ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2012年03月10日(土)
断線!
百均屋さんで買ってきたビデオケーブル(音声はモノラルなんで黒色)、
その音声側がおかしくなってしまいました。

おかしいっといっても、入と出をつなぐだけの単純なケーブルです。
信号が来ない、どこかで切れているという症状です。

導通チェッカーをつないで、電線やプラグ部分をグニグニ。
アース側は異常なし。
信号線側がプラグ部分で断線しているようで、電線を押しつけたとき一瞬、
ブザーが鳴ります。

で、さっそくプラグのモールド部分を解体。



カッターとニッパでチギチギ。



ハンダしたところで切れていました。



ハンダ付け不良じゃないです。
電線(シールド線)の芯線が引っぱられて切れてしまった
んでしょう。
電線を動かないようモールドしてあっても、無理なチカラが
かかればアウト。

もったいないけど、どうしたものか。
黒・黄のプラグを買ってきて付け直そうか…


壮絶死…かわいそうな電子部品

2012年3月10日 09時41分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月09日(金)
トラ技4月号はフレッシャーズ特別号
毎年、トラ技の4月号はフレッシャーズ特別号。
今年2012年もそう。
ベース接地したTrのB端子に女神が降臨(光臨?)しているような
気がします。

まっ、新しいのは本屋さんかトラ技のHPで見てもらうことにして、
2000年の4月号を引っ張り出してきました。
特集が「わかるTr/FET/ダイオード活用術」。
この号に「ECBの妖精」が登場しています。



右下の写真(シリコンのインゴット)も興味深いんですが…
ページ右上のイラストを拡大↓



  アタシはECB(エクボ)
    トランジスタの妖精よ! (はーと)



さらに胸部を拡大↓



何か付いているゾっと思っていましたら、「NPNトランジスタ」の
記号↓でした。



  ↑:LCov編集中の画面キャプチャ


しかしこれから先、「ECB」配列のリード足トランジスタはどうなる
んでしょうね。
おもちゃ病院で修理してるおもちゃの電子回路、
たいてい「EBC」順のトランジスタです。
なんたら9011や9014をよく見かけます。



※関連
2006年07月06日:昔のトランジスタには「味」がある
2011年10月21日:『トラ技ナース』


★東成おもちゃ病院まとめ

2012年3月9日 16時37分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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マイクアンプ回路図発掘
マイクアンプの回路図、古〜いファイルにはさんであったのを
見つけました。
手書きのメモだったんで、Bsch3Vで描き直しました。

(クリックで拡大↓)


差動増幅にカレントミラー。ちょっぴり高級感が。
トランジスタは手持ちの普通の。

ただ… 前記事では40dBっと言っていたゲイン、回路図を見る限り
30dBです。
箱に貼り付けたシールを信じるべきか、メモ回路図が正しいのか…


出力が歪むレベル、電池電圧が1.5Vだと1.06V(p-p)、
1.2Vだと0.83V(p-p)とメモがあります。
3.0Vまで上げると2.10V(p-p)。
Trのバイアス点が微妙なんでしょうね。

2012年3月9日 12時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月08日(木)
マイクアンプ
導通チェッカーのブザー報知周波数で、波形をとらえたマイクアンプ、
こんなのです。



元は何だったんでしょうね。
パワースイッチ(スライドスイッチ)も付いています。
100均屋さんで買った何か。
LEDがいっぱいついたツリー照明だったかな。

その単3電池2本の片側に回路を仕込んで、1.5V駆動。
箱の端っこにマイクを接着。

手組み回路に乗った部品を見ると、だいたいの回路を
想像できるでしょうか。



NPN Trのエミッタにバイパスコンデンサ無しで100Ω。
コレクタ負荷が4.7k。
コレクタからベースに470kで自己バイアス。
コンデンサマイクの負荷が2.2k。
てなところでしょうか。


似たようなの、もうひとつ作ってあります。
こちらはマイクは外付け。
マイクを襟元に付けてという仕様です。
(携帯電話用の外付けイヤホンマイクを利用)
箱に「40dB」っとシールを貼ってありますんで、ちょっと高級回路。





なにやらトランジスタを組み合わせて、ちゃんと帰還アンプを
こしらえています。

このマイクアンプの用途は、会議室なんかでちょっと声を大きくしたい、
けどマイク設備が無い、てなときに使えます。
テレビを外部入力モードにして音声入力にこの出力を接続。
テレビをアンプにしてしまおうというものなんです。
中学校の会議室が、こんな具合でしてテレビはあるけどマイク設備が
無い。
なんとかしたいなぁっと作ったもので、息子どもが通っていた中学校
のPTAやっていた時代ですんで、かれこれ十数年。

回路図、どっかに置いてあるかな。
2012年3月8日 16時44分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年03月07日(水)
導通チェッカーのブザー報知周波数
自作の導通チェッカー、トラ技に載せてもらったのが1996年。
いつのまにか16年が過ぎてしまいました。

そして、この回路を100円ラジオのケースに入れたのが2004年。
なんやかんやで100円ラジオが無くなってしまい、頒布キットは市販の
プラケースに変えました。

その後、回路を見直してマイコン型導通チェッカーに。
これが2008年。
で、現在に至っています。

このマイコン型導通チェッカーはATMELの「ATtiny25V」というマイコンで
動いています。
クロック源はマイコンに内臓のもの。
これでプログラムの動作速度が決まり、ブザー報知音周波数も決まり
ます。

このマイコン内蔵クロックの周波数、どうも誤差が大きいようなのです。
ICを購入した時のロットにもよるのでしょうが、ちょっと気になり出しました。
最新のはこんな分布になっていました。

プログラム済みのチップ20個を3Vで動作させたときの、ブザー報知音
周波数(2kHzを出すようにしている)を計った結果です。
周波数の低いほうから並べます。
  (単位はHz)
1967Hz
1969
1971
1987
1989
1989
1990
1990
1992
1993
1994
1997
2002
2005
2012
2021
2026
2030
2032
2052

20個の平均値は「2000.4Hz」で、ほぼドンピシャなんですが、
標準偏差が約「22」っと、ばらついています。
最大で+52Hzです。
これがどうも、よくありません。

ブザーにマグネチック発音体を使って、「ちょっとでも大きな音を」
っというふうにしてるんですが、ブザーの共振周波数と微妙にズレ
てしまうようで、音の大きさに差が出るのです。
もちろん、ブザー側にも誤差がありますし、ケースに開ける穴の
大きさでも一番大きく聞こえる周波数が変わります。

現在、報知周波数の設定(10段階)はこんな具合におおざっぱ。
  0:1.0k 1:1.2kHz
  2:1.5k 3:1.8k
  4:2.0k 5:2.2k
  6:2.4k 7:2.7k
  8:3.0k 9:3.3k
微妙な周波数調整はできません。

今回、これを2kHzを中心に50Hz単位で変化させられるようにしよう
かと、実験してみました。
  0:1.75k 1:1.80kHz
  2:1.85k 3:1.90k
  4:1.95k 5:2.00k
  6:2.05k 7:2.10k
  8:2.15k 9:2.21k

例えば、このようになります。



上の箱のブザー穴は製作指定のとおりに3.2Φ。
下の箱は、穴経を大きくするとどうなるんか?っと試したもの。
3.2Φだとだいたい2.0kHzで共振するようで、このあたりの周波数で
音が大きくなります。
ところが大きな穴だと微妙に周波数が下がるのです。

どのくらいなのかと調べたのが、下のオシロ波形です。
  (クリックで拡大↓)


ブザー穴のそば50mmくらいの所にコンデンサマイク+1石アンプ
を置いて、そのアンプの出力波形を見ています。

そして、オシロの波形を3枚重ね。
時間軸:0.5ms/div、Y軸:0.2V/div。

波形、上から
  2.00kHz  0.24V(p-p)
  2.10kHz  0.10V(p-p)
  1.85kHz  0.42V(p-p)
っと、2kHzより低い周波数で音量が大きくなっています。
電圧レベルで倍近くということになりました。

ということで、マイコン内蔵クロックの誤差、そして穴径による違い
を吸収するため、キットのマイコン、こまかく周波数調整できるよう
にしたプログラムにして出そうかと考えています。
現在は「BZ1」というバージョンです。


※これからは、制御プログラムのバージョンをBZ2にして頒布します。

2012年3月7日 16時05分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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周波数統一に10兆円とな
昨年の地震・原発事故直後に
   『日本100年の計を考えて、全国を60Hzにしてまいましょう!』
てな記事・コメントを書きました。

で、なにやら、
  「東西の周波数を統一するのに電力会社の設備交換だけで約10兆円かかる」
との試算を経産省が発表したとか。

10兆円、おおいにけっこう。
10年計画でも20年でも、100年かかってもいいでしょ。
これはぜひやりましょうぜ。

今がチャンス。
エコポイントや省エネ減税なんてまやかしより、周波数統一でっせ。
もちろん60Hzに!


※東海道新幹線も東京まで60Hzで走ってるし(笑)
2012年3月7日 09時29分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2012年03月05日(月)
おもちゃ病院用電源
月一で開院している東成おもちゃ病院、そこで使う実験用電源を
こしらえてみました。
いくら仕事場の近くといっても、トランスを使った重い電源を持ち
運ぶのはイヤ。
そこで、AC100V入力DC12V出力のスイッチング・タイプACアダプタ
を使うことにして軽量化。
直流安定化制御回路だけをアルミ箱に組み込みました。
いわゆるCVCC電源。

出来上がりはこんな感じです。


使ったのは、手持ちパーツばっかり。
中身↓


大きな文字で液晶表示の手法で、電圧値を大きく表示しています。
出力電流と入力電圧は小さく(普通の文字で)表示。

出力は0Vから可変。
相手がおもちゃですので、いいとこ電池4本の6Vまで。
006Pの9Vもカバーしなくちゃなりません。
入力電圧さえ上げれば15Vまで出せるようにしてあります。

電流制限はパワーTrのコレクタ側で検出。
「LT6100」、ハイサイド電流検出ICを使っています。
0.1Ωの電流検出抵抗でゲイン10倍ですから、最大2.5Aの
設定。
でも実際はDC入力となるACアダプタの能力次第となります。


回路図  (クリックで拡大↓)




電圧設定のポテンショは≪電源を改造≫の時、余分に買った残り。
液晶が20文字×4行なのは、16文字×2行の手持ちが無かったから。

OP-AMP、AD823はちともったいないか。
でも24Vを入力しても大丈夫なんで。
普通のC-MOS OP-AMPだと16Vが最大。


おもちゃの故障判断、モータを使ったものだと回路側が原因なのか、
それともモータがアウトなのかの見極めがいるんで、役立っています。

回路もモータも生きているけど、メカが渋くなっているなんてことも。
この前は、お菓子のカス(飴ちゃんをなめたよだれだろうな〜)が
原因でメカ部品が固着なんてことがありました。
アルコールで洗浄しようとしたら、真っ赤な塗装が溶けてくる〜。
なかなかたいへん。
仕上げはシリコンスプレーで。

2012年3月5日 15時35分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月02日(金)
『これでトラ技の広告ページとおさらばだ』
タイトル、私の言葉じゃぁありませんので。

野尻抱介著「南極点のピアピア動画」
(ハヤカワ文庫)

面白い!っと息子JJ3ENTが買ってきました。
私はまだ途中(というか40ページ目ほどだ)。

件の台詞のページがこれ。


まさか「トラ技」が出てくるとは!

表紙はこれ↓


わはは。読み進むのが楽しみです。



※野尻抱介さん絡みの過去記事
「ふわふわの泉」:おすすめSFです!
野尻抱介「太陽の簒奪者」
「るくるく」が「ミクミク」していた
「天使は結果オーライ」
「私と月につきあって」
ロケットガールTV放送 第二話は今晩だ
ロケットガール第二話
ロケットガール発見!
RPNで計算中
「るくるく」が「タコタコ」していた


2012年3月2日 12時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年03月01日(木)
百均 単4電池3本・3LEDランプを改造
ずいぶん前、百均屋さんで買ったLEDランプを改造して定電流化してみました。

バラすとこんなの。


単4電池3本が電池ホルダーに入って装着。
お尻部分にスイッチがあってオン・オフ。
LEDは3パラ。
LED基板に電流制限抵抗(6.8Ω)が付いています。

LED基板のパターン側。
この反対側にLEDが3つ並んでます。


スプリングがプラス極。
その手前の白いのが抵抗。
どういうわけか裏返して付けてありました。
なぜ?

円周部分のパターンがマイナス極で、周囲に3つある爪のようなもの
で外装アルミと接触します。

こんな回路です。


外部電源で4.5Vを供給すると150mA流れました。
LED一つあたり50mA。
でも単純並列なんで、どれだけばらついて流れているかは
不明です。
電圧が落ちるとともに、電流も減って暗くなってしまいます。

で、改造は「百均LEDランプを定電流化」と同じ手法。
「TPS61070」を使います。
そして、電池は3本じゃなく2本使いにしてしまいます。

まず回路。


LED個別に電流制限抵抗を入れ、このうち抵抗R1両端が「0.5V」となるように
制御されます。
結果的に定電流。
LEDの特性がちょっとばかし異なっても、独立した電流制限抵抗のおかげで
大きな電流誤差はでないというしかけ。
LED3つでざっと100mA。
0.3Wちょいのランプ駆動電力となります。

ICの取り付けはベタ置きで空中配線。
基板に耐熱絶縁テープを貼り付けてから、コイルとともに接着。



もうちょい拡大↓


クズ線(抵抗の足ね)を使ってハンダ付け。

アルミの円筒に戻したところ。


電池ホルダーは2本だけにしますので、使わない1本は電線でストラップ。



入力電圧と消費電流の変化はこんな感じになりました。

入力電圧 電源電流
 3.2V  0.12A
 3.0V  0.13A
 2.8V  0.14A
 2.6V  0.15A
 2.4V  0.16A
 2.2V  0.19A
 2.0V  0.21A
 1.8V  0.24A
 1.6V  0.28A
 1.4V  0.36A
 1.2V  0.48A

電圧が徐々に0.9Vまで下がるとオフ、
そして、1.1V以上じゃないとオンしません。
1.0V近くまで電圧が下がっても、明るさの変動は無し。
まっ、こんなもんでしょう。


ランプ、懐中電灯まとめ

2012年3月1日 08時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月29日(水)
ローテク図面描きもちょっと工夫
「紙」への図面描き、修正に必須なのが消しゴムと「字消し板」
いろんなカタチの穴があいたなSUS製の板なわけですが、長年使ってきた
ものにはちょっと一工夫してあるのです。

製図板にはマグネットシートが貼ってあって、トレーシングペーパーを
SUS製の用紙押さえで製図板に貼り付けます。
この字消し板もマグネットシートにくっつくので、製図板から落ちない
のですが、しっかりペタリとくっつくとはがれないんです。
で、字消し板のカドをちょいと曲げて、指でつまめるようにしたのです。
ぴったりくっついても、端が浮いているので楽にひきはがして、消した
い場所に移動できます。

今はもう、製図板もドラフターもありませんが、引き出しに入っている
字消し板は当時のままのもんですんで、その加工が残ったままになって
います



私の場合、描いたといってもA2どまり。
青焼きコピー機の最大がA2だったというのが理由かな。


2012年2月29日 16時11分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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たまにはローテク図面描き
電子、電気回路図面はCADなんですが、たまに機構図を描くときも
あります。
でも、機械屋さんや基板屋さんへの概略指示図なんで、そんなに精密
じゃなくてもかまわないんです。
外寸とか穴アケの位置とか、おおざっぱにこんな感じという図面。
   (詳細設計は先方に任せるわけでして)
でも、致命的な寸法記入ミスは×なんで、縮尺を守りながら実際の
大きさを確かめるなんてことになってしまいます。
そんなときはやっぱり方眼入りのトレーシングペーパー。
昔々…CADなんて無い頃の図面は全部これでしたから。
これに青焼きコピーですな。

机の引き出しの中には、そのための道具を入れてあります。
ざざっと出してくるとこんな具合にテンプレートや字消し板が
出てきます。
   ・計算尺は愛嬌で(笑) でも便利なんですよ!



シャーペンもあれこれ買って試してみました。  (字は下手だけど)
やっぱ、軽いのがいい。



※関連記事
2006年04月13日:身の回りのインチ
2005年11月25日:電子工学用計算尺
2007年03月01日:ロケットガール第二話
2007年03月24日:現用中の関数電卓


2012年2月29日 10時38分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2012年02月17日(金)
百均LEDランプを定電流化
今さらですが、百均屋さんで買ってきたLEDランプ(単3電池1本仕様)
を定電流化してみました。

使ったランプはこれ↓




「2WAYランタン」と呼ばれているもので、あちこちで構造とか電気的特性が
見つかります。

100均LEDライト>シルク 2WAYランタン:jr7cwksぶろぐ
ちょっと奥さん 2010/06:

電池のプラス極が接触する部分(写真の透明樹脂内の白いところ)に
昇圧回路が組み込まれています。
まぁ小さいところにうまいこと組まれているのです。

私が買ってきたものはこんな具合。
電源電圧と電源電流、そしてLED電流。
1.5V 0.19A  45mA
1.4V 0.16A  38mA
1.3V 0.13A  30mA
1.2V 0.12A  28mA
1.1V 0.10A  21mA
1.0V 0.09A  17mA
0.9V 0.08A  15mA
0.8V 0.05A   6mA

電池の電圧が落ちるにつれ、LED電流が少なくなって暗くなってきます。
 ※オリジナル回路は平滑コンデンサが入っていないので、
  パルス波がLEDに流れます。その平均電流です。

反射板と外側透明樹脂の間が空いているので、この部分に定電流回路を
組み込んでみることにしました。
元の昇圧回路は使いません。
LEDだけ使います。
反射板中央の穴にLEDを挿入してホットボンドで固定。

使ったICは直近のコンデンサで解決の「TPS61070」
このときのが残っていたので、その活用です。

メーカー(TI)のサンプル回路。

  (クリックで拡大↑)

こんな具合にしています。


R1とR2をパラにしているのは40mAくらい流そうとした手持ち抵抗
の関係です。
FB端子の電圧が0.5Vに制御されるので、約37mAのLED電流になります。

サンハヤトのシール基板「ICB-058」にICをハンダして、あとは空中配線。
反射板の横にホットボンドでぺったんこ。

ねろねろとエエかげんにくっつけてます。
   2液ボンド(エポキシ接着剤)より扱いが楽なんで…
   温度を低くしたハンダゴテの先を当てれば、溶かし直して
   修正もできますんで便利です。


そうそう。
LEDを反射板の中心穴にぺたっと貼り付ければ、ほぼ焦点に来るようで光束が
収束され明るくなります。

電池プラス極接触部から赤黒のリード線を引っ張り出して電源供給。



フロントの防護板をネジ止めして完成。




電源電圧と電源電流の関係はこんな具合になりました。
1.5V  0.10A
1.4V  0.11A
1.3V  0.12A
1.2V  0.14A
1.1V  0.15A
1.0V  0.17A
0.9V  0.10A

1.0Vでは起動できず、1.08V以上でオンします。
徐々に電圧を下げると0.87Vまで動作しています。
ただし1.0V以下になるとLED電流が落ち、暗くなってしまいます。
1.0V以上ならLEDは定電流動作して明るさは変わりません。

電源側の消費電力0.15〜0.17W。
LEDの電力は定電流になっているので約0.11Wとほぼ一定に制御
されます。
  (電流検出抵抗の分を入れた負荷側電力だと0.13Wほど)
オリジナルのままより、ずいぶん効率が良くなりました。

電圧が下がってシャットダウンすると電流がほとんど流れなくなるので、
充電池での運用に良さそうです。

2012年2月17日 16時43分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月16日(木)
LEDユラユラ明滅回路
制御ソフトを提示しないといけないのですが、とりあえず
回路図を。

(クリックで拡大↓)


8ピンのAVRマイコンATtiny13Aで制御。
5つの出力を独立して明滅させています。
デジトラのオープンコレクタで出力しているんで、LEDの定格
に合わせて外付け抵抗を決めます。

輝度変化はPWM。
LED1〜3はユラユラゆっくりと。
LED4と5はチカチカと明滅するように。
てな制御です。


どんなユラユラか見てもらいましょう。
PWM波形をCRで平滑してそのDC変化を見ます。
(クリックで拡大↓)


10秒間の変化をとらえています。
上側波形がユラユラ明滅、下側がチカチカ変化。


次は、PWM波形と平滑出力を比べましょう。
時間軸をちょっと拡大。 (クリックで拡大↓)

上が平滑出力で下がPWM波形。2出力ぶん。

PWMのデューティーにより平滑出力が上下しています。
右下には100%点灯のタイミングが出ました。
チカチカ明滅のほうにはおよそ10mSの消灯時間を入れ
込んでチカチカ感を出しています。
  (平滑回路の時定数のため消灯タイミングには追いついていません)


さらに拡大。  (クリックで拡大↓)

PWMは0.1mS割り込みで処理。
5mS周期、つまり1/50の分解能で明るさを制御しています。


けどこのチップ、どうも内蔵クロックの周波数精度がよくありません。
スペックでは±10%程度らしいんですが(補正値がある)、PWM出力の
様子から計算すると-16%ほどになっています。
まぁ、いいか。


LEDユラユラ制御プログラム ←仕事場のHPで

ランプ、懐中電灯まとめ

2012年2月16日 10時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月14日(火)
「Y」字ネジ
特殊形状のネジはキライです。
今日出会ったのは「Y」字ネジ。



この500円工具に適合刃先が入っていました。
ゆるんでいるということは、それが役に立ったというわけです。



安物らしく刃先のメッキがポロポロと。


で、バラしたのはコレ↓


機械式の24時間タイマースイッチ。
型番「WT-02」。 メーカーは「CUSTOM」。
レバーを使って15分単位でオン・オフを設定できます。
設定がややこしくないぶん、ある意味すぐれもの。

裏面は普通の「+」頭ビスだったんですが、中を開ける段になって
「Y」字ビスが出現したのです

これ、女房からの修理依頼で
  「コンセントに挿すと鳴く」っというクレーム。
静かなところで使っていると、確かに鳴くのです。
  「キゥュ〜〜 … キゥュ〜〜」っと繰り返します。

で、バラして歯車部にシリコンスプレーをシュー。


いちおう解決です。

2012年2月14日 14時04分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月11日(土)
導通チェッカーの検出抵抗値を下げたい
仕事場で頒布しているマイコン型導通チェッカーに関し、こんな質問
(要望)を頂戴しました。

> 先日マイコン型導通チェッカーキットを購入させて頂きました。
> 本日早速製作しまして動作確認まで完了いたしました。
> 有難うございます。
> コンデンサを搭載した機器等では導通音(無音)は問題ありません
> でしたが、トランス等の抵抗値が0.5Ω近辺のものですと導通状態
> となってしまいます。
> ホロホロブザーですとトランスでも音色が変化するのですが、マイ
> コン型導通チェッカーでホロホロブザーの様に音色を変化さすこと
> は出来ますでしょうか?
> ご教授頂ければと思います。
> お手数お掛けしますが宜しく御願い致します。


まず… 導通チェッカーの電気的仕様。
測定端子開放電圧:0.5V(DC)、短絡測定電流:0.1mA(DC)です。

そして、標準的には
短絡〜10Ω  ブザー連続報知 (ピ〜)
10〜50Ω   ブザー断続報知 (ピピピピピ)
       抵抗値により、断続間隔が変化
>50Ω    報知停止
というふうに抵抗値を検出してブザー報知します。

質問は、もっと検出抵抗を小さくしたい、低抵抗を判別でき
ないかという内容です。
たしかに松下の「ホロホロブザー」では、10Ω以下になって
も短絡状態との違いが音の断続でわかります。
2〜3Ωでも違いがわかるでしょうか。
そのかわり、ホロホロブザーは電流が大きいのです。
ピークで50mAほど、平均だと20mAくらいです。
導通チェッカーの200倍の電流値です。
導通チェッカーは電子回路用に設計したもので、小さな電流で
チェックを行っています。
ですので、動力回路のチェックにはある意味不向きです。

内部の処理ですが、抵抗値の判別は以下のようになっています。
マイコンのA/Dコンバータ分解能、1ビットあたりおよそ1mVです。
測定電流が0.1mAですから10Ωの抵抗をつなぐと1mVとなり、
50Ωの抵抗だと5mV。
これ以下(10ビット分解能の数値で5)だと導通有りと判断して
いて非常に微妙な数値なのです。

以上のことを考えて、判別抵抗をもっと小さい値にする方法を
述べてみます。

(1)検出電流を大きくする。
 抵抗R1、R2そしてR6の値を小さくして測定電流を大きくして
 みる。
 電流を10倍にすれば現在50Ωの判断抵抗が5Ωになる。
 でも、R1とR2の抵抗が小さくなると、過大電圧を与えた時の
 耐性が弱くなる。

(2)IC3の直流増幅回路を試してみる。
 マイコン内蔵A/Dコンバータの最小ビットは約10Ωとなっている。
 アンプを使い検出電圧を増幅すると、導通ありとブザー報知する
 抵抗値を今より小さくできるようになる。
 DC電圧として約10倍に増幅すれば10Ωが1Ωになる。
 しかし、OP-AMPのオフセット電圧や、電源電圧(電池電圧)に
 よる変動、外乱(誘導ハム、ノイズ)など、常用するには「不安定」
 なこともあり、キットでは省かせてもらった。
 「回路を見て原理を理解できる人は実験してみて」ということに
 している。

以上のようなことが考えられます。


※追記:とりあえずの案

検出電流を約3mAにする方法。



これで、元の1/30の抵抗値を判別できるようになります。
現在の設定では50Ω以下で断続報知。
これが約1.7Ωになります。
10Ω以下での連続報知、これが約0.3Ωに変化。

  ※R6のかわりに付加したダイオードで0.6Vほど
   電圧が低下するので、検出電流もその分(0.6mA)
   減って2.4mAくらいになるでしょう。
   また、電池電圧の影響も受けます。

設定項目2の断続報知(モールスでK)の設定を少し
大きくしておくと良いでしょう。 (初期値=5)

この改造で「100Vに触っても壊れない」という特徴が
失われます。
R1が発熱するのです。
  Power = V x V ÷ 抵抗値
ですんで、許容W数の大きな抵抗が有利。
24Vなら約0.5Wなので大丈夫です。
  ※回路図には1/4Wと記していますがキットでは1/2Wの
   抵抗を使っています。


※もう一つの案:スイッチで測定電流を切り替える

スイッチ、抵抗、ダイオードを付加し、こんなのはいかがでしょう。



電子回路用の測定電流0.1mAと、低い抵抗値をチェックできる
動力回路用2.5mAをスイッチで切り替える方法です。

パネル面に小型のトグルスイッチを取り付け、
空中配線で抵抗とダイオードを飛ばす、てな具合でしょうか。

2012年2月11日 21時39分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月09日(木)
電源の「+/-」ピンが逆
ACアダプタのプラグ極性だけじゃなく、いろんなところに「+/-逆」の悲劇
が存在しています。

例えばこんなところにも。
「5ピンのSOT23パッケージ」に入った「アナログ・コンパレータIC」。
「マイコン型導通チェッカー」の起動検出に使っている「NSのLMC7215」。
こんなピン配置です。



2番ピンが+で5番ピンがマイナス(単電源で使うならGND)。
ところが、多くのアナログ・コンパレータやOP-AMPが次のような配置
を使っているのです。



2ピンと5ピンが反対。
同じかと思って付けたらデバイスは死にます。


TTLの7400と7402は素子の向きが逆でしたが、電源ピンの極性が
逆というのは、互換品を見つけるときにつらいものがあります。

2012年2月9日 17時40分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年02月08日(水)
外プラスか外マイナスか…
「FDAM-3」時代の私にとって、DCプラグは「外プラス」が標準。



でも最近は(EIJA規格やらで)、昔ながらの外径5.5mm、内径2.1mmの
DCプラグでも「外マイナス」になっています。


  (ソかンか? ご愛敬ね)

過去の自作装置、ほとんどが「外プラス」なんですが、最近のお手軽な
スイッチング方式の大電流出力(と言っても1〜2A)ACアダプタに合わ
せて「外マイナス」のも存在するのです。
   (回路にレギュレータを入れているものは
    できるだけブリッジダイオードを入れる
    ようにして、+/-どちらでも使えるように
    という配慮はしていますけど)

仕事場にはこれらのプラグが付いたACアダプタが混在しています。
ややこしいでんすわ。
そろそろ「外マイナス」に統一しようかと悩んでいます。


※外プラスの利点
・内蔵電池と外部電源を切り替えるとき、プラス側を切断できる。

※外マイナスの利点
・車載で使ったとき、プラグの外(−)がボディーに触れても
 ショートしない。
2012年2月8日 12時38分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月06日(月)
シールド網線が劣化
ノートPC用のACアダプタ(SONYのVAIO用)、出力16V4Aという定格。
『レギュレーション悪、電圧低下』っとメモが貼られ見捨てられて
いました。

「またコンデンサかいな?」っと、バラしてみますと部品外観は
特に異常なし。
そして、裸にした基板のDC出力が出たところで負荷をつないでも
問題となるほどのドロップは生じません。
ところがプラグの付いたDCコードの先に負荷をつなぐとダメ。
アレレ?です。
コードは外皮径約4mmのシールド線。
全長1.2mほど。

外皮を剥いてみると…



ありゃま、網線部がおかしくなっています。
網線を触るとパラパラと銅細線がほぐれて外れてしまいます。



コード全体がこんな感じ。
網線がモロモロ。



こんな状態では4Aも流せません。
どうも外皮を作っている成分が悪さをした感じです。
中心の白色絶縁被覆に緑青ぽいのが付着しています。
でも、中心の銅より線は異常なし。
長年使っている間に外皮樹脂から「瘴気」が漏れ出て銅網線を
劣化させてしまったのかと…
塩素かな?


ACアダプタの型番「PCGA-AC16V6」。
電線には「E66085-C AWN STYLE 1777 80℃ VW-1 BANDO DENSEN」
っと銘が入っています。

2012年2月6日 16時40分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2012年02月03日(金)
被覆破断
ACアダプタのコード、被覆が破れて銅線が見えていました。



なんか刃物が当たったように、スパっと斜めにキズが入っています。
いくら低電圧とはいえ、これは恐い。



いったん電線を切ってハンダ付けで接続、熱収縮チューブで
覆って修復完了です。

2012年2月3日 20時34分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月02日(木)
PC-8201の水晶発振子
私のPC-8201、いっとき不調になったことがあります。
症状は「起動せず」。
原因を探ったところ、CPU 80C85のクロックが止まっていたのです。
電源供給は正常、リセットタイミングも異常なし。
オシロでCPUの信号を見ると、クロックが出ていませんでした。
水晶が発振していません。
水晶発振子は4.9152MHz。
これを新品に交換すると動き出したということがあったのです。
「PC-8201のROM」で、ごそごそしたとき「おかしかった水晶発振子」
を残してあることに気が付きました。



で、ほんとに発振しないのか別回路で試してみたのです。
やっぱりダメ。
発振しません。


PC-8201に付いていた時はこんな具合。

「X1」です。


ということで、解体してみました。
昔の水晶(FT243だっけ)はネジ止めでしたが、HC-6UやこのHC-49U
はシールされています。
外装金属をリューターで削りました。
ほれ、中はこんな具合↓


円盤状の「水晶」が出てきました。



「@字状」になった電極でささえられ、外からの振動を吸収するような
格好になっています。

2012年2月2日 21時18分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年02月01日(水)
PC-8201のROM
居酒屋ガレージ本店のほうで「PC-8201の中身」を紹介しています。
で、先日のこと、フランスのジルさんから、この記事:PC-8201の本にコメントを頂戴しました。
ここに再掲しておきます。

『こんにちは、はじめまして!
 フランスのジルです。
 PC-8201の貴方のHOMEPAGEを見て質問したいことがあって、
 メールしました。
 この間、EBAYでアメリカ人から中古のPC-8201(日本用)を
 買いましたが、届いて調べたらキーボードとケースとMOTHER
 BOARDはちゃんとPC-8201のですが、システムROMだけは違って
 PC-8201A(アメリカやヨーロッパ用)のでした。
 売った人に聞いたら、本人も中古で買ってその時もPC-8201Aの
 システムROMだったそうです。
 問題はPC-8201AのシステムROMは日本のキーボードに対応して
 いないので困っています。
 INTERNETでいろいろ探したんですが、見つけたROMダンプはみん
 な、PC-8201A用でした。
 探し続けたら貴方のHOMEPAGEにたどり着きました。
 図々しいお願いなのですが、もし出来ることなら貴方のPC-8201
 のシステムROMダンプをメールで送ってもらう事は可能でしょうか?
 せっかく大好きな日本のPC-8201は手に入れたのにちゃんと使えな
 いのは悔しいです。
 どうぞよろしくお願いします。
 サルステン ジル より』

ということで、「N82BASIC」のシステムROMデータをお送りしたところ、
うまく動いたとの返事を頂戴しました。

オリジナルROMはこれ↓


こんな素敵なメッセージとともにお礼のメールが届きましたよ。




2012年2月1日 09時11分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年01月30日(月)
大きな文字で液晶表示
「ちょっと大きな文字で表示したかった…」のその後。
1文字あたり「2列×4行」じゃなく「3列×4行」で表示することにしました。

こんな感じ。



以前のこれ↓

  に比べると、ずいぶん見やすくなります。

処理しているのは0〜9の数字と「.」。
「.」は1列だけ使っています。

2012年1月30日 11時44分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年01月28日(土)
ちょっと大きな文字で表示したかった…
実験中の回路、20文字×4行の液晶を載せているのですが、
メインの数字を大きな文字にしたかったので、こんなふうに
してみました。



左側の「18.36」がそれ。
2列4行で1文字を構成。
3列4行にするともっと見やすくなんるのですが、そうすると20文字
液晶だと6文字しか表示できなくなるので、2列にしたのです。

まぁやってみたけど、ちょっと見づらいかなぁ。

2012年1月28日 10時19分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年01月27日(金)
爆発寸前だったぜい
ユニバーサル基板で組んだ実験回路。
ちょっとスカタンして、電解コンデンサを「逆接」していました。

試運転中、何やら不穏な「香り」が…。
電子部品が加熱して発する不安感を増幅させるあの匂いが漂ってきたのです。
電源を切って、発熱している所はないかと探しましたら、これでした。



アツアツです。

頂部の拡大↓


「エイリアン」(シガニーウィーバーさんの映画ね)に出てくるあのタマゴ。
中からもうちょっとでエイリアンの幼生が出てきそう。

2012年1月27日 15時37分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年01月26日(木)
ベッセル製ワイヤーストリッパ
ベッセル製ワイヤーストリッパのその後です。



切れ味は「良」。
UL電線もラッピング線もよく切れます。

しかし、上の写真のように、使用時、左に突き出すロック爪がいけません、
「これ、じゃまやんけ〜」 です。

そして、軽くクルクル回るもんだから、何かの拍子にロックしてしまう、
なんてことも。
せっかくあるんだし、取り外すのもねぇ〜。
黄色のグリップをちょっと切って、握り手と平行になるくらい下側で保持
できるようにしようかしら。


※結局
黄色のグリップをちょっと切り取りました。


そして、ぎゅっとロック爪を押しつけます。


こんな具合に持ち手部分に押しつけられて固定されます。


これで、この爪の「じゃま」がましになりました。
この部分、ぜひ改良して欲しいですね。

2012年1月26日 08時30分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2012年01月25日(水)
ワイヤーストリッパ新参
東成おもちゃ病院用の機材として、ワイヤーストリッパを買ってきました。
選んだのは同じ地域、東成区にある工具メーカー「ベッセル」の「E510」。



はじめて使うストリッパです。



一番右が、昔から使い続けているストリッパ。
この記事↓で解説
  ・2011年10月06日:ワイヤーストリーッパー

真ん中が比較的最近買った物。
こんなこと↓もありました。
  ・2010年07月25日:六つ穴

真ん中のホザン製のよりしっかりしてていい感じ。
でも、ロック用の爪がじゃまかな。
しばらく使ってみます。

2012年1月25日 08時22分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年01月04日(水)
買い占め#3
『見つけた時の大人買い!』



※過去の買い占め↓
2006年12月09日:買い占め
2010年07月15日:買い占め#2


見つけた場所は勝山通りの東どんつき、東大阪市の岸田堂のちょい向こう
にある「セリア」。
この近所では比較的新しい百均屋さんです。






これまでのに比べて、持ち手部分がすっきりしています。
   ※過去の形状→  #1   #2
昔に買ったのは「段々になった部分が疲労」して破断してしまっていたのです。
さて、今度のはどうでしょう。


「ハンマーパンチ」という名称↓


これ↓は製造会社のロゴマークでしょう。


そして、黄色の柄の部分には『MADE IN JAPAN』。



過去の教訓から、ヘッド部分と柄を接着剤でくっつけておきました。
なにせ子供たちが思い切り振り回しますので。

問題はこの樹脂の種類。
「軟質塩ビ」かと思い、スコッチ(住友スリーエム)「6525N」という接着剤を
使ったのですが、適切だったでしょうか?
向学のためご意見求む!

    ↑
  どうも、違うみたいな…


※用途↓
2005年03月28日:ボコスカ・ハンマー完成
2005年08月21日:ボコスカハンマー大人気
2009年07月26日:夏の行事、消化中


※「ボコスカハンマー」をイベントで使ってみたい!というリクエストが
ありましたら貸し出し可能です。
この記事にコメントしてください。



※「ボンドGPクリアー」というのを買ってきて試しています。


さてどうか…

2012年1月4日 17時45分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2011年12月24日(土)
マルチバイブレータでピカピカ
クリスマス直前に女房からの修理依頼。
「ぬいぐるみのクリスマスツリーが光らない!」っと。



インバータIC 74HC04ひとつでマルチバイブレータ3回路を組み、
それで6個のLEDをピカピカしようという回路。
電池2本で、回路は「ぬいぐるみのツリー」の中に仕込んでいます。

トランジスタ技術1993年1月号に掲載されたものです。
  (クリックで拡大↓)




「電源スイッチをオンしても光らない」という症状。
安物の電池ボックスを疑ったのですが、違いました。
電源スイッチそのものの接触不良:オン抵抗の増大でした。
スイッチをグニグニすると動作することがあります。
テスターでチェックすると不安定に十Ω〜数十Ωの抵抗を示します。

使っていたスイッチは「日開」製のスライドスイッチ「SS-22」



2回路なのは特に意味が無く、たまたま手持ちだったから。

さっそく解体。



こんな具合になっています。
接点電極を挟み込む「∩」状の金具がスライドします。

接点の様子。


角度を変えて。


接点金属の表面酸化なんでしょうか?
まぁずいぶん使っているわけでして、しかたないかな〜。
手持ちの別のスイッチに交換して修理完了です。
なんとかクリスマスに間に合いました。


2011年12月24日 10時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年12月21日(水)
AVRマイコンでピカピカ
クリスマスシーズンになると登場します。

今回、電池駆動からACアダプタ仕様に改造しました。
これまでは単3電池で「つつましく」光らせていたのです。
外部電源にしたことで、電池のもちを気にしないで良くなりました。






※技術資料
・この製作の資料は「Vector」
AVRマイコンで作るクリスマスツリー用LED点滅回路をどうぞ。

AVRマイコン「AT90S1200」を単3電池3本で光らせていたのですが、
今シーズンは「もっと明るくせぃ」とのお告げで、電池運用から
ACアダプタによる外部電源に変えました。
ですんで、ピカピカも賑やかになっています。

「LM3909(LED点滅専用IC)」のうほう(熊サンタ)は組み替えまして、
AT90S1200の出力にトランジスタアレーを追加。
LEDの駆動電流を増やしています。
使ったトランジスタアレーは部品箱から救い出したもの。
NECの「uPA53C」。
ずいぶん昔のです。
14ピンでダーリントン・トランジスタが5回路入っています。

「雪だるま」の裏はこんな具合。

電池ボックスをくっつけていた両面テープが残っています。
こちらのほうは、マイコンの出力ポートそのままで
(とうぜん電流制限抵抗は入っている)でLEDを駆動。

「熊サンタ」のはこちら↓


マイコンの出力はHアクティブになるので、ソフトを手直し。
「AT90S1200」なんて、もう使うこと無いだろっと思っていま
した。
今回の改造で手持ちのチップ(新品残5個)が役立ちました。


AT90S1200について
せっかくですんで、制御マイコンについて少し。
  ・なにせ初期のAVRマイコン。
   チップを買ってきたときは外部発振(外付けXTAL)になっている。
   内蔵発振器を使おうとすると、いったんパラレル・プログラミング
   しなけりゃならない。
   だもんで、ツールが別にいる。
   新しいAVRマイコンはシリアルで発振モードを書き換え
   できるようになっている。
  ・スタックが3レベルしかない。
   割り込みを使ったら、サブルーチンのネストは2回まで。
   push、popもできない。
  ・RAMが無い!
   内部レジスタ32個がRAMがわり。
  ・RAMをアクセスできるポインタが一つだけ(Zレジスタ)。
  ・ROM内に置いたデータテーブルをアクセスする手段がないのだ!
  ・EEPROM64バイトが載っている。
  ・ポートの数、全部で15ビット。
   個別に入出力が指定できる。


BLINK1.ASM:Vectorにアップしてあるソースを見ると日付が2001年11月。
10年ぶりの改造となったわけです。

2011年12月21日 14時41分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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工具の消磁
ドライバ(ねじ回しね)のように着磁して便利なものと、ピンセットやニッパ、
ストリッパのように磁力を持つと困ってしまうものがあります。

「着磁してしまう百均ピンセット」、こんな方法で消磁しています。



この空芯ソレノイドは、何かをバラして出てきたものでしょうね。
インダクタンスを計ると1.2H(ミリじゃなく)。
これにAC100Vを加えます。

磁化したものを穴に入れて通過させると消磁完了。
そのとき、「ビビビビビ」っと60Hzに引っぱられます。
磁化しないsus製の工具(ちゃんとしたピンセットなど)はそれがありません。


★東成おもちゃ病院・まとめ

2011年12月21日 09時55分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2011年12月19日(月)
AVRマイコンのスタック・ポインタ
PICマイコン(昔ながらの下位チップ)の場合、スタック・ポインタ
はリセットで初期化されます。
でも、AVRマイコンの場合はスタック・ポインタに自分で値を入れて
から使わなくてはなりません。

しかし…
20ピンのA/Dコンバータ付きAVRマイコン「ATtiny261」を使おうと、
データシートを読んでますと
  「スタック・ポインタの初期値はRAMEND」
っとなっていたのです。
本当かいな? っと調べてみましたら、確かに。
電源オンやリセットでRAMEND(内蔵RAMの最後)に初期化されます。

他のはどうや? っと、調べてみますと「導通チェッカー」
使っている「ATtiny25」も初期値がRAMENDになっていました。
知らないうちにあれこれ改良されているもんですね。

2011年12月19日 13時39分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年12月17日(土)
豆電球ランプをLEDに
家にある豆電球ランプ、改造できそうなのをLED化。
女房に「何かある?」っと言ったら、出てきました。
今度はこんなの。
単3電池2直で2.5Vの豆電球を光らせるというランプ。



押すと点灯、もう一度押すと消灯。
オルタネート・スイッチが仕込んであります。
百均の商品のようなんですが、何かのイベントの景品でもらっ
たのかなぁ。
買ったんじゃないと思います。

それをLED化してみました。
使ったのは1Wの電球色LED。


お手軽に工作。
電池ホルダー上に基板を乗せただけ。


LEDには80mAちょい流してます。
  (定電流化:検出TrのBに保護抵抗を直列挿入)
むちゃ明るい。


さて、残るは昔ながらの懐中電灯。
どうしたものか…


左右が単1電池2本。 真ん中のが単2電池4本使い。
豆電球を反射板で集光するタイプ。

2011年12月17日 06時33分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年12月16日(金)
LEDランタン(4LED)
豆電球ランプの改造が続きます。
これぞ≪ランタン≫でしょ。  この前のは「ヘッドランプ」ですから。



昔々、近鉄今里駅前商店街に「マツヤデンキ」が有った頃、
お客様へのプレゼント品でもらった「豆電球ランプ」を改造しました。
すでに10年はなるかなぁ。
単3電池4本直列で4.8V定格の豆電球を点灯するというものです。

上部のカバー(傘にに取っ手、防水リング付き)を取り外すと、発光部
が見えます。

下にはメッキされた樹脂の反射板があり、なかなかすぐれもの。

豆電球のかわりに白色発光LEDを2直2パラで4つ仕込みました。

  (次に作るときはLEDの配置を 」‖「 ではなく
    >‖< になるようにかな)

制御回路はトラ技2012年1月号のLEDランタン回路を元に、
「ELM - LEDヘッドランプ」の電流制限回路を付加しました。



電池は単3、2本直列。



消費電流、3.0Vで0.1A、2.0Vで0.16A。
1Vを切っても光ります。
そして1V近くまで電圧が下がってもLEDの電流はほぼ一定に制御
されます。(1列20mAちょい)

テスト点灯にはニッ水電池を使いましたが、電池のエネルギーを
すっからかんになるまで吸い尽くすので、充電池の使用は×。
アルカリ電池を使い切る感じで用いるのが良いかと思います。


2011年12月16日 09時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年12月15日(木)
百均ピンセット4種類
前回の百均ピンセットも含めて4種類集まりました。



右3つが新たに百均屋さんで買ってきた物。
並べてみます。



袋入りの写真の左から順に上から並べました。
「強力型」と「鷲口型」、厚みがあってなかなか良さげ。
百円(税抜き)とは思えない高級感。
      ↓

厚みがあるので、刃先がしっかりしています。


でも左から二つ目(袋入り写真)の「とげ抜き」(白・黄緑の袋)は
ペラペラで「×」。
これはおもちゃです。

左端の「ネイルアート用」(ピンクの袋)は前回に言ったように、
「○」を付けれるでしょう。

ただ、せっかくの「強力型」と「鷲口型」、根元の接合部まで厚み
のある素材でできていて、「閉じるのにチカラがいる」のです。
しっかりしているんですが、これが残念。
常用するにはちょっとねぇ、なんですよ。

ちゃんとしたピンセットのように、接合部の厚みが薄いと、軽い
チカラで閉じれます。

そこで、ちょっと強硬手段。
百円だからできることかも。
接合部付近をグラインダーで削って薄くしてみました。


   (この写真を撮ってから、もう一段薄くしちゃいました)
こうすると、閉じるチカラが弱まり快適に使えます。
手を入れなくちゃなりませんが、百均屋さんで見かけたら入手しておく
ことをおすすめします。


☆ただし、磁化します。
磁石に近づけると磁力を保持。
部品のリード屑(鉄、ニッケルを含む)がくっつくと離れません。
消磁は必須。


★東成おもちゃ病院・まとめ

2011年12月15日 15時59分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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トラ技2012年1月号のLEDランタン回路
トランジスタ技術2012年1月号に、ちょいと興味深い記事が載っていました。



・電池1個で連続10日点灯! LEDランタン  (著者:小田展生)
 普通の部品で作れる! 電池を逆接続しても壊れない
 限界0.3Vまで吸い尽くす






記事の回路をこのヘッドランプに組み込んでみました。
  (単3電池4本使用なのだが2パラを2直で使っている)





神戸の地震の後、大阪市に「地域防災リーダー」制度ができた直後に
購入した備品です。
1997年年末の日付が記してあります。
ということはもう14年。

※参
 防災リーダー、現在はこのLEDヘッドランプを使っています。


「豆電球」のガラスを割ってしまい、そこにLEDをハンダして取り付けます。



電球のネジ部分がマイナスでカソード。
中心のポッチリがアノード。
カソードには細線をハンダして動かせるように。
発光面高さを、中心ポッチリへのアノードリードのハンダで調節し、
反射板の焦点に合わせられるようにしておきます。



反射板を当てて様子を見、LEDアノードのハンダ付けをやり直しして
焦点の最適点を探します。

このLED、『裸で点灯ショー』から取り外したものなんです。
照射角が狭くなく、横への光量も大きかったのでスペックの詳細は
不明ですが使ってみました。

組み立てはこんな具合。
単3電池1本でも2パラにしても使えます。



LEDヘッドランプのできあがり。



元の豆電球に比べると、ずいぶん明るくなりました。
消費電流は1.5Vで0.11A、1.0Vで0.1A。

※トラ技の記事どおりではありません
 ・Trの品番違い
 ・NPN TRのhFEの影響が大
 ・発振周波数と駆動電流が変化
 ・それに合わせて抵抗を調整


※参考
  ・chanさんの「ELM - LEDヘッドランプ」でも、この松下製ヘッドランプ
   が改造のベースになっています。


※検索:『LED豆電球』
  ・LED豆電球:サイキット(株) …面白そう

おおさかおもちゃ病院:不明なもの

2011年12月15日 08時33分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2011年12月12日(月)
精米器故障
女房からのhelp。
『精米器が動かなくなった〜』っと。

我が家のお米、玄米状態で仕入れています。
基本、ご飯を炊く前に精米。
   (この時の精米はちょっと特殊だったのです)

メーカーは「ツインバード」。
型番は「MR-D720」。


もう3年ほど使っているでしょうか。
中を開け、様子を見てみました。

右側がモータ。
ベルトで左側の回転軸(精米機構)を回します。
手前が制御回路。
ヒューズも飛んでませんし、フタ開閉検出のリミットスイッチも正常。
操作すると、モータの駆動電圧が出ています。
ということで、モータがアウト。 (定格DC100Vのモータ)

女房殿、何やらヌカが欲しかったとかで長時間運転させたそうな…
そういわれれば、モータ機構の隙間から見える巻線、なんとなく焼けて
いるような感じがします。

修理できるものかどうか、買ったお店に相談中。
そして、新品の値段も聞いています。
候補は、
 ・タイガー   RSE-A100
 ・ツインバード MR-E700
 ・山本電気   MB-RC02SW


精米済みの米が残っているんで、すぐにいるという状況ではなさそうです。

2011年12月12日 10時35分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2011年12月08日(木)
「箪笥」に「ダンス」
「箪笥(たんす)」に「ダンス」。
電気屋さんにはネタバレかな。

「ESRを計るには」の記事中に出てきた「リアクタンス」という言葉。
ふと思ったので書き留めておきます。

  レジスタンス
  コンダクタンス
  リアクタンス
  サセプタンス
  アドミタンス
  イミタンス
  キャパシタンス
  インダクタンス

上のこれらは「箪笥」なんですが、「インピーダンス」だけが「ダンス」

なぜ?

「寿司(すし)」は単独だと「すし」。
でも「いなりずし」や「巻きずし」だと「ずし」。
「インピーダンス」もこの変化の仲間?
そんなわけはありません。
しかし、なんで「ダンス」なんでしょうね?


せっかくですんで水魚堂・岡田信子さんに踊ってもらいます。
The BASIC:黄昏劇場より「インピーダンス・ダンス!!」


2011年12月8日 15時12分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2011年12月07日(水)
ESRを計るには
≪交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる≫で、交流の定電流回路を
ごそごそしておりました。
↑の回路の周波数は1kHz。
コンデンサのESR(抵抗分)を計る場合、もっと高い100kHzが使われているようです。

  ※ほんとなら、リアクタンスとは別位相で出てくる抵抗分だけ
   を計ればいいんでしょうが、同期検波回路を入れたりとやや
   こしい。
   100kHzだと100uFあたりのコンデンサになると、リアクタンス
   分が小さくなる。 (16ミリオーム)
   まぁ無視してまおうという考えかと。

で、ちょっと実験しましたが、「ミリオーム」を読みたいとなるとやっぱり「四端子法」
じゃないとうまくいきません。
そして100kHzと周波数が高いので、1kHzと同じような差動アンプだとCMRR
不足で、入力を短絡(ゼロオームを測定)しても出力が出てしまいまいます。

ちょっとブロック図を(クリックで拡大↓)



【Plan1】が差動アンプを使った回路。
アンプのCMRR不足で、入力短絡でも出力が出てしまうのです。
電流端子とGND系が共通なんで、同相信号が微妙に増幅されてしまうのです。


【Plan2】が入力系のGNDを分離する実験。
トランスを使います。
うまく行くんですが、シールド無しのトランスなんで漏洩磁束を拾ってしまい
微妙なんです。
V+とV-を短絡した状態で電流を流すリード線をトランスに近づけると、
リークを拾って出力が出てしまう。
あるいは、100kHzの正弦波を作っているLCフィルタのコイルに近づけても
影響があるんです。

そこで【Plan3】。
出力系を分離してみました。
この場合、定電流制御をどうするか。
二次側に検出抵抗を入れて、その両端電圧でフィードバック。
GNDを分離するためここに別電源が必要か…
電源を別にするんじゃなく、ここもトランスで信号絶縁をやってみようか
と思案中です。


2011年12月7日 15時01分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2011年12月02日(金)
2液ボンドをネロネロ
商品名「アラルダイト」、2液のエポキシ接着剤。



混ぜるための下敷き(写真の白い板)、いつ頃からか小さくなってしまいました。
この小さいのでネロネロしていたら手についちゃうって。

で、いつも使っているのが養生テープ。
ぺたっと机に貼り付け、その上でネロネロ。
テープが動かないんで、安定して作業できます。


2011年12月2日 16時34分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2011年11月26日(土)
売切り品大特価!赤色16セグLED
金曜日、ひさしぶりにシリコンハウスを訪問。
光り物コーナーに置いてあった16セグメント赤色LED
「買って、買って」と呼んでいました。

10個パックされていたんで、それを購入。

それでも「500円」。
ずいぶん以前(2009年12月)からの特価現品限り品。
セグメント、光らなくても赤色になっています。
スモーク板が必須かな。
さて、何を作ろうかしら…

5桁のダイナミックスキャンにしたらどのくらいの輝度になるか?
だいぶ暗くなるかなぁ?
そのあたりから確かめてみますわ。
2011年11月26日 17時26分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2011年11月25日(金)
「大声」、使っていただきました
大声コンテスト用大声レベル計測器「大声トライアル」
淡路島の北淡震災記念公園 - 秋祭り!!で使っていただきました。

ほうとうは11月6日が予定日「入館者800万人感謝イベント」だったんですが、
雨天で中止に。
で、23日に秋祭りとして実施されたというしだい。

装置をいったん送り返してもらうのももったいないので、
通常より長い貸出期間となってしまいました。

で、その謝礼というわけで、
「たこせんべい」に「玉ねぎせんべい」、「玉ねぎスープ」が
同梱されて装置が帰ってきました。
今、そのせんべいを頂戴しながらこれを書いてます。




※ニュース
震災被災地「頑張れ」 : 兵庫 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

2011年11月25日 13時47分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月21日(月)
「大声」、使っていただきました
仕事場のほうでレンタルしています大声コンテスト用大声レベル計測器「大声トライアル」
広島の「ぽっちゃりクラブ美トンさんで使っていただきました。
ポスターと写真を頂戴したので紹介(笑)



このポスター↑に、大阪人では理解できない言葉が出ています。

『腹の底からおらべ!!』

「おらぶ」=「叫ぶ、怒鳴る」とのこと。
知りませんでした。



計測時間は3秒。
その間の大声レベルを積算します。
ピークじゃないんです。
ですんで、続けて大声を出さなくてはなりません。

2011年11月21日 10時54分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月17日(木)
壮絶死#23:半固定抵抗
30年以上前の装置を修理。 (私の設計じゃないですよ)
非常に古いカタチの半固定抵抗が焼損していました。



マイナスネジの頭が両面に出ているので、プリント基板に取り付けた後でも、
裏表どちらからでも調整できます。


ある意味すぐれもの。

解体↓ 回転軸のCリングを外すと分離できます。


過大電圧が加わって焼損。
これ以外にも、周辺の抵抗がやられていました。

可動接点部分の拡大↓


スライダー部分はキレイでした。
同じものなんて手に入らない(探そうともしなかった)んで、
端子が一列に並んだタイプの半固定抵抗を持ってきてなんとか装着。
で、無事に修理完了。
まだまだ使うで〜…とのこと。
人も機械も長生きできると幸せです。

そうそう。
固定抵抗と可変抵抗、「半固定」と言いますが「半可変」とは言いませんなぁ。



壮絶死…かわいそうな電子部品

2011年11月17日 06時05分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月16日(水)
壮絶死#22:基板ハンダ面の爆裂火口
★壮絶死シリーズ、だいぶ増えてきました(笑)。
昨晩の修理品。
プリント基板に「爆裂火口」ができていました。

まず遠景↓ 写真中央です。


拡大↓


片面基板ですんで、スルーホールはありません。
部品(パワー抵抗)は抜け落ちていました。
ハンダごと銅箔が溶けたという感じ。
こんなのを作ろうっと思ってもなかなかできるもんじゃありません。
壮絶死#11:アフリカのリシャット構造(笑)に通じるものを感じます。

2011年11月16日 13時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月10日(木)
ユニバーサル基板で
常用している全穴ユニバーサル基板(万能基板でいいかなっ)、
サンハヤトの「ICB-98」が好き。  (紙エポキシ材)
つい先ほど、実験回路を組んでいたら…エッチング不良に遭遇!
パターンがつながってしまっています。



電源回りのラインをハンダしたときに「あれれ?」です。
ハンダを落としたんじゃありませんよ。
ピンセットの先で引っかいても外れませんのでパターンがしっかり
残っているんでしょう。
まぁ珍しい。


※過去記事
修理依頼品:ミキサー  …断線箇所を見つけて修理完了だ
品質管理  …これはひどい
修理依頼  …液もれコンデンサによるパターン溶解



2011年11月10日 16時33分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月09日(水)
トラ技12月号
CQ出版のトランジスタ技術12月号が送られてきました。



年間購読のと、ちょこっと記事を書いたのでその著者献本、
合わせて2冊。
さっそくですが、私の記事、図に訂正があります。

  147pの図1。
  「A地点」「B地点」と記されているリレー接点記号、
  正しくは「A接点」と「B接点」。

手書き図の文字が読みにくかったんかなぁ。


そうそう、どなたかこの本いりますか?
他にもだぶっているトラ技が何冊か溜まっています。
まとめていかが?

2011年11月9日 15時06分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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2011年11月08日(火)
使いつぶしたピンセット
乱暴作業用に置いているピンセット。
もう何十年選手です。
なんでこんなことになったんか、記憶にありません。
「パチッ!」っと行った、放電痕。





生きた電源を触ったのか、充電された大容量コンデンサに触れたのか…
まだまだ使えます。
2011年11月8日 19時30分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年11月07日(月)
百均ピンセット
百均屋さんのダイソーが桃谷にできたんで、土曜日の夕刻に寄ってみました。
いつも行くのは東成区の大今里店
店によってあれこれ違うんで面白い。

で、女性用化粧品コーナーで見つけたのがこのピンセット。
工具売り場じゃないんです。



先細タイプのスタイリッシュなカタチ。
材質は「ステンレス」。

微妙に磁石に引き寄せられます。
着磁さしたらあきまへんで。

先端はこんな具合↓

ピンピンにはなっていません。
無理にピンピンにするとこんな恥ずかしいこと↓になってしまうんで、
強度が確保できなけりゃ、尖らせないでもいいんじゃないかと思います。


   (↑これは別のピンセット)

横方向にチカラを加えても、先端のズレはここまで。
いい感じです。


電線をほぐした細線もうまく摘めます。
これが105円。
工具売り場じゃ見つからないのがミソ。



※関連過去記事
2010年02月13日:ピンセット
2010年02月25日:鯵(アジ)の骨


★東成おもちゃ病院・まとめ

2011年11月7日 09時43分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2011年11月04日(金)
PICマイコン書き込み器
PICマイコン、自作の書き込み器を使ってます。
で、新しい(というか、新規導入品)PICマイコンをゴソゴソするたびに
そのマイコンの書き込みアルゴリズムに対応した処理プログラムを追加
して使っています。

ということで、メモ。
「PIC12F615」の書き込み、今までのと違って書き込みのコマンドがちょいと
変わっていることに気が付きました。

内部タイマー自動停止形の「BeginProgramming」コマンドが無くなって、
外部停止命令形のコマンドだけになっていたのです。
停止指令「End Programming」コマンドを送ってやらなくてはなりません。
このコードが、以前に作ってあった16F88などのとは異なっていたのです。
書き込みツールに12F615用のルーチンを追加しても、あれれ?
書き込んでくれません。
じっくりデータシートを読んだら、書き込みの手順とコマンドコードが違う
のに気が付いたという次第です。

まっ。自分だけのツールですんで、原因さえ分かれば誰に迷惑をかけるでなく、
納得。
一件落着ということで、12F615:8pinのPICマイコンをごそごそしてます。


2011年11月4日 16時44分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2011年10月27日(木)
USB出力充電器 CW-130DEN
桃谷の百均屋さんんで買ってきた、USBコネクタ出力の充電器、
型番が「CW-130DEN」
単3電池2本で5Vを出力します。
「USBポート付き充電用電池BOX」という品名タイトル。
USBケーブルを挿して、携帯電話などを緊急充電という仕組み。

いきなり解体↓


回路は片面基板に小さくまとめられています。




面実装部品が使われています。


USBのデータ端子は抵抗で分圧して電圧を保持。

ずいぶんこまかい数値。

DC-DCコンバータ制御ICの拡大↓


「BL8530」というICだそうです。


せっかくですんで、特性を調べてみました。
入力電圧を1.8V〜3.4Vまで変化。
負荷電流を変えながら、出力電圧と入力電流を計っています。
入力電流は1Aでカット。
出力電圧は4Vでカット。


まずは出力電圧の変化。 (クリックで拡大↓)



その時の入力電流。  (クリックで拡大↓)



説明書には定格出力電圧や出力電流は記されていません。
で、ちょっとコイルが小さいかなと思い、手元にあった
元の倍くらいの径のコイルに交換してみました。

22uHのコイルに付け替えたときの様子です。
出力電圧の変化  (クリックで拡大↓)


そして、入力電流の変化   (クリックで拡大↓)


ちょっとだけ、効率が良く(入力電流が減少)なりました。

そうそう。
電池を入れっぱなしだと0.2mAほど電流が流れます。
何もつながなくても電池が消耗するので、未使用時は
電池を外しておかなくてはいけません。

2011年10月27日 17時17分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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