≪YouTubeの動画≫。
この動画の50秒くらいに、揺れる橋の真ん中に自動車が写っています。
これ、橋の設計に関わったファクハーソンさんと人で、危ういところで命拾
いした記されています。
現設計より40%も安くできる設計方法を取り入れたのが運の尽きだったようです。
当時は、風による振動の知識がなかったためにこんな設計が通ってしまったという
ことです。
※タコマ橋の落橋、こっちの動画(YouTube)のほうがスゴイです。
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2009年1月4日 06時47分
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おもしろかった! 「深海のYrr」。
「Yrr」で「イール」と読ませます。
息子(JJ3ENT)が買ってきた本なのです。
3冊で構成されています。
ところが…彼、最初に買ってきたのが「上と下」の2冊。
2冊構成だと思って買ったとのこと。
で、一冊目「上」を読み終わって「下」を読み始めたら話が合わない。
「アレレ?」と調べたら「中」が有ったというのです。
「反則や〜」と叫んでましたね。
「下」を先に読むわけにはいかないしね。
「中」を買ってくるまでの何日か、イライラしておりましたよ。
書評、詳細は上のリンク(Google検索)を探してください。
SF好きにおすすめ。
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2008年12月16日 08時19分
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・本 |
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2008年11月12日 06時21分
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・本 |
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大空のサムライ・坂井三郎で紹介しました「ロバート・ウェストール」さんの本が東成図書館の
「ヤング」コーナーにありました。
「猫の帰還」。 原題は「Blitzcat」。
「blitz」は「電撃戦」とか「急襲」てな意味。
第二次世界大戦のイギリスを舞台に、黒の雌猫ちゃんがあちこち旅する物語です。
1989年に原本が出版されて、この訳本は1998年。
ヤング向けということで、難しい漢字にはふりがなが付けてありますよ。
彼女:猫の名前は「ロード・ゴート」。
こんな名札を首にぶら下げています。
ロード・ゴートは、イギリス大陸派遣軍司令官の名前と同じ。
時はフランス・ダンケルクからの敗走。
そんなときに発せられた「ロード・ゴートが行方不明」という電報が
騒ぎを引き起こします。
司令官ではなく猫が行方不明になったという電報だったのですが、それが
勘違いを呼び大騒ぎに。
猫が主役ですが主題は「戦争」。
主にイギリス空軍が描かれます。
クライマックスはウェリントン爆撃機に入り込んでしまい、尾部銃座から
「Bf110夜間戦闘機」を撃墜するところ。
パラシュート降下までしちゃいます。
やすものの架空戦記より面白い!
波瀾万丈の体験をして最後は無事に飼い主の元へ戻ります。
でも、彼女はわりと平気で冷静。
かって気ままにネコしております。
表紙に描かれた猫のバック、光条は索敵するサーチライト。
原作の表紙も何種類か異なる絵があるようです。
※検索
・「猫の帰還」
・「blitzcat」
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2008年10月31日 09時08分
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・本 |
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2008年10月28日 09時42分
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・ホームページやブログにパソコン /
・本 |
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仕事場の近所にある東成図書館、よく利用させてもらっています。
「生物学:分類番号460」のところ↓
真ん中の黒い本、「Xファイルに潜むサイエンス」は面白かった。
その右隣、「チェルノブイリの森」。
「原子力」に関する本は別のところに置いてあるのに、なんでここにある?
っということで借りてきました。
副題が「事故後20年の自然誌」。
事故が起きたのが1986年。
半減期の長い核種によりいまだ汚染が続いています。
でも、人のいなくなった土地には植物が生い茂り、野生動物が
棲息しています。
汚染地域の現状がどうなっているかのルポルタージュです。
線量計数値の記述が怖い!
そうそう。書架の話し。
「原子力工学」は分類番号539でして、生物とは別の場所にあります。
ここにもチェルノブイリに関する本が置いてあります。
東海村「バケツでウラン事故」を描いた「青い閃光」はうまくまとめられていましたよ。
もうひとつチェルノブイリに関する本があるのがここ。
分類番号540の「電気工学」。
「発電所」だからここに分類されているのでしょうか、「工学」とはちょっと違う
ような本まで置いてあるのが気になります。
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2008年10月28日 09時13分
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・本 |
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笑いたい人、どうぞ!
藤井青銅(ふじい せいどう)著「あんまりな名前」。
モノの名前って、最初に付けた人の勝手。
で、それが正式名称になって「あれまぁな名前」が世に存在するのです。
植物、動物、昆虫、地名、駅名などなど。
決まったモノはそれを使わなければなりません。
表紙にも薄くあれこれ書かれているでしょう。
左上の「ネズミキツネザル」。
あなたはいったいなになの?
3つの動物のうち最後に記されたサルのお仲間なのでしょうか?
中央の「チビオオキノコ」。
あなたは大きいの?小さいの? どちら?
その下「ハイレグアデガエル」。
本当にカエルなんでしょうね。
地名でけっさくなのは「南あわじ市市市」。
(中央図書館のシールで隠れていますが)
「市」が誤植に見えます。
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2008年10月18日 08時25分
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・本 |
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8月8日の記事「男子」・「うめめ」の写真家梅佳代さんが三省堂・新明解国語辞典とコラボレーション。
新明解国語辞典の解説文に梅佳代さんの写真が合わさって楽しませてくれます。
ページを繰ると …例えば「座席」。
『座席:その人が腰掛けて何かを見たりずっとすわって乗って行けたりする席。
座席指定←→立ち席』
てな、具合です。
解説している言葉と写真の数、およそ60。
どのページを開いても「あははは」っと、笑いがこみ上げてくるのです。
内容は三省堂の広告をどうぞ!
この猫ちゃんの写真:座席も出ています。
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2008年9月1日 06時14分
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・本 |
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2008年8月28日 21時43分
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・本 /
・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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2008年8月12日 06時21分
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・本 /
・サイエンス |
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カメラねたかもしれません。
図書館から借りて、表紙の写真を撮らずに返してしまったもので…
けっさくな写真集でした。女房も絶賛。
「梅佳代(うめかよ)」さんの「男子(だんし)」 と 「うめめ」。
↑
本名です
Google検索をリンクしましたが、アマゾンの書評あたりをご覧ください。
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2008年8月8日 12時55分
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・本 |
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「たたら製鉄」に関し、図書館を駆使してあれこれ探しております。
今回はこの2冊。
●たたら吹製鉄の技術と構造の考古学的研究 著者:河瀬正利
各地に残るたたら跡の発掘資料を詳しく解説。
「鉄」を作ってきた人々の歴史です。
著者の河瀬正利さん、今年の6月にお亡くなりになっています。
そして大阪市立図書館の検索ページ、著者のお名前を間違って登録しています。
誤:河瀬 正敏
今度図書館に行ったとき、伝えておきます。
●和鋼風土記 著者:山内登貴夫
1969年、日本鉄鋼協会がスポンサーになって出雲の「たたら」を再現。
映画に記録されました。
その撮影ドキュメンタリです。
この映画、今回の旅行で訪れた各所の科学館で放映紹介されています。
たたら製鉄に必須のものが「砂鉄」と「木炭」。
炭を焼くため、周辺の山はきっと丸裸になっていたのでしょう。
でも、30〜40年先、再び木が使えるようにと植林。
これを繰り返し続けていたわけです。
石見銀山周辺も奥出雲もうっそうと茂った木々が山に残っています。
「松の炭」がよいとなれば松を植え、そこにはきっと松茸もできたいたことでしょう。
石炭石油の化石燃料ではなく、木炭というバイオ燃料を使って鉄を作っていたというのがスゴイ。
排出二酸化炭素の収支を均衡したまま鉄が生まれる。
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2008年7月14日 09時10分
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・本 /
・サイエンス |
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図書館で検索して借りてきたのがこの2冊。
●鉄の文化史
福岡の多々良川流域の話が出てきます。
そして「たたら」という名の地名を集めたページがあって
・多多良 ・多々良 ・多田良
・多多羅 ・多々羅 ・多田羅
・鈩 ・鑪
それに川が付いたり山や池が付いたり、峰 沼 沢 岡 岬 橋
っと「たたら」だらけ。
●たたら製鉄
こちらは中国地方の岡山・広島あたり、吉備・備中・備前の
たたら製鉄遺跡を紹介。
たたら、山陰地方が有名ですが、昔は瀬戸内側でも盛んだったのですね。
砂鉄と炭から鉄を生んでいた昔の人の技術、すごいものがあります。
今度出かけるのは「たたら」を巡る旅かな。
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2008年7月4日 13時25分
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・本 /
・サイエンス |
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2008年7月1日 22時43分
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・あれこれ /
・本 |
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図書館で調べたらこんな本がありました。
渡辺ともみ著「たたら製鉄の近代史」
出雲地方を中心に、たたら製鉄がどのように行われてきたかを
述べています。
とりわけ明治以降、高炉による近代的製鉄との関わりなど、興味
深い内容です。
図や写真が少ないのが惜しいかな。
「石見銀山」の記事にkazzさんがコメントされた「日立金属安来工場」、この工場
の話も出ています。
ここが作るカミソリ刃用鋼材の話、面白かったです。
私が毎日使っているいるヒゲ剃りメーカ「ジレット」が登場しておりました。
安来鋼(やすぎ はがね)=YSS(Yasugi Speciality Steel)なんですね。
そう、安来は「やすき」それとも「やすぎ」?
大田は「おおだ」でしたからね。
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2008年6月25日 05時57分
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・本 /
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JF3DRIさんが紹介されていた写真集「アンテナのある風景」、大阪市立図書館の蔵書にありました。
さっそく借りてきました。
さすがプロのカメラマン。
美しいアンテナの写真ばかり。
表紙のパラボラだけでなく、通信で使われているいろんな形状のアンテナと
そのタワーが設置場所の風景とともに写っています。
初版が1994年。
富士山測候所のレーダードームや長崎県対馬のオメガなど、現在は撤去され
無くなっているアンテナも写真に残っています。
電波暗室の紹介にも2ページ使われています。
(私が撮ったトゲトゲ))
残念ながらアマチュア無線のアンテナはありませんでした。
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2008年6月11日 05時53分
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・アマチュア無線 /
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大阪市立図書館の検索ページをうろうろしていて見つけた本です。
技術空洞 VAIO開発現場で見たソニーの凋落
ということで、SONYの開発現場をぼろくそ。
実際に働いていた人が発している言葉なので説得力は大。
かいつまんで言えば、こんな内容(表紙裏)
新製品発表会での恥ずかしい出来事(会社首脳が製品のことを知らない)。
こんな写真も。
こんな報道を見た開発担当者…面白くないでしょうね。
長いこと仕事をしてきましたが、SONYとは関わったことありません。
(SONYの製品は使ったことあるけど)
※「技術空洞」をGoogle検索
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2008年6月3日 06時14分
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・本 |
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「dancyu」(ダンチュウ)。プレジデント社の月刊誌。
この手の本、自分では買いませんし書店で立ち読みしません。
いつも行く東成図書館に置いてあるので遠慮なく読ませてもらっています。
借りて帰ったら、上の息子が
表紙を見て『うまいこと書いたるなぁ』と感想。
「おいしいおでんと日本酒が、ニッポンを幸せにする!」
そのとおりでして、日本各地の「純米酒」と「おでん」が紹介されています。
おでんに関してはコンビニで販売されているものまで掘り下げるチカラの入れよう。
使われている写真がイイ。
ほんと、美味しそうに撮れています。
ガレージでも気候が暑くなる前に最後の「おでん」(ガレージでは関東煮)をするのも
良いかもしれません。
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2008年6月1日 13時36分
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・本 |
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今月10日発売のトランジスタ技術6月号の特集は「電池」。
カラーページにあれこれ載せてもらっています。
写真の一部はこのブログで先行公開した「コレな〜んだ?」。
電池ボックスに使われているバネ材による電圧降下の話など、まとめています。
ご一読ください。
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2008年5月17日 05時27分
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・本 /
・電子回路工作 /
・電池 |
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息子(JJ3ENT)が買ってきた文庫本。
「ワンダフル・ライフ」
サブタイトルが「バージェス頁岩と生物進化の物語」。
「カンブリア爆発」という言葉、聞いたことがあるでしょうか?
大昔におこった生物種の大量発生!
その当時の化石がたくさん残っている「バージェス頁岩(けつがん)」にまつわる物語です。
息子がこの本を買った理由:
表紙絵の「オパビニア」が可愛かったから…。。。
(おかしなヤツでございます)
この原著が書かれたのが1989年。
ずいぶんたっています。
ですので、その間にも新発見があります。
表紙に描かれたもう一つの絵、「ハルキゲニア」。
本文の解説で使われているのはこんな絵。上下逆なのです。
当時はこうやった立っていたのだろうと思われていたのですが、
実はトンガリのほうが上で、ムニュムニュのほうが足だった
というわけです。
生物進化に関する論議、バージェス頁岩とは、大絶滅など、面白い話題がいっぱい。
おすすめしておきます。
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2008年5月16日 06時02分
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・本 /
・サイエンス |
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図書館で借りてきた「サライ2008年7号」。
「追跡。日本のミステリー作家」「サライ美術館・東山魁夷」「お好み焼き名人になる」という記事が目当て。
東山魁夷は先日の長野旅行で見てきたところ。
で、ページを繰ると、特集。
松本清張さんの作品に関する記事
その記事の中、松本清張愛用の鞄とカメラの紹介があります。
「…一眼レフ・カメラのほかに、複数台のカメラを携帯し、白黒とカラーで取り分けていた。」というキャプション。
カメラはニコンF3。 1980年発売の比較的新しいものです。
写真をよく見るとカメラの頭に見慣れないものが付いています。
何かの電気回路工作だと思われるのですが…。
配線しているリボンケーブルが見えています。
コレはいったい何?
水準器でもないし。
配線の行き先はどこへ?
頭部に窓のようなものがあり、「T M」という文字が見えています。
は・て・さ・て? 謎!!
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2008年5月15日 08時40分
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第二次世界大戦時のお話です。
シベリアの強制労働収容所を脱出し、インドまで歩いて逃げたという想像を絶
する旅が語られています。
裏表紙にざっと内容が紹介されています。
ページをめくると地図が、(クリックで拡大↓)
書評はGoogleで検索してください。
一気に読んでしまいました。
ご本人がこの本を書かれているということは…生きてインドまでたどり着いたということです。
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2008年5月14日 06時06分
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・本 |
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なんぎな日記さんの4月22日の記事「怪光線」。
これを発見!
場所は図書館の書架。
大阪のあれこれが載っている月刊誌「大阪人」。
その3月号。
ぺらぺらめくっていると。
「今も昔も千客万来」というタイトルで「都島・京街道」の記事がありました。
その中にホレ↓
「怪光線:ドイツ光線治療所」の写真があるではありませんか!
その場所、都島区というのは確定!
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2008年4月24日 05時43分
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2008年4月10日 06時32分
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2008年4月8日 22時34分
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自宅ガレージの段ボール箱を漁っていたら(例の59億円事件じゃありませんよ)
中からこんな本が出てきました。
小松左京さんの「日本アパッチ族」。
初版が昭和38年、この本が14版で昭和48年。
430円となっています。
SFを読みまくっていた頃。
ラジオ大阪でやっていた桂米朝さん小松左京さんのトーク番組、
「題名のない番組」もよく聞いていましたよ。
…「題なし」はもっと昔かな。
「なつかしいなぁ」と思って、パラパラめくっていると本の13ページに
こんなイラストが。
大阪城周辺の地図です。 (左が北になってます)
なにせ「アパッチ族」の舞台は「大阪砲兵工廠」ですから。
以前、国土地理院の航空写真で紹介したのですが、
ありゃ!? 公開終了?
あの航空写真、どこにあるんだろう。
探さなくっちゃ…
※この本、ガレージに置いておきますので読みたい人はどうぞ!
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2008年4月7日 06時15分
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「なんぎな日記」さんの記事「人柱」。
淀川に架かる長柄橋、ここに人柱がぁというお話しです。
これが載っている本を図書館で見つけてきました。
「淀川流域の伝承」 淀川区役所が発行。
この42ページに「長柄の人柱」としてまとめられています。
『長柄の人柱は大阪を代表する最も有名な伝承です。…』
『人柱伝説は外国には例がなく、日本だけで、しかも全国的に散在します。』
・・・怖いヨ。
『南詰めに明倫観音がまつられていますが、昭和20年6月7日、B29の70機編隊の
空襲を受けたとき、長柄橋下に待避した三百余の住民たちが爆撃され、死亡した
霊を供養するために建立されたものです。
前を通るたびに、戦争はこりごりだとの思いが強まります。』
・・・なるほど。
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2008年3月29日 09時52分
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昨日の昼休み、仕事場の近所にある東成図書館を訪問。
リクエストしてあった本をもらい行ったのです。
書架に並んである本をあれこれ見ていたら、分類番号「809」のところで…
「あれ? この本この場所でいいの?」。
「809」には「結婚式のスピーチ」とか「司会」や「あいさつ」の本が並んでいます。
(クリックで拡大↓)
この中、2冊だけ場違いな本があるのです。
分類番号の書架を間違って置いてあるというものではありません。
「809」に分類されているのです。
2冊のタイトルは「暗号解読」と「暗号の科学」。
↓
この分類番号「NDC」と呼ばれています。
「日本十進分類法(Nippon Decimal Classification = NDC)」。
これで「809」を調べてみると、
80:言語 → 809:言語生活 となります。
大阪市立図書館でこの2冊の本を検索すると、基本分類「809.7」と出てきます。
「809.7」にどんな本があるのか調べてみると、
・世界史を変えた「暗号」の謎
・暗号事典
・暗号の数理 :改訂新版 -作り方と解読の原理
・暗号解読を楽しむ -戦時の暗号から、平時の暗号まで
・ヒエログリフ・暗号
・小学生の暗号事典(大人にはないしょだよ 7)
など、暗号関連の本がいっぱい。
それにしても、「809」の分類の中に入っているのがおかしな感じです。
暗号って「言語」に分類すべきものなのかしら?
「科学」や「工学」じゃないのかな?
ひょっとして、「暗語」で言語に分類したの?
※ここに細かいのがありました。
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2008年3月13日 06時18分
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2008年3月9日 22時10分
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子供向け科学本の書架で見つけました。
「林 信太郎著 世界一おいしい火山の本」
サブタイトルが「チョコやココアで噴火実験」
難しい漢字にはふりがながふってあります。
でも、子供向けとバカにしてはいけません。
著者は火山地質学、火山岩石学の専門家。
火山への思い入れが、この本からにじみ出ています。
大人が読んでも面白いのです。
さて、食材を使った火山の実験。
著者は「キッチン火山学」と呼んでいます。
・コーラを使って火山爆発実験
・ソースとマヨネーズを使った溶岩実験
・チョコレートマグマで潜在溶岩ドーム実験
:
・スポンジケーキとココアで実験しよう 降下火山灰による土石流
などなどと、なかなか盛りだくさん。
ほんまもんの火山の写真や、怖い火山の話も盛りだくさん。
「おもな火山用語」というページがあって、専門家が使う言葉が
けっこう詳しく解説されています。
ふりがな付きなので、大人が読むと違和感がありますが、なかなかどうして、
面白いのですよ。
たとえば「火山学者」
=「火山研究を職業とする学者。趣味と仕事が一致している人の割合がとても高い。
ぼくのような火山地質学者、地震や地殻変動を調べる火山物理学者、火山ガス
などを調べる火山化学学者の三つに分けられる。」
こりゃご本人がおっしゃっているのですから、間違いないわけでして…。
そして、この本が紹介されています→『死都日本(石黒耀著)』
「ぼくの大好きな火山小説。…一度読み出すと読むのをやめることができない。
あらかじめ、おやつを準備してから読み始めるとよい。」
という感想が記されています。
この「死都日本」、昔に息子が見つけてきまして読んだのですが、いやぁ、面白い。
「日本沈没」より具体性があって「明日おこってもおかしくない」という気持ちに
させられます。
「画像でたどる死都日本」などおすすめ。
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2008年3月8日 04時41分
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図書館で見つけた本です。
まず「ニュースが間違った日」
サブタイトルが
「高校生が追った松本サリン事件報道、そして十年」
1994年におこった松本サリン事件、その誤報道を追った高校生と
放送クラブ顧問の実話。
ニュースを報道する側のテレビ局が取材されるとなるとこんな
身勝手になるんだという見本でしょうか。
(詳細は上の検索リンクからどうぞ)
そしてもう一冊が「恋に導かれた観光再生」
サブタイトル「奇跡のバリアフリー観光誕生の秘密」
伊勢志摩観光をバリアフリーに、というドキュメンタリー。
すてきなお話しです。
これを読んだら伊勢志摩へ行きたくなりますよ。
現在も活動中!
◆≪伊勢志摩バリアフリーツアーセンター≫
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2008年2月23日 09時40分
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2008年2月19日 06時59分
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得猪外明著「へんな日本語の通(つう)になる」。
↓
笑わしてもらいました。
「頭がガンガンする」、
「おなかがキリキリ痛い」、
「胸がムカムカする」など日本語にしかない
擬態語・擬音語を集めています。
擬態語・擬音語をフランス語で「オノマトペ」、
英語で「オノマトピア」と呼びます。
このオノマトペ、世界中の言語で日本語で一番
発達(!)しているそうなのです。
そのあたりも詳しく解説。
『日本人になりすまして潜入したスパイの正体を
見破るのに、この日本語のオノマトペが正しく使
えるかどうかをチェックするのが一番』ということ
らしいです。
オノマトペを使わない文章→裁判の判決として、
その例に『うちのネコが訴えられました(山田タロウ)』が出てきます。
そして、『アホ・バカ』の悪態語の解説には、
『探偵!ナイトスクープ』の『全国アホバカ分布図』が紹介されておりました。
昔の俳句や和歌で使われているオノマトペ、現代になって生まれたオノマトペ、
そして今では使われなくなったオノマトペ、興味深いお話がいっぱいです。
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2008年2月19日 06時39分
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息子(JJ3ENT)が買ってきた本です。
SFじゃなくって「サイエンス・ノンフィクション」。
ガブリエル・ウォーカー著「大気の海」。
副題が「なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか」。
帯には
「私たちは惑星の表面に暮らしているのではない。
大気の海の底で生きているのだ。」
いやぁ、面白い。
空気の重さの測定、ジェット気流、オゾン・ホール、電離層、バン・アレン帯の発見など、
地球を包んでいる大気とその外側に関する科学の歴史が詰まっています。
で、無線ネタになるのですが、電離層のお話しが面白い。
「空の鏡」という章タイトル。
いいですねぇ。電波を反射するので「空の鏡」。
電波が遠くまで届く理由を推理したのがヘビサイドさん。
けど、ノーベル賞の候補者に上がりながら受賞は逃します。
そうとうな奇人だったそうな。
その後、電離層の働きを物理現象として確かめたのがアップルトンさん。
アップルトンさんはノーベル賞をもらいます。
さてここからが初見の知識。
引用開始:
『アップルトンはヘビサイドが発見した層を電気(Electricity)のEを取ってE層と名づけた。
しかしのちに空のもっと高いところにもうひとつの層を発見したため、それをF層と名づけた。
その後、E層の下にもっと薄い層が見つかり、自然にD層と呼ばれるようになった。
アップルトンは次のように述べている。「私がA,B,Cという文字を使わなかったのは
誰かがD層の下に他の層を発見したときのために一つか二つ文字を残しておいたほうが
いいと思ったからだ。しかし結局、見つからなかったのでD層から始まっているように
なってしまった。それは私の間違いだったと認める。」』
電離層の区分が「D,E,F」となっているのはこんな理由なのです。
E層のEが電気のEで、これが最初に見つかった電離層に名づけられたのだと、初めて知りました。
こんな本を読んでいると、小中学校で教えてもらう歴史、社会史じゃなくって科学史を
もっと取り入れて欲しいと思いますよ。
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2008年2月13日 08時54分
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「エニグマ・コード」。
上の息子が買ってきよりました。(3200円+税)
500ページを超えます。
おもしろい!
第二次大戦時、独軍が使ったエニグマ暗号機をめぐる戦いが描かれています。
おもしろくって、どんどん読み進みたいのですが、なにせこのページ数。
それに読み飛ばせないエピソードばかりで手抜きができません。
暗号解読の舞台となったイギリスの「ブレッチリー・パーク」、その場所に筆者の
祖父の祖父が住んでいたというのです。
そんな人がエニグマ暗号機を巡るこの物語をまとめられたのです。
※エニグマに関するお話、ここの過去記事にも出ています。
・「シャドウ・ダイバー」
・「天才の栄光と挫折
※Googleでエニグマ・コードを検索。
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2008年2月1日 06時24分
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「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」
ウェンディ・ムーア 著、矢野真千子 訳、河出書房新社
18世紀半ばに活躍。すごい人です。
本のタイトルは「解剖医」となっていますが「外科医」ですね。
「博物学者」と言ってもよいかもしれません。
本の元名は「The Knife Man」。
人体の秘密を探るため、解剖しまくります。
人脈もすごいです。
キャプテン・クック:世界周航 カンガルーなど標本多数をもらう
ジェンナー:種痘 ハンターの弟子
などなど。
「彼の屋敷は…『ジキル博士とハイド氏』の家のモデルとなったらしい」
「ジョン・ハンターの解剖学標本および博物学品目のコレクションは
ロンドンのハンテリアン博物館に収蔵されている。
当初の14000点のうち半分は1941年の空襲で破壊された。
現存しているのは3500点」
面白い本でした。
書評は検索していただくのが良いかな。
・Google:ジョン・ハンター
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2008年1月28日 08時50分
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先日、図書館で借りてきた本。
「畑村洋太郎著 危険学のすすめ」
六本木ヒルズで起こった回転ドアの挟まれ事故、この再現実験レポートを核にして、
様々なドアや扉、シャッターなどに人が挟まれたらどうなるのか調べています。
ダミー人形を使って、挟まれたときどんな圧力が人体、とりわけ頭部や頸部に加わるのか、
電車、自動車、エレベータ、当然ですが回転扉も含めて、自動、手動の差、などいろいろ
試されています。
数字やグラフの羅列ではなく、実験のプロセスが興味深く描かれているのです。
さて、この本の中に出てきた言葉で注目したのがこれ↓
『バカと技術屋はデカイものをつくりたがる』
『これはより優れた立派なものをつくろうとしたがる技術屋の体質を表現したものである。しかしながら、いまあるものよりも優れた立派なものをつくるためには、それ用の新しい技術と考え方が必要になる。これをつい「従来の技術の延長で行うことができる」と考えるところに大きな落とし穴があるのだ。大型自動回転ドアは、まさにその典型例ではないかと思った。…』
技術屋だけじゃなく、誰もがおちいる落とし穴かもしれません。
※過去記事:「失敗百選」
※関連書籍
※事故を起こした回転ドアの動態保存:三和タジマ
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2008年1月15日 22時02分
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2008年1月13日 09時30分
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「紫外線、おまけ」で話題に出ましたASCII出版の写真集「IFORMATION ART:集積回路の芸術」、大阪府立図書館からやってきました。
40ページあまりのカラー写真でICチップのパターン図が紹介されています。
表紙も裏表紙もパターン図
透明フィルムにカラー印刷されているのです。
ICチップそのものの写真ではなくカラーで印刷されたパターン設計図です。
初期のICは手書き。
これはこれでスゴイです。
時代を経るごとに緻密になっていきます。
これは紫外線消去タイプのEPROM 2708です。
左下に「2708」という文字が見えます。
「紫外線、まだ続く」で写した2708のチップ写真と似ていますでしょうか?
このページ、左側が80386、右が80486。
これらのパターン図が1mくらいに拡大されて、ニューヨーク近代美術館で展示されていたそうです。
まさにアート。
しかし…実際のチップを顕微鏡で覗いているほうがずっと面白いです。
写真集は写真のよさがありますが、窓付きチップを顕微鏡で見るとそれはそれは感激です。
知らない町の地図を見ているような感じになるのです。
ICメーカーのロゴマークを発見したりと、じっと見入ってしまいます。
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2007年12月20日 22時21分
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