ドコモの充電器、出力電圧の微調整では、出力電圧を少し下げてみる
(5.6V→5.0V)という改造でした。
ちょい昔ですが、ノートPCに付属の外部電源に対し、こんな改造を
したことがあります。
当時のメモを引っ張り出してきて、改造部分の回路図を描いてみました。
●改造の目的
・24V電源は、あれこれ手持ちのがあるが、もうちょい高い
電圧がほしかった。
・出力電圧を調整できる24Vスイッチング電源でも、最大で出せる
のは+20%くらいの28Vあたりまで。
・もうちょい高い電圧、32Vあたりがほしい。
・出力電流は1A程度。 (常用値は0.3Aくらい)
・手持ちの電源で32Vを出せるのは、実験用のシリーズレギュレータ。
・これは、トランスを使っているんで重いし、持ち運びに不便。
・新品電源を買うのもなぁ…。
●やってみた
・ジャンク電源をあさって出てきたのが、昔々のノートPC用
の外付け電源。
・PC本体は捨ててしまったけど、電源は「また使えるかも」
っと、置いてあった。
・この出力が「22V 1.35A」という定格。
・昔のものなんで、キュウキュウには詰まっていない。
・制御回路も単純。
・電圧制御している定数をちょいと変えればなんとかなるんじゃ。
・22V→32Vなんでおよそ1.5倍の電圧アップ。
●制御部を回路展開
・出力回路を展開して、制御方法を調査。
それがこれ↓
・トランジスタのエミッタ電圧がツェナーダイオードで安定化
されていて、ベース電圧とR1・R2の比で出力電圧が決まる。
・R1の抵抗値を変えれば、出力電圧アップも可能じゃないか。
●失敗
・R1を7.5K→12Kにすると、32V弱の出力電圧が得られた。
・しかし、電流が取れない。
・0.3Aほど流すと、一次側に組まれた保護回路が働き、出力が
カットされてしまう。
・う〜む。
●だめもとで
・スイッチング電源トランスの二次側電圧が不足しているんだろうと、
二次側巻線を追加することに。
・トランスの足につながっている二次側巻線の片方を浮かし、
そこに追加巻線を接続。
・電圧アップはおよそ1.5倍なんで、インダクタンスとして2倍
ほどになればということで、巻き数を調整。
・はい。 これで、成功。 1.5A流してもOK.
・抵抗を微調整して出力32Vに。
・3.9Kと390Ωの抵抗も4.7kと470にちょいアップ。
その様子です。
昔のなんで、余裕を持って組まれています。
トランスも、巻線とコア間に隙間があって、「線を巻いてみたら」っと
誘われているようでした。
追加巻線の様子。
わずか4ターンです。
このポリウレタン線は最終確認後、ホットボンドで固定しています。
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2015年1月30日 09時36分
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・電子回路工作 |
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解体したドコモの充電器、「5.6V 600mA」という定格でした。
5V系の回路で使うには、ちょいと出力電圧が高いのが気になります。
せっかくばらしたんですから、回路を追いかけてみました。
前記事の写真、その左下がDC出力回路です。
左下を拡大してみます。
左上のIC1で基準電圧と比較しているようです。
そして、GNDと+出力につながった2つの抵抗で出力電圧を設定
しています。
それが、 R12:1003 と R11:50D
R12の左が0V。 その右側に基準電圧値が加わっています。
そして、R11の右側がプラス出力につながっています。
このR11に対し、別の抵抗を並列につなぐと、出力電圧を下げる
ことが可能です。
R12の「1003」はすなおに値が読めますんで「100kΩ」。
さて、「50D」と記されたR11、この値は???
※参考pdf
(1) 「50」はE96系列の数字記号
01が先頭で100 50だと324
(2) 「D」は乗数で10^3
(3) ということで「324kΩ」
この抵抗に、ちょいと高抵抗(MΩ代)を並列こつなぐと、
出力電圧がちょこっと下がります。
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2015年1月29日 10時11分
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・電子回路工作 |
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ドコモの、古〜い携帯電話充電器、外装樹脂をパチッっと割って解体
してしてみました。
シンプルな片面基板。
中央左の「IC1」で、電圧検出しているようです。
この回りの抵抗を変えれば、出力電圧の微調整ができそうです。
※参考:出力電圧の微調整方法
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2015年1月27日 21時13分
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・電子回路工作 |
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ちょいとメモ(回路図)を残しておきます。
出窓で使っている、モータ駆動用DC24V電源をオン/オフしている
回路です。
出窓の上に取り付けた焦電センサーで、前を歩く人を見つけて、
一定時間だけ駆動系の電源をオンするのです。
マイコンは使わず、CMOSの「モノマルチ」をタイマーにしています。
(クリックで拡大↓)
・<出窓まとめ>
※この回路の問題点
・出窓の前の道を自動車や自転車が通過しても反応してしまう。
・検出ですぐにオンするのが原因。
・立ち止まった人だけに反応するようにしたい。
・オンするまで時間待ちを入れ、一瞬の検出は無視するように。
こうなるとマイコンで制御ですわ。
こんな感じかな (クリックで拡大↓)
・ACアダプタじゃなく、スイッチング電源をケース内に内蔵
・検出時間と駆動時間をボリュームで設定
・自動・オフ・手動オンをスイッチ切替
制御タイミングはこんなの。 (クリックで拡大↓)
・出力オフの間は、入力のオンを累積カウント。
・入力オフでもカウントをゼロに戻さず、ダウンカウント。
・VR1の設定値に達したら、出力をオンしてカウントをVR2の値に。
・入力オンでカウント値をVR2に戻す。
・入力オフでダウンカウントし、ゼロになると出力オフ。
これで、出窓前を通る自転車や自動車を除去しようという目論みです。
出窓の前に立ち止まってもらうと、あれこれ動き出すわけです。
これ↓が出窓直上にある焦電センサーボックス。
検出範囲、けっこう広くって、出窓前の東西の道だけでなく、
横の南北の道を行く人も捕まえちゃいます。
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2015年1月27日 14時07分
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・電子回路工作 /
・出窓 |
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浩平(長男)と話をしてて、彼から「3文字略語」の問題が飛び出
してきました。
平:「CDCとは?」
私:えっと、エボラのやな。
なんだっけ。 中央防疫なんたら…
平:「Centers for Disease Control and Prevention
日本語やと、アメリカ疾病予防管理センター。」
私:ほうほう。
平:「次、ECBとは?」
私:エミッタ・コレクタ・ベース! (自信を持って)
平:「… … …」
: (反応無し)
「European Central Bank 欧州中央銀行や。」
私:ECBと聞かれたら、電子回路屋はトランジスタの足の並びで反応する
しかないわなぁ。
おそまつ。
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2015年1月26日 12時38分
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・サイエンス |
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1月10日の東成おもちゃ病院でてこずったのが「クレーンゲーム」。
<左右><前後>にクレーン基部が動いて、鎖につながったバケットが
<上下>します。
この3軸を動かすのに、それぞれDCモータが付いていて正逆制御
できるようになっています。
動作不良の原因はモータ軸に取り付けられた樹脂ギアの割れ。
負荷が加わると滑って減速ギアが動かないという状態だったのです。
これが3つのうち2つのモータに起こっていました。
メカ部はこんなの。
赤いラックが左右移動。
灰色のが前後移動。
鎖が見えているのが上下駆動。
この四角い箱の中に組み込まれています。
複雑に絡まったギア機構のせいで、これの解体(モータを取り出す
ため)にてこずりました。
ゲームを「スタート」すると、スピーカから音楽が鳴り、一定時間、
モータを操作するスイッチが使えるようになります。
左右、前後、上下のスイッチはそれぞれ独立していて、ジョイスティック
の形状になっています。
中立位置で停止。
両手を使えば同時にオンすることも可能です。
どのタイミングでも正逆回転できるんで、「どんつき」の検出用に
リミットスイッチが付いています。
一方の限度まで進むとモータが止まり、その反対側にしか動かなく
なるようにしてあるのです。
※上下の鎖駆動はメカ的なスリップ機構で止めてました。
音出しとタイマー制御をしているので、制御基板が乗っています。
このモータ駆動、普通に回路設計するとこんな感じかな。
※1軸だけを図示
左側の手動操作スイッチの状態と右の上下に記したリミットスイッチ
の状態を読み込んで、正逆駆動回路をドライブ。
マイコンを使っての制御となると、こんなところでしょうか。
修理の過程で、モータのつなぎを追いかけたところ、下図のような
手動駆動回路が使われていました。
<正転・停止・逆転>のスイッチが2回路になっていて、それで
モータの極性を切替します。
そして「どんつき検出」用リミットスイッチの「B接点」を使い、
うまい具合にどんつきの反対にしか回らない制御を実現しています。
ゲームが始まるとトランジスタがオンして、タイムアップで切れるまで
電源が供給(GND側をスイッチ)されます。
方向切替を図示するとこんな具合です。
何かの参考になりますかしら。
※関連
・CDドライブでポケウォーカーを駆動
・メモ:出窓用モータ駆動回路
・出窓:正月モード
・75パーミル登坂、C11も
・出窓:75パーミル登坂制御回路
・逆転機能付きモータ駆動IC
・DCモータ正逆回転制御回路
・DCモータ正逆回転制御回路できあがり
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2015年1月24日 09時16分
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・電子回路工作 /
・おもちゃ病院 |
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CANパッケージの「741」の続き。
部品箱を漁ってみたらもうちょい年代を遡れました。
左の710はコンパレータ。 これが1975年
そして1973年の741。 こいつが最古かな。
右側の714はlow offset電圧のアンプ。
OP-07相当のアンプです。
生死は不明。
ロジックICの古いのは捨てられないジャンクパーツに出ています。
これらは1973年製。
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2015年1月23日 14時11分
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・電子回路工作 /
・修理 |
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こんなOP-AMPが乗った基板を修理しなくちゃなりません。
CANパッケージの「741」。
「F」はフェアチャイルド。 1986年製。
これから調べますが、きっとこれが悪いんじゃないでしょう。
おっと。 別の基板で、もっと古いのが出てきましたよ。
1978年製。
1978年のトラ技は広告を抜き去っているんで、価格は調べられませんが、
広告ページが残っていたトラ技1976年8月号の「信越電機商会」の
広告では「150円」となっています。
当時は消費税なんて無しね。
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2015年1月22日 13時26分
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・修理 /
・電子回路工作 |
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ひさしぶりに起動したキングジムのポメラDM10。
2009年3月に正悟が買ったものです。
キータッチは良好!
でも、外装樹脂が劣化して「ねちゃねちゃ」になってます。
前回の起動日は不明ですが、これはアウト!
「ねちゃねちゃ」で、さわると触った指先までねちゃねちゃが移ります。
動作は正常でちゃんと動くんですが、ねちゃねちゃが気持ち
悪くって触れません!
こんな具合に、樹脂部を指先で押さえると、指紋が付いちゃいます。
ねちゃねちゃして、こりゃ、あきませんわ。
材質の問題なんでしょうが、経年劣化とはいえ、ちょいとこりゃ
許せるレベルじゃないという感触ですわ!
とりあえず、メーカーに言ってみます。
※これの発展系って、今もあるのでしょうか?
DM10の電源は単4電池2本。
これがすばらしい。
※追記
メーカーからの修理見積が出ました。
こんな記載が。
・お客様指摘症状
「外装がベタベタになった」
※ベタベタは、加水分解によりケース塗料の
劣化によるものと思われます。
パーツ交換による対応となります。
で、見積金額がコレ↓ (クリックで拡大↓)
高額だったので、修理はキャンセル。
返送してもらっても、もう「イラネ」ということで、
「廃棄」をお願いしました。
なお、後継機の「DM5、DM25、DM100」は今回のDM10とは外装が
異なり、ラバー塗装はしていないとのことです。
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2015年1月21日 21時31分
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・ホームページやブログにパソコン /
・修理 |
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今使っている針式テスター、サンワの「CP-7D」が満身創痍になってきたんで、
秋月に部品を注文したついでに、アナログテスターを買ってみました。
CP-7D、作業机の上に常備しているんですが、
・現場へ持って行くとき、工具箱の中でぐちゃぐちゃっと
・作業中、誤って落下 (カバー割れにメータ軸受ダメージ)
・レンジ切り替えミス (抵抗を交換)
などが積もり積もって、そろそろ新しいのにと思っておりました。
テスターリードも経年劣化で硬くなっています。
あれこれの修理の時など、デジタルテスターだけではなくアナログテスター
が必須です。
で、買ったのがこれ。
MASTEC社アナログマルチメータ・7007
なにせ税込みで1200円。
「アチャー」でもあきらめがつきます。
などと思っていましたら、やってきたテスターの目盛板を見て
「あれまぁ」でっす。
一番上のΩレンジじゃなく、その下の電圧、電流レンジの目盛り、
「100」前後(75〜125)と「250」手前(225〜250)の刻みが他の
部分と間隔が異なっています。
交流電圧レンジの0V付近で目盛が詰まるというのは、整流ダイオードの
非直線性が原因で発生するんですが、メータのほぼ中央、100付近
の非等間隔はなんなんでしょうか。
こうなると、気になるのは精度。
スペック表ではフルスケールの5%。
とりあえず、直流電源とデジタルテスターをつないで、確かめてみました。
まずDC10Vレンジ。
テスターの針を目盛に合わせて、そのときの電圧値をデジタルテスターで読みます。
それがこれ↓
10Vの目盛に針が来るように電源の電圧を調整して、そのときの
デジタルテスターで読んだ電圧が9.82Vだっとということです。
その右の数字はパーセントでの誤差。
次が2.5Vレンジ。
測定系の誤差(電圧レンジなので分圧抵抗)というより、メータそのものの
直線性が出ていないようです。
メータの右側、フルスケール付近で圧縮されてしまう感じです。
このテスターの中身を見ると、メータに行くラインに半固定抵抗
が付いていました。
これを回すとフルスケールが調整できます。
しかし、フルスケールを正しくすると、メータ中央付近の値が大きめ
に出てしまいますし、中央を正しくするとフルスケール付近が
小さくなってしまいます。
う〜む。
こんなものとあきらめるしかないですかな。
この値段では文句も言えません(笑)。
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2015年1月21日 12時57分
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・電子回路工作 |
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2015年1月19日 10時54分
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・電池 |
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夕刻のスズメちゃん、ガレージ近所の電柱にとまっています。
しかし、6600Vの柱上トランスと周辺の配線。
いくら空中にいるんで絶縁しているから、といっても6600V。
ほんとに大丈夫なんか、心配でっす。
人間では考えられません。
どなたか、生きている6600Vのラインを握った体験者はおられますか?
もちろん絶縁グローブなどの安全装備をしての話です。
「ぶ〜ん」という60Hzを感じるのでしょうか?
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2015年1月18日 19時52分
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・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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今朝、仕事場へ出かけたとき、近鉄高架の下にこんな「ゴミ」が…
「いったい、どうしたの?」っと、語りかけたくなります。
(で、携帯電話内蔵カメラで写真を)
地名表示の緑色看板の高さが80cmちょいなんで、大きさを
推定してもらえるかと。
キティ、けっこう大きいものです。
でも… 昼前、帰りしなにはもうありませんでした。
ゴミになったのか、新たな「飼い主」が見つかったのか(笑)
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2015年1月18日 18時23分
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・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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2015年01月15日:コードレス電話用充電池の続きです。
電池の寿命で長時間通話ができなくなった自宅のコードレス電話
子機を仕事場に持ち込んで、様子を見てみました。
まず!!
仕事場のコードレス電話器電池との比較。
右のが自宅のでサンヨー製。
左のが仕事場で使っているもので、シャープ製。
似たような充電池でどちらも単4サイズ×3。
ところが、この接続コネクタに注目!!
まず、右側のサンヨー製。
1番ピンが黒で電池のマイナス側。
ところが左のシャープ製は↓
1番ピンが赤になっていて電池のプラス側。
同じコネクタなのに互換性無し!
これは、どういうこと??
どこのコネクタなんでしょね。
「5264」「MSH」っとマークがあります。
※そう、私の場合、多くの設計で「若い番号をプラス側」に
しています。
2ピンのコネクタなら「1:プラス、2:マイナス」という
感じです。
4ピンなら「1:電源、2:信号A、3:信号B、4:GND」てな並びに。
でも、マイクに使うXLRコネクターのように、
「1番はGNDにする」という掟も考えなくちゃなりません。
さて、このシャープ製子機の充電の様子です。
電池を取り出してテスターをつなぎ(電流レンジ)、電池電圧を
プリンターシールドを使ったチャートレコーダーで
観察することにしました。
(クリックで拡大↑)
※チャート紙上下の「染み」は用紙切れ間近の警報色(赤)です。
モノクロでスキャンしたんで。
電圧レンジは0〜5V。 紙送りは1cm/分です。
これを見ると、1分サイクルで充電と待機が繰り返されています。
充電電流は約90mA。 一定ではなく、変動しています。
待機状態に変わると5〜10mAの消費に。
それが繰り返されて、電池電圧が徐々に上がっている様子が
捕らえられました。
8分後の(A)点で、充電台から子機を外しました。
すると、親機を探そうとするんでしょう、100〜150mAという電流が流れます。
もちろん電池のエネルギーを消費する側です。
親機は持ってきていないんで、「親機が見つからない」という
表示を出し、5〜10mAくらいに落ち着きます。
子機のボタンを操作すると、再サーチするんでしょう、再び大
きな電流が流れます。
あれこれするうち、(B)になると電池の消耗警報が出ました。
電池を新しくした子機ではなく、電池がへたったままの子機でのテスト
でしたんで、1分サイクルの充電がどういう制御になっているのか
までは不明です。
普通なら充電完了とともに充電が止まるような制御になるのかと
思うのですが、どうでしょうか。
もし、このサイクルが続くとしたら「充電しすぎ」になるかと思います。
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2015年1月17日 10時23分
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・電池 |
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部品箱のフォトカプラを漁っていたら、こんなのが出てきました。
ロジック入力・ロジック出力のフォトカプラ74OL6000。
フェアチャイルド製です。
とある装置の組み立てで使ったんですが、試作止まりで量産に
は至らずじまい。
そのうち、チップが廃番に・・・
LS-TTL入力でTTL出力。
入力のLED側ドライブがロジックでできるというものです。
出力がオープンコレクタになったのやインバータになったのが
ラインナップされていました。
現在はFOD0710やHCPL-0710でシリーズ化されています。
ただし、6ピンではなく8ピンです。
※FOD8001も
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2015年1月15日 20時52分
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・電子回路工作 |
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家で使っているコードレス電話。
その充電池が劣化しているようで、「話し込んだらすぐに警報が出る」
との苦情が女房から。
で、電話子機を仕事場に持ち込んで、ちょいと調べてみました。
電池は単4サイズ×3のニッ水。
「3.6V 700mAh」と定格が記されています。
外部電源をつないで、どのくらいの電圧まで下がったら警報が
出るのか試してみましたら「3.6Vで」要充電表示。
もう少し下がって「3.4V」になるとアラーム音が出ます。
1本あたり1.13V。 なかなか厳しい判定です。
さて、電池の劣化具合。
内部抵抗に現れるかと計ってみますと「860mΩ」。
1本あたり280mΩ。
う〜む。
まぁ、電池の寿命なんでしょうが、どうしたものか・・・
※外装フィルムを外してみましたが、ヒューズやポリスイッチなどの
短絡保護部品は入っていませんでした。
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2015年1月15日 13時23分
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・電池 |
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ほっときぱなっしだったパナソニックに単3ニッ水電池HHR-3XPS。
新品未使用のまま約10年間放置。
これを充放電してみて、目を覚ますかどうかを見てみました。
開封後、電圧を調べると放電しきっていましたんでまずは充電。
その後に放電です。 放電器はこれ。
充放電を繰り返して、どんな放電特性になるかその目覚め具合を
ご覧ください。
●1回目 (クリックで拡大↓)
●2回目
●3回目
●4回目
●5回目
5回の充放電で、特性がそろいました。
前の記事にも書きましたが、電池1と2、そして電池3と4がペアになっていました
で、目の覚め方が似たんじゃないかと思っています。
それにしても、放電維持電圧の平坦部が低いです。
また、1.15Vまで下がると、あとはほんとストンとドロップ。
この特性は、ちょい怖いです。
※参考
・充電池と充電器
・DIMAGE7i技術資料
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2015年1月14日 16時47分
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・電池 |
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2015年1月14日 16時24分
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・電子回路工作 |
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これって、どこのメーカーなんでしょう?
右側に受発光部があります。
型番の記載が見当たりません。
マークを拡大↓
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2015年1月13日 14時47分
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・電子回路工作 /
・修理 /
・HELP ME!(助けて〜) |
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今夜の肴は、ジャガイモ+マカロニ+水菜サラダ。
(+キャベツ+ニンジン+タマゴ+ピーナッツ+魚肉ソーセージ)
この写真のてっぺんに乗っているミニトマト、お箸でつまんだとき、
机下に落下。
どこへ行ったか「行方不明」でっす。
※レーザープリンタの下から出てきました(笑)
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2015年1月12日 19時44分
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・食べもの |
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玄関に飾ってある女房製作、陶器の「ウサギ」ちゃん。
これを私が落としてしまいました。
結果… 左耳が折損。
そこで、困ったときの「アラルダイト」。
2液のエポキシ接着剤です。
これを「ネロネロ」するときに役立つのが「養生テープ」です。
2011年12月02日:2液ボンドをネロネロで、紹介しています。
気温が低いと硬化に時間がかかるのですが、無事に接着完了。
他の女房製作陶器仲間達に合流です。
今回折ったのは左耳でしたが、良く見ると右耳にも補修痕を発見!
これは私じゃ無い!!(笑)
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2015年1月11日 09時17分
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・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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またまた図書館で借りてきた本です。
自衛隊員が撮った東日本大震災
サブタイトルが「内側からでしか分からない真実の記録」。
その34、35ページの見開き写真に気になる機材が写っていました。
黄色○のところ。
いわゆるユンボ。
バックホーですな。
この「バケット」の向きが気になったのです。
黄色の部分を拡大↓
左上の
これが見慣れた形。
運転者側にバケットの中が見えて、手前に持ち上げるという操作
になります。
ところが、右下の写真。
バケットを動かすシリンダーが下になっていて、バケットが
向こう側になっています。
瓦礫を排除して道を開くにはこのほうが便利なのかと・・・
しかし、バケットの向きを簡単に付け替えられるものなのかと
思い、写真を良く見ますと・・・
上に見えているアームの支持部が特殊な格好になっています。
きっとここで「回転」するのかなぁっと。
運転者の操作で自由な角度に回転できるのでしょうか?
メカの世界、その中でも建設機械は面白いぞ!!
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2015年1月8日 14時51分
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・HELP ME!(助けて〜) |
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昨年7月にBEIさんとこからエナジャイザーリチウム電池が
やってきたとき、写真の単3ニッケル水素充電池が同梱さ
れていました。
まずはこれ。
パナソニックの「HHR-3MPS」。
「エネループ」に張り合っていた電池です。
2000mAh(min)という性能。
届いたのは使いさし。
電池の外装を良く見ると「死亡?」というメモが書かれていました。
電池の製造年マークは「0611」。
2006年11月ですから8年前のブツ。
こちらにやってきてからはほったらかしで充電していません。
およそ半年間放置していたわけです。
これがどうなっているのか、ちょいと調べてみました。
※使用ツール
・電池電圧チェッカー
・交流定電流方式を使った電池内部抵抗測定回路
電池電圧と内部抵抗を示します。
# 無負荷 4.7Ω 1Ω 内部抵抗
#1 1.26V 1.17V 0.92V 255mΩ
#2 1.26V 1.22V 1.08V 131mΩ
#3 1.25V 1.17V 0.92V 250mΩ
#4 1.26V 1.17V 0.95V 232mΩ
1Ω負荷でも電圧が出てきましたよ。
#1が「死亡?」と記された電池です。
内部抵抗が大きいと、負荷にした抵抗が小さい時のドロップが
大きくなります。
放電停止電圧を低い目にして、どのくらいのエネルギーが残って
いるのか、ちょっと見てみます。
そして、もう一つの電池がやはりパナソニックのHHR-3XPS。
これは新品でした!
「2005年3月現在業界最高!レベル容量」というシールが
メーカーの誇りを表しています(笑)。
製造年月のマークは「0505」で、つまりおよそ10年間放置
していたことになります。
しかし、残念ながらエネルギーは残っていませんでした。
デジタルテスターでは「0.54〜0.56V」を示していましたが、
電池電圧チェッカーは起動できません。
内部抵抗を測ると「21〜24mΩ」となっていました。
これから充電してみますね。
生き返るかな?
※HHR-3MPSの放電結果。
最終充電日は不明ですが(半年前?)、使い古された電池
でもこれだけの容量が残っていました。
放電器はこれ。 負荷抵抗1Ωで0.8Vまで放電。
(クリックで拡大↓)
内部抵抗の測定結果が小さかった電池#2の放電維持電圧
が高く出ています。
しかし、内部抵抗が200mΩになるとさすがにもうスラッシュや
デジタルカメラなどの消費電流が大きな機器では使えません。
充電できるかどうかを見てから「電池の墓場箱」に仕舞い込ん
でおきますわ(笑)。
※HHR-3XPSの充電結果
使った充電器は充電時間表示機能付きBQ-390。
その結果です
# 全体 大電流
時間 充電時間 無負荷 4.7Ω 1Ω 内部抵抗
1 40m33s 06m52s 1.38V 1.36V 1.31V 14mΩ
2 18m23s 02m33s 1.36V 1.35V 1.29V 15mΩ
3 38m53s 23m09s 1.38V 1.36V 1.31V 14mΩ
4 39m02s 23m12s 1.38V 1.36V 1.31V 15mΩ
#3,4に比べて#1,2の充電時間が短くなりました。
何らかの理由で、十分充電されていないのかもしれません。
※4本パックの電池でしたが、#1=#2、#3=#4とペアで
シュリンク包装されていましたので、微妙に
特性に違いが出ているのかもしれません。
これから放電させて、10年の眠りからよみがえるのかを見てみます。
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2015年1月7日 17時52分
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・電池 |
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トランジスタ技術が提携している韓国の月刊誌「電子技術」がCQ出版から
送られてきました。
誌面の文字はハングル。 ・・・読めません(笑)
何が載っているのかとパラパラめくりますと、ありました。
トラ技2014年1月号に載った「電池イジメ」の記事でした。
これが翻訳されています。
著者名(私)は漢字のままです。
(クリックで拡大↓)
元となったトラ技の記事はこんなのでした。
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2015年1月7日 09時08分
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・電子回路工作 |
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私は年末の25日から体調不良に。
23日にあった餅つき、大勢の人がいたんで、その中でうつってしまったようです。
発熱は無いんですが、咳と痰。
現時点、まだ痰がからみます。
私の女房・智ちゃんは正月明けの2日から。
女房は発熱してました。
現在は平常に。
そして、ガレージ仲間がえらいことに。
今夜の「ガレージ開店メール」への返信を紹介しておきます。(笑)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・亀ちゃん
今日は朝からずぶ濡れです
熱はなんとかな感じなので
今日もお休みします
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・武ちゃん
風邪ひいてしもた
今日はお休みします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・古っぴ
私もついにインフルエンザA型が出ました。
仕事もあるし頑張ってます。
今熱はひいて平熱です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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2015年1月6日 20時32分
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・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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天気が良いとと、庭にはスズメちゃんだけじゃなく、他の鳥さんもやってきます。
シジュウカラ↓
メジロ↓
水浴びが好きなようです。
でも、スズメ以上に動きが早いんで、高速シャッターを切りた
いんですが、カメラの性能が・・・。
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2015年1月4日 18時41分
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・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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出窓も正月モードに。
(クリックで拡大↓)
左端には電磁ブランコに乗ったひつじのショーン。
右側は「上下凧」とプチ電車シリーズの「EF81」北斗星。
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2015年1月2日 09時53分
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・出窓 |
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2015年1月1日 08時59分
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・電子回路工作 |
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本年も「居酒屋ガレージ日記」をご贔屓くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。
いつもどおりのメガネ4人組・あんぽんたん家族↓
私は1955年3月生まれ。 だもんで、3月で満60歳。
JH3DBOの開局が1970年4月。
ということは、45年。
次の再免許申請、ちゃんとやっておりますんで。
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2015年1月1日 08時33分
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・あれこれ |
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「修理:近鉄電車・方向幕」は趣味の品でしたが、これはプロの機材。
眼科で使われる測定装置のプローブ接続用コネクタが「グラグラ」に
なって接触不良を起こしているという修理依頼です。
こちらに届いた装置は、とりあえずなんとか接触を確保するため
ということで、コネクタがテープでぐるぐる巻き。
テープを切って、取り外すと「LEMO」のコネクタが見えてきました。
さすが、高級品。
「LEMO」のコネクタです。
しかし、「Lアングル取り付け」ということで、外からのチカラによる
無理がかかったのでしょう、基板との取り付け部がダメージを
受けていました。
何度もこじるチカラが加わったのでしょう、ハンダが浮いてしまっています。
これ、ハンダを吸ったわけじゃありませんよ。
基板のハンダ面を見たそのままです。
コネクタが動くことでハンダが外れて、こうなったのでしょう。
少し揺すると、かろうじて1ピンだけ残っていた外周接続のピンも外れ、
コネクタがぽろりと外れてしまいました。
信号線はジャンパーで復旧できるのですが、問題はコネクタの固定。
エポキシ接着剤で固めてしまおうかと思ったのですが、ふたたび同様の
トラブルが生じたときのことを考えると、接着剤で固化するのも
考え物です。
で、やった方法。
・コネクタの樹脂を削り、ハンダできるボス金属を露出。
・基板部品面のGNDパターン(もともとつながっている)と
露出させたボス金属をハンダ付けして固定。
それがこの写真↓
ハンダ付けでの補修ですが、接着剤でゴテゴテにするより
強度はありそうです。
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2014年12月31日 21時06分
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・修理 |
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2014年12月29日 17時19分
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・修理 |
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2014年12月29日 16時31分
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・サイエンス |
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師走になり、あちこち「外呑み」が多いので、撃墜数は減っています。
一升瓶:12本
四合瓶:4本
左端がサントリーのウイスキー「ローヤル」。
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2014年12月26日 21時17分
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・撃墜マーク |
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外国製の装置で使われていたDC24V・4回路のリレー。
日本のだとオムロンのMY4リレーやパナソニックのHC4リレーに
相当するんでしょう。
群青色の美しいコイルが巻かれていました。
これの接点が接触不良。
通電していると接触が悪くなり、装置のパネルをたたくと回復したり、
テストのために基板をむき出しにしてからは、基板に圧力を加えると
回復したりという症状が出ていました。
で、これの動作状況なんですが、
・トランス+ブリッジダイオード+電解コンデンサで電源を作っている
・通電後はほとんどオンしっぱなし
・外国製の製品ということで、電源トランスの一次側にはいくつか
のタップがある (100V,110V,220V,240V)
・電源は100Vのタップが選ばれていた
・整流出力が定格24Vに比べてちょいと高く28Vほどに
さて、基板から外してリレーを良く見ると、コイルの足近くが
こんな具合に。 樹脂が溶けているような…
コイルの抵抗は日本製とほぼ同じ670Ωほど。
それに28Vでしたから、電圧は16%増し、電力としては36%増し。
オムロンもパナも、この手のリレーの最大定格は、電圧で10%。
修理は、このリレーは使わず接点を常時オンすることで、解決しました。
(24Vリレーはこれ一つだけだった)
電圧が高くって常時通電。
それで、自分で発熱して溶けたのかな〜。
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2014年12月25日 17時42分
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・電子回路工作 /
・出窓 |
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昨夏から続けている電池イジメ、エネループ・スタンダードが
400回目の充放電を達成しました。
※現在は「インパルス」といっしょに充放電を行っています。
まず、400回目放電直前の内部抵抗。
216mΩ → 30分間胸ポケットで保温すると155mΩに。
ずいぶんと上昇してきています。
温度変化にも敏感。
ちなみに30回目で33〜43mΩだったインパルスの内部抵抗は、
今回は50回目の充放になるわけで、
64mΩ → 30分間胸ポケットで保温で55mΩに。
なんとなく上昇気味です。
インパルス、JIS C8708では115回目でアウトでしたから。
エネループ・プロもダメな子電池だったんで、もっとひどい経過に
なるんじゃないかと思っています。
エネループ・スタンダード、最初から400回目までの放電グラフは
こんなのです。 (クリックで拡大↓)
そろそろ寿命かなぁ。
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2014年12月24日 17時51分
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・電池 |
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ワンちやニャンち(それに人間も)はカメラ目線を送ってくれますが、
野生の鳥は、すばしこくってうまく撮影できません。
昨昼、我が家の庭に常連の「スズメ」の「マルちゃん」がモデルで、
カメラ目線の姿がうまく撮れました。
夜が明けると、玄米をねだりに庭にやってきます。
他のスズメたちは、人が恐くて人の姿が見えなくなるまで屋根上や
木上で待機してるんですが、このコは恐怖心がないのか、人がい
てもそばまで寄ってきます。
だからいつも一番にお米をついばめるという御利益が。
このコにつられて、他のスズメらもだいぶ近くまで来れるように
なりました。
※マルちゃん、別の写真 (上の写真の直後)
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2014年12月24日 07時10分
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・あれこれ |
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東芝の大容量単3ニッ水電池、ザ・インパルスに対する「JIS C8708」による
充放電サイクル試験を始めたのが11月6日。
その200サイクルが終わりました。
しかし、残念な結果になりました。
50サイクルごとの「0.2C」放電グラフ、こんな状態です。
(クリックで拡大↓)
200サイクルまで、持ちませんでした。
試験中はその様子を表示しているんですが、100サイクルを越え
たあたりから、「あらまぁ」な状態に・・・
途中で止めるわけにも行かないので、200サイクルは完了させました。
寒くなり、室温も下がってきたのでその影響もあるでしょう。
※JISの条件は電池温度が20℃±5℃
恒温槽は持ってませんので、温度管理はできていません。
それにしても、エネループ・プロより残念なデータになって
しまいました。
100サイクル目の最初は、このようにまだ大丈夫。
規定の「2時間20分」、放電できています。
ところが、115回目の放電で、2時間20分の前に電圧が1.00Vに
達してしまい、そこでこの放電サイクルが止まりました。
1日あたり4サイクルくらいで充放電が行われますんで、3週間ほど
前の話です。
12月に入り、気温は低くなっていますが、仕事中の室温は20℃
以上あります。
夜間や早朝も下がっても数度。
朝、仕事場に出てきたとき、低い時でも8℃です。
温度管理をしてどうだったかという興味はありますが、普通の
室内ではこんな状態になったということで、これで今回の実験は
終了です。
※追記
内部抵抗、360mΩになっていました。
(胸ポケットに15分ほど入れて暖めたら320mΩに低下)
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2014年12月22日 09時26分
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・電池 |
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2014年12月21日 22時19分
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・出窓 |
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DCモータ正逆回転制御回路、その出来上がりの様子です。
でも、まだ搭乗者は登場していません。
→その選定と飾り付けは女房が担当(笑)
手組みした基板↓
AVRマイコンも表面実装品(使いさしが余っていたんで)
中央に見えている「平面」が左右に動きます。
この部分↓ が左右に。
その下側。 読まなくなったCDドライブのトレイ駆動機構です。
さて、ここに何を乗せるのか・・・
「青」ですんで「海」のイメージ。
でも、船じゃありません。
出窓へのデビューをお楽しみに。
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2014年12月21日 17時08分
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・電子回路工作 |
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先夏から続けている充電池いじめ。
さすがのエネループ・スタンダードも、充放電回数を重ねるに
つれ、電池温度低下時の内部抵抗の上昇が気になります。
冬になって室温が低くなり、温度差が大きくなってくると
よけいです。
さて、「温度による内部抵抗の変化」、これを自動測定できない
かなぁ、と思案中です。
恒温槽なんて持ってませんので、簡易的に温度を上昇させながら、
内部抵抗を計るという仕掛けになるでしょう。
つまり、温度を下げることができるのは室温まで。
暖めるのは、何かヒータになるものを制御というわけです。
で、予備実験。
2リットルのPETボトルが6本入っていた空段ボール箱。
この底に「60W」の白熱電球を置いて(板にソケットを固定して)
箱の上部に温度計を付けて、変化を計ってみました。
室温(20℃ちょい)から50℃まで上昇するのが数分。
その後、60℃手前でほぼ安定します。
電池の芯まで十分に暖められるよう、ゆっくりと昇温でしょう。
例えば、1℃上げるのに10分とか。
熱源に電球を使うかどうかは別として、SSRあたりでON/OFF
すれば、一定温度上昇の制御ができそうです。
さて、問題は制御方法。
やっぱ、マイコンなんでしょうが、OP-AMPを使ったアナログ
制御も面白いかなっと思っております。
デジタルじゃなく、「真面目にアナログでPIDして温調」なんていかがで
しょうかね。
※P:比例 I:積分 D:微分
※PID制御参考回路 (クリックで拡大↓)
あるいは、こんなふうにPIDそれぞれをon/offできるようにとか。
(クリックで拡大↓)
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2014年12月20日 17時01分
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・電子回路工作 /
・電池 |
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二階居間の照明。 さて、何年使ったか…
パナソニックのパルックボール「EFG25EDG/20」が昇天しました。
中にはスパイラル形の蛍光管が入っています。
今は白く半透明に見えるカバー、買ったときは透明だったはず。(笑)
出窓の時計に使っているケース、アクリル製ですが
これも透明だったものが日光の照射で白く変色しています。
さて、せっかくですので解体。
基板は片面基板。
そのハンダ面です。
レジストがパリパリになっていて基板が汚れて見えます。
パターンの銅箔、それにハンダの様子もよくありません。
部品面側から部品を押すと、パターンが浮いてしまいます。
パターンを拡大↓
「205」の右下のハンダ、そして、その右上のハンダ、浮いてい
るような気がします。
部品面↓
焼損しているパーツは見あたりません。
主平滑コンデンサ、どうでしょうか。
週明け、仕事場に持っていって容量を調べてみます。
※結果
日本ケミコン製105℃仕様・160V・25uF
(マーキングは「(K)105℃ O(2) 2Z」と)
これが「24.7uF」でした。
容量だけを見ると、大丈夫。
※抵抗R2:205
やはりハンダが外れてました。
導通なし。 ピンセットで押さえると接触。
こじったら、ポロリと外れました。
※関連過去記事
・壮絶死#28:ダイソーの百円蛍光灯
・螺旋管蛍光灯昇天
・インバータ式蛍光灯修理
※検索
・パルックボール、スパイラル交換品。翌朝到着。対応が早い!さすがに松下電器
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2014年12月20日 13時44分
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・電子回路工作 /
・修理 |
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ガレージ内の電灯(蛍光灯)、40W2灯器具が2つに40W1灯が2つ。
それに、20W1灯が2つ。
全部点灯すると電気代がもったいないので、個別に点・消灯できる
ようにしています。
このうち20Wのは流し台(台所)手元と、庭への秘密の扉直上のものです。
秘密の扉が開通したので、もともとこの壁にむいていたPC作業机が、
東の本棚の所に移動しました。
ところが、天井の蛍光灯からちょっと離れるため、机の手元が暗い
んですよ。
「なんとかせななぁ」ということで、本棚天板から木の棒を伸ばし、
電球型LEDランプを灯すことにしました。
アームライトでも買ってくれば良かったんですが、手持ちの材料を
使ってということで、お安く作業完了です。
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2014年12月20日 12時44分
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・あれこれ |
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またまた図書館で借りてきた本。
リチャード・マーティン著 野島佳子訳
トリウム原子炉の道
世界の現況と開発秘史
トリウム溶融塩原子炉について歴史的なあれこれと、各国の現状
について述べられています。
「ウラン」じゃなく、なぜ「トリウム」なのか。
そして燃料を「液体」にするメリット。
しかし、1960年頃、原子炉黎明期にアメリカで作られただけで
その後は発展せず。
それはなぜか・・・
よく言われているのが、兵器になるプルトニウムがこの炉では
作れない。
だから軍主体では開発されなかったと。
その真偽はともかく、こんな「炉」もあるということです。
フクシマ以降に記された本ですので、事故発生時の溶融塩炉
についての記述もあります。
溶融塩炉の開発が進まなかったのは、あのリッコーヴァー提督
が原因だったと言い切っています。
高速増殖炉もんじゅにお金をかけ続けるより、試しにこの
形式の炉を作ってみるほうが、人類のためになるような気がします。
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2014年12月17日 13時51分
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・本 /
・サイエンス |
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2014年12月17日 13時35分
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2014年12月16日 21時15分
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・電子回路工作 |
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今夜のガレージは「キビナゴ」。
これだけで「100円」。
「半額」シールが光ってました!!
※大きさが不ぞろいというので、安かったのか・・・
もともとが1パック100円です。
ご近所の「スーパー玉出」、ありがたいでっす。
素揚げと天ぷらでいただきました。
素揚げ(小麦粉+片栗粉+ちょいと塩をまぶして)のほうがあっさりとして美味しいかな。
天ぷら粉の残りは、この後、シイタケを揚げました。
おいしいぞ〜〜〜
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2014年12月16日 20時54分
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・食べもの |
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とりあえず、回路図だけ。
(クリックで拡大↓)
タイトルは「AVRマイコンATtiny13Aを使ったDCモータ正転逆転制御回路」。
停止位置センサーにホールIC「ATS137W」を使っています。
その様子↓
「あっち」と「こっち」にセンサーを貼り付けて、可動部に付けた磁石
で停止位置を検出します。
モータ駆動用ICはONセミコンの「LB1938FA」を使ってます。
2入力で、スタンバイ(フリー)、正転、逆転、ブレーキを
制御できます。
動かしているのは、だめになったCDドライブのヘッド部駆動メカ。
あっちとこっちのストロークが30mmほどです。
これで何ができるかは、まだ写真を撮っていないので・・・
(いつもの出窓関連ね)
※関連記事
・CDドライブでポケウォーカーを駆動
・メモ:出窓用モータ駆動回路
・出窓:75パーミル登坂制御回路
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2014年12月13日 12時55分
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・電子回路工作 |
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天気が良かったので(寒いけど)5時半頃から朝歩き。
四天王寺さんの境内に入って、五重塔の南側にある
仁王像横を通過した時でした。
ふと見上げた夜明け前の東の空、「あれっ。 金星?」
という感じの明るい星が目に入ったのです。
金星にしては位置が北過ぎるかなと思っていたら
「す〜〜〜」とその星が暗くなって消えてしまっ
たのです。
「エ〜〜〜〜????」っです。
しばらく見上げていましたが、飛行機じゃありません。
とりあえず時刻を確認。 時計を見た時が「06:20」。
頭の中に浮かんだ「?????」…
帰り道を歩いていても「?」は消えませんが、「そうやっ!!」
とひらめきました。
ひょっとしたらあれが「イリジウム・フレア」!!
※イリジウム・フラッシュとも言います
家に帰ってからPCで検索。
★イリジウム衛星のフレアを計算するサイトへのリンクGoogle Map版。
ありました。 (クリックで拡大↓)
表の一番下のです。
見ようと思っても天候やら位置によって見られない
この現象。
ほんと、まさかの偶然。
朝から、いいものを見せてもらいました。
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2014年12月13日 09時16分
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2014年12月11日 20時03分
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コレな〜んだ?のコメントに「ラッピングツール」の話が出ていたんで、
昔に使ってたラッパーを引っ張り出してきました。
とりあえず… 動きます。 でも、ちょい油切れの感じ。
箱に入れて保存してました。
※バラして注油でしょうなぁ。
AC100Vで動きます。
この仕事をし始めたのが1979年。
この頃に買ったのではないかしら… (遠い目)
ハンダごての落下じゃありませんが、これも落とすと先端のビットが曲がってダメに
なってしまいますんで、慎重な作業が求められます。
※首からぶら下げる紐があったように思ってましたけど、
これには付いてませんね。
どこか、よその現場で作業した時の工具だったのかな。
ビットの様子↓
左のスリーブの中で右側のビットが回転します。
スリットに差し込んだラッピング線がグルグル回って、ソケットや
コネクタの足に巻きつくわけです。
スリットの停止位置がクラッチの働きでいつも同じ場所に来るという
優れもの。
ラッピング線を自動で皮むきする高級ビットもありました。
さて、これ、どうしよう?
誰かいりますか?
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2014年12月11日 09時01分
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