ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2008年02月04日(月)
リコーCaplio GX100用リングライト
白色LEDを使ったGX100用のリングライトを作りかけております。
接写用。
GX100のレンズフードのぴたり合う塩ビパイプ探してきて加工。
白色LEDを16個円周に配置しました。



点灯用意! ピカッ!



真っ正面から



ピカッ!



レンズフードから取り外しできるようにしてあります。



LEDは4直列したものを4組。
DC-DCコンバータICを使って単3電池4本から昇圧します。
1コあたりおよそ3Vなので、12V駆動。
定電流回路を構成しています、

回路はこれの応用
まだバラックで実験中。
LED部と回路は3本の電線で接続。
ケースに組み込まなくっちゃね。

そうそう。LEDの頭に拡散用の白色ゴムキャップを付けています。
このキャップを外すと、むちゃ明るい。

この写真は、顕微鏡に付けたLED照明を使って(顕微鏡から取り外して)撮りました。
この照明はAC100V駆動。
今回の照明は電池駆動ですので持ち運び自由。
さて、どんなものが撮れるか。


・点灯実験中の回路↓

単3乾電池4本で動作。
3V以下に電圧が下がっても光っています。

・これが拡散用のキャップ↓

5Φ径LEDの頭にスポっと入ります。

・キャップありとなしの違い

キャップを付けないLEDを真っ正面から見ると…むちゃ明るい!
ちょっと光軸をずらして撮影。
塩ビパイプに並べたLED、光軸中心が内側に向くよう曲げて接着(ホットボンドで)
しています。

=続き=
2008年2月4日 20時47分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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ヒヨの円座
女房の親父さん、お尻の調子が悪くって、腰をかける際には円座が
必需品。
で、何かかわいらしいのをっと、女房が見つけてきたのがコレ↓



ヒヨコの円座クッション。

まぁ、お茶目です。
黄色い頭の毛がステキ。

低反発素材だそうな。
2008年2月4日 20時10分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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2008年02月02日(土)
碍子引き配線 #3
ここのアクセス履歴を辿っていたら、検索サイトから素敵な碍子引き配線例を発見!

「あかりの再生:碍子引き配線」 (京町家作事組さん)

これは、家がいいんですよね。


「あかりの再生:その6」も必見!


※過去記事
碍子引き配線 #2
碍子引き配線
2008年2月2日 06時51分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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ご当地キティ
検索していてこんなのを発見!

★キティプチタオル〜♪大阪限定大阪城 (ブルーなまっち箱さん)


大阪城甲冑隊のことが書かれています。

ここでのキティねた↓
新ハンコ
収集物:女房版
キティーちゃん発見 (マロンだ)
ナースキティ
2008年2月2日 06時28分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年02月01日(金)
ギョウザ
カタカナでギョウザと書くべきか、餃子とするのがよいか迷うところです。

ご近所、「スーパー玉出」で買ってきたこの冷凍ギョウザ、「大丈夫だろうか?」
っと、ガレージ仲間が心配しております。



「玉出」で売っているというだけでランク下げされるのがかわいそう。
けっしてそんなことはないんですよ。
上のリンクを見ていただければ書いていますが、なにせ「鶴橋斎場」跡に
できたものですから…


※大当たりしている人がいてました。
身近にこんなんが。。。 (Σprojectのぼちぼち記録さん)

2008年2月1日 09時06分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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「エニグマ・コード 史上最大の暗号戦」
「エニグマ・コード」。
上の息子が買ってきよりました。(3200円+税)


500ページを超えます。
おもしろい!
第二次大戦時、独軍が使ったエニグマ暗号機をめぐる戦いが描かれています。

おもしろくって、どんどん読み進みたいのですが、なにせこのページ数。
それに読み飛ばせないエピソードばかりで手抜きができません。

暗号解読の舞台となったイギリスの「ブレッチリー・パーク」、その場所に筆者の
祖父の祖父が住んでいたというのです。
そんな人がエニグマ暗号機を巡るこの物語をまとめられたのです。


※エニグマに関するお話、ここの過去記事にも出ています。
「シャドウ・ダイバー」
「天才の栄光と挫折

Googleでエニグマ・コードを検索
2008年2月1日 06時24分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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黒体
ガレージのシャッター前に見慣れない小物体がぁ。

四角で真っ黒。

「ん? 犬のウンコ?」

「2001年宇宙の旅に出てきたモノリスの小さいのん?」

いやいや、そんなはずは…
…拡大すると…







「味付け海苔が1枚」でした。
「黒体」ではありません。

なんでこんなのがガレージ前に落ちてたのかというと…
下の息子が2階から「雑炊」を持ってきたのです。
ガレージで食べようという魂胆。
シャッターを上げてガレージに入ろうとしたそのとき、「飛んだ〜」という悲鳴。
雑炊の上に載せてあった海苔1枚がどこかに〜ヒラヒラ。
それが朝になって、シャッター前まで戻ってきたという次第。

お騒がせ〜。
2008年2月1日 05時58分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年01月31日(木)
「おおさか東線」3月15日
今朝の新聞折り込みにJR西日本のチラシが入っていました。
城東貨物線が「おおさか東線」として開業するとのこと。

=前記事=



これ↓が「おおさか東線」の駅。



この他にもなにやら書いてあります。
西のほうは新駅誕生。


そして、東のほうでは新駅と駅名変更が。


駅も路線も名称変更はイヤ!
「片町線」が「学研都市線」と呼ばれ始めたとき、
車内のアナウンスを聞いて、
「どこ行くねん?この電車は!」状態でしたから。

※JA3ATJさんとこ:「駅名「大津京」には 私も反対」  (TB失敗)
2008年1月31日 09時04分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・あれこれ |
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2008年01月30日(水)
シャープ製関数電卓EL-9300放出
知り合いからのもらいもの。
シャープのグラフィック関数電卓「EL-9300」。
 (ほぼ新品)



いつごろの製品なのでしょうね。
説明書に挟まっていた「愛用者カード」の差出有効期間が1994年6月までと記されています。

欲しい人はどうぞ。無料です。運賃だけご負担ください。
この記事にコメントしてリクエストしてください。(公開で)
一応、2月末 2月11日を締め切りとします。
  (リクエストがなければ延長)
  (ツッコミ話しも歓迎)

「1/X」がワンアクションなら私自身が使ってみようと思ったのですがね。
そうそう。右下に「ENTER」と記されたキーがありますが、これは普通の「=」。
残念ながら「RPN」ではありません。
2008年1月30日 09時00分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
| ・行商(ジャンク部品頒布) |
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2008年01月29日(火)
水没街道
雨降りの日でないと味わえないこともあります。
仕事場から東成図書館へ行く途中、雨が降ると水没する歩道があるのです。

場所はここ
今里筋、今里交差点と近鉄電車高架の中間付近の西側歩道。


  (南を向いて撮影)

左側の赤く塗られた所が自転車通行可。
右側、灰色敷石の部分がほんとに水没するのです。
普通の靴では歩行不可。「池」状態。長靴が必須。
歩道が沈下してしまっているのと、敷石の透水性能が悪くなっている
せいでしょうね。

それと、この交差点の南側すぐ歩道も雨が降ると「池」になります。
  ↓

ここの原因は、写真右端に見えている「樋」。
雨水が落ちてくるのですが、その行き先が歩道なのです。
雨が降ると歩道上にせっせと池を作っています。

普通に歩いていると、「これはイヤがらせか〜」っと叫びたくなります。

※大阪「市民の声」へ通知しました。
2008年1月29日 15時35分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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こんなソケットが
とあるジャンクをバラしたら、制御マイコンに「64180」が使われていました。



で、興味を引いたのがコレ↑
ソケットに入っていますが、何も記されていません。
スライドさせて取り外してひっくり返すと…ほれ↓



きっと制御プログラムが入ったROMかと思います。
取り替えできるように考えたのでしょうね。
それにしても、型番も何も書いてありません。
摩訶不思議。

そういや、過去にこんなのがありましたね。
2008年1月29日 14時09分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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2008年01月28日(月)
16年前の単3マンガン電池
1992年製造の単3マンガン電池4本が新品のまま出てきました。



シュリンクされたまま袋入りの新品。ペア2組。
シャープ製。液漏れなし。
それぞれの製造年(消費期限ではない)92-04と92-08。



デジタルテスターで無負荷開放電圧を計ってみると4本とも1.5V以上。
「おぉ! マンガン電池は強いぞ!」っと思って、負荷をかけてみると。
あれ、4本のうち3本が0.2V以下の電圧しか出ません。
なんとか1本だけが1.27V(4.7Ω負荷)。(ほめてやりたい!)
いくらマンガン電池でも16年放置はつらいモノがあるようです。
4本のうち1本だけでもエネルギーを残していたのはたいしたものです。
アルカリだと液漏れでひどいことになっていたでしょうね。

エネルギー放出完了 ←25年もの
2008年1月28日 14時54分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
| ・電池 |
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「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」
「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」
ウェンディ・ムーア 著、矢野真千子 訳、河出書房新社



18世紀半ばに活躍。すごい人です。
本のタイトルは「解剖医」となっていますが「外科医」ですね。
「博物学者」と言ってもよいかもしれません。
本の元名は「The Knife Man」。
人体の秘密を探るため、解剖しまくります。

人脈もすごいです。
キャプテン・クック:世界周航 カンガルーなど標本多数をもらう
ジェンナー:種痘 ハンターの弟子
などなど。

「彼の屋敷は…『ジキル博士とハイド氏』の家のモデルとなったらしい」

「ジョン・ハンターの解剖学標本および博物学品目のコレクションは
ロンドンのハンテリアン博物館に収蔵されている。
当初の14000点のうち半分は1941年の空襲で破壊された。
現存しているのは3500点」

面白い本でした。

書評は検索していただくのが良いかな。
Google:ジョン・ハンター

2008年1月28日 08時50分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年01月26日(土)
オキシライド乾電池の実力
前記事:オキシライドもお漏らし

液漏れしたオキシライド乾電池、その代品で松下から送られてきたのを放電してみました。
いっしょに放電したのは「コーナン」ブランドのアルカリ単3。【Bat2】
それと「タミヤ」ブランドのNiCd電池(700mAh)。10年以上前のもの。【Bat3】
  (昔、息子どもがおもちゃで使っていた電池)
そして三洋のニッ水HR-3USV、トワイセル1700。DiMAGE7iに付属していた電池。【Bat4】
  (DiMAGE7iで使えなくなってからは主にフラッシュで使用。現在は懐中電灯)



1Ωの定抵抗放電。0.8Vで放電停止。
1.5V〜0.8Vまでグラフにしていますので、いつもの感じとちょっと違います。




いつもと同じように1.3V〜1.0Vにすると、こうなります。



  (推定容量の値が上のグラフと変化しているのは、1V以下の
   データを切ったので、積算値が小さくなったためです)

Bat4の三洋のニッ水、2002年にやってきたものですが、まだ頑張っています。
Bat3のタミヤNiCdもそれなりのグラフが出ています。
Bat1(オキシライド)とBat2(アルカリ)を比べると、特性の違いがよくわかります。
2008年1月26日 22時02分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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碍子引き配線 #2
=前記事:碍子引き配線=

こんな配線はいかが?



昭和30年前後の配線かと思います。

※TB
ちかまの余談・誤談 : 分電盤の裏が出火原因

=続き=
2008年1月26日 21時56分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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圧着端子の「大」
『生ビール人数分と焼きソバの大!』なんて、お好み焼きやに入った時の
定番注文方法ですが、「圧着端子の大」は珍しいのではないでしょうか。

JP3PZDさんとこの記事に「圧着ペンチ」の大が出ていましたので、「圧着端子の大」
で、迎撃!。



もらいものです。各20コくらい残っています。
どなたか要りますか?
「150-12」と「150-8」、小さいのが「60-8」。

ガレージに置いておいても、使い道がありません。
装飾品にもならないし…。

2008年1月26日 06時58分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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壮絶死#5 焼損
過去記事を「壮絶死」で検索してみてください。
あれこれぶっ飛んだデバイスが出てきます。

今回は基板。
ここまで焦げるにはさぞかしいい臭いがしたことでしょう。



こげた部分(一部、もう貫通している)の真上に10wのセメント抵抗が
載っています。
左のダイオードもハジけていますね。
これはいくらなんでも修理不能。
2008年1月26日 06時51分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年01月25日(金)
拡大したらアンテナが
Google Mapの解像度が上がっていますね。
 (一部だけでしょうが…。奈良中心部には相変わらず雲が)
ガレージ:自宅の屋根を拡大したら、北東に向いた6エレ八木が見えます。
 (ガレージの場所をご存じでしたら拡大して追いかけてみてください)

中央はスーパー玉出。

View Larger Map
2008年1月25日 08時49分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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2008年01月24日(木)
サーバー設置完了
サーバーといっても「ビールサーバー」。
いったん休憩していた「生ビール」、復活です。



炭酸ガスボンベがデカくなっている!

※:前記事
2007年10月01日
2007年09月08日
2007年09月05日
2007年09月01日
2007年08月13日
2005年08月27日
2008年1月24日 19時26分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ハンダ不良
とある制御回路の修理。(うちで作ったものじゃないよ)
片面基板。



部品の不良じゃなくって、ほれ!
基板のハンダ付けをよく見ると…



ハンダが割れていて、部品の足とつながっていません。
振動でハンダクラックが成長するのかな。
重い部品じゃないし。(フィルムコンデンサ)
なんなんでしょうね。
1990年に製作されたものです。
「まだまだ使うぞぉ〜」って。


※まだ不良箇所がありました。
こんどは、基板をコツコツたたいたらおかしくなったり正常になったり
という症状。
この写真中央のハンダに注目。



  拡大↓


なんとか再現していたので修理できました。
困った故障です。
2008年1月24日 18時32分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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オキシライド電池液漏れ調査報告
松下電池から、液漏れ原因の調査報告が来ました。
前記事、「オキシライドもお漏らし」に追記しています。

=続き=
2008年1月24日 09時43分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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QRE?
仕事場の塗料・溶剤入れから発掘。


「QRE」? …訂正…「QREI」でした。
今はもう売っていないサンハヤトの「急冷剤 QR-500」。
「15秒噴射で-40℃、25秒噴射で-45℃」てな性能。





不調な電子部品や電子回路の温度安定性を調べるときに利用していた
のです。
ところが「フロンガス」規制で発売中止。



「トリフルオルトリクロルエタン」って記されています。
   ↑
  どこで切って読めばよいか?
  「化」の人、教えて〜!
調べてもズバリそのものの解説は出てきませんね。

現在はこんな製品になっています。
サンハヤト 製品名:QRA
サンハヤト 製品名:QRK

ますます「Q符号」と化しておりますなぁ。
2008年1月24日 06時44分 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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2008年01月20日(日)
六文銭発見!
昨日のこと、「玉造」の「日の出通り商店街」で「六文銭」を発見。
商店街アーケードに旗と垂れ幕が。







マスコット・キャラクタなのでしょうか?
ネットで調べても出てきません。
さすが「真田山」の近所にある商店街。「六文銭」に納得。
ただ…垂れ幕の背旗に記された「風林火山」はちょっと関係ないような気がします。
2008年1月20日 09時05分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2008年01月19日(土)
修理依頼品:ミキサー
青少年指導員仲間からの修理依頼。
マイク・ミキサー。
どこぞのオークションで入手したらしいのだが、ステレオ出力の片chだけしか
出力が出ないという代物。
左右の片側が死んでいる。
出品主と連絡がとれず、「だまされた〜」とのこと。

※「連絡とれた!」とのこと。行き違いがあったようです。
  (この事情、詳しいお話をコメントに残してもらえたらと思います)

で、なんとかならないかとガレージにやってきた。
ものはこれ。(ケースはバラした状態)



「PHONIC」の「MM1002」という型式名。
電源は外部のACアダプタ。整流せず交流電源を入力。


基板にはけっこうな数の部品が乗っている。
でも表面実装品じゃないので、何とかなるかと、修理を引き受けた。
使っているアンプはJRCの「NJM4558」。
汎用品なので、ICが壊れていてもなんとかなる。

まず、電源を投入。
電圧は正常。
ただ…追求はしなかったのだが、±電源三端子レギューレータのGNDがマイク・
ジャック外周のGNDにはなっていない。
3.5Vほど直流オフセットがかかっている。
この経路にコンデンサがかんでいるのか、電源オン後に電圧(直流値)が変化する。
レギューレータの0Vと信号GNDを別アースにする何かがあるのだろう。

次に低周波発信器からの信号を入力。
片方のchは正常に動作しているのを確認。
やはり依頼主の言うように片方に出力は出ない。
しかし、出力アンプ周辺を指で触ると死んでいるchからもハム音が出る。
ということは出力段はOKか。

パネルの右下に見えている主ボリュームのところには片側しか信号が来て
いないのが判明。
このスライド・ボリュームへ来ている信号がおかしい。

回路を追うと、反転アンプを使った加算回路が構成されていた。
これで各信号をmixしているのだろう。
さらに追いかけると…パターン目視と導通チェッカーで…発見!
プリントパターンが切れている。



写真の中央、斜めのラインが切断。
顕微鏡で拡大観察すると、これはエッチング不良。
基板組み立て後に付いたキズではない。
この装置、最初からまともに動作していないのではないだろうか。
動作不良品として片chが死んだまま世に出た(ジャンク?廃棄品?)のか。

とりあえず依頼のあった「片chの音が出ない」という修理は完了。
しかし、まだおかしな所があるかもしれない。
試運転してもらうしかない。
2008年1月19日 11時11分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2000mAhクラスのニッ水電池その後
三洋eneloop(R無、R付)、松下HHR-3MPS、それにLEXELのE-KEEP。
DiMAGE7i(ミノルタのデジタルカメラ)で使っている2000mAhクラス主力電池4種類の
その後を調べてみました。
DiMAGE7iは単3タイプの電池を4本使います。
4本ごと、それぞれ別のプラスチックケースに入れて保存しています。
そして個体識別のため、電池ごと1〜4の番号を付けてあるのです。
この4種類の電池から「番号1」のを取り出して、放電させてみました。





Bat1:三洋eneloop(R無) 2005年12月購入
Bat2:三洋eneloop(R付) 2007年2月購入
Bat3:松下HHR-3MPS    2006年2月購入
Bat4:LEXEL E-KEEP    2007年3月入手

放電維持時間は4種とも似たような値になっていますが、
Bat3の松下HHR-3MPSの放電維持電圧が下がっているのが目立ちます。


次に「番号2」の電池を放電させてみました。
電池の並びは同じです。


先ほどのグラフに比べるとBat3の電圧が上がっています。
長年使っているうち、同種の電池でも個体差が生じたのでしょう。
そんな感じです。


※充電器は三洋の「NC-MR58」。
※放電器は自作のこれ。1オーム抵抗による定抵抗放電。
※電池に関するあれこれは左欄の「カテゴリ・電池」をご覧ください。


※松下HHR-3MPS 4本の様子
上の実験で番号1を記したHHR-3MPSの放電維持電圧が低下していました。
そこで、この電池を4本とも放電して、個体差を調べてみました。



この4本を放電。



やはり1番電池の電圧が低くなっています。
DiMAGE7iで使う場合(…古いカメラですが)1.15Vというのが使用可能時間予測判断の
基準です。
4本のうち1本でも「ヘタレた電池」が混ざっていると、このカメラでは使えません。

この松下のHHR-3MPS、使い出してからざっと2年。
毎週充電したとしても100回くらい。
最近ではGX100を使い出したせいでDiMAGE7iの出番が減っています。
ですので、充電するのは月に1〜2回というところでしょうか。
充放電の実験を加えたとしてやはり100回くらいの使用回数。
三洋の2700に比べればマシかと思いますが、ニッ水電池の「実用使用回数」
ってこんなものなのでしょうね。
グラフの「推定容量」を見てもらえればわかるように、エネルギーを蓄えることは
できているのです。
ですので、まだ寿命ではありません。
しかし、内部抵抗増加のせいか高負荷時の放電維持電圧が落ちてしまい、
私の場合、カメラでは使えないという状態になってしまったわけです。
100回も使えたんだから十分に元を取っている、という考えもできるのですが、
まぁ、もったいないなぁというのが正直な気持ちです。
まだ捨てられませんわ。
2008年1月19日 05時42分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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近鉄ハイキング情報:酒蔵みてある記
女房が「駅にこんなのあった」っと、持って帰ってきてくれました。
近鉄電車のハイキング情報パンフレット。
「酒蔵を見て歩こう」というハイキングの案内です。





このラベルを見ると、うれしくなってきますね。


まだ「撃墜」していないお酒も載っています。
明日1月20日は田原本の「稲田酒造」。

3月9日の「大倉本家」は行ってみたいなぁ。
=大倉のお酒=
2008年1月19日 05時25分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2008年01月17日(木)
オキシライドもお漏らし
懐中電灯に入れてある電池を取り替えようと、ストックしてあった「松下」電池
工業製「単3オキシライド乾電池」の残量をチェック。
ビニール袋に入れて置いてあった使いさし電池を取り出したら、2本のうち一本が
お漏らししていました。





最初、モヤモヤっとしたマイナス電極の様子を見て、何か食べ物のカスか飲み物でも付いていて、
カビでも生えたのかと思ってしまいました。
確認のためにモヤモヤをぬぐってみるとこんな具合。

この様子はやはり電解液の漏出でしょう。

「使用推奨期限」は2011年11月で、まだ期限内。
4.7Ω負荷での電圧を測ってみると、
左側(漏出電池)が1.16V、右が1.20V。
まだエネルギーを残しています。

オキシライドもマイナス極から液漏れするのですね。
アルカリ電池と同じ構造なのでしょうか。


※過去記事
アルカリ電池は液漏れしやすいぞ〜
お漏らし電池
電池液漏れ〜!


※2008-01-24
松下から調査報告が代品電池と共にやってきました。


・電池の破裂防止用安全弁が作動して内部の電解液が漏出した状態。
・推定原因:
  落下などの衝撃で内部短絡が発生
  内部に不純物が混入
・原因解析を試みたが、電池の消耗と液漏れから時間が経過してい
 たため、マイナス極材料の硬化が進んでいた。
 そのため内部短絡の現象確認および不純物の検出には至らず
 原因の特定は出来なかった。

ということです。
帰ってきたこの電池、放電実験してみようかしら。


=続き:放電させてみた=


検索:オキシライド 液漏れ
パナソニック・オキシライド電池、大暴走 - Aaron's STUDIO …これはえぐい!
オキシライド乾電池が液漏れだーの結果報告 - 双子の娘たちの気ままな育児日記 - 楽天ブログ(Blog)
2008年1月17日 06時40分 | 記事へ | コメント(10) | トラックバック(0) |
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2008年01月16日(水)
簡易型静電気検出器 補足
※前記事
簡易型静電気検出器の解説
OPアンプ1石でできる簡易型静電気検出器

記事の補足です。
=======================================
 異なる種類の物質をこすり合わせると摩擦電気と呼ばれる電子の移動がおこります。
二つのものをこすったことによる刺激で、物質を構成する原子から電子が抜け出してし
まい、電子が片方の物質に集まってしまうのです。電子が集まったほうはマイナスに、
電子が抜け去ったほうはプラスに帯電します。いったん帯電がおきるといつまでも電子
が残ってしまい、二つのものの間にはずっと電位差が生じることになります。
 静電気を計る場合、測定器そのものに電子を逃がしてしまわないようにしなければな
りません。入力抵抗が低い計器では電子が逃げて(電流が流れる)しまいます。
そこでFET入力OP-AMPの出番です。
この場合、ゼロボルトの基準は回路のアース、つまり計器のケースを手に持っている人の身体
ということになります。
 どんなものがどちらの極性に帯電するのか調べてみましたら「摩擦帯電系列」あるいは
「静電順序」という名の表が見つかりました。
上に位置するのがプラス、下がマイナスに帯電するそうです。(微妙にその様子が異なりますが…)
 たまりにたまった静電気が、あるとき何かのきっかけで放電したとき、そのエネルギーが
電子機器に悪影響をおよぼします。
信号雑音としてだけでなく装置の誤作動や素子の破壊につながるのでやっかいです。

【例1】
ガラス (+)
雲母
ナイロン
毛皮


木綿
木材
琥珀
硫黄
セルロイド
ビニール
シリコン (−)

【例2】
毛皮   (+)
フランネル
羽根
ガラス
綿

木材
シェラックプラスチック
金属
硫黄
ゴム
エボナイト (−)

【例3】
獣皮   (+)

水晶
ガラス
雲母
綿




ゴム
琥珀
樹脂
人体
セルロイド
金属
エボナイト (−)


※こんなラクガキも発掘


※参考
・図解で解る電気の辞典 新井浩之 西東社
・イラストで学ぶでんき電気でんき 若山芳三郎 東京電機大学出版局
・電機・電子のことがわかる辞典 高田陽 西東社 
2008年1月16日 10時47分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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電子投票
27日日曜日は大阪府知事の選挙。
早々と投票券が送られてきていましたよ。
誰を選ぶかは別にして、選挙の投票の方法、もっとスマートで確実な手法は
ないものかと考えさせられます。
先日も毎日新聞に「電子投票」の記事が出ていました。
こんな投票・開票方法しか、しかたないのかなぁ。

投票締め切り後に一斉開票ではなく、途中結果がリアルタイムで出たらおも
しろいんだけどなぁ。
投票率アップにつながらないかな。
2008年1月16日 06時48分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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簡易型静電気検出器の解説
トラ技への投稿原稿から拾ってきました。
回路図と写真はこちら
======================================
●製作のきっかけ

 とあるネバっとした液体をポンプで送り出している制御装置で、静電気が原因
のトラブルが発生しました。送り出している液体の動きのせいで、樹脂の配管
チューブ、それに樹脂でできたポンプユニットに静電気がたまってしまい、ある
時突然「パチッ!」っと放電が起こり、そのせいで制御装置が「暴走」してしま
うのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 新年早々(1999年の話)、とある装置のノイズ対策で振り回されてしまいました。
ワンチップマイコンを使った制御装置で「ポンプが回ると暴走する」という現象
が発生したのです。
 ポンプの制御は単なるオン・オフで、ポンプの供給電源をリレー接点で入り切
りしています。接点間にはちゃんとノイズキラーは入っており、さほど大きな電
流を開閉しているわけではないので、暴走にいたるようなノイズが出ているとも
思えません。
 いろいろ試行錯誤していると、現場の人から「ポンプを手で触るとビリッとき
て火花が飛んだ!」という証言が得られました。「こりゃ静電気か!」っと調べ
てみると、
・ポンプで送っている液体の流れによる摩擦で、どうやら静電気がたまるようだ。
・ポンプは樹脂製で、そのモータはアースから浮いている。
・ポンプモータの取り付け板とマイコン基板の乗った板とは電気的に導通がない。
 塗料で絶縁されてしまっている。
・ある瞬間この絶縁が破れてパチッとなり、マイコンがそのエネルギーで狂って
 しまうらしい。
てな原因が浮かんできました。
とりあえず「アース対策」をして様子見となりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 このトラブル、たまった静電気が逃げるようアースを完全にして一応の対策は
できました。その後「どこにどんなふうに静電気がたまっているのか見てみたい」
という要望が現場から出てまいりました。そこで、なんとか簡単に静電気を見る
ことはできないものかと、手持ちパーツを利用して実験がてら静電気検出回路を
製作してみました。それがこの回路です。

●回路

 今回の回路は、一番単純な「DC」方式です。MOS−FET入力のOP−AMP
を、高抵抗を通して静電気検出電極につなぎ、これで±100μAのセンターゼロ
メータを振らせています。増幅はしていません。
 文献を調べますと、本格的なものは、検出電極を振動させたり、あるいは電極の
前に設けたスリット(シールド板)を回転・振動させたりして、静電気による電界
を変化させ、発生する交流電圧を増幅して静電気量を測定しています。

※この電極を振動させるのに、圧電素子を応用しています。普通紙コピーの感光体
に帯電させる静電気の制御用として、TDKやムラタなどから、こういった方式の
ユニットが市販されています。手に入るのなら、どんなものか使ってみたかったの
ですが、大阪・日本橋のジャンク店では見つけることができませんでした。

●OP−AMP

 使ったOP−AMPは低電圧でも動作する「ICL7611」です。オリジナル
はインターシルですが、現在はマキシムから入手できます。
 電池1本の電圧で動作する性能を持っています。今回はプラス・マイナスにメー
タを振らさなければならないので、単3電池2本で正負両電源を作って動かしてい
ます。
 このOP−AMP、IQ端子(8番ピン)の接続方法で動作電流が設定でき、
「10μA」「100μA」「1mA」の3種類から選べます。
 最初はいちばん消費電流が少なくなるように配線していました。しかし、この
モードでは、出力電流が取り出せなくってメータが振れません。(マイナス側の
ドライブ能力が不足)100μAモードでもドライブ不足ぎみで、結局、1mA
のモードにしています。
 入力バイアス電流は1pA(平均値)という性能で、テラΩ単位の入力インピー
ダンスです。この高い入力インピーダンスを生かすため、非反転入力ピンをフロー
ティング状態で使います。その入力保護のために10MΩを直列に接続します。
ICL7611の入力には、静電破壊防止用のダイオードが内蔵されており、加
わった異常電圧はプラス・マイナスの電源端子に逃げるようになっています。

●組み立て

 ガラスエポキシ材の片面全穴ユニバーサル基板に回路を手組みして、市販のアル
ミケースに電池ボックスとともに組み込んでいます。
 このとき、OP−AMPの非反転入力(3番ピン)だけ外へ折り曲げ、1ピッチ
(2.54mm)ずらして実装し、その足と10MΩ抵抗の周囲をグランドで囲う
ようにしてに配線しています。ハンダ付け後のフラックス(ハンダのヤニ)除去な
どはしていません。
 検出電極は3mm径のビスです。絶縁ブッシングを使ってシャーシから浮かして
固定し、10MΩの抵抗とつなぎます。ビスの先に大きめの金属ワッシャをナット
止めすると、面積が稼げるので静電気によく反応するようになります。
 回路のグランドはフレームグランドとしてケースに落とします。ケース自体も、
菊座ワッシャを使ってネジ止めし、構成部材が電気的につながってグランドに落ち
ているよう確実に接触させます。
 単3の電池ボックスは、±1.5Vと0Vの3本の線が必要なので、2Pのス
ナップは使っていません。金属部に直接ハンダ付けして電源を引き出しています。
 部品としてはセンターメータが入手しにくいでしょう。筆者の場合、手持ちパー
ツとしてこのメータを持っていたことが製作のきっかけとなりました。
 ジャンク店を物色するか、古いアナログ式FMチューナに付いているチューニン
グメータを捜すくらいしか手はないでしょう。新規に購入するとなると、納期も金
額もかかりそうです。
 どうしても手に入らないときは、普通のメータにマイナスのバイアス電圧を加え
るようにしてみてください。別図のようにゼロ点調整用のボリュームを付加します。
 今回DC方式にして困ったのは「誘導ハム」を拾うことでした。(関西ですので
60Hz)ローパスフィルタにすりゃいいだろうと、非反転入力とグランドの間に
コンデンサを入れたら、失敗です。
 入力抵抗があまりに大きいものだから、ちょっとのコンデンサでも「サンプルホ
ルダー」になってしまい、ピーク電圧がホールドされて応答がおかしくなってしま
います。
 この解決には、検出電極の形状を工夫するしかなさそうです。電極を外に出すの
ではなく、シールド板で囲うようなつもりで、ケースの内部に電極を設けておくと
安定するのじゃないかと思っています。

●使用感

 さて、組みあがったものの使用感ですが、静電気のたまり具合がけっこう分かり
ます。梱包材(エアクッション:いわゆるプチプチ)と衣類をこすり合わせると、
そりゃもうすごい帯電です。(うぶ毛が逆立つあの感じ、分かりますよね)こんな
ときプラス・マイナスどっちの電荷がどっちの素材にたまっているのか判断できる
ので、なかなかおもしろいものです。
 問題となった液体送出ポンプでも、静電気のたまり具合が分かりましたし、配管
チューブやポンプばかりか、装置から出ているセンサーの接続ケーブルでも、使っ
ている電線の絶縁材の種類によりずいぶん静電気のたまるものがあることが分かり
ました。
 これは、電線の引き回しをした作業者から「このケーブルつないだとき、パチッ
っときよったで」という話が出たので気になっていたのです。単純なシールド付き
多芯ケーブルですが、外装材の違いにより静電気をためやすいものがあることが判
明し、別のトラブルにつながらないか、心配事が増えてしまいました。こんなこと
も、今回の静電気検出器のおかげで分かりました。
 残念ながら、現在の方法では絶対値としての電界を測定することはできません。
メータの振れも、単に大きい小さいを示すだけで、単位としての意味はありません。
 また、対象物と検出電極の位置関係をつねに変化させているときは、その帯電の
強さによりメータが振れますが、動きを止めてしまうとしだいにゼロに近づいてし
まいます。その後、対象物から遠ざける方向に動かすと、反対の極性にメータが振
れます。この点から見ても、本格的に測定するにはAC方式を採用しなければなら
ないようです。

※部品リスト

・OP−AMP        ICL7611DCPA  ×1
 マキシム     @500
・1/4W・5%抵抗     10kΩ         ×1
          @5    (メータ感度に合わせて変更)
・1/4W・5%抵抗     10MΩ         ×1
          @5    (入力保護用)
・積層セラミックコンデンサ  0.1μF        ×2
          @20   (パスコン)
・ボリューム         10kΩ         ×1
          @100  (感度調整用)
・アルミケース        LUB−1        ×1
 鈴蘭堂      @1450
・2回路トグルスイッチ    MS−500F      ×1
 ミヤマ      @250  (電源スイッチ)
・単3電池2本組ボックス                ×1
          @100
・絶縁ワッシャ                     ×2
                (検出電極絶縁用)
・3mm黄銅ビス       長=25mm       ×1
                (検出電極として使用)
・3mm黄銅ビス       長=8mm        ×4
                (基板固定用)
・金属スペーサ        長=10mm       ×2
                (基板固定用)
・3mm黄銅ナット                   ×1
・3mm黄銅ワッシャ                  ×1
・3mm菊座ワッシャ                  ×6
                (ケースを確実に固定するため)
・コネクタ
       (電源:3、VR:2、メータ:2 計7pを使用)
・圧着端子                       ×2
       (電極の接続とGNDをフレームに落とすのに使用)
・ツマミ                        ×1
                (感度調整ボリュームに使用)
・ガラスエポキシ・ユニバーサル基板           ×1
 サンハヤトなど        (4cm角くらい)
・メータ     U−60 DC±100μA      ×1
 西澤電機計器製作所
      (100〜500μA程度の直流電流計。電流値により直列抵抗を
       変えて感度を合わせる。
       センターメータが入手できなければ、普通のメータを使い1kΩ
       ボリュームを追加してゼロ調整をおこなう。)
・電線少々
  ◎メータとケース以外は大阪・日本橋のパーツ店でそろう。
   OP−AMPは「共立電子産業」。
   メータは「デジット」にチューナ用のセンターメータ(ジャンク)があった。

※参考文献
(1)CQ出版,トランジスタ技術1980年6月号,静電気検出計の製作,西村昭義
(2)CQ出版,メカトロ・センサ活用ハンドブック,電位センサの概要,久万田明
※トラ技の広告ページを見ますと、「サンハヤト」から
 「静電探知器・EGロケータ」というものが発売されています。
   (\14000)
※工具の「ホーザン」からも「スタティックロケータ・Z−201」という
 静電気測定器がでています。(\35000)
   どんなものか、一度見てみたいものです。

=補足=
2008年1月16日 06時15分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年01月15日(火)
「危険学のすすめ」
先日、図書館で借りてきた本。
「畑村洋太郎著 危険学のすすめ」


六本木ヒルズで起こった回転ドアの挟まれ事故、この再現実験レポートを核にして、
様々なドアや扉、シャッターなどに人が挟まれたらどうなるのか調べています。
ダミー人形を使って、挟まれたときどんな圧力が人体、とりわけ頭部や頸部に加わるのか、
電車、自動車、エレベータ、当然ですが回転扉も含めて、自動、手動の差、などいろいろ
試されています。
数字やグラフの羅列ではなく、実験のプロセスが興味深く描かれているのです。

さて、この本の中に出てきた言葉で注目したのがこれ↓
『バカと技術屋はデカイものをつくりたがる』
『これはより優れた立派なものをつくろうとしたがる技術屋の体質を表現したものである。しかしながら、いまあるものよりも優れた立派なものをつくるためには、それ用の新しい技術と考え方が必要になる。これをつい「従来の技術の延長で行うことができる」と考えるところに大きな落とし穴があるのだ。大型自動回転ドアは、まさにその典型例ではないかと思った。…』

技術屋だけじゃなく、誰もがおちいる落とし穴かもしれません。

※過去記事:「失敗百選」
関連書籍

事故を起こした回転ドアの動態保存:三和タジマ
2008年1月15日 22時02分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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2008年01月14日(月)
OPアンプ1石でできる簡易型静電気検出器
トランジスタ技術の1999年7月号に掲載してもらった製作物です。
「居酒屋ガレージ(本店)BBS」でリクエストがありましたので、投稿原稿を発掘してきました。
これの外観は2007年05月14日 「鈴蘭堂」閉店を聞いてで記事にしています。

さて、まずは記事で使った写真。








そして、ちゃんとした静電気検出器の原理図。


これが製作した回路。

MOS FET入力OP-AMPを使ってバッファしているだけ。
増幅はしていません。
センターゼロメータを振らします。


センターゼロメータが入手出来ないときの対策。



=解説文はこちらへ=
2008年1月14日 14時29分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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2008年01月13日(日)
Newton 2007年12月号の記事で
Newton 2007年12月号


その中にこんな記事がありました。
心臓突然死を食い止めろ!
『救命の手段はただ一つ。AEDの電気ショックで心臓は生き返る』

心臓のけいれん、心室細動のしくみや、AEDの電気ショックがそれを解消する働きの解説です。
読み進むうち、気になる記述が出てきました。
    (文の一部は省略)
「心肺蘇生法を習ったことのある人は心臓マッサージと同時に人工呼吸もするように
教わったのではないだろうか。
実は、人工呼吸はせずに心臓マッサージだけを行った方が蘇生する確率が高いという
調査結果が明らかになった。
発見時にすでに心肺停止だった約4000人についてその後の回復率を調べると、
救急隊が到着するまでに心臓マッサージのみを受けた人のうち6%が回復したのに対し、
人工呼吸も同時に受けた場合は3%しか回復しなかったという。
集中して心臓マッサージを行うことで、心臓や肺に酸素がより確実に送り込まれるた
めだと考えられている。」

「ほほぉ〜」です。
AEDが導入されてから後、毎年受けている蘇生法の手順が変わってきました。
講習会では「心臓マッサージを優先」ということを聞いておりましたが、人工呼吸は
無視して良いという極端なことは出ていませんでした。
それがまた変わりそうです。

これを発表した長尾健さんの名前で検索するとあれこれ出てきます。

助ける勇気を! 日本救急医学
Sealion's Weblog 消える?人工呼吸
AHA-BLSインストラクター日記 〜 心肺蘇生教育最前線


※AEDや応急手当講習会に関するこのブログでの過去記事
2007年06月29日 「応急手当講習会」のお知らせ
2007年01月04日 駅に置かれてるAED装置
2006年12月17日 AED装置
2006年07月08日 応急手当の手順
2006年06月18日 「応急手当講習会」のお知らせ
2005年06月21日 「応急手当講習会」は7月10日
2008年1月13日 09時30分 | 記事へ | コメント(9) | トラックバック(0) |
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2008年01月12日(土)
ピン・ポン チャイム音 FFT
※=前記事=
ピン・ポン チャイム音
ピン・ポン チャイム音 圧電発音体タイプ

前にピンポン・チャイム音のオシロ波形をお見せしましたが、今回はそれをFFTして
「プツ音」発生の様子を観測してみました。

まずこれがスムーズにピンポン音を出したところ。

(クリックで拡大↑)

上側の波形が、観測した生波形。
中央がピンとポンの境目です。
前半(左側)がピンで1175Hz、後ろがポンの988Hz。

そして、下の波形がFFTした結果。
左端が0Hzで中央が2.5kHz。右端が5kHz。
1kHz付近に2つ山の基本が大きく出ています。
第2高調波が小さく第3高調波のレベルが高くなっているのが見えています。

さて、ピン・ポンのつなぎをスムーズにしないとこんなふうになります。

(クリックで拡大↑)

基本波の2つ山は同じです。
高調波もあまり変わりません。
大きな違いは基本波の下。
0Hz(DC)に向かってレベルが全体に上昇しています。
これが波形変化がスムーズでないときに出る「プツ音」の正体なのでしょうか?

※訂正!!
上にある2つの波形、FFTの観測点を間違っていました。
FFTを行ったch、スピーカ出力ではなくマイコンが出力するPWM波形(方形波)だったのです。
ピン・ポンの基本波に注目すると、2つの山のレベルが同じです。
本来ならレベルに差が出るはず。
それでミスに気が付きました。
それと、Cカップルしているオーディオアンプ、低域まで出過ぎています!

ですので、正しい入力波形とそのFFT結果はこうなります。

・スムーズなとき↓


・スムーズでないとき↓


このように、方形波入力をFFTしていたのです。
(入力波形の時間軸:5ms/div)


※スピーカー出力では

スピーカ出力をFFTしたのが下の波形です。

・スムーズなとき↓


・スムーズでないとき↓



入力波形取得の時間軸を「2ms/div」にしてみました。
FFTする周波数幅が12.5kHzになります。

・スムーズなとき↓


・スムーズでないとき↓


やはり基本波より低い周波数での変化が目立ちます。

2008年1月12日 15時43分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2008年01月11日(金)
碍子引き配線
JA3ATJさんとこでお話の出た「碍子引き配線」
その具体例となる写真がありました。







場所は…一番上の写真の太い柱から想像してください。
      (九度山・真田庵の台所です。)

このラインが生きているのかどうかは不明です。
おそらく電化直後、それこそ何十年も前に配線された
ものだと思います。
現在使っているラインは普通にVA線で配線されています。
爪付きヒューズの陶器製ヒュ−ズボックスも残っていたかなぁ。
今度行ったとき確認しておきます。

※真ん中の写真は電線の分岐ですね。
どうやってつないでいるのでしょう。
圧着? ハンダ?
昔の電気工事を知っている人! 解説よろしくです。

=続き=
2008年1月11日 22時31分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2008年01月09日(水)
ニッパー刃先折損
夕刻、失敗をやらかしました。
ニッパーの刃先を折ってしまったのです。
エンジニア(双葉工具)の「NZ-12」。
昨年買ったばかり。
ほれ↓






何を切ったかというとこれ↓


村田の圧電発音体。
外形22mm。

この足がこんな具合になっています。


このまま基板に挿すと、横に広がった金具部分のため、4mmほど基板から浮いてしまう
構造になっているのです。
ユニバーサル基板での配線で、基板に対しベタに着けたかったので、このベロを縦に
切って端子部分と同じ太さにしようと考えたのです…が、
いきなり面を切ろうとしたので、ニッパーが負けてしまいました。
チカラを入れて「ヤバイかも」っと思ったときは、刃が折れたあとでした。
細かな切断作業で重宝していただけに、もったいない。
シクシク。

=続き=
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ピン・ポン チャイム音 圧電発音体タイプ
=前記事=:ピン・ポン チャイム音

すでに真田庵・宝物資料館に取り付けてある分岐報知用チャイムの中身がこれです。


圧電発音体を使っているので、スピーカーとは周波数特性が異なるのでしょう、
PWM周波数を任意のタイミングで変えても「ブツ音」は気になりませんでした。
波形のアタックとレリーズはPWMのdutyを変えて音量を可変しています。
あまり大きな音ではありませんが、資料館内の報知ですので十分。
天井に取り付けたこのセンサーのすぐ横に配置して、館内に入った人に「センサーが働いているよ」ということを知らせます。
大きな音で鳴る報知器は本堂玄関付近に置かれています。
本堂の報知器と資料館とは直線で25mほどあるでしょうか。

=続き=

※真田庵で検索
oOピーちゃんハートOoさん
妄想過多な雑記帳さん
ミチクサダイアリーさん
キャンプキッズさん
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橋本駅駅前の「まことちゃん」像
正月3日の「真田庵」、南海電車で行ったわけですが、帰りは橋本駅から電車に乗りました。
で、駅前でこんな「像」に出くわしました。





「楳図かずお」氏の「まことちゃん」

駅前で「グワシ!!
インパクトのあるキャラクターです。
帰宅してから息子どもに「まことちゃんて知ってるか?」と聞いても「知らん」「誰?それ?」という答え。

さて、橋本駅とまことちゃん、どんな関係があるのかと調べてみると…
『作者の楳図かずお氏は橋本市の隣町である高野町生まれ・五條市育ち』というこ
とでご近所つながり。
しかし、まことちゃんが橋本駅にいてる理由、ほんとにこれだけなのか、いつから
いてるのか? 疑問は増すばかりです。

Wikiを読みますと…
『橋本市の広報誌に4コママンガ『オテンバ日記』を載せたり(1956年)、橋本駅に
『まことちゃん』の像が建てられたり(2002年)と、縁がある。』
ということです。
2008年1月9日 08時41分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2008年01月07日(月)
ピン・ポン チャイム音
PICマイコンを使って「ピン・ポン」というチャイム音発生にトライ。
和音は考えていないのでduty50%のPWM出力で音を発生。
PWM出力を持つ、8ピンの12F683を使ってみました。
  …何に使うか →真田庵に取り付けたセンサーの分岐報知

回路はまた今度ということで、その出力波形をご覧ください。


こんな感じでアタック時間とレリーズ時間を制御しています。
さて、問題はピン・ポンというPWM周波数の切り替える時に起こりました。
何も考えずにPWM周波数を切り替えると、こんな具合になるのです。



中央を境に方形波の周波数(周期)が変わっているでしょう。
その区切り目がなめらかではありません。
処理のタイミングにより、この部分の波形が変化します。
でもわずか2ms。
しかし、この音をアンプを通してスピーカーで聞くと「プツ」音として聞こえるのです。
  (スピーカー+箱の特性にもよるのでしょうが)
連続報知すると、ピンとポンの間に入るプツが気になってしまうのです。
わずか2msの不連続点が耳につくとはねぇ、です。
自分の耳がそんな検出能力を持つとはちょっと不思議。

そこで対策。
PWM波出力の↑↓エッジをチェックしてPWM周波数を変えるポイントを固定してみました。
それがこの波形。



これでピン・ポン間のプツ音がなくなりました。

おしまい。


※参考:モールス符号受信練習機のモニター音キークリック対策

=続き=
=続き FFTしてみた=
2008年1月7日 06時16分 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2008年01月06日(日)
大晦日搾りと正月搾り
正月はこんなお酒を呑んでいました。



両方とも純米・無加水・非加熱。
左が奈良県「豊澤酒造」の「豊祝」。
これが大晦日に搾ったお酒。
アルコール18〜19度。

右が長野県「田中屋酒造」の「水尾」。
これが正月搾り。「102本限定」。

いやぁ、おいしいお酒でした。
すでにカラっぽです。
2008年1月6日 19時58分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2008年01月05日(土)
真田山小学校の校章:六連銭
月刊「大阪人」2007年9月号特集「発掘玉造」で、気になる記事を見つけました。
玉造にある「大阪市立真田山小学校」の校章に「真田」の「六連銭(六文銭)」が使われているというのです。
400年前の大坂冬の陣で活躍した真田幸村の出城「真田丸」のそばにある学校なので納得できます。
しかし、本には校章の写真が載っていません。
ネットで調べても出てきませんし、ご近所ということで真田山小学校に行ってみることにしました。
(女房と二人、自転車で出撃!)

真田山公園の北側にある正門↓


学校の外から校舎のあちこちを見渡しても校章らしきものは見あたりません。
「ええい。突撃!」っと正門横のインターホンを「押」。

教頭先生に対応していただきました。
来訪の理由、「大阪人」に出ていたということと大阪城甲冑隊のお話をしましたところ、
こんな資料(パンフレット)を頂戴しました。




おっ! ありますよ、ありました。
表紙に使われているイラストの校章がこれ。


裏表紙、校旗の写真にある校章がこれ。


校旗では「○」の中の「□」が6つとも水平になっているのに、イラストの校章では角度が付いています。
どちらが正しいんでしょうね。

真田家の紋章
 |○○○|
 |○○○|
とは異なりますが、さすが明治7年からある学校。
大阪市の「みおつくし」のマークと組み合わされたこの校章、いつ頃から
使われたのか気になるところです。

ということで、真田山小学校の校章がどんなものであるか、無事解決しました。


※検索
歴史秘話ヒストリア:真田幸村|50代オヤジの独言
2008年1月5日 08時37分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2008年01月03日(木)
正月3日の真田庵
3日、冬とは思えないポカポカした日差しに誘われて、九度山・真田庵まで出かけてきました。
今回、車ではなく私にとって初めて南海電車を使って行ったのです。
JR桃谷駅から環状線に乗り、新今宮で南海高野線に乗り換え。
しばらく待って急行に乗車。
この急行、「橋本駅」止まりなので、「高野下」行きの2両編成電車に乗り換えました。
  ↓ キレイな車両。ワンマン運転。


橋本から3つ目の駅が「九度山駅」
「真田庵」まで駅から歩いて数分。

南側の門をくぐると…


晴れた空に本堂が映えておりました。


正月飾りの門松もばっちり。



※TB、コメント先
♪YONE・GUITAR♪さん
ほのぼのにっぽんさんぽ in ブログさん
幸せな時間〜あおい日記〜さん
寺社巡り お寺や神社巡りの記録さん :ケイトとハルの写っている写真がある!
気の向くままに♪あきみさ日記さん
you many,I need//さん
2008年1月3日 22時47分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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通天閣
昨日2日夕刻、安居神社から四天王寺に歩いて向かう途中、一心寺の前から見た「通天閣」



昔は自宅の屋根に上ったら見えていたのですが、さて、今はどうなんでしょうね。
長いこと見ていません。
2階屋根上のルーフタワーに上れば見えるかな。

※生野区から見る通天閣
地域のイベントの時、小学校校舎の非常階段(工事途中だったので建物の外に
階段が付いていた)から撮ったことがあるのを思い出し、探し出してきました。

大阪市立中川小学校校舎の4階から(屋上ではない)の撮影。
DiMAGE7iの最望遠(200mm)。
横1600ドットで撮ってあったのをリサイズ。

画面中央を等倍でトリミングしたのが↓

2005年7月23日18時過ぎの撮影。
小学校から通天閣まで直線距離およそ3.6km。

「新世界」から見上げて写した夜の通天閣
2008年1月3日 22時31分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
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日時計
昨日2日は、近所の寺社まいり。

まずは難波の法善寺。
そして、その近所で昼食。
「花かれん」というお店で、3000円のお寿司のコース。
何度か利用していたので、割引券をもらっていたのです。

その後、「谷九」の「藤次寺」へ。
「融通さん」と呼ばれているお寺です。

そこから南へ下って次は「生國魂神社」
「いくたまさん」ですな。
我々夫婦は25年前ここで結婚式をあげたのですわ。
境内はえらいぎょうさんの人でした。
今回の記事はここで見つけた「日時計」のお話です。

さらに南へ歩いて「安居神社」へ。
「大阪夏の陣」で討ち死にした真田幸村の「真田幸村戦死跡之碑」があります。

そこから自宅を目指し歩くコースを東に変え「四天王寺」、「御幸森神社」を通って帰り着きました。

さて「いくたまさん」にあった日時計、こんなのです。


15時頃でしたか、残念ながら日が陰っていて影は見えませんでした。
方角を「子丑寅…」と書いてあるのがイイですなぁ。

で、気になったのがこのグラフ。

「均時差」と書かれています。

こんな説明書き↓


ということです。
Wikiで「日時計」を調べるとあれこれ出ています。

ふつう「正午=太陽が真南へ」と思っているでしょう。
でも『地球の運動速度が一定でないため、太陽は正午に真南に来るとは限らない。』
ということで、その補正値が「均時差」。
それが最大16分ほど。
地球が1時間で15度回るので16分だとそのざっと1/4。
なかなか大きい値にちょっとびっくり。

「アナレンマ」という知らない用語も出てきます。
お正月早々、天文学の勉強でした。
2008年1月3日 07時43分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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2008年01月01日(火)
今年もヨロシク


本年も居酒屋ガレージ日記をご贔屓くださいますよう、
よろしくお願いいたします。

写真は和歌山県九度山町「真田庵」の台所。
井戸(現在はポンプ汲み上げ)の滑車。
女房が携帯電話 CASIO W53CAで撮影。

井戸の囲いの上に大きな天板が置いてあり、
それを机にして集っているのです。
2008年1月1日 07時25分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(1) |
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2007年12月31日(月)
ワンカップ切断:陶芸への道
=前記事=

ワンカップのガラス瓶切断プロジェクト、加熱の要となりそうな「ニクロム線」。
それをうまく保持できるよう、耐熱絶縁物を作ってみることにしました。
年末の買い物ついでに寄ったホームセンターで、ニクロム線の保持に使えそうなもの
はないかとあれこれ探索。
素焼きの植木鉢、瀬戸物の食器や仏具・神具…あれこれと。
う〜ん、もう一つです。
ふと立ち止まった手芸コーナーで目に付いたのがこれ。

「オーブン陶土」と書かれた「土」。





発売元のサイトは見つかったけれど、作り方についての詳しい解説は出ていません。
売っている「テキスト」を買ってくれということなのかな?

さて、どうなりますやら。
「焼くと7%〜10%収縮する」と注意がありますので、寸法に気をつけなければね。
2007年12月31日 07時25分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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清鶴酒造「香酔」
昨夕帰宅したら食卓の上にデンと置いてあったのでびっくり!
「JA3ATJ」さんからのお届け物。


高槻市の酒蔵「清鶴酒造」の「香酔」。

純米酒ではありません。
酒蔵の説明を見ますと「若干のアルコール添加」と記されています。



季節限定の無加熱処理の生酒。
無加水の18度。
ガレージ仲間が来る前に一口だけ味見させていただきましたが、さすが
まったりした味わい、美味しく仕上がっています。

酒蔵の場所(Googl Map)


この記事:「特区「とかいなか」の どぶろく『原いっぱい』」にコメント書き込みしたのが原因かな
と思っております。
ATJさん、大阪へ出てこられたときは、ぜひガレージお寄りくださいな。
今の季節なら関東煮でも用意しておきます。

2007年12月31日 06時59分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(1) |
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2007年12月29日(土)
セリアのニッ水電池その後
=前記事=(2007-11-14)

セリアのニッ水電池、4本のうち2本しか急速充電できません。
充電を始めてもすぐに終了してしまうのです。
三洋のNC-MR58も松下のBQ-390も両方ともだめ。
仕方なく10時間率充電の古〜い充電器を使っています。

これは94回目の放電。


ただし、10時間率充電器にセットして何時間か充電した後、
4本ともNC-MR58での急速充電にチャレンジ。
電池1(赤線)と2(緑線)がはじかれました。
電池3と4は最後まで充電。
それがこのグラフです。

0.8Vまでの深い放電をさせていますが、これで「カツ」が入ってこの後に急速
充電できないかという試みです。
 ↓
結局できませんでした。
やはりBat1と2がはじかれます。


20年選手の充電器、三洋NC-430で充電中のセリアのニッ水。
  ↓




定格充電電流「65mA」と記されているので、およそ20時間、ほぼ丸一日間
充電しなければなりません。

充電を14時間でやめて放電したのがこれ↓

95回目の放電となります。
放電終止時間はそろっていますが、放電維持電圧がバラバラ。
電池3が頑張っています。

さらに充電を行って、次回は20〜24時間後かな。

※96回目の放電
NC-430で22時間充電した後に放電。

2007年12月29日 20時29分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・電池 |
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2007年12月27日(木)
人面コンニャク:さらば
=前記事=

10日間続いたガレージの関東煮、昨日でおしまいです。
鍋をさらってきれいに掃除しました。

で、最後に残ったのがコレ↓


関東煮鍋の守護神、「人面コンニャク」。
煮詰まったダイコンとハヤトウリに囲まれておりました。
さて、最後。
遠慮なく店主が頂戴しまして、今回の関東煮はおしまいとなりました。
2007年12月27日 21時59分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ワンカップ切断:ニクロム線赤熱
=前記事=

まだ太いニクロム線は買ってきていませんが、手持ちのニクロム線での様子です。
撮影はリコーCaplio GX100のインターバル撮影モード。
さみしく一人で作業。


左側の円筒形物体がスライダック。
この赤熱具合で、出力電圧設定70Vくらい。

ワンカップをクルクル回して加熱。

しばらくすると「ピシッ」と音がします。
そこでニクロム線の加熱を停止。
そして水を入れたボウルに浸けると、うまくいけば「ポロッ」と切断した部分が水中に落下。
くっついていても「コツッ」とたたけば外れてくれます。

ニクロム線接合部の拡大。

セラミック素材(半固定ボリュームをバラしたもの)を使って絶縁。
ACコードとは圧着端子で接続。ハンダ付けはできませんので。

前準備としてきちんとしたキズ付けが重要なようです。
エエ加減にしてると、きれいな切断面が得られません。


ニクロム線のコイル、加熱すると膨張して「Ω」状の円周が大きくなり、
ワンカップの全周を均一に加熱できなくなってしまいます。
コイルの外形を規制するような何かうまい絶縁物、瀬戸物のお碗とか皿、灰皿などを
探したらと思案中。
どなたか「趣味の焼き物」をしておられたら、専用品を焼いてもらえないかと…


こんなの(アルコールを染み込ませたヒモでガラス瓶を切断)が見つかりました。
あまりきれいには切れていません。
ガラスを傷つける前作業はしていないようです。


=続き=
2007年12月27日 09時04分 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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